2695 | 「私の力」・・・第2章〜「小さな窓番」〜「仲間」 | おぐ | 9/1 12:41:8 | 2211cfnzL6Z2CZbUs |
久です。なかなか・・・ 学校も始まって・・・更新するの遅いと思いますが読んでやって下さい・・・。感想もよろしく。 では・・・はじまり〜はじまり〜 |
おぐ | 9/1 12:46:55 | 2211cfnzL6Z2CZbUs||175 | ||
第二章 あのやろぅ・・・ 私は今船の倉庫にいる。べつに忍び込んだわけじゃないわよ?・・・言うのもいらつくわ。 全部あの窓番のせいだわ。券さえ間違わなければ・・・ トントン・・・ 誰かが倉庫のドアを叩いた。 「誰?」 「ええと・・・窓番のデイです・・・」 「・・・何よ?」 私はいらついて震える声で言った。 |
おぐ | 9/1 12:50:11 | 2211cfnzL6Z2CZbUs||925 | ||
「すみません。入っても良いですか・・・?」 「ハ・・・?ま・・良いよ。」 ガラッ ドアが開いてデイが入ってきた。 「お客様・・・申し訳ありませんでした・・・」 「謝ったってしょうがないでしょ。」 「は・・・はい・・・。」 「話は済んだわよね?なら、帰んなよ。自分の部屋に。」 私は突き放すように言った。 |
かりんとう | 9/1 12:50:42 | 2182cfJpBHnYLQY1g||504 | ||
おぉ!!始まった〜!待ってました〜 |
おぐ | 9/1 12:56:34 | 2211cfnzL6Z2CZbUs||113 | ||
「あの・・その・・僕の部屋、ここなんです・・・」 「・・・あんた、居候みたいなもんなんだ。」 「はい・・・」 「そんならここにいれば良いじゃない。かまわないわ。」 「はいっ!!」 居候か・・・私もそんなもんだったのよね・・・。情けか。この子も・・・この子もそんな感じなのかな?船の人、ちゃんと優しいのかしら。もし酷いなら、この子私より辛いんだろうな・・・ 「あの・・・」 |
おぐ | 9/1 13:0:9 | 2211cfnzL6Z2CZbUs||677 | ||
デイが話し掛けてきた。 「お客様、名前は・・・?」 「私・・?私は、ルナ・レイク。」 「あの・・・名前で呼んでは失礼ですか?」 「そりゃあ普通の客には失礼よ。けど、べつに良いよ。」 ぱぁっとデイは顔を明るくした。 「ルナさん、あなた、本当に一人旅なんですか??」 「まぁね。」 「大変ですか・・・?」 |
おぐ | 9/1 13:4:46 | 2211cfnzL6Z2CZbUs||738 | ||
「さぁ・・・?まだ始まったばかり。ただ、あの国を離れたかっただけなの。」 「そうなんですか・・・」 「この船の人たちは優しい方?」 「はい!とても。でも、僕は仕事の足を引っ張ってばかり・・・本当は出て行きたいんです。けど、まだ小さいんで。」 「そう。頑張りなさい。」 「はい・・・」 デイは小さく頷いた。 私とデイは倉庫の中で眠りについた・・・ |
おぐ | 9/1 13:10:44 | 2211cfnzL6Z2CZbUs||29 | ||
朝。ラストワーレ国につくには後1日は船のたびが続くだろう。 私は外に出た。 すると、誰かが海をジーっと見つめてた。・・・なんかやばくない? 「ちょっと!」 私は思わず声を掛けた。 そいつは振り返った。 「・・・何?」 「まさか、変な事考えてないわよね?」 「は?」 「自殺とか・・・」 「んなわけあるか。俺には目的があるからな。自分で死ぬわけにはいかねぇ。」 |
おぐ | 9/1 13:15:6 | 2211cfnzL6Z2CZbUs||274 | ||
・・・心配して損した。 「あっそ。なら良いのよ。」 私はその場を立ち去ろうとした。 「あ、おい、待て。」 「何よ?」 私はふーとため息をついて言った。 「おまえ、一人で何してんの?」 「何って・・・旅。これから旅するの。」 「一人で?」 「ええ。」 「なんで?何か目的でもあんの?」 |
おぐ | 9/1 13:22:22 | 2211cfnzL6Z2CZbUs||458 | ||
「べつに。どっちかと言ったら、もう目的は達成した?っていうか・・・」 「何言ってんだ、おまえ。これから旅すんだろう?目的達成してんなよ。」 「べつに良いでしょ。あんたに関係ないし。というか、あんた、人の事おまえって言うな。私にはルナって言う素敵な名前があんのよ。」 「おまえだって人の事あんたって言ってんじゃんか。俺にだってライって言うカッコイイ名前があんだよ。」 ・・・ 「あっそ。まぁ、さよなら。私、この船探検したいし。あんたと・・・ライ・・だっけ?話してる暇ないわ。」 「そ。じゃあな!」 |
おぐ | 9/1 13:28:7 | 2211cfnzL6Z2CZbUs||332 | ||
2人で嫌味っぽくその場を離れた。 なんなのさ、あいつ。「おまえ」なんて・・・まだ「貴様」の方が良かったわ。 私はその後船を一周して・・・またさっきの場所へ戻ってきた。 ドカッ ボコッ 何かを何かが殴る音が聞こえる。・・・嫌な音。 私は音の方へ行ってみた。 「てめぇ・・・!何すんだ、急に!」 あいつ・・・! |
おぐ | 9/1 13:34:21 | 2211cfnzL6Z2CZbUs||241 | ||
さっきの男。 「お兄ちゃん!大丈夫!?」 と、デイ。 「けっ。たいしたことねぇ。」 「おい小僧。スイートルームの券だしな。」 「ム・・・無理です!!」 「何だと?俺はスイートルーム分の金払ったんだぞ!?てめぇが券間違えたせいで俺は昨晩この船の寮に寝たんだっ!ふざけんな!」 「そんな・・・けど、券はもう完売です・・・!」 「だからどうにかしろって言ってんだろうが!」 |
おぐ | 9/1 13:38:21 | 2211cfnzL6Z2CZbUs||875 | ||
ドカッ 「ふざけてんのはそっちでしょ。」 思わず手・・・いや、足が出てしまった私。 「おまえ・・・!」 「おまえって言うなってばっ!私はライってさっき呼んだけど?」 「・・・」 「ルナさん!!」 「デイ、私のバック持ってきてくれる?」 「は・・・はい!」 デイは倉庫に走って行った。 「このアマぁ!小僧を逃がしやがって・・・」 |
おぐ | 9/1 13:42:53 | 2211cfnzL6Z2CZbUs||797 | ||
「逃がしたからって何よ!言うけど、デイに悪いところはないわ!券を確かめなかったあんたが悪いんでしょう!!」 「んだと!?」 「・・・そうだな。」 「ライ・・・。」 「黙れ。」 「口で言ってもわかんねぇみたいだぜ!」 ボコッ ライがそいつの腹に一発かました。 「はぁ!」 |
おぐ | 9/1 13:47:7 | 2211cfnzL6Z2CZbUs||322 | ||
私もそいつの腹に一発かました。そいつは吹っ飛び船から落ち、ドボーンと海に落ちた。 「あら。やりすぎた・・・?」 「何だよあれ。・・・ルナの手、あいつに当たってないだろ??」 「ええ。気で飛ばしたの。触ったら手が汚れるし。」 「すご・・・」 「ルナさーん!お兄ちゃーん!」 デイがバックを持って走ってきた。 「あ、ありがと、デイ。重かったでしょ?」 「い・・・いえ・・・」 私はバックを受け取って開けた。 |
おぐ | 9/1 13:53:31 | 2211cfnzL6Z2CZbUs||228 | ||
「ライ、怪我してるでしょ。見ちゃった。ほら、手、出しなよ。」 「お・・・ほんとだ。すまねぇな。」 「べっつにぃ〜」 「何だよ。」 「そうだ!!私、船探検しながら考えたの。ライ、一緒に旅しない??」 「は?」 「ほら、旅は道連れ世は死亡ってことわざがあるでしょ。それに、一人じゃつまんないし。」 「はぁ?世は死亡って何だよ。ま・・・旅は道連れって言うのには賛成だな。いいぜ。一緒に行ってやるよ。」 「ぼ・・・僕も連れてって!」 |
おぐ | 9/1 13:54:58 | 2211cfnzL6Z2CZbUs||176 | ||
「え?」 「おねがいっ!」 「・・・いいよ。」 「あ・・ありがとうっ!!」 私には仲間ができて、ラストワーレ国につきました。 |
おぐ | 9/1 13:55:43 | 2211cfnzL6Z2CZbUs||682 | ||
な・・・ナガッ!!ごめんなさいっ 辛抱して呼んでください・・・ 感想ヨロシク!! |
かりんとう | 9/1 13:57:28 | 2182cfJpBHnYLQY1g||297 | ||
〜!面白かったデス!!ワッショイヽ(゚∀゚)メ(゚∀゚)メ(゚∀゚)ノワッショイ 次も頑張ってください〜! |
おぐ | 9/1 13:59:38 | 2211cfnzL6Z2CZbUs||917 | ||
さっそくありがとう!!次回も読んでね〜 |
スタイナー | 9/1 14:34:10 | 2029cfp6h8TShPEmw||730 | ||
わぁ〜面白いですぅ〜 |
華奈 | 9/1 19:59:28 | 2102cfXbQ7HfLWz7g||935 | ||
こんちゃ〜^^ 面白かったよ〜!!デイとライが仲間になって、ルナの旅も楽しくなるかな?? 続き楽しみにしてます!頑張れ!! |
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