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3180抗争阪神タイガース10/3 20:44:326035cfU7H.zkIgJts
今日は久しぶりのカスミとのデートだ。
もう5回目のデートだそろそろ何かあってもいいだろう。
しかし、外に出るのは何日ぶりだろう。ネットやコンピューターのおかげで
部屋から外に出る事なんてなくなった。まるでモルモットのように子供の頃から
腕についている小型PCの指示どうりに生きてきて人間らしい事なんて異性との交流
位だ。それも結婚するまでなのだろう・・・。
しかし、この時間だけが唯一人間らしい感情がもてるひと時だ。
辺りを見回しても俺のようにデートの待ち合わせをしている奴かIT化に乗り遅れた奴か人生の終わりを迎えるだけの老人かまだ青臭い餓鬼しかこの待ち合わせの公園にはいない。


阪神タイガース10/3 21:4:16035cfU7H.zkIgJts||163
そろそろ待ち合わせの時間だ。今日こそは・・・。
期待と興奮に胸の高鳴りを楽しんでいると向こうからカスミの姿が近づいて来るのがみえた。
いつものように笑顔で小走りに駆け寄ってくる愛らしいカスミと違い今日のカスミは何かうつろな焦点の合わない目つきでこちらにゆっくりと近づいてくる。
カスミもそろそろと思って緊張しているのか。
カスミに手を振るとカスミは無機質な表情のまま早足に俺の方に歩き出し近くにあったベンチを片手で持ち上げた。
ん??と思った瞬間カスミが信じられない力でベンチを俺の頭に叩きつけた。


阪神タイガース10/3 21:14:486035cfU7H.zkIgJts||703
ものすごい衝撃と同時に無機質な表情のカスミの顔が俺の目に映り俺の意識が薄れていった。

ちきしょう。何でバレたんだ。Iの奴らめ!!
おかげでこっちは首の骨が折れて周りが斜めになってやがる。


このくそアマめ!!

男は人差し指と中指をたてて女の右目につきたてそのまま頭蓋骨の裏側に指を回し
脳天を地面に叩きつけた。

阪神タイガース10/3 21:39:146035cfU7H.zkIgJts||718
女の頭蓋はいびつな形になりピンク色の白子のような物がはみだしピクピクと痙攣している。
やがて痙攣の止まったその女は何か他の意思により操られているかのごとく立ち上がりひしゃげた顔面の残った片方の目でやはり無機質な視線をこちらに向けていた。

マズイと思ったがもう回りには鳩に餌をやっていた老人と浮浪者風の男と餓鬼が俺の周りを取り囲み無表情に見つめていた。
そして餓鬼と老人が体を抑え浮浪者風の男が折れてグラグラした首を引きちぎり公園の噴水がある池にほうり投げた。

阪神タイガース10/3 21:50:356035cfU7H.zkIgJts||577
体と脳が切り離されようやく体は本来の姿となりピクリとも動かなくなった。

クソ!
腕の小型PCが舌打ちした。
Iの奴らめ・・・・

小型PCの上にハイヒールのかかとが・・・・・


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