2560 | 風来坊〜桃鬼伝〜 | マジュニア | 8/25 11:33:10 | 2031cfPkRgr2C3mOI |
・・・独川幕府が世を治めていた頃・・・ 幕府に反旗を翻した男がいた。 名は真田我盗(さなだ・がとう)彼は最強の剣士だった。 「拙者は幕府と戦う、貧しい農家の人々の為に・・・」 そう言い放って戦い続けた。現在どこにいるかは不明である。 刀を鞘から抜かずに戦い人を殺さないことから「白水」と呼ばれた。 白き水が我盗、赤き血が独川、そんな声も聞こえるようになった。 真田我盗は息子に自分の愛用服を着せて川に流した。 強い息子を望む真田我盗は強い息子になるように川に流した・・・ 川の名前は鬼桃川・・・ |
マジュニア | 8/25 11:33:31 | 2031cfPkRgr2C3mOI||223 | ||
第二話「桃と犬」 鬼桃川を流れるタルからは空だけが見え、桃太郎は青い雲一つない空をずっと眺めていました。 「おいらはどうすればよいんだろう、青い空ばかりの毎日・・・」 川の流れは少しずつ速くなっていきました。桃太郎はそれに気づいていました。 「・・・川の流れが速くなっていないか??」 タルは大きな岩に当たって少しずつ傷ついていきました。 川の流れが止まって桃太郎は不思議に感じました。そして大きな音が聞こえてきました。 「う〜ん、なんか浮いてる気がするのだが・・・」 |
マジュニア | 8/25 11:33:44 | 2031cfPkRgr2C3mOI||522 | ||
タルは桃太郎の思った通り、浮いていました。大きな音は滝の音・・・ このあと桃太郎の入ったタルは空中で壊れてそのまま滝へと落ちていく。 「うわ〜おいらはこんなところ嫌だよ、川の方が良かった」 滝を目の前に落ちていく桃太郎、ついに下にある湖に・・・ ドボーン、滝よりも大きな音をたてて桃太郎は湖の奥底まで・・・ |
マジュニア | 8/25 11:34:2 | 2031cfPkRgr2C3mOI||798 | ||
しばらくして桃太郎の着ていた服が湖に浮かんだ。黒い生地に白い雲のような模様。 「ぷは〜この湖は深い、死んでしまうところだった」 湖に浮かんだ服を持って岸までなんとか泳ぎきった。泳いだのはこれがはじめてだった。 「水で濡れて気持ち悪い、でも仕方ないか・・・」 重い服を着て桃太郎は歩き始めた。すると目の前には少年が倒れていました。 桃太郎と同じくらいの7才ぐらいの少年が・・・。どこにも傷は見当たりません。 |
マジュニア | 8/25 11:34:17 | 2031cfPkRgr2C3mOI||918 | ||
「どうしたのだ?傷がないのになぜ倒れておる?」 少年は桃太郎が来たのに気づきませんでした。ずっと苦しんでいます。 「・・・なんでもいいから飲み物が欲しい、もう駄目だ・・・」 必死に飲み物を求めている少年を見て桃太郎は笑顔になりました。 自分の服の袖に含んだたっぷりの水を倒れている少年の口に・・・ 「お主、水を欲しがっていたろう?どうじゃ?うまいだろ」 少年はずっと目を開けないでいたので何を飲んだか分かりませんでした。 |
マジュニア | 8/25 11:34:31 | 2031cfPkRgr2C3mOI||971 | ||
しかし、目の前の桃太郎を見て少年は笑顔で感謝しました。 「助かったでござる、拙者は佐々木犬吉でござる、年は7才」 鋭い目、少年とは思えない威圧を桃太郎は感じた。桃太郎も自己紹介した。 「それなら良かった、お主は何をしていてここで倒れた?」 犬吉は桃太郎の優しい目を見て安心したようだった。今までのことを話し始めた。 「拙者には両親がいない。詳しくは覚えておらんが。水がなくなってここに来たのだが・・・」 |
マジュニア | 8/25 11:34:45 | 2031cfPkRgr2C3mOI||485 | ||
犬吉は両親がいない為、済む場所もお金もなかった。ついに大切な水もなくなった。 そこでここの滝に水を求めて来たのだった。しかし途中で倒れてしまった。 「犬吉、おいらも両親がいないのだ。一緒に旅をしないか?」 犬吉は首を縦に振ってにっこり笑った。そして桃太郎と握手した。 まだ小さい二人だったが意気投合して旅を始めることになった。 その頃、独川幕府は動きはじめていた・・・ |
マジュニア | 8/25 11:34:55 | 2031cfPkRgr2C3mOI||173 | ||
感想お願いします |
マジュニア | 8/25 11:35:14 | 2031cfPkRgr2C3mOI||748 | ||
今日は詩を載せてみたいと思います |
マジュニア | 8/25 11:36:31 | 2031cfPkRgr2C3mOI||755 | ||
楽しんで生きればいいや 楽しんで生きればいいや 苦しい事を考えて自分を見失うよりも 楽しい事や大きな夢を持って生きようよ 楽しければいいじゃん 楽しんで生きればいいや 楽しんで生きればいいや 人と話して 人と接して 楽しく生きようよ 迷惑かけずに 楽しく生きて欲しいや 楽しく生きて欲しいや 自分を支えてくれた君が楽しく生きればいいや 大切な気持ちは楽しく思うこと どんな辛いことでも乗り越えて行こう 一緒にどこまでも |
マジュニア | 8/25 11:37:11 | 2031cfPkRgr2C3mOI||899 | ||
無題の詩ってことで〜 この詩に関する意見も聞きたいんでよろしくお願いします |
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