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1891☆小説☆読んでください!!おぐ7/24 9:11:442201cf/qxB4d4T3mI
前回のスレ・・・人気がなかったあ!!めげませんから!めげませんから!だから感想をプリーズ!!
では本編へ・・・

おぐ7/24 9:17:202201cf/qxB4d4T3mI||890
とりあえず、私は走った。
川って、けっこう大きな川らしい。すっごく水の音が聞こえる。私はひたすらその方向へ走った。
間に合わなかったら大変な事になる。人が一人死ぬんだから。

川についた。

(どこ!?どこにいるの!?)
私は必死で川沿いを走ってキュリさん達を探した。
でも、すぐに見つかった。あの、大きな声が聞こえてきたのだから。

「アイク!!気付いて!私は・・・私はあなたの目の前にいるのよー!!」

おぐ7/24 9:24:302201cf/qxB4d4T3mI||915
私はスッと、近くの茂みに入った。

「アイクっ!アイクっ!お願いよぉ・・・気付いて・・・ケイコとなんか一緒にいないでよ!」

キュリは必死に叫んでた。けど、キュリの目の前にいる少年(多分アイク)は何も気付いていなようだ。ただ、座って川を見つめていた。隣にはケイコがいた。

私はどうしても、うずうずして、ついに茂みから出て、叫んでしまった。
「馬鹿じゃないのー?あんたは普通の人には見えないんだから叫んだって無駄よー!キュリー!」

おぐ7/24 9:29:12201cf/qxB4d4T3mI||998
アイクは私の声にハッとした。ケイコの方も。
「キュリ?!」

「キュリ!!いるのかい?どこに!!!」
キュリのほうは、突然の事でビックリしているようで、おどおどし始めた。

「あ・・・アイク!気付いてくれたの!?」

「キュリ!どこにいるんだい?」

アイクは私の声に反応しているだけであった。キュリはがっかりした。
「アイク・・・」
キュリは何もせずにダーっと向こうへ走っていってしまった。

おぐ7/24 9:34:372201cf/qxB4d4T3mI||640
その後私は、まだなんかほざいてるアイクの元に駆け寄った。

「あんた、アイクね?キュリの元彼だよね?」
「そうです。キュリは・・・?」
「今まであんたの目の前にいたわよ!必死に叫んでたわよ!」
「え!?そんな・・・」
「いい?あなたはキュリに本気だったの?」
「も、もちろんだ!けど、死んでしまったから・・・」

「・・・「死んだから」か。まぁいいわ。信じてあげる。あんたはただの心変わりの早い男なんだね。本気の恋でも相手が消えたらすぐに違う人好きになっちゃうっていう!」

おぐ7/24 9:38:302201cf/qxB4d4T3mI||321
私は言い放って駆け出した。キュリを追って。追いつけるかわかんないけど。
けど、キュリはしばらく行った所で泣いてた。

「キュリ・・・さん?」
キュリは驚いて振り返った。
「誰?」
「え・・・と、私は志穂って言います。さっき・・・フェートさんの教会で、話を聞いてしまって・・・」
「そう・・・。」
それだけ言って、キュリはまた向き直り、泣き始めた。

私はすんごくイライラしてた。

おぐ7/24 9:44:232201cf/qxB4d4T3mI||152
「あの!キュリさん!その未練、早く切り捨てたらどうです?」

「な・・・!何て事を!私はアイクを置いて成仏なんてできないわ!」
キュリは必死に抵抗した。
「何でそんなに必死に抵抗するんですか?・・・」
「・・・!」

「もう気付いてるんでしょう?自分の心はもうアイク君から離れていっていることを。」
「べ・・・べつに・・・」
「あなたは、自分の心が軽かったのかと思って・・・それを隠そうとしているだけでしょう?それと、アイク君がたった3ヶ月で自分を忘れて他の女のものになった事の悔しさ。」

おぐ7/24 9:49:392201cf/qxB4d4T3mI||794
「そんなこと・・・」
「アイク君と、ケイコさん・・・もうすぐ結婚するんじゃないですか?指輪を買ったところを見たんですよね?キュリさん・・・あなたは以前に、ドレスを買ったところも見ているんじゃないんですか?それで余計に焦って・・・」

「・・・」

「もう、あなたがここへ留まる意味はなくなりましたよ?あなたはもう、幽霊なんですから・・・あなたが普通の人には見えなくなったのは・・・あなたの未練が薄かったからではないですか?あなたはもう成仏できます。」

「でも・・・でも・・・」

おぐ7/24 9:57:192201cf/qxB4d4T3mI||800
「3ヶ月・・・あなたが死んで3ヶ月です。死んだ事を悔やみますか・・・?」

「もちろんよ!」
「なら、自分を恨みなさい。そういう運命を背負ったあなたを。そして、恨み終わったら、また生まれ変わるために成仏しなよ。悲しい気持ちなんて忘れてしまうから。新しい恋もできるし。それから・・・アイク君の幸せを願ってあげなよ?」

キュリはさっきまで止まっていた涙を、また流し始めた。
「ありがとう・・・私の心をわかってくれて・・・ありがとう・・・。名前・・・もう一回聞かせて?」
私はニッコリ言った。
「志穂です。」

おぐ7/24 10:3:342201cf/qxB4d4T3mI||798
「シホ・・・あなたのことはずっと忘れたくないな・・・」

だんだんとキュリの姿が薄れていった。
「キュリさん・・・成仏するんですね・・・。良かった。」

「アイク・・・幸せになってね。・・・あのね?志穂・・・」
「?」
「私・・・アイクとか・・・ケイコとか・・・そういうんじゃなくて・・・この世界自体に未練があったのかもしれない・・・とっても楽しかったから・・・・・・・・・・」

キュリの姿は完全になくなった。私は呟いた。
「キュリさん・・・生まれ変わってもきっと楽しい人生が待っていますよ・・・」

おぐ7/24 10:9:102201cf/qxB4d4T3mI||393
私は走って教会に戻った。そしたらパイクもいて・・・フェートさんと話してた。
「志穂!おまぇ、すげーな!」
わけがわからない私にフェートさんが説明してくれた。
「志穂さん・・・あなたはすごいですね。キュリさんを成仏させるなんて・・・さっき気配が無くなったので・・・驚きましたよ!ありがとう。」
「いえ・・・私こそ・・・最後にキュリさんの笑顔が見れて良かった・・・。」

「そんでな!今話してたんだけど!」
パイクが興奮して言った。
「おまえ、ここで一緒に相談・解決屋やろーぜ!!!」

「・・・は?」

おぐ7/24 10:10:332201cf/qxB4d4T3mI||247
終わりです。これで2が終わりなんです・・・。いやぁ・・・どうでしたか?長ったらしくなりましたが・・・。

感想どんどんお願いします!!

かめっこ7/24 11:23:152191cfUI/yHdb0Xns||456
やっぱおぐすげぇ〜。
おもしろいYO〜。

☆のぞみ★7/24 12:50:22191cfGBtdK3WyDLI||106
つか途中でシホが志穂になってるよぅ。ねぇ誤字なの?ねぇねぇ。この事はまた児童館で話そぅねぇ  あ,あとココにカキコしろって言われたから言うケドさ〜・・・やっぱい〜や。また月曜にあいましょ★☆

おぐ7/24 18:14:342031cffHfHDodjvt6||221
なんだよーのぞみー!シホは誤字ではないよ。わざとだよ。そー気になる事をここへ書くなよぅ。月曜にもどってくんだ?夏休みなのにいつもどうりなんだね。まぁ、いいけど。

おぐ7/24 18:42:72031cffHfHDodjvt6||75
まだまだ、感想カキコよろしく!!!

いおり♪7/24 21:40:332181cfkamRL.ytYYw||928
面白いです!
志穂の叫びがキュリに届いて本当によかったぁ。
また続き書いてください!

☆のぞみ★7/25 14:30:72191cfGBtdK3WyDLI||555
なにナニ?つぅコトはシホは日本人説浮上ですか?それってどうよどうなんよ?
まぁいぃやバイバイ。
    P・Sいいじゃん月曜に帰ってきてもその事については出会い系で


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