戻る
3178小説「奇妙な☆友人関係」youkai10/3 19:17:542191cfmfHrGrdLNF.
目の前には何もなくなった。ファルドと残骸だけがそこにはあった。なぜ自分だけがそこにいるのか、そんな疑問さえも浮かんでこなかった。と言うより考える事もできなかった。
その瞬間ファルドの目から水滴がおちた。
「・・くっ・・・うっ・・」
言葉になっていない言葉が漏れる。

youkai10/3 20:59:562191cfJBg.AfZbVag||82
フラフラと立ち上がるとあたりを歩き始めた。
すると前に一つの死体があった。一つは女。一つは大きな男。一つは自分と同じぐらいの年の男。
間違いなくあの三人の死体だった。それを通り過ぎると後ろから
「・・・おい・・・・」
と聞き覚えのある声が聞えてきた。
ファルドは振り返った。が、誰もいない。空耳か・・・そう思い、また前も向くと、
「お〜い。聞えてるだろ〜。お〜い」
もう一度勢いよく振り返った。またしても誰もいない。キョロキョロと辺りを見回す。
「上だよ。う〜え!」
ファルドは上を向いた。そこには見た事もない生物(見た事が無いから生物かどうかわからないけど)がいた。

youkai10/3 22:45:352191cfJBg.AfZbVag||239
それの大きさは30cmぐらいで全身の色は紫と黒の中間ぐらい。目は大きく丸い。頭から矢印のような触角が生え、羽根もある。羽根は上も下も生え際がもっとも細く離れていくほど三日月のように広がっていく、そして先は尖っていて触れると指を貫通してしまいそうなほど尖っていた。
「な〜にジロジロ見てんだよ!俺がそんなに珍しいってか??」
「まあ、珍しい・・・な」
ファルドがダラダラと答えた。
「なんだよ〜。もっと驚けって!!俺みたい姿の奴お前の世界では見せないだろ!?」
「確かに見た事無い・・・・」
無気力に答える。

youkai10/3 22:51:242191cfJBg.AfZbVag||435
「つーかお前どこから来た?」
ファルドがそう問うと、
「あれ?俺お前に話し掛けたこと合ったよな?」
「あれお前か・・・・・それより早く質問に答えろ」
その生物はファルドのポケットを指差しながら
「そのピンバッチから出て来たじょ」
悪戯っ子のように笑いながら言った。ファルドはそれを聞くと後ろを向いて
「はぁ〜・・・・俺は今疲れてるから早くどっか行ってくれ・・・」
その生物は笑いながら
「そんなはずねぇだろ。霊体に疲れなんて」
「なっ!?れ、霊体??」

youkai10/3 22:57:252191cfJBg.AfZbVag||979
その生物は急に真面目な顔で
「気付いてるだろ。お前は死んでんだよ」
ファルドは振り向いて、
「やっぱりか・・・・。で?急に姿あらわしてなんか用があるのか?」
「あぁ、ある。それより何で霊というものが発生する理由を知ってるか?」
「知らねぇ。というよりそんな物信じてなかった」
「じゃあ教えてやるよ。何で幽霊は発生するのか。それとこれからお前がしなきゃならねぇ事とな」
そういうとその生物は空中で胡座をかいて語り始めた。

youkai10/3 23:0:42191cfJBg.AfZbVag||714
今週はここまで!!

この生物は??それに幽霊がなぜ発生するのか??もうすぐ2幕も終わりです!!

http://www.hamq.jp/i.cfm?i=youkai2
↑ここにこの小説を最初から載せてあります。ファンの方はどうぞ♪

感想お願いします

エル・サイン10/5 20:40:542191cf1GD1ZPJ.Mqo||724
面白い〜^^いつも読んでるけど感想書けなくてゴメン><
続き、楽しみ〜^∀^


本文(<>," shift+7使用不可)
 ※メルアドや電話番号を公表してはいけません、荒らしを批判するのは「俺が神掲示板」以外は禁止!
 
特殊文字 by.チビファンタジー