2064 | クレヴァ♯第三話「命を持たない人間」 | マジュニア | 7/29 8:6:44 | 2031cfPkRgr2C3mOI |
気は物体を強化させたり、物体を変形させる戦闘技術だった 自分の気を使って気術を使う者を気術師と呼んだ 封印された扉が二つ自分自身の中にあった・・・ 望むものを生み出す再生の扉「クレヴァ」 望むものを消し去る混沌の扉「ディスト」 扉を開こうとした少年の物語がはじまる・・・ 真実は常に動き続けている 真実を追い求める二人の前に現れる者の言動が 二人を新たな道へ踏み出す鍵となる・・・ それでは第三話はじめます |
マジュニア | 7/29 8:7:6 | 2031cfPkRgr2C3mOI||649 | ||
第三話「命を持たない人間」 噛み付かれたのはクラウズの右腕だった。黒い刻印がオルグの目に入った。 クラウズ「・・・食いちぎってくれ、刻印の呪いごと俺の腕を」 噛み付いたオルグは慌ててクラウズから離れた。 |
マジュニア | 7/29 8:7:22 | 2031cfPkRgr2C3mOI||667 | ||
オルグ「その刻印は・・・悪魔の刻印か。なぜ貴様が持っている」 クラウズ「開けてはいけないお前らの扉を開けたからだ」 オルグ「・・・なんだと、扉を開けた者は命を奪われる」 ニット「おいらの命はもうないよ。クラウズは右手を、おいらは命を・・・」 |
マジュニア | 7/29 8:7:34 | 2031cfPkRgr2C3mOI||522 | ||
クラウズ「ニットは俺をかばって命を奪われた」 オルグ「なぜ生きているんだ。命を持たない人間だと・・・」 どこからか大剣が飛んできてオルグを貫いた。 |
マジュニア | 7/29 8:7:47 | 2031cfPkRgr2C3mOI||942 | ||
大剣で貫かれたオルグの前に不気味な笑みを浮かべた男が現れた。 茶色いコート、赤い眼鏡。危険を感じさせる格好で現れた。 ハヴ「俺はハヴ、命を持たない人間だよ。仲間がいたとはね、ニットだっけ?」 |
マジュニア | 7/29 8:7:59 | 2031cfPkRgr2C3mOI||134 | ||
クラウズ「・・・お前が命を持たないだと、ありえない事を言うな」 ハヴ「ありえないだと?そこにありえているじゃないか。ここにも俺がいる」 クラウズ「ニットが生きているのはオルグの封印を解いたからだ。この黒い刻印で・・・」 ハヴ「オルグの解放の代償ってことかい?君は何を求めて扉を開いたんだ?」 |
マジュニア | 7/29 8:8:16 | 2031cfPkRgr2C3mOI||147 | ||
クラウズ「求めたのは弟の命とニットの記憶だ。扉の向こうに弟もニットの記憶もなかった」 ハヴ「今、どこかで存在してるんじゃない?ニット君の記憶もどこかに」 ニット「おいらの記憶がどこに存在するんだ?」 ハヴ「命を持たない人間に記憶を植え付けることができるんだよ」 |
マジュニア | 7/29 8:8:32 | 2031cfPkRgr2C3mOI||191 | ||
ニット「おいらの記憶が命を持たない他の人間の中に・・・」 クラウズ「俺の弟の命とニットの記憶がどこかにあるんだな」 ハヴ「おそらくな、それより仲間にならないか?ニット」 クラウズ「なんだと、ニットは俺の大切な仲間だ」 |
マジュニア | 7/29 8:8:46 | 2031cfPkRgr2C3mOI||133 | ||
ニット「おいらは、クラウズと一緒に行く。命を持たない仲間より大切だから・・・」 ハヴ「そうか、俺はまた君を連れて行こうとするだろう。ではまたいつか」 クラウズ「待て、教えてくれ。再生術を」 目の前にハヴはいなかった。大剣に貫かれたオルグの姿だけが目に映る・・・ 新しい真実を求めて二人は新たな地へ旅立った・・・ |
マジュニア | 7/29 8:11:47 | 2031cfPkRgr2C3mOI||733 | ||
第三話「命を持たない人間」完 次回予告 目の前に現れた命を持たない人間 ニットを仲間に引き入れようとするハヴ ハヴの圧倒的な力が犯罪を取り締まる、機動隊に向けられる 命を持たないということが犯罪になるとはニットも思っていない・・・ |
マジュニア | 7/29 8:13:40 | 2031cfPkRgr2C3mOI||998 | ||
少しずつ真実を明らかにしていきます その中で揺れるニットの気持ちを言葉にうまく表現できるように頑張ります 次回予告に書いた、機動隊ですが警察のようなものです 気術師について説明が足りないと思っていたので説明します 物語が進むと説明があるのですが・・・ |
マジュニア | 7/29 8:24:20 | 2031cfPkRgr2C3mOI||308 | ||
人間の持つ「気」 気術とは気を用いる特殊な技のようなものである 戦闘術・・・己を強化する、武器・防具を強化する 変換術・・・石や金属で自ら武器・防具などを作成。極めると炎等に気を変換する 再生術・・・二人が追い求める術。極めるとあらゆるものを再生可能になる 基本術がこの3つ、気術を極めた者には他に術を持つものもいる 最初から備わっている技が存在する。二人にも特殊な技がある。 修行して見出した才能が最初の業となっている。二人の技は物語の中で・・・ |
和泉直人 | 7/29 9:58:43 | 2194cfUW0Vexqz5m.||512 | ||
内容的にもなりたってるのでいいと思います。おもしろいですし(ボソ |
loveless | 7/29 13:37:4 | 6112cf8YtXlW84RLI||334 | ||
新たな人物の登場、ニットの命。 ああ、やっぱり惹かれる要素が沢山あるなあ>< 台詞が多い分、キャラがとてもイメージできるのです。 脳内で映像が駆けめぐります。 素敵なお話、ありがとうございました>< |
いおり♪ | 7/29 13:39:12 | 2101cfGNxYMJntlnk||793 | ||
命を持たない人間って凄いですね。。面白いです |
マジュニア | 7/29 15:16:10 | 2031cfPkRgr2C3mOI||711 | ||
皆さん、感想ありがとうございます。 とても感謝しています。これからもよろしくお願いします |
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