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226「昔の記憶」ブラックメン5/18 19:36:352201cfE1Klj1XlMbs
人には1つや2つ思い出したくもない記憶がある
これから書く話は俺の過去の中で
いや、、、そしてこれからの人生にもこれほどひどいことは起きないだろう。
あれは20年前の俺が16歳だったころの話だ

ブラックメン5/18 19:41:392201cfE1Klj1XlMbs||114
昭和42年8月7日
俺は高校2年生だった。その日はちょうど海に泳ぎに来ていた
?「ほんっとうにヒロは泳ぎがうまいわねえ」
ヒロ「おやおや、、それが女子水泳1000Mの県大会2位の女が言う言葉かい?」
?「アンタは全国2位でしょ!!」
ヒロ「偶然偶然。たまたまだよ、たまたま」

ブラックメン5/18 19:48:252201cfE1Klj1XlMbs||801
俺の名は春日井裕樹。あだ名はヒロ
んでコイツは俺の幼馴染。名前は大内ユキ。
ヒロ「ユキもその足の怪我がなかったら軽く全国いってたんじゃないの?」
ユキは大会の3週間前に車に跳ねられた。しかしそれでも右足を骨折しただけで済んだが。おまけにそれが2週間で完治したのだからまさに奇跡としかいいようがない。
ユキ「……勝負に「たら」「れば」は無いわ。」
そういいながらもユキは今にも泣き出しそうだった

ブラックメン5/18 19:54:142201cfE1Klj1XlMbs||305
ヒロ「{強情だなあ、こいつは、、、」
ユキ「あんたこそ本気だしてなかったでしょ?私にはわかるのよ」
ヒロ「俺はいつだって本気だぜ?マジマジ大マジよ!」
俺は確かに本気を出していなかった。別に体の調子が悪かったわけではない。俺は水泳が嫌いだった{今もそれほど好きではないがユキに強引に連れてかれた。しかし勉強はもっと嫌いだった。そこでヒロは仕方なく水泳推薦で進学するしかなかった。ユキは頭がよかったが水泳での進学を選んだ。もっといい学校にいけたはずなのに

ブラックメン5/18 20:0:432201cfE1Klj1XlMbs||237
ユキ「…ったく!私はいつもなんでも真剣にやりなさいって言ってるでしょ!」
ヒロ「お堅いねえお嬢さん。そんなにツンツンしてたら彼氏もできないぜ?」
ユキ「、、、ねえヒロは私の事どう思ってる?」
どきっとした。ユキの顔はいつもと違った真剣さが出てた
ヒロ「どうって、、、水泳うまいし、、、勉強できるし、、、何よりいいやつだな。うん。」
ユキ「それだけ?」
ヒロ「えーとえーと後は…料理は下手だしな、、、真面目だとか…」
ユキは首を振った

ブラックメン5/18 20:3:452201cfE1Klj1XlMbs||768
そしてユキは悲しげな表情で語りかけてきた
ユキ「私はね…明るいところ…ほがらかな所…ちょっと間抜け{!)なところ…全部ひっくるめてヒロのことが…」
ヒロ「え…?」
その時、ダンダンとなにかが爆発したような音が二回聞こえた
俺はそのとき咄嗟に身を伏せた
ユキも身を伏せた
ヒロ「な、、、何だ?」
ユキ「、、、?」

ブラックメン5/18 20:8:12201cfE1Klj1XlMbs||392
?「お前ら!そこの!男女二人!でてこい!!」
俺とユキは身を起こし声のするほうを見た
そこには黒い服をきた痩せた大柄な男が立っていた
ヒロ「あんた達一体…」
俺が言い終わる前に男は銃口をこっちに向けた
?「俺が話すのが先だ」
ユキはガタガタ震えてた。俺も所々から汗が絶え間なく流れていた
心臓の鼓動がバクバク聞こえる

ブラックメン5/18 20:12:492201cfE1Klj1XlMbs||699
?「よし、、、いいか、、、春日井裕樹と大内ユキだな、、、」
ヒロ「な、、なんで俺たちの名前を」
男は引き金に指を掛け銃口をさらに前に突き出した
?「俺が話し終わるまで喋るな!」
俺とユキはそれに従うしかなかった。次に少しでも喋ったら俺の頭、そしてユキの頭は粉々に弾け飛んでしまうだろう
そしてー次の男の言葉に俺は驚いた
ユキも同様に
?「お前たちに…これからやってもらうこと。それは鬼ごっこだ」

ブラックメン5/18 20:18:332201cfE1Klj1XlMbs||392
ヒロ&ユキ「???{鬼ごっこ…?」
?「ルールは簡単だ。たった今からお前らは鬼であり…そして追われるものでもある。この日本という国の中で最後まで生き残ってられた者…それが勝者だ。全国から100人の天才と思われる者を選びその中でこの国の頂点に立つべきものを決める。そう…つまりお前らはその候補に選ばれたんだ。これは大変名誉なことだ。何か質問はあるか?」
俺が口を開ける前にユキが話し出した

ブラックメン5/18 20:22:202201cfE1Klj1XlMbs||99
ユキ「それはーつまりーー殺し合いをしろ、ってことですか?」
男は頷いた
?「そういうことになるな
ユキの顔が一気に青ざめた
俺はいつの間にか俺たち以外の人の気配がなくなっていることに気づいた
?「この国はもうだめだ…もう古い力は必要ない…これからは新しい力が必要になる…」


ブラックメン5/18 20:29:452201cfE1Klj1XlMbs||424
ヒロ「こ、こんなだだっ広い日本でどうやってほかのやつ等をーだってたったの100人だろ?」
?「心配するな」
そういって男は機械を投げてよこした
?「この機械は半径1km以内にいる同じ候補者を感知すると反応仕組みになっている。要領は大体わかるだろう?中心の点が自分だ。それからー武器だ」
男は車の荷台を開けた
その中には映画で見たことあるようなナイフや銃がぎっしり詰まってた

ブラックメン5/18 20:35:372201cfE1Klj1XlMbs||620
?「好きなものをもっていくといい…その武器を手にした時点でゲームスタートだ。この日本は全員がゲームをスタートした時点でお前ら二人と残りの98人だけになる。毎日昼の12時に全国に放送を流す。そしてそれまでに死亡した人数と現在の残り人数を発表する。わかりやすいだろう?日本の外には出られないからな。海路、空路すべてが監視されてるからな、、、」
まだ頭が混乱してた。なんだよ鬼ごっこって。なんで殺しあうんだ?なんで、なんでー
その時、ユキが刃渡り20cmほどのナイフを手にした。まさかーユキお前はすでにやる気なのか?こんなばかげたことをー

ブラックメン5/18 20:41:132201cfE1Klj1XlMbs||736
?「なんだそんなものでいいのか?お前は女なんだから銃とかのほうが」
ユキ「いえ、これでいいわ、、、このほうがすぐに攻撃できる!」
ユキはナイフをブンッと男の首めがけて突き出した。しかしー男はナイフを首の5cmほど前でうけとめていた。
?「ルール違反だぞ大内。」
ドンっと鈍い音がした。ユキの腹に風穴が開いてた
ユキ「ごめんなさい、、、ヒロ、、、私{ドンっ」
さらに音がした。その一撃でユキは完全に
ー死んだ。

ブラックメン5/18 20:43:322201cfE1Klj1XlMbs||642
ヒロ「う、、うわあああああぁぁぁ」
?「まったく小娘が、、、」
ヒロ「お、、お前ええええ!!」
?「なんだお前もか?」
俺は躍起になって男に飛びかかろうとした
しかし
同年代の男「つかまれ!」
バイクに乗った男がこっちに向かってきながらそう叫んだ

ブラックメン5/18 20:46:12201cfE1Klj1XlMbs||777
そして俺はソイツの手つかまりバイクにとび乗った。
間一髪で男の銃弾は空を貫いた
?「、、、く」
そのままバイクは1kmほど走った
俺はしっかりと先ほどのトランクからとったマシンガンを握り締めてユキの事を思い出した
ユキはもういないのだ。

ブラックメン5/18 20:50:112201cfE1Klj1XlMbs||387
バイクは公園に止まった
同年代の男「フウ、、、大丈夫?」
ヒロ「お、お前は誰だ?」
同年代の男「んー僕の名前は桐原和也っていうんだ。よろしく。」
ヒロ「あ、ああ俺の名前は春日井裕樹。所で、、、なんで俺を助けた?お前はこのゲームをやる気になってないっていうのか?」
和也「あたりまえでしょ、こんな変なゲーム。人殺しになんかなりたくないし」
ヒロ「……なぜ俺を助けた?」

ブラックメン5/18 20:54:362201cfE1Klj1XlMbs||991
和也「君さー水泳やってるよね?」
ヒロ「!!どうして知ってる!」
和也「僕も水泳やってるんだーいつも地区大会どまりだけどねー」
ヒロ「そんなことはいい、なぜ俺を」
和也「君は覚えてないんだろうけど今年の地区大会の1000M決勝で一緒に競ったんだよ。大差をつけられて負けたけどーでも君の優勝したときの顔がとってもサワヤカだった。だから全然悔しくなかったんだ。君はーきっと天才だよ。本物の。」
ヒロ「それとなんの関係が?」

蔵斗5/18 20:56:302022cfw9uMGue7UWk||433
バトルロワイヤル好きで〜す。

ブラックメン5/18 20:58:152201cfE1Klj1XlMbs||511
和也「僕がこのゲームに選ばれたときキット君も選ばれてると思った。あんなサワヤカな笑顔ができる人ならきっと信用できる。そう思ってバイクで探してたら驚いたよ。女の子が倒れてておまけに君まで殺されそうになってるんだもん」
俺はあの場所にユキの死体を置いてきたのが心残りだった。せめて目ぐらい閉ざせてあげたかった。そう思うと俺は泣きそうになった
ヒロ「、、、とにかくありがとうな。」
和也「そこで君に相談があるんだ。」
ヒロ「?」

ブラックメン5/18 21:2:322201cfE1Klj1XlMbs||942
和也「このゲームの大元ーつまり親玉を仕留めちゃうんだよ。」
ヒロは唖然とした
ヒロ「そんなことできるわけなかろうが」
和也「大丈夫だって。僕たちだけじゃなくて一人二人とドンドン仲間が増えてけばきっとこのゲームを終わらせることができるさ!」
なんと単純明快なーしかしこんな状況になっても人を信じれるなんてある意味ものすごい事だ。この場で俺に殺されるかもしれないんだぞ!?{またその逆もありえるが

ブラックメン5/18 21:6:442201cfE1Klj1XlMbs||207
和也「やってーみせるさ。たとえこの身を犠牲にしてもね。こんなこと絶対ばかげてる。終わらせなきゃ。絶対に」
桐原の目が真剣になった
ヒロ「、、、そうだな俺もお前の考えにのるぜ」
和也「ホントに!よかったあ〜君がいるだけで百人力だよ。君はやっぱいい人だよ」
ヒロ「ユキの仇もとりたいからな、、、」
和也「、、、さっきの女の子?」
ヒロ「、、、ああ」
和也「、、、やってやろうよ!裕樹くん!」
ヒロ「ああ、、、そうだなカズヤ!」

ブラックメン5/18 21:9:02201cfE1Klj1XlMbs||466
こいつが信用できるかも分からない。
ほかのやつらもやる気になってるかも分からない
でも、、、ユキの仇は絶対に、、、
OK。俺はこの一か八かの賭けに乗るぜ。
賭けるものは「自分の命」、だ。
 
 
 
続く
残り99人

ブラックメン5/18 21:11:282201cfE1Klj1XlMbs||46
長いわ

ブラックメン5/18 21:17:152201cfE1Klj1XlMbs||845
ほんま疲れたわ
あ、ちなみに僕イプシロンね
隣町のネットカフェ来てます

ブラックメン5/18 21:22:482201cfE1Klj1XlMbs||572
シリアスは疲れる

ほふー5/18 21:31:132182cfNvJJEAcilV.||751
す、すごい!!!ありえないほど面白いです!!

ブラックメン5/18 21:33:102201cfE1Klj1XlMbs||438
てかこれ、、、クリードさんの偽者とIP一緒じゃん!マジかよ!!

ブラックメン5/18 21:35:252201cfE1Klj1XlMbs||570
決して自分はクリ−ドではありません
´д`;;

ブレード5/18 21:52:572209cf.FSfCyNtOdU||711
すごい!よく書けますねぇ・・・ちょい読むの疲れた

蔵斗5/18 21:53:482022cfw9uMGue7UWk||92
ィプかwww

胡月★5/18 23:18:112196cftvtqiBuq4NA||913
バトルロワイヤル見てみたいな〜(R指定なので見れない
・・・えっと、著作権は大丈夫?

イプシロン5/18 23:30:252194cfL3BypG61Wrc||703
たらいも
疲れた
著作権その他もろもろはきっと平気なはず
うん
…多分な

イプシロン5/18 23:36:92194cfL3BypG61Wrc||107
バトロワは映画見るより小説よんだほうがオモロイよ
サバイバル系好き〜

イプシロン5/18 23:40:442194cfL3BypG61Wrc||69
ちょこっとだけ続きかくね

イプシロン5/18 23:47:82194cfL3BypG61Wrc||903
同時刻…
国内某所
?「首相、、、無事鬼ごっこはスタートしました」
首相「、、、そうか。ごくろう黒川君。ところで…すでに一人脱落したようだな」
黒川「はっ!!申し訳ございません!!私が…」
首相「よい。頭を上げよ。その程度で死んでしまうような輩にはこの国はまかせられん」
黒川「、、、ははっ」
首相「時に黒川」

イプシロン5/18 23:56:462194cfL3BypG61Wrc||437
黒川「はっ」
首相「いつからだろうな、、、この国がここまで落ちぶれてしまったのも、、、」
黒川「、、、」
首相「、、、」
黒川「、、、今までの過程は問題ではありませんよ。これから世界の頂点に君臨する国家にするという「結果」を出すためにこのゲームを考えたのは首相ではないですか。今回の参加者はどれもこれもこの国を背負えるような子達ばかりです」
首相「そうか、、、ゴフっ!!」

イプシロン5/19 0:0:422194cfL3BypG61Wrc||185
黒川「首相!!?」
首相「だ、大丈夫だ、、、この国を背負う人物が決まるまで、、いやこの国がこの地球の頂点に君臨するまで死ぬことはできないのだ、、ワタシは、、、」
黒川「首相、、、」
首相「と、ところでだ、、、今回のこのゲームで優勝しそうな人物は、、、誰だと思う?まあ、、、大体どの名前がでてくるか予想はついてるが、、、」

イプシロン5/19 0:8:182194cfL3BypG61Wrc||988
黒川「、、、十中八九江崎俊輔でしょう」
首相「やはりそうか、、、君だけじゃなく他の人達にもたずねたが、、、みんなその名前しかださなかったよ、、、」
黒川「奴は、、、危険です。このゲームに参加する前に始末しておけばよかったのですが、、、」
首相「確かに思想的に危険なものがあるな彼は、、、しかし、全ての国を統べる事ができるのは彼しかいないだろう。危険な素振りを見せたら、、、殺せ」
黒川「、、、はっ!」
 
 
 
続く


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