2530 | 共通世界小説『Selenium―魔導石抹消記―』 | タロー | 8/23 17:46:55 | 2182cfsWsI9nSiWbw |
―共通世界― Selenium ―魔導石抹消記― 序章 次のレスから始めます^^ この前間違って完了押しちゃった奴のちょい改造版です^^;;;;(汗 |
タロー | 8/23 17:47:47 | 2182cfsWsI9nSiWbw||4 | ||
何故こんな事になってしまったのだろう・・・・。 私は3年前の『私』が『あの事件』の時に書いた日誌のページを捲った。 『あの事件』の過去をもう一度、思い出す為に・・・・。 |
タロー | 8/23 17:48:44 | 2182cfsWsI9nSiWbw||568 | ||
〜〜〜序章〜〜〜 ――・・・ガー・・・ガー・・・ 『冗談じゃねえ。』 応答が無い筈は無い。今、マドランセ支局に人は居る筈だ。 午後の昼寝でもしているとでも言うのか? 『まあ、良い。着けば分かる事だ。』 |
タロー | 8/23 17:49:38 | 2182cfsWsI9nSiWbw||507 | ||
俺はセレン・スティンバール。国家エージェントだ。 ディセカルッシ市、通称ディセスから派遣された。俺のマスターはDr.シュレル。 更にそのシュレルよりも階級が高いのがローレンス・ヴァンソー。S.A.Sの最高司令官だ。 おっと、S.A.Sの紹介を忘れていたか・・・。 S.A.Sは、Super Agent Service の略だ。簡単に言うとエージェントを派遣する軍部、って感じかな。 今日もミッションさ・・。 |
タロー | 8/23 17:50:14 | 2182cfsWsI9nSiWbw||946 | ||
俺は今、マドランセ街に行くまでの道のりを車で走っている。 日誌なんて書きながらじゃ危ないかな・・。 車の後の座席には俺の相棒、ロジャー・マイクが乗っている。 こいつと俺は今まで何回もミッションを2人の連携で成功させている。 今度のミッションはマドランセ街で起こった小規模の爆発の調査。 然し、応答が無くちゃ直ぐに現場に行けない・・・。 |
タロー | 8/23 17:53:58 | 2182cfsWsI9nSiWbw||651 | ||
マドランセ街は森に囲まれた小さく、静かな街だ。人形の名産地として有名。 俺は非番の日には良くマドランセ街に行く。 おっ、もうマドランセ街を囲む森が見えてきたか・・。 『・・・・ん・・・・??』 |
タロー | 8/23 17:56:40 | 2182cfsWsI9nSiWbw||809 | ||
『おいロジャー・・。何か様子が違うような気がしないか??』 『ああ、そうだな・・。』 鳥が全くと言って良いほど居ない。 いつもならカラス(コイツはそれ程居て欲しくない)やツバメ、スズメ等の鳥達が飛び回っているのに・・。 |
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