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2885同じ空の下で〜二章〜「夜空を飾る星たち」一話祥大9/11 23:40:442192cfjwWTQQyXEQ.
えっと、「共通世界(仮)」(http://chibifantasy.com/bbs/t12-1731.html参照)の作品です
さぁて、覚えていらっしゃるでしょうか?同じ空の下でと呼ばれていた(いた!?)小説です。
楽しみにしていた方(いないよね)、間が空きましたが、お気になさらずに・・・
ま、前置きはこれくらいにして・・・
本編にレッツゴー!

祥大9/11 23:42:92192cfjwWTQQyXEQ.||703

 路地裏。そこは静か過ぎる空間。
 コツコツと、後ろにあった建物から出てきた少女の二人組。建物には『占いの館』と看板を掲げている。
「やっぱ女は得だよなぁ〜?そう思うだろ、お前も」
少女の方が口を開く。
 少女は短い緑の髪をしていて、紫色の瞳。
「そうは思うけどねぇ・・・アンタ、その格好してる時くらいそれらしくしゃべったらどうなのよ?」
もう一方の少女がしゃべる。
 黄色い長髪に、エメラルドグリーンの瞳。
「気にするなよ」

祥大9/11 23:42:222192cfjwWTQQyXEQ.||880
緑髪の少女はつぶやくと、路地裏を抜けようとする。
「で、占いの結果は?」
「ああ、それね。えっとな、確か・・・『穴に入れば探し物は見つかります』だってよ。穴掘って埋まるか?」
「アンタだけ埋まってなさい」
途中で話す。すぐに会話が途切れるが、また再開された。
「オレ、こういうところ嫌いなんだよなぁ・・・」
「なぁに女みたいなこと言ってるのよ?」
「今は女だもん♪」
「調子いいわねぇ・・・」
二人は不毛な議論を続けながら、歩く。
 理解しがたい会話だった。


祥大9/11 23:43:52192cfjwWTQQyXEQ.||885


 現在、鈴、飛鳥、真優は町の喫茶店にいる。
 金が手に入らないというのに、こんなところで使っていてもいいのだろうか。
「いや〜、まさか誰かの財布拾うとは思っても見なかったわ」
「・・・つまりネコババしたんだよな、その財布を」
「そういうことになりますね」
ちょうどここに来るまでの道で、お金のどっさり入った財布を見つけてしまうとは思いもしなかった。
 で、結局空腹には耐えられずに使ってしまった。
 飛鳥は不満を言いながらもちゃっかり食べている。

祥大9/11 23:43:122192cfjwWTQQyXEQ.||948
「・・・なぁ、やっぱりこれって犯罪だよな?もし見つかったら刑務所行きなんて嫌だぜ」
「気にしない、気にしない、大丈夫よ!・・・多分」
「そういうのはハッキリ言いましょうよ、鈴さん」
 いつまでもそんな会話が続いていた。
 それでも、食べて食べて食べまくったので、拾った財布は空っぽになってたりする。
「金がねぇ・・・。そろそろ大きい仕事やらないとな」
「そうね。幸いこの町にも依頼所があるみたいだし、そこに行ってみましょうか?」
「はい。じゃ、早速準備をしないと・・・」

祥大9/11 23:43:232192cfjwWTQQyXEQ.||243
そう言うと、鈴と真優の二人は席を立つ。
 飛鳥は、前にあったテーブルに顔を押し付けると嘆く。
「ああ・・・最近ろくなことがねぇ・・・」
そのまま立ち上がると、店を出ようとする。
 が、
「おい、ちょっとお客さん。お金、足りない分払ってくれよ」
「・・・はい」
 結局、財政難は変わらないようだった。


祥大9/11 23:44:92192cfjwWTQQyXEQ.||21


 そこの変な連中はフリーの『依頼屋』の三人組。魔道師『舞原 鈴』(まいはら りん)、魔剣士『木之本 飛鳥』(きのもと あすか)、ごく普通な『水谷 真優』(みずたに まゆ)。個性豊かな連中だ。依頼屋って言えば、依頼所にある依頼を引き受けて解決する仕事だ、多分。
 え、なんで作者が紹介してるかって?いや、登場人物が多すぎるんで一人に絞れませんでしたから。気にしないで。

祥大9/11 23:44:282192cfjwWTQQyXEQ.||876
 一つの仕事で金はまとまった数が手に入るのもかかわらず、こいつらは現在・・・。
 財布が空っぽの一文無しの状態。
 仕事最近やってなかったみたいだったからな・・・運良く財布を拾ってなかったら餓死してたんじゃ・・・。ちっ!
 じゃ、本編に戻るか・・・。


祥大9/11 23:44:592192cfjwWTQQyXEQ.||15


 そこには、トラックが走っていた。
 なんだ、このトラック。武装しているのか?そう思わせるようなトラックだ。
「あれ・・・ねぇ、私の財布知らない?」
武装トラックの中で一人の女がつぶやく。
 横で運転していた青年かもうオジサンなのかよくわからない男がそれを聞きつけ言う。
「マジか、おい?確か金銭関係は全部お前に任せてたよな?」
「私が悪いんじゃない。『サラ』の方が悪いのよ」
「いきなり変わるなよ・・・」
「とにかく、この辺りの町で止まりましょう。後ろで冷凍されてる滝たちもかわいそうだし」
しばらく会話が続いたのだが、そこで止まる。

祥大9/11 23:45:112192cfjwWTQQyXEQ.||528
 やがて、近くにあった町に止まると、荷台から凍り付いた青年と外国人を連れ出して町へと繰り出して行った。


祥大9/11 23:46:372192cfjwWTQQyXEQ.||578


 そのころ、依頼所では口論が行われていた。
「ちょっと!もうちょっと高いお金出してもいいんじゃないの!?鉱山内の調査なんて危険な仕事なのに、たった200万ってどういうことよっ!?」
「そんなこと言われましても、こちらでどうこうするわけには行きませんので・・・」
「だったらあんたがもうちょっと出しなさい!これしかないんでしょ!?」
「そんなこと言われましても・・・」
まったく無意味な。
 横で呆然と見ていた飛鳥と真優が途中で他人のフリをしようと試みたが、「こいつらもそう言ってるのよ!」と言う鈴の言葉であえなく撃沈。今は恥ずかしそうに見ているだけだ。

祥大9/11 23:46:522192cfjwWTQQyXEQ.||530
 それでも飛鳥は止めに入る。
「あのなぁ、鈴。無理なもんは無理なんだ。金さえ手に入ればいいだろ?」
「嫌よっ!せめて500万ぐらい出してもらわないと・・・」
こいつは悪か?そう思ってしまうほどの笑みを浮かべる鈴を見て、真優はこう思ったそうだ。
 ――やっぱり、この人たちについてきたのは間違いだったかな・・・?
 ひどく、疲れた顔をして。


祥大9/11 23:48:02192cfjwWTQQyXEQ.||625


 不毛な口論が二時間ほど続いただろうか。
 両者共に疲れてきている。
「それじゃあ、250万でどう?」
「だから無理ですってばぁ!」
係員は要求を必死に断り続けている。
 鈴はこれでも下手に出ているつもりだ。なのに、どうやっても駄目だ。
 ――どうして・・・。
 ここはハッキリ言わせてもらおう。お前が悪い!まぁ、聞こえはしないが・・・。

祥大9/11 23:48:182192cfjwWTQQyXEQ.||445
「それじゃ、その依頼ってのをオレたちがやってもいいか?」
突然横で声がする。
 はて、どこかで聞いたことがあるような・・・。
「何言ってるのよ、そこの大所帯!?これは私たちが目を付けてる依頼なんだから・・・」
「ちょっとまて鈴!いきなりそれはマズイだろ・・・ん、こいつらどこかで会ったこよあるような・・・。ほら、確か・・・」
「・・・ん、どうしたんだ?オレの顔に何かついてるのか・・・?」
鈴たちが考え込んでいると、先ほどの男が声をかける。

祥大9/11 23:48:362192cfjwWTQQyXEQ.||437
 しばらく見合って、鈴と飛鳥が同時に叫ぶ。
「「あ、あのときの轢き逃げ野郎っ!」」
「ちょっとマテっ!いきなり何だ、お前ら!誰が轢き逃げ・・・あ」
男が講義するが、途中で思い出したように止まる。
「ちょっと、どうしたの・・・あら?」
「どうしたんだよ、烈?・・・あ、お前ら」
「なんでやんす?」
 これまた個性豊かな人たちが集まっているな、と係員は思ったそうな。


祥大9/11 23:49:92192cfjwWTQQyXEQ.||197


続くかねぇ(遠い目)



祥大9/11 23:59:122192cfjwWTQQyXEQ.||245
あとがきぃ!

えーと、だいぶ間が空きました(さっき言った)
えーと、アスキさんのキャラ達を使ったと思います、はい
えーと、アスキさん、これで扱いのほうはよろしいですか?
えーと、お楽しみいただけたら幸いです
では、感想、指摘、参加、使用、批評、質問、ドラえもん(ぁ)等がありましたらレスって下さい^^

何気に引き続きキルと共にレス返し(+鈴)

祥大9/12 0:0:92192cfjwWTQQyXEQ.||911
過去ログ

http://chibifantasy.com/bbs/t12-1764.htmlが、〜序章〜です^^
http://chibifantasy.com/bbs/t12-1940.htmlが、〜一章〜の一話です^^
http://chibifantasy.com/bbs/t12-2012.htmlが、〜一章〜の二話です^^
http://chibifantasy.com/bbs/t12-2116.htmlが、〜一章〜の三話です^^
http://chibifantasy.com/bbs/t12-2158.htmlが、〜一章〜の四話です^^
http://chibifantasy.com/bbs/t12-2259.htmlが、〜一章〜の五話です^^
http://chibifantasy.com/bbs/t12-2329.htmlが、〜一章〜の最終話です^^

祥大9/12 0:0:292192cfjwWTQQyXEQ.||494
http://chibifantasy.com/bbs/t12-2385.htmlが、〜二章〜の一話です^^
http://chibifantasy.com/bbs/t12-2411.htmlが、〜二章〜の二話です^^
http://chibifantasy.com/bbs/t12-2477.htmlが、〜二章〜の三話です^^
http://chibifantasy.com/bbs/t12-2643.htmlが、〜二章〜の四話です^^
http://chibifantasy.com/bbs/t12-2685.htmlが、〜二章〜の最終話です^^

今はここまで

アスキ9/12 0:7:32214cfOnUhuhF.hUw||617
お疲れ様です〜!!
とうとう鈴達が帰ってきましたね〜。そして滝達もキターーーーーー!!!
とにかく、死なない限りはなにやってもOKなんでびしっとこき使ってやってください。
虎王 「3章でもうちらが活躍できるように疲れ果てさせてくれな〜!!」
アスキ 「こら!!では、お騒がせしました〜」

タロー9/13 18:54:506121cfhJY36c3wgDg||47
最高に面白いです・・w

僕の小説・・。コピーしておいた奴がフリーズして消えてしまいました・・。

なので覚えている範囲で今書き直しています・・。

祥大9/14 0:17:12192cfjwWTQQyXEQ.||442
 アスキ、感想あり^^
キル「死なない程度にならどうしてもいいんだなっ!?よっし・・・」
鈴 「あれ、この子何か企んでるわね?」
 みたいだな。まぁ、いくら考えても実行は無理だろうなぁ・・・
キル「んじゃ、疲れ果てさせてやるよっ」
 つーことで、また次回^^

祥大9/14 0:23:22192cfjwWTQQyXEQ.||198
 タローさん、感想どうもです^^
鈴 「最高にって言うのも最高な褒め言葉よね、祥大?」
 うむ、そうだな・・・
キル「こっちは気長に待ってるからな、いつでもいいぞっ!」
 つーことで、貴方のも待ってます^^では

タロー9/16 15:46:412221cfazQiQXhirac||570
文章が長いのが凄いんですよw

あと「飛鳥」とかの名前がすきなんですw

(勿論話も)


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