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2012同じ空の下で〜一章〜「動き出す運命」二話祥大7/27 16:47:72192cfjwWTQQyXEQ.
http://chibifantasy.com/bbs/t12-1764.htmlが、〜序章〜です^^
http://chibifantasy.com/bbs/t12-1940.htmlが、〜一章〜の一話です^^
えっと、「共通世界(仮)」(http://chibifantasy.com/bbs/t12-1731.html参照)の作品です
最近、話が思うように進まなくて、書くのが遅れてます
ま、がんばりますので見てください^^
では、本編へレッツゴー!

祥大7/27 16:48:562192cfjwWTQQyXEQ.||176
「おい!鈴、起きろよ!飯だぜ!」
飛鳥の声。その声によって、鈴は目覚めた。
 ゆっくりと起き上がる。顔は、先ほどの夢のせいか少し元気がない。それを見るたび
飛鳥は
「おい、元気ないな。どうした?」
と、聞いてくる。
「え・・・あ、ちょっと昔の夢見ちゃってね・・・」
私はそう答える。
 さらに横で聞いていた真優が
「鈴さんの過去ってどんなのなんですか?」
と、聞いてくる。

祥大7/27 16:49:112192cfjwWTQQyXEQ.||974
「知りたい?じゃ、ご飯でも食べながら語ってあげるわ。でも、聞いて後悔しないでよ?」
私は椅子に座りながら言う。飛鳥も真優も椅子に座る。
「じゃ、聞かせてあげる。あれは、6年前のことだったわ」
私は、語り始めた。


祥大7/27 16:49:352192cfjwWTQQyXEQ.||542

「ふーん、魔剣って言ってもこんなもんなのねー」
地下の部屋――いわゆる、研究室のようなもの――で、春奈は残念そうに言った。
「これぐらいのものなら、分解とかしちゃっても、すぐに直せそうだし・・・。分解しちゃおうっと!」
不吉な声があたりに響いた。
「でも、分解だけじゃおもしろくないわねー。どうせなら改造でもしちゃおうかしら?」
 持ち主がこのようなことを聞くと、血の気が引くが、持ち主がいない場所なので関係ない。

祥大7/27 16:49:582192cfjwWTQQyXEQ.||539
 春奈の独り言はさらに続く。
「ここがこうなって・・・。そうだ!ついでにタリスマンとかを取り替えられるようにして・・・。そうねー、あそこはこうして・・・」
考えが尽きない研究者だった。
 ――もちろん、これが彼女にとっての「見せる」という行為である。


祥大7/27 16:50:282192cfjwWTQQyXEQ.||258

「と、まぁ、こんなものよ」
私は、語り終えると水をゴクリ、と飲んだ。
「ひでぇ話だな。魔道師って皆そうなのか?」
「私みたいなケースもあれば、親がずっと守ってくれているってこともあるらしいわ。まぁ、私みたいのが一番多いけどね」
飛鳥の質問に、私は軽く答える。
「そんなことがあったなんて・・・。嫌なこと思い出させました。ごめんなさい」
真優は、立ち上がってペコリ、と頭を下げて謝る。
「いいの、いいの。それに、この話をするのは嫌いじゃないから。嫌な思い出あると同時に、大事な思い出でもあるから」
これを聞いた真優は「そうですか」と言って、また椅子に座りなおす。

祥大7/27 16:50:542192cfjwWTQQyXEQ.||488
「じゃ、私の話はこれくらいにして・・・。今度はあんたたちの番よね」
「「・・・え?」」
「だからぁ、飛鳥と真優の過去の話もしなさいってこと!」
「いぃぃぃ!お、俺はまた今度、話すから・・・」
「わ、私も・・・」
2人は、ここで話すつもりはまったくないらしい。聞き逃げ、とでも言うのだろうか?
「わかったわ・・・。でも、話さなかったら痛い目に遭わせるからね!」
「「はい・・・」」
2人は声をそろえてうなずいた。
 このときの鈴の目は、本気の目だった。
 ――でも、真優の今度っていつだろう?
 このことが気になったが、私はあえて言葉にはしなかった。


祥大7/27 16:51:162192cfjwWTQQyXEQ.||617

「・・・そういえば。飛鳥さんたちは『連続破壊魔』の噂、知ってます?」
食事の片付けも終わって、椅子に座っていた私たちに突然、真優が尋ねてきた。
「何、それ?知らないわよ。多分、飛鳥もだろうけど・・・。どういう噂なの?」
「えっと・・・。最近、ある町が魔道師によって破壊されたらしいんです。しかも、また次の日には違う場所、そのまた次の日にも違う町というふうに」
「ひどい話だな・・・」
飛鳥が簡単な感想を述べる。しかし、「ひどい」以外に当てはまる言葉はない。

祥大7/27 16:52:62192cfjwWTQQyXEQ.||176
 真優は、さらに続ける。
「しかも、町の人も1人残らず・・・殺されてます」
「それ・・・、本当?」
「はい。でも、問題はここからなんです。その破壊魔の次の狙いが、この町なんです。昨日は、隣の町が襲われてます。次はきっとこの町でしょう」
「そうなの・・・。でも、大丈夫!心配ないわよっ!」
「え・・・?」

祥大7/27 16:52:302192cfjwWTQQyXEQ.||102
「私と少しだけ強い飛鳥がいるのよ。返り討ちのしてあげるわ!」
「少しだけじゃなくて、最強だっつうのっ!ってか、余計なことに首突っ込むなぁ!」
「余計じゃないわよっ!お世話になったんだし、うまくいけば町から謝礼金がもらえるかもしれないし・・・」
「結局それかぁぁぁ!」
しばらくこのような会話が続いた。
 隣で見ている真優は、この漫談のせいで、必死に笑いをこらえている。

祥大7/27 16:52:512192cfjwWTQQyXEQ.||674
「ま、そんなことで安心しなさい。私たちが守ってあげるから!」
「お前じゃ、安心できないって!」
「・・・あのぅ・・・。これがホントの性格ですか?最初とはまったく違うような・・・」
真優が尋ねる。
「気にしないで。これが普通だから」
「気にするだろっ!普通!」
「・・・じゃ、守ってくださいね。信用してますから」
そう言って、真優はこの部屋を後にした。
 相変わらず、その部屋では漫才じみたことをしている。
 このとき、真優はこう思ったそうだ。
 ――この人たち、信用してもいいのかな・・・?

祥大7/27 16:53:392192cfjwWTQQyXEQ.||849


「次はここだ・・・。ちょうど人数も手ごろだしな・・・」
 路地裏。そこで男は計画を考えていた。
「今までに襲った町は13ヵ所。殺した人間は4250人。ここではどれくらい増えるだろうな・・・」
不気味なつぶやき。さらに男の声。
「だが、いくら殺しても足りないな・・・。復讐するには世界中の人間を殺さないと気がすまない・・・」
ここに人は1人しかいない。おそらく、一人旅――いや、単独犯なのだろう。
「明日、決行だ・・・!すべては、魔道師のために・・・!」
この男は――そう、噂の『連続破壊魔』だったのだ。

祥大7/27 16:54:282192cfjwWTQQyXEQ.||758


続く(と思います)



祥大7/27 16:57:212192cfjwWTQQyXEQ.||125
あとがきです^^

同じ空の下で〜一章〜「動き出す運命」二話をお送りしました^^
お楽しみいただけたでしょうか?
今回は、まだ考えてなかったので少し短いですが許してください・・・
では、感想、指摘、使用等がありましたらレスください^^
次は二日後ぐらいにでも・・・

ラピ7/27 17:43:212191cfbrflvSUNgoE||611
間のとり方とか効果的にやってるのがすごいです〔意味不明なこと言ってすいません〕
だんだん面白くなってきましたね〜^^
続き楽しみにしています。

アスキ7/27 19:12:212202cfwKIgBablNMk||7
お疲れッス
剣は改造されて突っ込みは激しい・・・ちょっと飛鳥に同情ですww
そして前回のあれは鈴の夢オチでしたか^^; でも暗い過去持ちは後々あんな目に・・・
では、次回も楽しみにしてます。
フライ 「私にも喋らせなさい!鈴〜、機会があったら2人で飲みに行こうね〜」
アスキ 「未成年はお酒だめです!!」
滝 「じゃあオレなら・・・」
アスキ 「お前は宿代を払ってなさい!!ってお騒がせしました^^;」

いおり♪7/27 20:2:332181cfkamRL.ytYYw||612
面白いです!
飛鳥は剣無しでは戦えそうにないですね。
でも、その剣は今頃、ばらばらになってるかもw
飛鳥は戦えるのだろうか?
次回楽しみにしています!

恋苺7/28 12:37:282031cfvoKv0U0PQS2||316
ドゥモ

昨日はチビトモ募集しておきながら居なくてごめんねUυ
ってか久しぶりだねぃ↑↑..*;:゜

全然短くないと思いますよvvめぃには書くことすら不可能v≪爆
飛鳥ファイトv応援してますっ

祥大7/28 17:33:122192cfjwWTQQyXEQ.||69
感想のレス、ありがとうございます^^

今回からまじめにレス返ししますんで

祥大7/28 17:36:42192cfjwWTQQyXEQ.||920
ラピさん、感想どうもです^^
効果的な間のとり方ですか・・・
意味不明じゃないですよ^^
ではでは、続きを楽しみにされます(ぇ

祥大7/28 17:40:582192cfjwWTQQyXEQ.||682
 アスキ、感想どうも^^
飛鳥「俺も言われてるからレス返し」
 飛鳥に同情、ありがとうです
飛鳥「で、剣のほうはどうなるんだ?」
 あと、鈴はまだ他にも過去がありますからそれは今度に
鈴 「あ、飲みに行くわよ〜^^フライ」
春奈「こういうのばっかじゃ疲れるしあたしも気晴らしに連れてってねー」
飛鳥「さりげなく無視すんなぁぁぁ!」

祥大7/28 17:43:362192cfjwWTQQyXEQ.||530
 いおり、感想どうも^^
 飛鳥は剣なしでは戦えない・・・そんなことわかんないな・・・考えてないから!
飛鳥「考えろよっ!」
 あ、あと剣はどうなるかはお楽しみに^^
飛鳥「答えになってねぇ!」
 気にするな・・・
飛鳥「気にするだろ、普通・・・」

祥大7/28 17:46:122192cfjwWTQQyXEQ.||485
 めい、感想どうも^^
 そんなこと気にしてないからいいよ^^
 んーと、いつもよりは短いんだけどね
飛鳥「がんばるぞ!」
 ちょっと乗り気か?飛鳥
飛鳥「そういうこと」

なんか、飛鳥のファンがたくさん??


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