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2980初めて書くので、すごくへんですが・・・シュクル9/19 12:11:342191cfvs8aXp37HZw
―それは・・・たった一瞬の出来事で・・・―

「ほんとに行くの?兄さん・・・」
「あぁ、命令だからな・・・」

エドとアルは機械鎧の整備のため、リゼンブールに戻ってきていた・・・
しかし、その夜、大佐から電話がかかってきた
―東部で内乱が起きた、至急、東方司令部に戻ってきて欲しい―
というものだった・・・

シュクル9/19 12:15:492191cfvs8aXp37HZw||275
「絶対・・・無事に帰ってきてよ!!」
そういうウィンリィに笑顔を見せて
「おう!心配すんな!アル、ウィンリィを頼んだぞ」

そういってエドの乗り込んだ汽車はイーストシティに向かってしまった・・・
アルとウィンリィはいつまでもその汽車を見送っていた・・・

―エドが・・・無事に帰ってくるのを信じて・・・―

シュクル9/19 12:23:122191cfvs8aXp37HZw||293
「・・・すまないな、鋼の・・・」
「・・・で、状況は?」
「ここはまだ被害はないが、じきに敵が来るかもしれん。そこで、国家錬金術師の投入が決まった・・・」
「・・・・・・」
「鋼のと私は現場に向かう、・・・ただし、一番危険な区域だ・・・」
「・・・そうか・・・」
コンコン・・・
「入りたまえ」
「失礼します、大佐」
「中尉か、どうした」
「大総統からの命令です
―至急、現場に向かってくれ―・・・と・・・」

シュクル9/19 12:35:162191cfvs8aXp37HZw||787
エドと大佐が現場にむかった
・・・言葉にはあらわせられないほどひどかった・・・

「・・・こんなとこに人なんて―・・・」
「鋼の、油断は禁物だ、こういうときに限って敵が攻撃を仕掛けてくる・・・」

その瞬間、爆発が起きた
「うわぁっ!!」
「・・・くっ!!」
2人は少し飛ばされたが無傷で済んだ
「何なんだよ、いったい!」
「早速、攻撃を仕掛けてきたな・・・いくぞ!鋼の!!」
「あぁ!」
・・・2人は煙の中に消えていった・・・

シュクル9/20 14:43:32191cfvs8aXp37HZw||253
「煙でよく見えないな〜・・・」
「・・・っ?!鋼の!後ろだ!!」
ドンッ!!!!
・・・その音と共にエドは崩れ落ちた・・・
「鋼のっ!!!」
大佐はエドの周りを炎で囲み敵が近づけないようにしてあわてて駆け寄った
「鋼の!!鋼の!!しっかりしろ!!!」
「・・・っ・・・ぅ・・・・」
大佐はどこに玉が当たったのか探した
・・・玉は、心臓のすぐ近くを貫いていた・・・
「?!・・・くそっ・・・!血が止まらん・・・!」
「・・・大・・・佐・・・」
「鋼の!!」
エドは弱弱しく言った
「アルに・・・伝えて・・くれ・・・
―もとの姿に戻してやれなくてごめん・・・―って・・・」

シュクル9/20 14:47:122191cfvs8aXp37HZw||106
「?!!なにを言っているんだ!」
「あと・・・ウィンリィ・・にも・・・
―無事に帰れなくてごめんな、お前の機械鎧は最高だったぜ・・・―って・・・」
「・・・鋼の・・・」
「ごめ・・ん・・・伝えて・・・おいてくれ・・・よ・・・な・・・・・・」
「?!!鋼の!!!」

シュクル9/20 15:1:362191cfvs8aXp37HZw||551
ガシャン!!
「なにやっとるんだい、ウィンリィ、お前が機械鎧を落とすなんて・・・」
「あぁ!!ごめん、ばっちゃん!」
「どうしたのウィンリィ?」
「なんか・・・いやな予感がしたの・・・」
「・・・・・・・・」
チリリリリリリン・・・・
「あっ、あたしが出る―ガチャ―はい、義肢装具士のロックベルです」
「ロイ・マスタングだ、内乱はおさまった、今、そちらにむかう」
「えっ、ちょっとどういうこ「プッ ツーツーツー・・・」
「切れちゃった・・・」
「どうしたの?ウィンリィ」
「マスタング大佐が・・・こっちに来るって・・・」
「えっ・・・?」

シュクル9/20 15:9:252191cfvs8aXp37HZw||542
コンコン・・・
「はーい、どちらさ・・・マスタング大佐!!」
「やぁ、ウィンリィ嬢・・・外に来てもらえるかな・・・アルフォンスも・・・」
「「・・・?!!!」」
2人は目を疑った・・・外には軍人がたくさんいて、なにやら悲しそうな顔をしていたからだった・・・
(かわいそうに・・・まだ15歳でしょう?)
(それなのに、戦争に引っ張りだされて・・・)
「・・・?!エドは・・・エドはどこにいるんですか?!!」
「・・・そこにいる・・・」
大佐が指をさした先には・・・エドがいた、しかし、1つだけ違っていた・・・
―・・・死んでいたのだ・・・―

シュクル9/21 18:1:162191cfvs8aXp37HZw||668
3人は、葬式が終わったあとにもエドの墓の前にいた・・・
「・・・・・・」
「・・・・・・」
「・・・・・・」
沈黙を破ったのは大佐だった
「・・・君達にエドワードから伝えて欲しいと言われた・・・」
「・・・・・?」
「まず、アルフォンス・・・
―もとの姿に戻してやれなくてごめんな・・・―と・・・」
「・・・兄さん・・・」
「次にウィンリィ嬢・・・
―無事に帰れなくてごめんな、お前の機械鎧は最高だったぜ・・・―と・・・」
「・・・エド・・・エド・・・!!」
・・・ウィンリィは声が嗄れるまで泣いていた・・・

シュクル9/21 18:5:292191cfvs8aXp37HZw||300
・・・―泣くなよ・・・ウィンリィ・・・―・・・
3人はハッとした・・・
「いま・・・エドの声が・・・」
「・・・うん・・・」
「・・・・・」
「エド・・・ありがとう・・・」
ウィンリィは涙を拭きながら言った・・・

シュクル9/21 18:9:522191cfvs8aXp37HZw||259
・・・それから数日後・・・
ウィンリィはエドの墓の前にいた・・・
「・・・エド・・・知ってた・・・?私、エドのこと・・・
―好きだったよ・・・?―」
・・・―あぁ・・・俺もだ・・・―・・・

・・・また聞こえた・・・
そしてウィンリィは嬉しそう走りながらに家に帰っていった・・・
          ・・・FIN・・・                               

シュクル9/21 18:13:262191cfvs8aXp37HZw||960
・・・えーっと・・・すみません(土下座)
いきなり死にネタですか?って感じですよね・・・(汗)
最後はふっきれたウィンリィみたいなのを書きたかったんですが・・・
いきなりラブストーリーですか?
本当にすみません・・・
感想を頂けたら嬉しいです・・・


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