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222君がいた物語〜ＦＩＶＥＳ〜えりんぎ5/18 19:2:412101cfBWSn3Yqqg.Q
饗の葬式が終わって約一ヶ月。私の心は、何も残らなくなってしまった。
あれから何故か、饗の事が何も思い出せない。リナからも、
「あんた最近妙にボケてない？」と、毎度毎度のように言われている。
でも、そのお陰でガタ落ちした成績は急上昇。運もなにかとツイている。
けれど、やはり埋まらないスキマ。いくら友達との仲が良くたって、成績が良くたって足りないのは・・・饗。
私と饗は違うクラスで授業が終わるたびに、すっ飛んで来る。だが・・・、今はもう来ない。
えりんぎ5/18 19:11:512101cfBWSn3Yqqg.Q||619
あの笑顔も、あの声ももう出会えない。ねぇ、今饗は何してるの？何処にいるの？
行けるなら饗のトコロに行きたいよ・・・。
　気がつけば、私は最後に饗と会った場所ー。桜の舞う橋に来ていた。この桜は饗が「一番好きだ」って、言っていた場所だ。今はこの桜も恨めしい。
　舞う桜ひとつひとつが饗との思い出。ただ饗と会いたいだけなのに。会えないってわかっているハズなのに。延々と、涙が溢れる。声を潰して泣いた。
　饗に心配掛けたくないから。「時雨？何泣いてるの？」
えりんぎ5/18 19:18:552101cfBWSn3Yqqg.Q||773
懐かしい声とぬくもりが背中に伝わるー。振り向いたらそこには愛しい、愛しい人。「きょ・・・饗！！饗、なんでここにいるの！？」おもわず饗に飛びついた。
「会いたかった・・・会いたかったよぉ・・・。」
涙と寂しさでグチャついた私を、饗はそっと抱きしめた。あの時と同じ・・・。
「ゴメンね・・・また時雨に迷惑掛けちゃった・・・けど、もう一生会えないんだ。最後に・・・言いたい事がひとつだけあって・・・。」「何なの？言いたい事って」
　私の耳元で饗はそっと、囁いた。もう聞けないあなたの声が耳に響く。
「時雨・・・俺、時雨が一番好きだ・・・。ずっと・・・時雨の事見てるから」
えりんぎ5/18 19:24:562101cfBWSn3Yqqg.Q||444
もう一度だけ饗を見ようとしたら、饗はもういなかった。桜に紛れて何もかも消えた

　あれから、十年後。私は２６歳になりつい最近まで海外にいた。今も饗は私の事、見ててくれてるんだよね。一人じゃないんだよね。辛い事があった時、誰かに背中をそっと押されている気がする。
　誰かは、わからないけど・・・とても優しい温もりと共にまるで、
「時雨！頑張れよ！」と呼びかけているようにー。
えりんぎ5/18 19:29:572101cfBWSn3Yqqg.Q||876
☆最後のあとがき☆
疲れました。（んな単純な！！）やっぱり、私は短編しか書けないですね！今回の五章は割と頑張りました！（わ・・・割と？）やっぱ、悲恋系で終わりました。これにこれて、しばらくは小説を書かないつもりです。次はサブキャラで終わった「水月リナ」の話を書きたいな。めっちゃラブラブにしてしまおう！（ぇ
　これにて、「君がいた物語」は終了です！五章まで読んでくれた皆様ありがとうございました！
そう5/18 20:5:446119cftOyU35w2iQM||469
頑張ったね　お疲れ！＞えりんぎ
胡月★5/18 20:45:372196cftvtqiBuq4NA||29
お疲れ様でした＾＾
「水月リナ」のお話、楽しみに待っていますｗ
simuya5/18 20:48:102111cfz4JOsosZcvw||787
(*´∇`)ﾉ才 ﾞﾉ 力 ν一☆.｡.:*
リナ話気になる☆
ほふー5/18 21:22:112182cfNvJJEAcilV.||550
最後泣けちゃいました〜〜（´Д｀）お疲れさまでしたっ！
えりんぎ5/19 17:36:572101cfBWSn3Yqqg.Q||1
ありがとうございます！現在、リナ話は下書き段階ですｗ
えりんぎ5/19 17:58:552101cfBWSn3Yqqg.Q||642
読み返してみたんですが思った感想。
「なんだこのクッサイストーリーは！？あ！？」と、言う事ですｗ
ゆうほ5/19 22:35:366121cfRj6S8cf/.s.||517
頑張ってくださいネ〜♪☆★　　　次はここに饗の視点を・・・・
えりんぎ5/21 17:55:542101cfBWSn3Yqqg.Q||512
一応リナ話を優先させていただきます。申し訳ございません＞＜；
ゆうほ5/22 16:44:256121cfRj6S8cf/.s.||180
冗談半分でっただけですよ〜〜〜＾＾
　無理いってすみませんでした；；

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