3220 | 突然に天使! | 祥大 | 10/8 15:39:39 | 2192cfjwWTQQyXEQ. |
途中スレなどは禁止とさせていただきますので、あらかじめご了承ください。 それでは、始めます。 |
祥大 | 10/8 15:40:23 | 2192cfjwWTQQyXEQ.||931 | ||
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祥大 | 10/8 15:41:24 | 2192cfjwWTQQyXEQ.||45 | ||
突然に天使! 序章 全部テストが悪いんだ〜Help god angel or devil〜 |
祥大 | 10/8 15:41:47 | 2192cfjwWTQQyXEQ.||111 | ||
今、俺の目の前には天使がいる。突然、現れた。 ……なんで? |
祥大 | 10/8 15:42:6 | 2192cfjwWTQQyXEQ.||112 | ||
遡ること三十分ほど前。 西川明星――――俺は不快な気分だった。 今日は、抜き打ちテストをやらされた。これがまた難しく、一問しか解くことができなかった。 んで、終会のときにそのテストが、返ってこなくてもよかったのに返ってきたのだった。一人、また一人と名前が呼ばれていく。そろそろ、俺が呼ばれる頃。 「西川」 行って素直に受け取る。 |
祥大 | 10/8 15:42:39 | 2192cfjwWTQQyXEQ.||567 | ||
結果は分かりきっていたのだが、改めて見てみると、やっぱり悲しいと思ってしまった。 ――――四点。全二十五問中、一問だけ解いて、それが正解で四点、他は手をつけてもいなくて〇点、合計四点。悲惨な点数。 「もうちょっと考えろよ」 先生のその言葉。グサリと胸の奥深くまで貫いて、突き抜けたような感じがした。いや、貫きそうで貫かない、微妙な位置に突き刺さっていた。 |
祥大 | 10/8 15:42:57 | 2192cfjwWTQQyXEQ.||287 | ||
別に頭が良いわけでもない。それでも、考えてなかったわけでもない。自分がこんな点数を取ったことが不愉快だったのだ。そして、先生の一言が俺の心に止めを刺したのだった。返ってこなければそんな気持ちにもならなかったのに、と思う。しかし、過ぎたことは仕方が無い。 たかが抜き打ちテスト、されど抜き打ちテスト。点数が悪ければ成績に響く。まだ中間や期末が残っているし、そこで挽回するしかない。 |
祥大 | 10/8 15:43:13 | 2192cfjwWTQQyXEQ.||915 | ||
目指せ順位上位者、をモットーに頑張ろう。今の俺にはそんな言葉しか思いつかなかった。実行できるかどうかは別として。 そんなこんなで、不快な気分だったのだ。 |
祥大 | 10/8 15:43:37 | 2192cfjwWTQQyXEQ.||558 | ||
俺は、とりあえず点数の悪かったテストを処理しに行った。終会が終わると逃げるように学校の敷地内から飛び出し、近くの山に駆け登り、荒い息と共にテストをビリッと破り、手で穴を掘って埋めた。もちろん、迅速な行動をしたのは誰にも見つからないようにする為だ。もし見つかって母さんに知れたら――――怖くて考えられない。 そして、近くにあった木を背に座り込んだ。家に帰るわけでもなく、ただ座っていた。眠ることも、呟くこともせずにただ座っていた。頭を抱え込むようにして座っていた。 |
祥大 | 10/8 15:44:10 | 2192cfjwWTQQyXEQ.||321 | ||
どうすれば頭が良くなるか――――。 じっくりと考えていた。 中学生になってから、小遣いは増えたものの、とても塾に通ったり家庭教師を雇ったりできる金額でもない。参考書を買ったとしても、続けられる自信が無い。いっそ、親にでも頼むか? 無理だ。家にはそんな金なんて無い――――そう母さんが言ってたし。 どうしようもないな、と呟く。 ここに来てから三十分くらい経っていた。そろそろこんなことを考えることも飽きてきた。自慢じゃないが、俺は一つのことを長い間考えるのは苦手だ。 |
祥大 | 10/8 15:44:40 | 2192cfjwWTQQyXEQ.||642 | ||
もう勉強なんてどうでも良くなった。中間なんてどうにかなると思ってしまえ。そう思うことで諦めた。 それなのに、ただ面白半分にぽつりと、 |
祥大 | 10/8 15:44:53 | 2192cfjwWTQQyXEQ.||867 | ||
「あー、神様でも天使でも悪魔でもいいからこの状況から助けてくれぇ……」 |
祥大 | 10/8 15:45:6 | 2192cfjwWTQQyXEQ.||900 | ||
――――それが、いけなかった。 |
祥大 | 10/8 15:45:25 | 2192cfjwWTQQyXEQ.||572 | ||
ピカッ! 「へっ?」 ――――突然、目の前が光り輝いた。 突然過ぎて、第一声から次の声を出すことができない俺。 やがて、光が弱まってくる。だんだんと光に包まれていた人影が見えてくる。 そして、俺が見たものとは―――― |
祥大 | 10/8 15:45:38 | 2192cfjwWTQQyXEQ.||279 | ||
「……はぁ?」 |
祥大 | 10/8 15:45:54 | 2192cfjwWTQQyXEQ.||659 | ||
驚きからなのか呆れからなのかはたまた混乱からなのか、思わず俺の口から疑問符と共に言葉が漏れた。 そいつは望んだとおりの―――― |
祥大 | 10/8 15:46:34 | 2192cfjwWTQQyXEQ.||573 | ||
「はいはいは〜い!」 |
祥大 | 10/8 15:46:57 | 2192cfjwWTQQyXEQ.||780 | ||
天使だった。 |
祥大 | 10/8 15:54:14 | 2192cfjwWTQQyXEQ.||703 | ||
あとがき はい、こんにちは、祥大です^^ 今回は、このような新しい小説『突然に天使』をお届けしました。序章なので、ちょっと短いような気もしますが、気にしないでください。 えー、もう一つの小説と同じく不定期更新なので、ゆっくりと書いていきたいと思います。 「これはありえん!」とか「ここはもうちょっとこうしたらいい」「この字は間違っている」などがあればレスをお願いします。 できれば感想なども待ってます。それでは、また次回があればお会いしましょう。 訂正 途中スレ→途中レス |
おぐ | 10/8 16:40:20 | 2031cfR5O8V5gk/O6||132 | ||
おーっす☆久ぁ。 面白かったよ。うん。ウチ、天子好きだし。 んじゃ、次回を期待してるよ♪ |
恋苺 | 10/16 12:56:7 | 2031cfvoKv0U0PQS2||428 | ||
久しぶりの芸術w(*´∀`人*) そして久しぶりのあきちゃん ![]() ってかテスト四点ってなにさw うむ(o`∩´o)そっかAvあきちゃんの点数ね(*´∀`*)((黙 よぉ-しwめぃが家庭教師してあげまひょw明星kun零点になるよvv でも天使より悪魔のほうが出てきたほうが良か..*((強制終了 とにかくまた見ますw面白いだろ-な(*´∪`*) |
三浦 | 10/26 20:19:47 | 2211cfyNBFO0jAlyE||876 | ||
どうも、お久しぶりですね。 突然に天使! ですか・・・・・面白い題名ですね。 小遣いかぁ・・・・・何円?(関係ありませんね・・・・) 変な処に感想を入れて言っていきますw それに、アスキさんも半年引退するらしいですし・・・・・身内(?)も少なくなってきました::ちょっとショックです。 これからも頑張ってください。 |
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