2774 | 小説「奇妙な☆友人関係」 | youkai | 9/5 11:19:22 | 2111cfRyAHh52wfTQ |
「く・・・く・・・くく・・・」 吹雪が途切れ途切れに何かを言っている。何を言っているか最初は分からなかったがそのうちそれは繋がっていく・・・ 「くくくくくくくくくくくく・・はっはっはっはっはっはっはっはっは・・・」 「何がおかしい!」 ファルドは苛立ちを隠せずにいた。吹雪は続けて 「お前はさっき油断して無かったって言ってたよな?」 「それがどうした!!」 「じゃあ聞くが今はどうだ?」 「は?」 次の瞬間ファルドは背中に寒い物を感じた。 後ろを向くとインサナティの足が目の前まで迫っていた。 |
youkai | 9/5 11:49:45 | 2111cfRyAHh52wfTQ||996 | ||
インサナティの蹴りはファルドの顔にキレイに入った。 ファルドは少しよろめいたが、すぐに体勢を立て直し戦闘態勢を取った。 「おいおい、あたしのキックまともに食らってまだ気力が切れないとはね。誉めてやるよ。でも、あんたは立ってるのもやっとだろ!!」 インサナティは一気にファルドの懐に入り、そのままファルドと反対側に体を縦に回転させファルドの顔を蹴り上げる。そして足が着地するや否や、がら空きになったボディにパンチを何十発と打ち込んだ。 |
youkai | 9/5 11:51:44 | 2111cfRyAHh52wfTQ||976 | ||
「うあああああああああああ・・・・」 ファルドの声が部屋中に響く。 次の瞬間吹雪が 「おい、インサナティ!お客様が来たぞ・・・失礼が無いようにな。」 インサナティは攻撃を止め、唇をペロリと舐めると 「面白そうじゃないですか。殺しても?」 「かまわん!」 インサナティはニヤリと笑い指をパキパキと鳴らすと 「じゃあやりますか」 |
youkai | 9/5 12:12:2 | 2111cfRyAHh52wfTQ||697 | ||
ファルドは何とか立ち上がり、よろめきながら歩き出した。 その時ヘリの音がしてきた。 すると窓の外からあの声が聞えてきた。 「ハハハハハハハ、さあ悪党共でて来い!!この俺様が来たからにはお前らなんか屁でもねえんだよ!!」 |
youkai | 9/5 12:12:16 | 2111cfRyAHh52wfTQ||756 | ||
(あの馬鹿・・・・・静かに突入したらいいのに・・・・) 額に手を当て「はぁ〜」と息をつきながらやれやれという感じでファルドは思った 「さぁて開戦だ!!」 吹雪が声を上げた。その声にビックリしたようにシャレットも跳ね起きる。 シャレットがポケットからリモコンのようなものを出しボタンを押すと子供達がいる倉庫の隣の倉庫が開き、吹雪達は中から色々武器を出してきて壁の前で攻撃準備をした。 シャレットがもう一つのボタンを押すと、ヘリがあるほうの壁が開き始めた。 |
youkai | 9/5 12:14:54 | 2111cfRyAHh52wfTQ||235 | ||
今週はここまで! 狂いだした運命という名の歯車。ホープスターの救いの手はファルドに届くのか! 第2幕も終盤に向けて話が動き始めました。感想をお願いします |
youkai | 9/5 12:16:11 | 2111cfRyAHh52wfTQ||862 | ||
修正 それはホープスターの声だった (あの馬鹿・・・・・静かに突入したらいいのに・・・・) 書き忘れてました(^^; |
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