2095 | 青い空を見つめて〜序章〜第1話『死に行く者』 | アスターテア | 7/29 22:9:10 | 2191cfPnvcWYeM3QQ |
はじめまして。 これは、チビファンタジーでの体験(?)を元にした話です。 序章はあまり関係無いように見えるかも知れませんが。 見苦しい点もあるかもしれませんが、最後まで気長にお付き合い頂けると嬉しく思います。 |
アスターテア | 7/29 22:9:58 | 2191cfPnvcWYeM3QQ||829 | ||
序章 第1話『死に行くもの』 そこは、どこまでも見渡す限りの広々とした草原だった。 そこには、しとしとと大粒の雨が降り注いでいた。 その草原の中心に、深く傷ついた青年と少女がいた。 辺りには鮮血が飛び散っている。 それは、雨に押し流され、今や、毒々しい花々のように見えた。 |
アスターテア | 7/29 22:10:59 | 2191cfPnvcWYeM3QQ||807 | ||
「いや・・・」 僅かに少女の唇が動く。 かすれたような小さな声がうつろに響いた。 少女は、大きな青い目をいっぱいに開いて、そこに涙を浮かべながら、ただ、ぼんやりと青年を見ていることしか出来なかった。 手当てをすることも出来ない。 この寒空の下で、体温の低下を防いでやることすらできない・・・。 少女は、そんな自分が情けなくて仕方がなかった。 「お願い・・・死なないで・・・私を一人にしないで・・・」 柔らかく波打つ栗色の髪が鬱陶(うっとう)しく顔にかかるのを払い除けようともしないで少女は、青年に哀願していた。 |
アスターテア | 7/29 22:11:26 | 2191cfPnvcWYeM3QQ||50 | ||
「ごめん・・・な。 役に立たない奴で・・・傍にいてやれなくて・・・」 荒い息を吐きながら、青年はゆっくり言った。 びくり。少女の肩が震える。 「いや・・・そんなこと、言わないで・・・言ったじゃない・・・ずっと一緒にいてくれるって・・・」 分かってる。何にも出来ないのに、望むだなんて我侭だって事は分かってる。 でも・・・。 このまま、儚くなって行こうとしているのを肯定する・・・認めるなんてとてもできない。 生きていてくれれば良い・・・それ以上は何も望まない。 ああ・・・せめて、何か少しでも自分にできることがあれば・・・。 少女は、そう思わずにはいられなかった。 |
アスターテア | 7/29 22:12:54 | 2191cfPnvcWYeM3QQ||713 | ||
「・・・幸せになれよ・・・ティア」 「?!」 ただ、それだけだった。 青年は、ふっと微笑むと、静かに目を閉じた。 「あ・・・どうして? どうしてよ!」 止めも無く涙が溢れ出してくる。 少女は、雨に打たれ、自らも冷たく凍えそうになっている事にさえ気付かず、ただそこに座っているだけであった。 |
アスターテア | 7/29 22:13:13 | 2191cfPnvcWYeM3QQ||692 | ||
それからどれくらいの時が経過しただろうか・・・。 実際は、30分ほどであったが、少女にとっては何時間にも思えた。 少女が、ふと目を上げると、そこには、ぽよがいた。 青年がいた時には何でもなかったモンスターであった。 しかし、ひらひらの水色のワンピースと同色の靴だけしか身にまとっていない彼女には抵抗する術は無い。 ただ、できることといえば、じりじりと後ずさるだけだ。 幸いなことに、逃げる場所には事欠かない。 ・・・他にもモンスターが出てこなければ、だが。 向こうも、その様子を楽しいでいるようだった。 『獲物』を追い詰めて行くのを。 さて・・・どうしてやろうか? |
アスターテア | 7/29 22:13:43 | 2191cfPnvcWYeM3QQ||516 | ||
自問し、そして自答する。 決まっている・・・襲いかかり、彼女を溶かし、自分のエネルギーとするのだ。 死んでいるものには興味が無い。 生きているものが欲しい・・・。 そして、ぽよは少女に襲いかかった。 |
アスターテア | 7/29 22:20:1 | 2191cfPnvcWYeM3QQ||45 | ||
ここまで読んでいただき、ありがとうございましたv また、続きも読んでいただければ嬉しいです。 でも、書いてしまってから言うのもなんですが・・・ぽよ、全然可愛くない(爆) こんなのでも、ペットになれば可愛くなる・・・ハズ・・・です。(ぉぃ |
beloved | 7/30 9:18:8 | 6120cfJt7U2X.s.KI||957 | ||
アスターテアさん、こんにちはです。 泣かせます。序章から。 残されたティアちゃんは、是非とも頑張って欲しいデス。(何を頑張るんだよ。) |
アスターテア | 7/30 13:35:48 | 2191cfPnvcWYeM3QQ||116 | ||
>beloved様 はじめまして、こんにちは。 感想、ありがとうございます。 これからもよろしくお願いしますね。 泣かせる・・・ですか? そういっていただけると嬉しいです。 シリアスな感じを目指していたので。 でも、一番悲劇的なのが序章っぽいのですよね;(ぁ ええ。ティアには色々と頑張ってもらいますよw 一応、主人公ですしね。 |
アスターテア | 2/26 20:36:40 | 2191cf5um/lJt53yE||562 | ||
タグを利用すれば良かったと今更後悔(遅 次から気をつけます; ・・・と気を取りなおして。 ここまで読んで頂きありがとうございました。 このようなへたれ&マイペース物書きの文章にお付き合い頂き、本当に嬉しく思います。 これからものんびりと(ぉぃ・・・次は一月も空けずに更新したいと思います。(遅い ですので、これからも宜しくお願い致します。 |
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