戻る
2957月に唄の盃をナイト9/17 22:3:312191cfIit1RQE0DVc
†針金の天使†

天使を作った 針金の天使を

少し歪んだ小さな天使が 僕を見てぎこちなく笑う

僕も天使と同じように歪んだ笑みを浮かべた

ゆっくりと 手を伸ばす

天使の羽根を曲げる 曲げる 曲げる

そうすると 天使は悲しげに笑った


天使は今 羽根をピンと伸ばして

楽園ではなく 僕の机の上にいる

ナイト9/17 22:7:92191cfIit1RQE0DVc||989
†坂は遥か遠くまで・・・†

僕が毎日通う通学路には 長い長い坂がある

とてもとても長い坂

遥か遠くまで繋がっているような

そんな予感のする坂道

ぐねぐねと 蛇の背中のように曲がっている


坂はどこに続くのか

今の僕には分からない

けれどきっと いつかきっと・・・

ナイト9/17 22:12:322191cfIit1RQE0DVc||406
†草むらの子供†

草むらの中から声がする

それは小さな子供の声

悲しくて悲しくて 何が悲しいのか忘れてしまった泣き声だ

聞き覚えのあるその声に そっと草むらを覘く

けれど分からない

確かに子供は草むらにいる けれどその姿はない


草むらの子供 君はどこにいるの?

ナイト9/17 22:17:262191cfIit1RQE0DVc||715
†暗闇で・・・†

暗い暗い小さな小部屋

そこにいるのは二人の子供 同じ顔の二人の子供

背中合わせに座りながら ぽっかりとした闇を見つめている

一人が言う

「三日月のシーソーで、帽子ネズミが遊んでる」

もう一人が言う

「満月のパンケーキを、屁理屈ネコが食べている」

そしてまた沈黙が訪れる


それは不幸ではない

それは幸福ではない

ナイト9/17 22:31:522191cfIit1RQE0DVc||805
その場で考えて書くのも、これ以上は無理っぽいです;
というわけで、これはここで終わりです

marinoe9/17 22:49:552181cfREXlkVa1I5k||860
ナイト様、こんばんは^^
その場で。。。まるで昔の詩詠み人のようです
切々と締め付けるような寂寥感、
今の私の気分にピッタリです
泣かずに気持ちを紙にぶつけられる貴方の才能に嫉妬の視線
可愛らしい題材なのに、ここまで寂しさを表現できるなんて、
不幸せと幸せが半分、半分だったとしても
悲しいな。。。やっぱり、今日はいっぱい涙を流す事にします

Mr・XV9/18 0:48:312032cfxWAJ7cpUI6Q||534
全部見た時苦笑い・・・
面白いのと恥ずかしいのが重なった・・・・

ナイト9/18 9:8:412201cfLZ3BYGSBJXI||981
marinoeさん、おはですw
即興で詩もどきを書くのが好きなのですよ。
あんまり考えると混乱する単純な脳みそなのでw
いっぱい流れたmarinoeさんの涙を、後でそっと拭わせてくださいませ

Mr.XVさん、おはようございます♪
苦笑い・・・面白いと恥ずかしいの部分を訊ねてみたい衝動に駆られますねw
奇妙な言葉遊びを最後まで読んでいただきありがとうございました^^

ベベル9/18 11:17:382201cfqZuaLWbEIhQ||203
( ´ ▽ ` )ノちわぁ

読んでて楽しいですねぇ♪
僕はその奥にあるメッセージを汲み取る事は出来てないかもしれないケド(;´Д`)
ナイトさんがどんな表情でこの作品をつくってたのかちょっと気になる(ぇ
ニコヤカな言葉の中にピリリと効いたスパイスが何とも☆⌒d(*^ー゚)b グッ!!

まさにナイトワールドって感じの言葉の紡ぎ方・・とても即興とは思えないです♪
またこの世界に浸らせてもらっていいでつか?

ナイト9/18 16:38:292201cfL2/8FZEAO.k||350
ベベル師匠、こんばんわw
これを書いた時・・・それは課題が全然進まず、死に掛けていた瞬間ですよw(ぇ
奥のメッセージですかそれは読んだ瞬間あたりにい・・・るのかなぁ;
浸ってくださるならどんどこどうぞ
ただし、この温泉の効能は、『物忘れが激しくなる、天然になる、珍妙になる』の3点ですのでご注意をw

ナイト9/18 17:24:442201cfL2/8FZEAO.k||296
おまけ〜?

†曇り硝子†

硝子の向こうに広がる街並み

全てはあいまいにぼやけている

急いで通り過ぎる大きな影は

一体どんな人だろう?

大きい影 小さい影 急ぐ影 ゆっくりな影・・・・・

一つの影が振り返り 私を硝子越しに見つめた


影が静かに笑った気がした

あれは人でしょうか?

それとも犬?それとも猫?それとも鳥?それとも・・・・・・

marinoe9/18 20:35:332202cfzoE0zq22V9U||664
ナイト様、こんばんは^^
課題で切羽詰まっていたんだ。。。
前回は寂寥感をビシバシ感じてしまった私でしたが、
今回も黄昏れてく季節、深まりゆく秋を感じました
季語が盛り込まれている訳でもないのに
曇り硝子という題で落ち葉を踏みしめ
北風にコートをギュっと着込んだ人々が
足早に通り過ぎて行く情景が目の前に浮かんできました
どうしてかしら。。。


本文(<>," shift+7使用不可)
 ※メルアドや電話番号を公表してはいけません、荒らしを批判するのは「俺が神掲示板」以外は禁止!
 
特殊文字 by.チビファンタジー