221 | ロード〜7人の勇士達〜 | マジュニア | 5/18 18:54:43 | 2031cfB2KdC0TOWYA |
ロード・・・それは皇帝の座を示す・・・ オルグ(魔物)と人間達の戦いは今も続いていた。 しかしオルグの王はとてつもなく凶悪だった。 オルグ達はユーザ王国を襲い、残ったのは3人の兵士とユーザ王だけになった。 3人の兵士はユーザ王と共に、王国の外に助けを求めに行った。 しかしオルグは3人の兵士達に襲い掛かる。 ついにユーザ王は首にかけていた虹の精霊のペンダントを天に放り投げて殺されてしまった。虹の精霊とは王国を守ってきていた精霊のことである。 7匹の精霊は7人の勇士を見つける為に旅立つのであった。 |
花枕 | 5/18 19:0:18 | 2191cf2kyiTJQEnI6||131 | ||
きたーーーーーーーーーーーーーーーー |
マジュニア | 5/18 19:2:50 | 2031cfB2KdC0TOWYA||568 | ||
第二章「赤の戦士〜罪の刃〜」 オルグの上級戦士ザガンは自分の部隊を作り本格的に勇士を探し出そうとしていた。 その時、カエルの姿をしたオルグが走ってザガンの元へ来た。 カエルオルグ「ザガン様〜オルグが一匹、やられました〜」 ザガン「なんだと?誰にやられたのだ?」 カエルオルグ「それは分かりません。突然、トカゲの野郎の信号が途絶えました」 ザガン「信号?」 カエルオルグ「ザガン様は感じませんか?私達は信号でやり取りができます」 ザガン「俺は出来ないが・・・」 ザガン「まあよい。トカゲオルグのやられた所へ連れて行け」 |
マジュニア | 5/18 19:10:1 | 2031cfB2KdC0TOWYA||489 | ||
カエルオルグ「途絶えたのは分かりましたが場所までは・・・」 ザガンはカエルオルグの頭を握り潰してしまった。 ザガン「役立たずはいらん」 するとザガンの元へ紳士のような男が現れた。 紳士「むやみに兵を殺すんじゃない」 ザガン「一般兵が俺に命令をするな」 ザガンは大剣を抜いて、紳士的なオルグの体を斜めに切った。 紳士的な男は血を流し倒れてしまった。 |
マジュニア | 5/18 19:14:23 | 2031cfB2KdC0TOWYA||433 | ||
体を斜めに斬ったです。訂正 |
マジュニア | 5/18 19:19:2 | 2031cfB2KdC0TOWYA||18 | ||
ザガン「そこのカエルオルグと男を片付けておけ」 ザガンがそう言い放ち、その場を離れようとした時、笑い声が聞こえた。 紳士「ハッハッハ、その攻撃で俺を殺したつもりか」 ザガン「俺をバカにしたな。許さんぞー」 大剣を素早く抜き、紳士に斬りかかった。 すると男は後ろを向いて歩こうとした。 大剣は体を貫き、ザガンは返り血を浴びた。それでも紳士は笑っていた。 紳士は後ろを向いたまま、しばらく笑い、振り向いてザガンに向かって言った。 紳士「俺はサイモン。お前と同じ上級戦士だ」 ザガンは斬っても死なないサイモンを見て、驚くことしか出来なかった。 |
マジュニア | 5/18 19:27:10 | 2031cfB2KdC0TOWYA||780 | ||
サイモン「俺は不死身の体を持つオルグだ」 王の他に特殊能力を持った者がいることにザガンは不満に思った。 ザガン「不死身だと・・・」 不死身のサイモンを見て、ザガンは大剣を戻した。 サイモン「不死身という能力は困るよ」 鋭い目でザガンをにらみつけてサイモンは言った。 サイモン「痛みと怒りは感じるからな。いつかお前にも痛みを教えてやるよ」 ザガンは何も言えなかった。サイモンは歩いて去っていってしまった。 その場の兵もザガンの殺せない者がいるという事実に驚いていた。 サイモンはクライムの元へ行った。 |
マジュニア | 5/18 19:32:58 | 2031cfB2KdC0TOWYA||168 | ||
クライム「サイモンご苦労だった。これでザガンは力を求める」 サイモン「斬られるのも楽じゃないですよ」 クライムは今のままではザガンが自惚れてしまうので不死身のサイモンを使って 力を求めるように仕組んだのだった。 サイモン「そういえば、部下のオルグが一人殺されたらしいですよ」 するとバイスがクライムの元へ来た。 バイス「トカゲオルグが3日前に殺された」 クライム「誰にやられたのだ?」 バイス「おそらく勇士だと思われます」 クライム「もう精霊は勇士を見つけたのか」 |
マジュニア | 5/18 19:46:39 | 2031cfB2KdC0TOWYA||360 | ||
クライムは勇士を怖がっていた。その理由はクライムにしか分からない。 勇士の存在に気づいたクライムは何か考えていた。 そのころ、赤の精霊は北西に向かっていた。赤の精霊は牢獄の前で止まった。 その牢獄には海賊達がオルグに捕まっていた。 赤の精霊はオルグに見つからないように牢獄に入り、ある部屋の前で止まった。 |
マジュニア | 5/18 19:51:16 | 2031cfB2KdC0TOWYA||204 | ||
その部屋の中には少しはねた赤い髪の青年がいた。 青年は赤の精霊に気づき開けてくれと精霊に言った。 部屋の前の鍵を使い部屋の扉を開けた。青年は静かに話し始めた。 青年「ありがとう。俺はザック・クライム。お前はなんだ?」 赤の精霊「私は精霊だ」 赤の精霊は全てを話した。そして勇士だと分かったザックは言った。 ザック「俺は勇士に興味ない。断る」 赤の精霊「世界を救う為にお主の力が必要なんだ」 |
マジュニア | 5/18 19:58:11 | 2031cfB2KdC0TOWYA||381 | ||
ザックは少し考えて言った。 ザック「とりあえず仲間がここにいる。助けに行きたい」 赤の精霊は困ってしまったがザックの仲間思いなところを見て承諾した。 赤の精霊「まずはその仲間を助けて脱出するぞ」 ザックは部屋を出て真っ直ぐ通路を進んだ。するとオルグの話し声がした。 クマオルグ「もうここの奴ら食べてしまおうぜ」 ヘビオルグ「確か、105番の奴がうまそうだ。食って強くなりそうだ」 ザックは105番の囚人を知っていた。ザックの海賊の船長だった。 |
マジュニア | 5/18 20:3:6 | 2031cfB2KdC0TOWYA||164 | ||
赤の精霊「どうしたんだ?そんなに焦って」 ザック「あいつらが話しているのは船長のことだ」 深刻な顔をしてザックは言った。 ザック「もうこれ以上・・・」 赤の精霊はザックが何か大きな物を背負っていることに気づいた |
マジュニア | 5/18 20:17:46 | 2031cfB2KdC0TOWYA||779 | ||
ザックはいきなり飛び出して、オルグ二人を殴り飛ばした。 その時、赤の精霊はザックの殴る瞬間に手からオーラが出ていたのを見た。 ザックはオルグからナイフを奪い自分のいた牢屋にオルグを入れた。 そして赤の精霊と共に、通路を曲がり、105番を見つけた。 中から船長の声がした。 船長「誰だ?」 ザック「ザックです。詳しいことは後で説明します」 そう言って、船長を牢屋から出して、船員達を見つけ出した。 そして一緒に逃げることにした。そして牢獄からうまく逃げ出すことに成功した。 |
マジュニア | 5/18 20:30:14 | 2031cfB2KdC0TOWYA||115 | ||
船長、ザック、船員合わせて、5人がそろった。 赤の精霊は海賊にしては少ないと思いザックに聞いてみた。 すると船長がいきなり話し始めた。 船長「俺達は海賊だが、人を襲わない。だから船員は少なくていい」 赤の精霊は驚いた。見えるはずもなく聞こえるはずもない船長が答えたのだ。 船長「ここの船員はみんな『気』が使える」 赤の精霊は戸惑うことしか出来なかった。 船長「まず船員を紹介しよう」 船長「この赤い髪のはザックだ。ザックと一緒に来たから知っているだろ?」 船長「そしてこのスキンヘッドの男がダインだ」 |
マジュニア | 5/18 20:34:15 | 2031cfB2KdC0TOWYA||663 | ||
ダイン「船長。スキンヘッドって言わないで下さい」 少し大柄の男ダインは笑いながら赤の精霊を見た。 船長「そしてこの男は・・・」 すると残った二人の男は一瞬にして消えた。 ダイン「おい。どこに行ったんだよ」 すると二人は空から落ちてきた。 空から羽を生やしたオルグが降りてきた。 |
マジュニア | 5/18 20:38:17 | 2031cfB2KdC0TOWYA||132 | ||
鳥のようなくちばしでオルグは話し始めた。 オルグ「キキキキ。俺はヒドラ。上級戦士の一人だ」 船長「大事な船員をよくも・・・」 船長はヒドラに殴りかかったが年老いた船長の攻撃は外れた。 そして船長はヒドラに蹴られて倒れてしまった。 赤の精霊「こんなところで上級戦士に会うとは」 ザックの目の色は黒から赤に変わった。 |
マジュニア | 5/18 20:43:31 | 2031cfB2KdC0TOWYA||555 | ||
ヒドラは一瞬でザックに殴り倒されてしまった。 船長を起こして、すぐに倒れたヒドラをめがけて走って行った。 そのころオルグ達は・・・ ザガンがクライムの元に向かっていた。そしてクライムに言った。 ザガン「サイモンとヒドラが上級戦士になったと聞いた」 クライム「そうだがなんか不満か?」 ザガン「サイモンは分かるがヒドラはおかしいと思う」 ザガン「俺と戦ったが全然弱かったぞ」 |
マジュニア | 5/18 20:51:15 | 2031cfB2KdC0TOWYA||845 | ||
クライムは不気味に笑いながらザガンに言った。 クライム「ヒドラの実力はそんなものじゃない」 ザガン「しかし・・・」 クライム「ヒドラは今、北西の牢獄に向かっていった」 ザガン「赤の精霊が向かったと報告があったと聞いたが」 クライム「ヒドラを上級戦士にしたのは力というより性格だ」 ザガンは不思議そうに聞いた。 クライム「奴は殺しを楽しんでいる。残虐な奴だからだ」 そのころザック達に本当の恐怖が迫っていた。 |
マジュニア | 5/18 20:54:14 | 2031cfB2KdC0TOWYA||629 | ||
今日はここまでです。いろんなオルグが出てきました。 精霊が見える者が新たに出てきたというのも物語に関わってきます。 少し長くなりましたが感想お待ちしています。 |
zoro | 5/18 21:9:59 | 2184cf9DnX/yQTBKA||955 | ||
面白かった |
マジュニア | 5/18 21:11:14 | 2031cfB2KdC0TOWYA||914 | ||
ありがとうございます。長くてすいません。 |
マジュニア | 5/18 23:9:37 | 2031cfB2KdC0TOWYA||476 | ||
読者の方々に質問です。もう少し短いほうがいいですか? 1話、1話が長くて読む気がしないという方。素直に教えてください。 次回からはもう少し短縮しようか考えているんで。 |
ピゅナ | 5/19 0:19:17 | 2221cfkiPQ95EhtIc||905 | ||
長さはボリューム満天でいいなぁと思います。こんなに長く書けないので尊敬しますw だけど本じゃなくてPCの画面なので、読んでいるうちに目が痛くなったりする方も いるのではないかとも感じました。(なんか曖昧でスミマセン^^;;) ストーリーや表現が大人っぽく、迫力を感じました^^ マジュニアさんの書き方の技術が凄いですww 次回も楽しみにしてます(*´ω`*) |
マジュニア | 5/19 15:25:18 | 2031cfB2KdC0TOWYA||150 | ||
良いアドバイスをありがとうございました。 |
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