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2158同じ空の下で〜一章〜「動き出す運命」四話祥大7/31 18:28:242192cfjwWTQQyXEQ.
http://chibifantasy.com/bbs/t12-1764.htmlが、〜序章〜です^^
http://chibifantasy.com/bbs/t12-1940.htmlが、〜一章〜の一話です^^
http://chibifantasy.com/bbs/t12-2012.htmlが、〜一章〜の二話です^^
http://chibifantasy.com/bbs/t12-2116.htmlが、〜一章〜の三話です^^
えっと、「共通世界(仮)」(http://chibifantasy.com/bbs/t12-1731.html参照)の作品です
最近、流れが速くなっているので、短いですが忘れられないように書きたいと思います^^
まぁ、実際にここまでしか考えてないんですけど
ではでは、本編へレッツゴー!

祥大7/31 18:28:582192cfjwWTQQyXEQ.||825
「決行まで、後10分・・・!準備は出来ている・・・。タリスマンで守られている家が一軒・・・。そこは無視してもいいが、目的は完全に人間を消すこと・・・!そこは最初に攻めよう・・・!」
またも路地裏。男はまだいた。
 男は顔に表情が無かった。まるで、人形のよう――。
「計算に狂いがなければ、ここでは500人の人間を殺すことが出来る・・・!すべては、魔道師のために・・・!」
男の声が誰もいない路地裏に響く。
 男の計算に狂いは無かった。ただ一つのことを除いて。
 ――そう、男は人口が二人増えていることに気づいていなかったのだ。


祥大7/31 18:29:202192cfjwWTQQyXEQ.||604

「もう、11時20分だぜ。そろそろ、あのおばさんの研究とやらも終わってるだろうな。ちょっととりに行ってくるぜ」
飛鳥が言った。
 もちろん私のは止める理由もなかった。
「いってらっしゃいね〜。ちゃんと報酬、受け取ってくるのよ〜」
「わかってるって!」
「あ、後、お母さんにご飯のときは出てきてね、って言っといて」
「へいよ!」
飛鳥の簡単な返事を聞いて、私たちは飛鳥を見送った。

祥大7/31 18:29:372192cfjwWTQQyXEQ.||942
 飛鳥が研究所に入って行ったことを確認してからしばらくのことだった。
「・・・え?」
「真優、どうしたのよ?」
真優が突然に疑問のマークを確認できる顔をしたので、私は聞いた。
「いえ、少し物音がしたように思えたので・・・」
「こら、敬語はやめるのっ!」
「え・・あ、うん」
これで終わり。すぐに部屋に戻るはずだった。

祥大7/31 18:30:372192cfjwWTQQyXEQ.||26
 それは突然だった。
「空気よ、集え・・・!」
「え!詠唱!?真優、伏せてっ!早く!」
「う、うん」
この声を聞いて、真優はすぐさま伏せる。もちろん私も。
「集いたならば破裂せよ・・・!『エアバースト』・・・!」

ドカン!グラグラ・・・ドシャ!

その詠唱を聞き終わると、突然地が揺れた。周りの民家が崩れ落ちていく。

祥大7/31 18:30:572192cfjwWTQQyXEQ.||309
「これは空気を一点に集めて、一気に破裂させることで力を得る魔法『エアバースト』だ・・・。私の使い方は地面で破裂させて、その力で人工的に小規模の地震を起こさせる使い方だ・・・。おそらくこれは私だけの考えであろうな・・・」
詠唱をしていたと思われる人物の独り言。声からして男であろう。
 魔法を使ってきたところを見ると、魔道師のようだ。
「ちょ、ちょっと!あんた誰よ!」
私は身を乗り出して叫ぶ。

祥大7/31 18:31:182192cfjwWTQQyXEQ.||643
 横では真優が「何してるの!」と騒いでいるが無視。
「おや・・・?なんですか・・・?人ですか・・・。まぁ、いいでしょう・・・。名乗ってあげましょう・・・。私は『矢沢 炎呪』(やざわ えんじゅ)・・・。周りでは『連続破壊魔』と騒がれていますが・・・。何か御用ですか・・・?」
「ええ。大有りよ!私はこの町を守らないといけないのよっ!」
私は強気に出る。相手の対応はというと・・・。
「そうですか・・・。たかが人間に何が出来るというのです・・・?」
こう言ってきた。

祥大7/31 18:31:392192cfjwWTQQyXEQ.||210
 思わず私は、
「残念ね!私も魔道師よっ!人間じゃないわ!」
そう叫んでいた。
 炎呪は顔色一つ変えずにこう言った。
「あなたも魔道師ですか・・・。だったらなんで人間の味方などをするのです・・・?私は子供のころ、大きな屋敷に働きに出ていました・・・。魔道師とて、貧乏には変わりなかったので・・・。そのときの仕事は魔道師の仕事・・・。すなわち、道具としての暮らしでした・・・」
いきなり語りだす炎呪。それを黙って聞いているのが私。真優も黙って聞いている。

祥大7/31 18:31:562192cfjwWTQQyXEQ.||667
「毎日同じ時間に起きて、ランプの代わりを・・・。同じ時間に水道の代わりを・・・。同じ時間にうちわの代わりを・・・。いろいろな道具として暮らしてきました・・・。しかし、そんな暮らしに嫌気がさした私は、屋敷から脱走しましたよ・・・。そのころにはもう、表情を表せない顔になっていました・・・。そこまで私を物として扱った人間が許せないのですよ、私たちは・・・。」
ここまで語り終えた炎呪は、私にこう言った。

祥大7/31 18:32:162192cfjwWTQQyXEQ.||827
「そして、復讐するのです・・・!すべての人間に・・・!あなたも魔道師ならわかるはずです・・・。どうでしょう・・・?私たちの仲間になりませんか・・・?」
魔道師として人間を滅ぼす・・・。魔道師ならわかる・・・。
 話はわかる。私も同じ苦しみを受けたのだから。

 でも、私の答えは一つしかない。

祥大7/31 18:32:312192cfjwWTQQyXEQ.||796
「残念!私は人間にうらみなんて無いのよね〜。むしろありがたいって思うわ。私が表情を表せるようにしてくれたのは他ならぬ人間の人だったし」
「そうですか・・・。わかりあえぬようですね・・・。では、魔道師仲間と言うことで始めに始末してあげましょう・・・。後ろにいる方には他の動物たちに任せましょう・・・」
そう言ったすぐ後に、真優がいる辺りに鳥が――いや、魔力石を食べて化け物になった鳥
人間が三匹、現れた。
「・・・え?」
真優は驚く。三対一。圧倒的に不利だ。

祥大7/31 18:32:492192cfjwWTQQyXEQ.||424
「真優!今・・・っ!」
私はとっさに助けようとする。
だが、目の前では、炎呪が殴りかかってくる。私はそれを避ける。
「あなたの相手は私ですよ・・・。行きます・・・!」
 どうやら、私は炎呪の相手をしなければならないようだ。
 ――これが絶体絶命のピンチってやつかしら?


祥大7/31 18:33:62192cfjwWTQQyXEQ.||235

「おーい!春奈さん!もう終わっただろ!返してくれよ!」
 飛鳥は地下の部屋の前まで来ていた。
もちろん、目的は魔剣を返してもらうことである。
「はーい。開いてるから入ってきてー。終わったわよー」
中からは春奈の返事。入ってもいいらしい。
 ――早く返してもらわねぇとな。
飛鳥は部屋に入り込む。
 飛鳥は、部屋に入った途端に言葉を失った。
「はい!ありがとうねー。こういう機会、めったに無いからねー。勉強になったわ」
そう言って、春奈は剣を差し出す。

祥大7/31 18:33:252192cfjwWTQQyXEQ.||298
 出てきた剣は、最初に渡したものとは変わっていた。
「・・・。春奈さん、あなた・・・剣をどういう風に扱いました?」
飛鳥が問う。それに対して春奈は、
「何言ってるの?あたしは魔剣を『見た』だけよ。ちょっといじったけど」
「ちょっとじゃねぇぇぇ!なんで色が変わるんだよっ!穴だって空いてるし・・・。どうなってんだよっ!」
飛鳥は切れた。とてつもなく。
 だが、春奈の対応はこうだ。
「色が変わったのは、強度を上げるために新たに金属を使ったから。穴が空いてるのは、そこにタリスマンをセットして、最大限までタリスマンの能力を引き出すため。わかったでしょ?」

祥大7/31 18:33:402192cfjwWTQQyXEQ.||17
「はい、これは中に埋め込んであったタリスマン。で、こっちが報酬の中級の水と雷のタリスマン。まぁ、使い方がわからないだろうから、教えてあげるわ」
春奈は、飛鳥の言葉を無視して話す。
「まず、この穴にタリスマンをはめ込む。はめ込んでも落ちないようにしてあるから大丈夫よ。そしたら、入れたタリスマンの能力が使えるから・・・。あ、ついでだから魔剣技も教えてあげるわー」
「話を逸らしてるだろ!もう、いい・・・。で、あんた魔剣技が使えるのか?」
飛鳥もここまで言われると、さすがにあきらめたようだった。

祥大7/31 18:34:12192cfjwWTQQyXEQ.||778
「もちろんよー。水谷流。格闘術、剣術で有名な。あたしのところは本家よ」
どうやら、春奈は格闘術、剣術が使えるらしい。
 ――水谷流なんて知るかっ!
 ま、とりあず教えてもらったが。

祥大7/31 18:34:322192cfjwWTQQyXEQ.||83
しばらくして。
 
ドカン!グラグラ・・・ドシャ!

「なんだ!?地震か!?」
飛鳥は叫ぶ。
「そうかしらねー。ちょっと見てらっしゃいよ」
春奈が言う。
 ――言われなくてもそうする。
 飛鳥は、階段をゆっくりと歩いて上がった。


祥大7/31 18:34:472192cfjwWTQQyXEQ.||710


続くっぽい



祥大7/31 18:35:532192cfjwWTQQyXEQ.||230
あとがきだよ

今回は時間が無いので早めに終わります。
感想、指摘、使用等がありましたらレスください!
では・・・

就也7/31 18:58:162201cfJlyKn/yFcwg||95
あ、僕と一緒で章と話に分けてる!というのは置いといて・・・(何

面白かった!
次回も楽しみにしてるからねぇ!
あと、第一章四話読んでね^^;

タロー7/31 20:42:336120cfRd1qnFl3HhQ||58
面白いです^^

出来れば僕のも見てくださいw(↑の
感想も出来れば・・・

あと共通世界おもろいですネ^^

祥大7/31 22:35:282192cfjwWTQQyXEQ.||334
今度こそあとがきだよ

 こんばんは^^祥大です
飛鳥「おっす、飛鳥だ!」
 あとがきということで、結論から言いますと、展開が急すぎたかも
飛鳥「だな。いきなり語りだしてるし」
 ま、そういうことで今回は飛鳥とレス返ししていきます^^

祥大7/31 22:38:392192cfjwWTQQyXEQ.||475
 就也さん、これはあなたと同じですが、まねてる訳じゃありませんよ
飛鳥「これは、一つ一つわかりやすくするためだぜ!」
 ということです^^ではでは、楽しみにされます^^
飛鳥「一章の四話読んだけど感想書いてないだけだからな!」

祥大7/31 22:40:552192cfjwWTQQyXEQ.||405
 タローさん、感想どうも^^
飛鳥「今から見てくるぜ!」
 感想も書ければ書きます^^
飛鳥「共通世界は楽しいぜ!他の作品に俺だって乱入できるからな」
 ま、そういうことで・・・

たけし7/31 23:32:182211cftSqWgpWefDU||944
あいかわらず、面白いです。
話の組み立て方がうまいです。

祥大8/1 0:2:02192cfjwWTQQyXEQ.||30
 たけしさん、感想ありです^^
飛鳥「これな、実は組み立てはほとんどそこの来て考えるって感じでな・・・」
 それ以上言うな!てことで、うまいって言ってくれてうれしいです^^

恋苺8/1 19:13:262031cfvoKv0U0PQS2||972
今宿泊先から帰ってきました

ぅゎぁ。地震ヵナ
そうだったらたぶんあの音で言うと『大地震』だねぃUυ
さてさてvv飛鳥をパシリにつかったねぃ。春香
後でおしおきをしないとね≪ェ

また真優は敬語使っちゃったのヵョっα(o`д´o)ノ~(*ノ´∀`)ノ≪ァィテ

んぢゃまたねぃ↑↑..*;:゜バィ(*´з`)(´ε`o)chu☆

恋苺8/1 19:15:452031cfvoKv0U0PQS2||868
んでぇぇっ『春香』になってるуο(oσ・∀・)σ
ごめんなさいねUυ

━訂正━

さてさてvv飛鳥をパシリにつかったねぃ。春奈

祥大8/1 20:20:292192cfjwWTQQyXEQ.||146
 めい、感想あり^^
飛鳥「ただの地震だったらいいんだけどな・・・」
 だな。お前もがんばれ^^
飛鳥「何を!まぁ、それはそれとして。真優は敬語直るのか?」
 知らん!
飛鳥「知らんでいいのかよ・・・」
 ではでは、次回も待っててください^^

アスキ8/2 8:42:402202cfwKIgBablNMk||532
軽く遅くなったが・・・
いよいよ戦闘に突入ですか。
滝 「オレは剣の方に興味があるな。どんな形で能力が出ることやら」
サラ 「っというより真優ちゃんの心配しなさいよ」
烈 「まあいざとなったらオレがデコトラで・・・」
一同 「行けるか!!」
アスキ 「お騒がせしました^^;」

祥大8/2 13:5:22192cfjwWTQQyXEQ.||518
 アスキ、感想どうもです^^
飛鳥「剣・・・まぁ、使いやすくなったのは事実だろうけど」
 強けりゃいいじゃん!
飛鳥「よかねぇよ!ま、もういいぜ・・・」
 それでいい。デコトラで来るならいつでも^^
飛鳥「真優は大丈夫だろ?」
 多分・・・まぁ、次回でわかります^^


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