2063 | 現代陰陽師・四話(第1シリーズ) | えりんぎ | 7/29 3:6:8 | 2101cfclV69ZbqhwE |
「なんだったんですか・・・あの人は。」 「あーいうヤツなのよ。あいつは。んで?資料は見つかったの?」 「ハイ、彼女成績優秀だった為詳しく書かれていました。住所もバッチリです」 沙耶は、ノートパソコンを覗き込むと保存に時間がかかるだろうと思い手帳に事件の要点を書き出していた。遺体の状況や、霊による仕業かどうかの判別結果などが、次々に手帳に書き出されていた。他人から見れば、謎の造形文字にしか見えない。 しかし、このような文字を書く理由はちゃんとある。 |
えりんぎ | 7/29 3:12:33 | 2101cfclV69ZbqhwE||395 | ||
現代陰陽師の扱う事件のほとんどが、危険であり重要なモノだ。その為、事件内で覚える事も多く手帳に書き出す者が多い。沙耶もその一部だ。この手帳を加害側に読まれたら警察沙汰ー。いや、法律にもひっかかる。 そこで、とある人物が沙耶に「自分にしかわからない文字で手帳に記せ」と、いうアイディアを出し現在の形になっている。これは樹些でも解読できない。 「保存完了しました!行きましょう!」 樹些が沙耶の手を引っ張ろうとしたその時、聞き覚えのある声がした。 「ワタシも付いていきます!」 |
えりんぎ | 7/29 3:18:57 | 2101cfclV69ZbqhwE||290 | ||
そういって来たのは、相原瀬奈だった。沙耶は少しだけ冷たい目線で相原に言った 「あのね、ここからは私達の仕事なの。場合によっては、怪我なんて当たり前なの。だから、あなたはここで待ってなさい。」 「嫌です!!ワタシはシオリの一番の親友です!親友の亡くなった原因がわかるまでワタシはずっと付いてきます!」 相原のあまりにも必死そうな思いを見て、沙耶と樹些は顔を見合った。そして、あきらめたような顔をして沙耶は言った。 「・・・わかったわ。でも怪我をしてもあなたの責任。事件に集中しすぎて助けられないかもしれないわよ?」 |
えりんぎ | 7/29 3:24:39 | 2101cfclV69ZbqhwE||643 | ||
「それでも構いません!」 「じゃあ、おいで。樹些、車を出して。」 沙耶と樹些と相原は道路に向かって歩き出した。その時、沙耶のすぐ近くにいた相原のクラスメイト、優魅という人物がヒソヒソと話していた。 「ねぇ、瀬奈と藤崎さんって仲よかったっけ?」 ☆第四話終了でございます。文の途中で出てきた「とある人物」とは誰でしょうか? 感想が多く来れば次回、出てくるかもしれません(結局それかい)第1シリーズがクライマックスに近づいてきました。この評判が良ければ第2シリーズも書く予定ですでは〜ww |
マーブル☆ | 7/29 8:55:28 | 2191cfsAHlLorGiCA||420 | ||
頑張ってください |
祥大 | 7/29 13:59:30 | 2192cfjwWTQQyXEQ.||470 | ||
こんにちは^^祥大です クライマックスに近づくにつれて、続きが早く見たくなるわけで・・・ 仲良しじゃない疑惑がかかってるし では、次回も待ってます^^ |
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