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3213銀の乙女決戦アナスタシア10/7 18:47:156126cfKWwRQf8Q9S6
ここは先王アート軍司令室。
すでに総本山への包囲が完成し後は進軍開始の命を出すだけである。

「この時をいくら待ったことか・・・・」 
目を閉じれば九年前の出来事を思い出す、あの銀色に輝髪を持ったく女を・・・・
そして自分の敗北。だが女は今は居ない、自分には敵の兵の8倍にも匹敵する兵がいる
更にレギオンの一人でもあるこの男も 負ける要素は何一つ無い! 
 そんなアートの内心を知ってかしらずかキースは

アナスタシア10/7 18:47:286126cfKWwRQf8Q9S6||238
「そろそろか・・・・しかし意外だな 多少の抵抗はあると思っていたがまったく無いとは。
まぁ好都合だろう、銀の乙女にはもう戦力は無いはずだ大方引き抜いたからな。
ではアート様この後の指揮は私に一任していただけますな?」
レギオンさらに戦闘経験豊富なキース以外に任せられるわけが無い、アートは鷹揚に頷いてみせる
 その返事を確認しキースは作戦の内容を部隊長に説明し始める内容と言っても戦士系は前衛で
後衛から魔法使いの攻撃で一気に攻め落とす数の差がこれだけあるから有効な単純な方法である。
 3時まであと1時間であった

アナスタシア10/7 18:47:406126cfKWwRQf8Q9S6||687
一方総本山、大聖堂には残りの銀の乙女300人がミラージュの言葉を待った。
ミラージュはアナスの言葉を信じ唯一言だけこう皆に言った
「現在、裏切り者のキース、先王アートを筆頭に2000もの大群に囲まれている、しかし私は
応戦しない考えだ・・・・・応戦したところで無意味であるのも現状の一つだがな・・・・」
そして大聖堂の女神像で何かをしたと思うと像の下から抜け道が現れた。
「此処から逃げなさい みな私に付き合うこともあるまい」
ミラージュのその言葉に一番前で拝聴していた男が

アナスタシア10/7 18:47:536126cfKWwRQf8Q9S6||590
「まさか!?我々が逃げるとでも そう思われているなら心外ですなぁ・・・・
そうだろ 皆!! 我々は銀の乙女の者だ闘わないが逃げもしない!!それでこの命費えても
なんら未練なし」
そしてそれは伝染していき
《我々は銀の乙女の者だ闘わないが逃げもしない!!》
《我々は銀の乙女の者だ闘わないが逃げもしない!!》
大聖堂全体を揺るがす叫びとなって響き渡った。
「ありがとう・・・」
この叫びの中で聞こえるかどうっだたかの声だったがミラージュは確かに聞いた、あの方の声を

アナスタシア10/7 18:48:156126cfKWwRQf8Q9S6||462
そして午前3時 進軍は開始された。
「魔法隊の攻撃で大聖堂をぶっ放す!!その後歩兵は生き残ったものを見殺しにしろ!
恩賞は思うがままだぞ。」
その声を合図に魔法隊約500の炎の魔法が放物線を描き総本山大聖堂を直撃、この攻撃では残党狩りなど
無意味であろう。やがて煙が晴れていき目に映るのは廃墟となった大聖堂・・・・ではなく
一人の女であった。
先王はその顔をみて銀の女を連想し恐怖で体が動かなくなる錯覚を覚えたが杞憂に終わった。
その女は銀の髪ではなく、海の様に澄んだ蒼だったからだ。
「ふ、ふん脅かしおって、ただの女ではないか。」
キースの部下である三人組は知っていたようで

アナスタシア10/7 18:48:266126cfKWwRQf8Q9S6||24
「「「あ、あの女この前ボコボコにした女ですぜ」」」
綺麗にハモッてキースに報告する。
(たかが女一人何の障害でもない、しかし魔法を消えたのはどう説明すればいい?
一つや二つならまだしも500だぞ。)
キースが思案していると女は語りだした、かなりの距離はあるはずだが脳の中に直接響いてくる
ようで鮮明に聞き取れる。それは他の兵も同じらしい。
「まずは初めましてかな?あっそこの三人はこの前お世話になりました(にこっ)」

アナスタシア10/7 18:48:386126cfKWwRQf8Q9S6||60
この場に不釣合いなほど美しい声、そしてしゃべり方。しかしそれはここまでで
「これ以上攻撃を仕掛けてくるようでしたら容赦はしません。キース、アートの身柄を
差し出すならこの件を不問にいたしますが?どうしますか」
 刹那 2000人分の笑い声がこの場を支配する。むりもない女が一人でほざいてるだけなのだから
しかしアートだけは笑っていなかった。
(あの顔、まさか いやっしかし髪は銀ではない)

アナスタシア10/7 18:48:506126cfKWwRQf8Q9S6||747
キースが
「聞いたかよ?お嬢ちゃん あんたの意見は却下らしいぜ! 女一人に時間を食ってられない魔法隊
撃てーー!!」
「まっまて!!」
アートがとめるのも聞かず500の炎が殺到する・・・・しかし
女が右手を軽く振るっただけで全ての炎が掻き消えた。
それを視覚しキースは初めて女いった
「何者だ貴様!」
「ぎ、銀の髪の女・・・・」
アートがつぶやく

アナスタシア10/7 18:49:06126cfKWwRQf8Q9S6||379
「アート様奴の髪は蒼ですよ銀なんかじゃない」
その言葉に女は
「銀の髪の女について少しお話しましょう。彼女は生まれつき特異体質らしく普段は海のように
きれいな蒼の髪をしてるそうです。そして力を使うときにだけ髪が銀色に変わるんですよ。
もっともそのおかげで今まで平穏に暮らせましたが」
そう語っているうちから女の髪が蒼から銀のソレに変わっていく。
 ソレを見ていた兵にも動揺が走るがキースは
「逃げた奴は殺す!!全軍目標変更 銀の髪の女突撃!!」

アナスタシア10/7 18:49:146126cfKWwRQf8Q9S6||84
その言葉で2000もの兵が女に集中する。
「久しぶりなので加減はできません 炎よ我が眼前の敵を葬れ・・・」
ポツリと女が言葉をもらす と同時に500もの炎よりも巨大な炎が出現あいての炎を食いながら
2000の兵に直撃する。そして残ったのはキース アートのみとなった。
「ひっひ」
アートは壊れた人形のように笑い逃げようとしていた
ざっしゅ!!
自分に何があったか認識できないままアートと言う男は生涯とじた・

アナスタシア10/7 18:50:576126cfKWwRQf8Q9S6||924
アートの血で光る刀身を見つつキースは言った。
「さすがは銀の女伝説以上だな・・・・しかし雑魚を何人殺そうがさしたる自慢にならない
万軍にも匹敵するレギオンたるオレさまが居れば充分!!」
言葉を発するや否や猛然と女に迫る!
そして目にもとまらぬ速さ否映らない速さでおんなを切り裂く
紙一重で全てかわしたが真っ白な肌に幾分かの赤い筋が見える
「銀の女といってもかわしきれなかったか」

アナスタシア10/7 18:51:136126cfKWwRQf8Q9S6||477
確かな手ごたえを感じ顔がにやける
「こんなかすり傷で嬉しいのですか?それとも自分がレギオンとなど言わないでください
神聖な名が穢れます」
女は淡々と語る。
「はっレギオンなんざどうでもいい!!お前を殺し俺が王になる」
隙の無い構えから女に向かって素早く振りかぶり振り下ろす・・・・
その瞬間両の腕は刀とともに空高く舞い上がる。余りの出来事に呆然とキースは自分の
手があった場所に目をやる・そこには何も無い

アナスタシア10/7 18:51:586126cfKWwRQf8Q9S6||156
「うがぁぁぁ!!」
そこには先ほどまで自分の勝利を確信して笑っていた男の姿は無く、かわりに口から涎を出し
鼻からは鼻水、股間からは小便とただのみっともない男が居るだけだった・・・・
「た。助けてくれ いや下さいお願いします」
その言葉をうけ女はニッコリと微笑む、それを肯定の表情と思った男は安堵した そして
「おやすみなさい。いい夢を♪」
その言葉を最後に男は二度と覚めぬ夢をみるのであった

ここまで 戦闘はかなり省いてしまいました
感想お願いします

流光10/7 19:44:506120cfsjS.c5cEznA||97
とっても面白かったです^^これからもどんどん書いて下さい

ブレード10/7 19:51:202221cfdC14EsQ7qr6||594
次回もまた期待してます^^

エル・サイン10/8 17:12:432191cfX6F5lsvpOG2||435
面白いです^^書くのは、大変だろうけどがんばってくださいね!

ソレッド10/8 17:48:302211cfnL7xqi6kHoI||777
面白いデース
次回にも期待しまーす

人二人分10/8 19:44:422205cfho.n.JLCoug||403
面白かったです^^ 次回に期待w

アナスタシア10/9 7:57:316126cfKWwRQf8Q9S6||201
ちょっと強くしシスギタノデ次回からは若干弱めにします^^;

ルゥ10/9 8:6:252202cfxFch5.4chi2||116
主な仕事は情報収集、暗殺など闇の仕事を請けをっている。
            &
       陽気+したったらずなしゃべり方
(((・△・;)))  次回も頑張ってくださいなw

アナスタシア10/9 9:19:336126cfKWwRQf8Q9S6||419
ルゥちゃんは勝手に使ってますw


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