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2845小説「プチストーリー」第三章一話sIs9/9 17:12:482201cfJlyKn/yFcwg
皆さんお久しぶりです^^;
やっと身の回りが片付きこうして芸術にありつけるようになりました(ぇ
忘れ去られていて寂しいのですが;;
とりあえず続きを書くだけ書きます^^;
感想も・・・書き残しておいてください><
ではプチストーリー再開〜

第三章一話「港町ケゼケゼ」

sIs9/9 17:18:432201cfJlyKn/yFcwg||196
 三人は門の町に戻っていた。家に帰るつもりで戻ったわけではない。港町ケゼケゼへ行くなら、必ず通らなければならないのだ。
 ただ、親を野放しにしておくのも不安だったので手紙を書き残しておいた。これならあの怖い落雷の母親も納得してくれるだろう・・・多分。結果は運に任せるしかなかった。
 町の東、「東の門」というそのまんまな名前の門の前に、三人は立っていた。割と新しく、綺麗に見える。ただ、扉がかなり重かった。

sIs9/9 17:25:42201cfJlyKn/yFcwg||121
 その重い扉を開けると・・・無数の光が目に入った。三人は目をつぶった。まぶしい。目を慣らしてから、もう一度見てみた。川だ。川が光っていたのだ。
「綺麗・・・」
そう言ったのはテンポだった。
 へぇ、テンポも「綺麗」なんて言葉、使うんだな。本人の性格からして絶対使わないだろうと思っていた落雷と祥大は驚いた。もっとも、本人に言いはしなかったが。
「それで、ケゼケゼはどこ?」
テンポはすぐ見えるところにケゼケゼがあると思っていたらしい。あるわけないだろうと言わんばかりに、落雷は声を上げて笑った。

sIs9/9 17:31:102201cfJlyKn/yFcwg||311
 「お前馬鹿じゃねえの?」
落雷の言った言葉にテンポはキレたらしい。喧嘩が始まるだろうと予想していた祥大は、すぐにテンポをなだめた。
「アスキさんの地図によると・・・南みたいだ。そこの船着場で船、借りようか」
祥大は言ってみたが自信はなかった。初めて行くのに自信満々に言えたらすごいものだ。
 船着場には何人か人がいた。結構儲かるのかな、祥大はそう思ってしまった。何故か理由は・・・今は言わないでおこう。
「おじさん、船一台、ケゼケゼ行きで」
誰かの声だ。三人の耳に「ケゼケゼ」という言葉が入った。これはチャンスだ、と言わんばかりに落雷が声の主に駆け寄った。

sIs9/9 17:36:552201cfJlyKn/yFcwg||267
 声の主は少年だった。三人の中で一番大きい落雷よりもさらに大きい。
落雷はすぐに少年に声をかけた。
「ケゼケゼ行くのか?」
少年は見ず知らずの子供に声をかけられびっくりしていたが、すぐに
「そうだけど」と答えた。
「一緒に乗せてくれませんか?」
後から来た祥大がそう聞いた。
「いいけど・・・そしたら船代はお前らが払えよ。案内してやるから」
少年は迷惑そうな声でそう答えた。
三人の歓声が船着場中に響いた。これで迷うことなくケゼケゼに行ける。少し安心した。

sIs9/9 17:41:62201cfJlyKn/yFcwg||786
「四人で100Gか・・・まぁいいか」
祥大は船着場のおじさんに金を払った。
船が岸を離れると、少年が
「そうだ、名前まだだったな。俺はチバ。まぁよろしく」
と言って三人と握手した。三人もそれぞれ名乗った。
「時間ないし行くか。荷物持ったか?」
チバに聞かれて、三人は慌てて荷物検査をした。忘れ物はなかったようだ。
「じゃあ行くぞ。波に振り落とされるなよ」
チバはそう言って船を漕ぎ出した。

sIs9/9 17:46:62201cfJlyKn/yFcwg||650

 しばらく川を下っていた。そのうち潮の香りが次第に強くなった。海が近いらしい。
「海に出るぞ、しばらく門の町ともお別れかな」
落雷はそう言った。お別れはしたくない様だ。いつか帰ってくるのにそんな事思うな、と祥大は思った。
 「ここら辺は海賊に気をつけろよ。ここさえ抜けたらすぐ着くから」
海賊って何だろう。三人はそう思った。ただ、ここで「海賊って何?」と聞くのも馬鹿らしかったので町に着いてから聞くことにした。

sIs9/9 17:51:422201cfJlyKn/yFcwg||852
 しばらく時間が過ぎた。四人は船の上でのんびりしていた。海は何も無いが、ただ空に浮かぶ雲の数を数えるだけで楽しかった。
「静かでいいな・・・門の町にいたころは、こんな時間なかったな」
落雷が呟いた。祥大とテンポも同感だった。チバは退屈そうにしていたが。
 そのうちチバが、
「もう着くぞ。ケゼケゼだ。海賊に会わなくてよかった。降りる準備しとけよ」
四人は一つの島に目を向けた。島の周りにぎっしりと建物が詰まっている。あれが港町ケゼケゼか。
 三人は海賊と会えずに少しがっかりしたが、あえてチバには言わなかった。馬鹿にされること間違い無しだ。

sIs9/9 17:57:352201cfJlyKn/yFcwg||311
 島の港に船が着くと、三人は島に飛び降りた。チバもそれに続いて降りた。
「ここがケゼケゼか・・・やけに静かだな」
祥大が言った。確かに静かだった。人影がない。動物一匹もいない。おかしい。
そこにチバが、
「あれ?おかしいな・・・いつもは人でいっぱいなんだけど・・・」
と言った。
 落雷はそれを聞いて町の中心部の方に向かって走り出した。祥大、テンポ、チバも後に続いた。
 落雷は突然走るのをやめて止まった。他の三人も止まった。これは夢か?現実か?そんな光景が四人の目の前に現れたのだ。

sIs9/9 17:59:12201cfJlyKn/yFcwg||433
〜〜〜〜〜終了〜〜〜〜〜
かなり中途半端な終わり方^^;
でもこの先は次の話に持ち越します。
さぁ、ケゼケゼで何が起こったのか、皆さんも考えて見てくださいね〜w
では感想をよろしくお願いします^^

sIs9/9 19:39:12201cfJlyKn/yFcwg||693
〜〜〜〜〜お詫び〜〜〜〜〜
読者の皆さん(イルノカ?)、長い間放っておいたままですみませんでした。
今後も頑張って続けていきますのでどうか暖かい目で見てやってくださいm(_)m

落雷9/14 21:27:302202cfHS/1I3prrbY||310
すみません!主人公のくせして見てなくてごめんなさい

sIs9/16 22:18:82201cfJlyKn/yFcwg||917
あ、いえいえ^^;
しばらく顔見せなくてごめんなさいね><;
レス頂けて安心しました^^


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