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285とあるドラマーの話龍華5/21 0:20:202022cfBBJy6F29gzo
これは龍華自身が好きなバンドのドラムの話です。
雑誌、ネット、その他から色々と聞きかじったものですので
所々時間軸が間違っている事があると思いますが、そこはご了承ください。
龍華5/21 0:30:102022cfBBJy6F29gzo||708
彼は長崎の田舎で生まれ育った。
高校(中学だったかも)でバンドを始めた時、彼のパートは最初からドラムだった。
理由は簡単、『力があるから』

彼は地元で決まっていた就職内定を蹴り上京。
どうしてもドラムが叩きたかったそうだ。
そんな彼が運命を左右するバンドに所属したのは1997の事だった。
インディーズの中で名の挙がっていたそのバンドはその翌年にメジャーデビューも控えていた。
池袋サイバーでそのバンドのメンバーとして初舞台を踏む。
当時は緊張していて何も言う事が見つからず、寒いギャグをただただ言うだけだった。
…その客の中に、将来出会う『歌声の主』がいる事を、当時の彼はまだ知らない。
龍華5/21 0:38:342022cfBBJy6F29gzo||157
1998年、バンドはメジャーデビューを果たす。
ファンもバンドの知名度も順調に上がっていく。
が、彼の幸せは長くは続かなかった。

…とあるイベントでの出来事。
そのイベントで2コーラスやる予定だった曲をドラムのタイミングを間違えてしまい、彼は1コーラスで曲を終わらせてしまった。
楽屋でバンドのリーダーが激怒したものの、彼は言い訳一つせずに
「ごめん」
と頭を下げたという。
彼が倒れたのはその直後だった。

彼の病名は

「椎間板ヘルニア」

ドラマーにとって致命的な病気だった。
彼はこの痛みをこらえながらドラムを叩き続けてたのだ。
龍華5/21 0:53:332022cfBBJy6F29gzo||562
入院している時、とても気が重く、メンバーの顔を見れないままでいた。
三回目のお見舞いの時、彼はリーダーにまたも怒られた。
「どうして言わなかったんだ!!」
言ったら迷惑をかける…
そう思って言わなかった彼だが、言わなかった分皆に迷惑をかけてしまった。
「次からちゃんと言えよ。」

次がある…

彼はリーダーのこの言葉に安心した。
その後、彼はバンドに復帰する為にリハビリをした。
再び倒れないように筋トレをし、叩き方を腰に負担がかからないように気を付けた。
裸足でバスを踏むのも止めた。
ありとあらゆる策をとり、完全復活へと近づいていく。
龍華5/21 1:1:152022cfBBJy6F29gzo||380
…が神の試練か、はたまた悪魔のいたずらか。
彼の努力もむなしく、再び彼は倒れてしまうのだった。

医者からはこう宣告された。

これ以上ドラムを叩いていると、下半身不随になりますよ。

彼は決めた。
もうこれ以上迷惑はかけられない。
彼がこのバンドのドラマーであり続けるために…

1999/09/04
渋谷公会堂のライブで彼はファンに直接別れを告げた…
龍華5/21 1:3:442022cfBBJy6F29gzo||558
もう夜もおそいんで、今日はココまでにします☆
うーむ、やっぱり最近物書きしてなかったせいか腕が落ちてる(TT)
銀月5/21 1:7:282182cfLMvpixotkc6||632
読ませて頂いてましたｗ
どのバンドのお話なのか、とても気になります。
身の上ですが、体調を崩してて、この頃病気というものに
非常に関心を寄せています。
リーダーの科白、「次からちゃんと言えよ。」があたたかいですね＞＜
きっと、素敵なバンドなんだろうなぁ。
Amber5/21 3:10:482181cfCVca3RPvaHE||228
現在第４期のあのバンドですね。
彼はものスゴイ上手いドラマーですねー。
龍華5/21 22:30:222191cfLkCUrLUI5Fo||639
うほ、ばれた☆
はい、現在第四期のあのバンドの超速極寒ドラマーです。
龍華5/21 22:41:312191cfLkCUrLUI5Fo||125
銀月さん、お体は大丈夫ですか？(ちょと心配)

はい、色んな意味でステキなバンドですよ☆
銀月5/21 23:6:372182cfLMvpixotkc6||959
回復に向かっておりますｗ
新スレを見つけたので、また読ませて頂きますね＾＾

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