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3263まぁ時間ある人暇つぶしに見てください厭魅10/11 17:41:492195cfkHZMjErG1dc
時は明治。
人里から離れた深い森の中にあるこの建物は、通称『神郷院』。
表向きは、明治には新しい精神病院となっている。
しかし、実際は『特殊な力』を持った物が集まる場所。
 
 



厭魅10/11 17:42:492195cfkHZMjErG1dc||433
???「ふぅ〜」
濃密な煙が辺りを漂う。煙草をふかしていると、足音がこっちに向かってきている。
どうやら、俺を探しているようだ。
 男「おいっ!草壁!どこに行っていた!仕事があるだろ!」
 草壁「あんな仕事は一人でも出来るだろ?」
 男「二人でやる決まりになっているだろう。そのうちクビになるぞ?」

厭魅10/11 17:42:552195cfkHZMjErG1dc||227
そう言って男はその場から去っていった。
 草壁「煙草を後で改良するか…」
俺の身体は普通の人とは違う。普通の人が死んでしまうような、たいていの薬物、毒物はこの身体には効果がない、俺には普通の煙草じゃ物足りない。きつめの物を作ったのだが、もう身体が慣れてしまっている。
俺は煙草を捨て、神郷院に向かった。

厭魅10/11 18:29:482195cfkHZMjErG1dc||78
草壁「ふぅ…めんどくさいな。」
神郷院の入り口には、普通では入れないように魔方陣が施されている。
カリッ…
俺は親指を噛み、血で魔方陣をかく。
 草壁「……………」
そして、人の耳には聞き分けることが出来ないような高速詠唱をする。
ガチャ
ドアの鍵が外れる。

厭魅10/12 2:38:242195cfkHZMjErG1dc||314
神郷院の中は、昼過ぎというのに薄暗く、ひんやりとしている。
まぁ、そとんど日の光が入らないような設計になっているからだろうけど。
テラスを横切り仕事場に行く。
 男「やっと、来たか。さっさと終わらせるぞ。」
俺たちは、実験で不要になったゴミ、いや人間だったものを焼却するのが今の仕事。

厭魅10/12 2:47:332195cfkHZMjErG1dc||242
仕事が終わり、寮に戻る途中で、ヤツと出会った。
???「それでは、よろしくお願いします。」
男はそう言って院長の部屋からでていく。
???「ん、君は……」
草壁「草壁 明だ。あんたは?」
???「私は、バウド・グレアムだ。」
バウドと答えた銀色の髪の男は、小言で何か言ったようだが聞こえなかった。


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