戻る
1945八月の空とか人の心の色なんかが思い出せないのでダンディずん7/25 19:18:46122cfV6ngILrrAgo

ダンディずん7/25 19:18:166122cfV6ngILrrAgo||44
*ScottiWhiskyとArcadiaの関係性*

今年最後の入道雲は
どこまでも大きく真っ白で
あの一番目と二番目の
ふたつの雲の隙間には
とても美しい国があるような
そんな気さえもしてきます

  「おーい」

  「あ、おかぁ」

  「ゆかちゃん、バッグ持ってきてあげたわよ」

  「うーん」

ああ、そうでした
それは 地上にあったのでした

一瞬 雲の向こうに夢見た理想郷も
この目の前に広がっていたのです


だから私に

強いお酒ください

強いお酒ください

ダンディずん7/25 19:18:416122cfV6ngILrrAgo||497
*河畔にて*

ぬるく湿った川岸で
 今日は猫もいません

やまからおりたとんぼらが
 あんまり低くとんでるので
  わたしはたびたびどきりとします

 ――どうも もうすぐ おしめりきますかな

 ――ええ そうでしょう なにしろこの あつさだもの

こどものように おこったふりして
あいさつしている なつあかね

ダンディずん7/25 19:18:566122cfV6ngILrrAgo||392
*KARMAと夏*

彼女はおそるおそる
 私の名前を確認した

それで私も
 少し慌てて
 「はい」
  と答えたのだ

それはもう
 一年も前のかすかな記憶によって描かれた
  生という不思議の
   パステルカラーの縮図です

さやぐ さやけき こころのにわに
 あらたなはなが さきました

ダンディずん7/25 19:19:126122cfV6ngILrrAgo||274
*学び舎*

 あの空間は

 サーチ・ライトが乱れ交い

 夏でも冷気に満たされる

 そこで業に焼かれた私のこころは

 ふと空を見上げます

 そこには 小波む青と白

 むくのきからの かすかなこもれび

marinoe7/25 21:2:302181cfI8pDiqSSOyU||673
ずん様、こんばんは♪

8月の情景がどうしてこんなに切なくなるのでしょう
夏の残り香が盛りの終わりを予感させたからでしょうか。。。
まだ、こんなに暑いのに、まだ燃焼中だというのに、
季節はやっぱり、秋の気配を運んできます。
夏を想い出に生きるには、人は一人では寂しすぎるのでしょう
あお、蒼、碧に血のような紅が静かに、静かに広がっていきました

ちょっと、胸をわしづかみされた私も琥珀の液体を掌でユックリ、揺らす事にします。

こいしゅん27/25 21:34:372182cfXJ40FckAi6s||786
同じく ダンディずんさん今晩は〜また今宵も暑いですよ〜^^;

の詩の事ですが・・・う〜ん、おこちゃまのボクにはよく分かりませんが、切ない感情が沸き上がって来ました。
言葉・・・という物は意味が分からなくても、その形、込められた感情によって大きく変化し、読んでいる・・・いや、その言葉を見ているだけで、ダンディずんさんの心・思っている事が伝わってきそうです。

そうですね・・・ボクは星の砂でも揺らしましょうか^^

桃代7/26 0:17:342111cfcOzCZ3JxIC2||401
こんばんわ。タイトルに惹かれて
すっかり読みふけってしまいました。

「KARMAと夏」は個人的に好きです。
パステルカラーに包まれた生の縮図、
眼を瞑れば浮かんでくる虹色の夏の記憶。
人の心の色も空色、茜色、萌黄色・・・こうやって
虹のように絶えず変化していくのでしょうか。

いのちの黄昏、芸術の黄昏、人類の黄昏。
貴方の詩を見ていると、好きなこの言葉の情景が
自然と胸に込み上げてくるのです。


ベベル7/26 1:14:212031cfxIoXLXR8ohI||263
( ゜▽゜)/コンバンハ

ずんさんがココに込めたメッセージを全て目にするには私は背伸びをするしかなく
伸ばしたつま先を戻せばまた見えなくなってしまう気がします・・・
等身大の自分で、目の前に見える入道雲に夏をかみしめては、
あのころの思い出にふけってみようと思います。
体いっぱいに夏の日差しをあびながら・・・


ダンディずん7/26 9:48:226122cfV6ngILrrAgo||256
marinoeさん、感想ありがとうございます
いつもあなたの詩を読むと つい自分も、と思ってしまう私です

夏は一番短い季節のように感じられます 
この鮮烈な空や海も 気がつくと初秋の色艶やかさに染まりはじめ 
やがて彩なす木の葉が人の世に生きる哀感をもたらすでしょう

八月はその合間に訪れる、陽炎のような茫漠とした一つの季節ではないでしょうか
そしてそれは、わたしの中に息づく、どの夏の記憶たちともよく似た色をしているのです

もう 七月も終わりですね

ダンディずん7/26 9:52:446122cfV6ngILrrAgo||226
こいしゅん2さん、レスありがとうございます
私も 読む、というのは「字を読む」ということ以上に「その文の裏を読む」=「筆者のこころを読む」ことだと思います
字面にとらわれないようにしようと気をつけつつも、やはり時に技巧に走ろうとしてしまうことがたびたび
まだまだ修行がたりないようです
そんな私の文ですが、なにかを読みとっていただけたのなら幸いです

ダンディずん7/26 10:0:236122cfV6ngILrrAgo||17
桃代さん、こんにちは 先日はお手紙ありがとうございました

人の心を感じる時、それはどこか八月の空のような 
澄んでいるようで霞んでいたり、朱のようで青かったり
闇の無意識に向かう途中の、脈動する夕映えの景色のような不思議な眩暈の世界のようで
その目まぐるしさの後ろになにか大きな佇むものを見てしまった気分になります

黄昏に生きることは きっと人と物の中間になることだと私は思っています
そして、それが私の理想でもあるのです

ダンディずん7/26 10:4:546122cfV6ngILrrAgo||670
ベッツィ、感想ありがとう 
あなたはいつも生気にあふれているように感じます 非常に夏が似合う方ですね
きっとあなたが思い出の中に見るのは美しい時代と無邪気なあなた自身の子供の時の姿でしょう
そして、そんな夏の思い出はそれぞれ皆が大事に取っているものなのかもしれませんね
あなたの夏を ちょっとひざをかがめて見つめてみるのもいいかもしれませんよ

銀月7/26 19:59:312182cfLMvpixotkc6||224
こんばんは^^ノ
感想が被ってしまうから、日を変えて・・・とか思ってたら、
素敵なレスの並びに後ずさりしてます^^;
ここ数年の夏は、学業に仕事に忙しくて・・・入道雲を見上げる
心の余裕がありませんでした。今は、雲の隙間に広がる桃源郷を
こっそり想像してみたりしています。
明日、晴れてたら・・・空を眺めてみようかな^^


本文(<>," shift+7使用不可)
 ※メルアドや電話番号を公表してはいけません、荒らしを批判するのは「俺が神掲示板」以外は禁止!
 
特殊文字 by.チビファンタジー