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2092クレヴァ♯第四話「ヴァイオレット」マジュニア7/29 21:0:342031cfPkRgr2C3mOI
気は物体を強化させたり、物体を変形させる戦闘技術だった
自分の気を使って気術を使う者を気術師と呼んだ
封印された扉が二つ自分自身の中にあった・・・
望むものを生み出す再生の扉「クレヴァ」
望むものを消し去る混沌の扉「ディスト」
扉を開こうとした少年の物語がはじまる・・・


命を持たない人間がこの世には生まれる
扉を開いた者に課せられる代償が命である限り・・・
命を失わずに扉を開いた者がいた
名はクラウズ、右腕に黒い刻印を残して彼は生きている

それでは今日、二話を載せることになりますが
第四話をお楽しみ下さい

マジュニア7/29 21:0:572031cfPkRgr2C3mOI||443
第四話「ヴァイオレット」
望むもの存在を知った。新たな地へ踏み出そうと歩き始めた。
その頃、ハヴは草むらの道を歩いていた。黒い格好をした何かが潜んでいる。
ハヴ「出て来いよ。俺とやり合おうなんていい度胸だぜ」
草むらからは軍人のような人が出てきた。手には手裏剣を持っている。
ハヴ「機動隊の奴らか。扉開けたくらいで指名手配かよ」

マジュニア7/29 21:1:342031cfPkRgr2C3mOI||554
機動隊「扉を開くと魔界の者が来てしまうんだ。違反者はここで殺す」
ハヴ「そうなのか?大変だな、俺とは戦わない方がいい。怪我じゃすまないぜ」
機動隊「なめるなよ。気術を極めた部隊、機動隊を。喰らえ」

マジュニア7/29 21:5:502031cfPkRgr2C3mOI||905
気を手裏剣に込めてハヴに向かって投げた。手裏剣はハヴの肩に刺さった。
ハヴ「俺は命がないから存在し続けなければいけない。怒らせるんじゃない」
機動隊「殺せないのか。お前が一人の今しかない。お前には死んでもらう」

マジュニア7/29 21:6:122031cfPkRgr2C3mOI||970
ハヴは足に力を入れて機動隊に向かって飛んでいった。
ハヴ「少し変わった造りしてるからよ。悪いけど手加減しないよ」
機動隊はその場に倒れた。ハヴの爪は血だらけになっていた・・・
ハヴ「また一人、殺してしまった。機動隊は全く困るぜ」

マジュニア7/29 21:6:332031cfPkRgr2C3mOI||514
草むらを抜けて廃虚となった工場が見えてきた。ハヴはそこに入っていった。
ハヴ「ドルイン、いるか?また機動隊を殺してきた・・・」
暗い工場の中で薄っすら光る電灯の下に髪の長い男が現れた。

マジュニア7/29 21:7:32031cfPkRgr2C3mOI||418
ドルイン「昼寝中だ、帰ってきたのか?どうしたんだ。ずっといなかったけど」
ハヴ「お前が寝ているからだろ。ずっと俺はいた、今少し出かけただけだ」
ドルイン「俺を起こしたんだから何か用があるんだろ?なかったら許さないぞ」
ハヴ「見つけたんだ。俺達のような命を持たない人間を」

マジュニア7/29 21:7:282031cfPkRgr2C3mOI||536
ドルイン「ヴァイオレントが見つかったのか。連れてこなかったのか?」
ハヴ「そいつは二人で行動してるんだけど、一人は命を持っているんだ」
ドルイン「久しぶりに出かけるわ。名前教えろ、ヴァイオレントの」
ハヴ「ニットだ。もう一人の命を持つ人間はクラウズだ」
ドルインは長い髪をなびかせて工場を出て行った・・・


マジュニア7/29 21:10:432031cfPkRgr2C3mOI||175
第四話「ヴァイオレント」完


次回予告


命を持たない人間をヴァイオレントと呼ぶ
冷たい血が流れる彼らに光は当たらない
次回、ドルインとクラウズの命を賭けた勝負がはじまる

というわけで感想お願いします

loveless7/30 18:1:362182cfCFg0mczfMpk||815
凄い。
ゴメンナサイ、圧倒的すぎてまともに感想が書けない><;
次回がとても気になりますです。
頑張ってください!

マジュニア7/30 20:23:272031cfhwos.sp9/JE||991
一言でも嬉しいですよ、長く書いてくれるloveさんには感謝してますよ
略しちゃいました ごめんなさい

犬夜叉1/17 19:55:12184cfqwrT7djIJes||938
フレイムソード!?


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