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2977小説「トンネル」第一話〜出会い〜ピュナ9/19 11:6:562212cf6IJUPV/fLg2
初めて書く小説です^^
「トンネル」と言うタイトルは、あの車が通るトンネルではありませんので^^;
多分、小説を読めばわかるとおもいます^^
この小説は、感動系・・・なのでしょうか?(笑)
それでは、お楽しみ下さい^^

ピュナ9/19 11:13:192212cf6IJUPV/fLg2||343
朝―――― 今日も平凡な一日がやってくる。

学校には行かず、部屋で勉強やピアノを弾く毎日が――――――

俺は、黒木 大和。黒木財閥の跡取り息子。

だからなのか、家で家庭教師(すごい大学の教授だ)と勉強。

(父から言えば、「金さえあれば、人は動く物」なのだそうだ)

まさに、かごの中の鳥とでも言おうか。

そして、午後4時。家庭教師が帰って行く。

ピュナ9/19 11:26:192212cf6IJUPV/fLg2||646
また2階の自分の部屋にこもろうとした時、

不意に、とてもきれいな歌声が聞こえた気がした。

大和「あの歌は・・・。」

そう呟くと、急いで階段を下り、急いで靴を履く。

そして、外へいっきに飛び出した。

大和「ッハアハアッ くそっ!この頃運動してないせいだ。

   これしか走ってないのに、こんなに息切れするなんてな・・・。」

大和は辺りを見わたすが、小さな子供数人が、

公園で遊んでいるだけだった。

ピュナ9/19 11:33:402212cf6IJUPV/fLg2||864
だが、すぐに、どこからともなくあの歌声が聞こえてきた。

???「いつも、いつも、ケンカばかりのこの世界は輝いているの?

    命を奪って、心を奪って、何になるの?

    「でもね、みんなが好きでやってるんじゃない」

    そんなの、ただの言いわけ――――

    どうしてあなたは去って行くの?

    どうして私のそばに居てくれないの?

    それは仕方が無い事だけど

    あなたはそれで幸せなんですか?」

ピュナ9/19 11:41:462212cf6IJUPV/fLg2||29
その歌声は、まさに天から響いてくるようだった。

そして、空を見上げると・・・。

なんと、人が浮かんでいるではないか。

大和「お、お前、何で浮かんでるんだ!?」

???「あら、失礼ね。初めて会う女の子に、お前はないでしょ?

    それに、あたしの名前は咲月!九条 咲月よ!」

その女の子、咲月は、ふわっと大和が居る方に舞い下りた。

それはとても・・・。生きている人間とは思えないぐらい、

きれいな下り方だった。

ピュナ9/19 11:49:512212cf6IJUPV/fLg2||863
咲月は髪の毛を長く伸ばし、頭の下で2つに髪を結っている、

かわいらしい女の子だった。着ている服も、咲月に良く似合っていた。

大和「お前・・・咲月(咲月に睨まれ、しぶしぶ「咲月」と呼ぶ)

   その歌は・・・?」

咲月「ああ、今歌ってたのは、あなたが書いた詩を参考にさせてもらったのよ♪

   多分、分かってたと思うけど。」

大和「でも、何で俺の詩を?」

咲月「・・・別に深く意味は無いけど・・・。いつも寂しそうだったからさ・・・。」

大和「俺が・・・寂しそう・・・?」


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