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3278花束遥☆10/15 14:38:502206cfYcp8VcwHoeY
「アンリ危ないッ」

キキキキキ―ッ

気が付いたら病院だった。
「樹ッ」
「気が付かれましたね。」
「樹はッ?!美都樹ッ」
「美都様は別の病室です。意識不明の重体です。」
そうだ・・・あたし中舘アンリ。 昨日横断歩道を渡ろうとしてたらトラックが来て・・・
それから思い出せない。
そして何時間かしたらさっきの看護婦が来て
「美都様の意識が戻りました」
「樹ッ」
樹はぽかんと口あけて
「君・・・誰?」
すべてがモノクロになった様な気がした――

遥☆10/15 14:49:572206cfYcp8VcwHoeY||392
「樹・・・?あたしだよ?何ふざけてるのッ アンリ」
「ごめん、誰? 思い出そうとすると頭が痛くなる」

それから樹には事情を全て説明した。
「アンリ」
「これは樹の同級生の澤田ヒロ。こっちは花田ユカ。」
「そう、改めてよろしくね。」
「樹らしくないって!」
「ヒロ、刺激しないでよ。」

ニュースで明るい笑顔で笑っているキャスターが
『今月の花はワスレナグサー!綺麗ですよね。
 と、言う訳で今月はこれをプレゼントー!』

遥☆10/15 14:53:232206cfYcp8VcwHoeY||647
「勿忘草・・・」
「樹?どうしたの?」
「いや、何かまた頭痛くなった。」
「そういえば樹も好きだったよね。勿忘草
 あたしにプレゼントしたいって言ってたもん」
「そうなんだ。あ、アンリ。来週退院できるってさ」
「え?よかったじゃん!」
「うん、ありがとう。アンリのおかげ」
「じゃあフラワーショップNakadateで勿忘草の花束作ってくるね」
「?」
「うちの店だよ。」
「そうなんだ。」

遥☆10/15 14:56:442206cfYcp8VcwHoeY||270
「アンリ、最近ヒロと仲良くない?」
「そんなことないよ、宿題写させてもらってるだけ。変な事いわないでよ」
「隠すなよ」
「隠してないってば!そんな疑うんだったら別れるよ!」
「いいよ。」
「え・・・?」
「だから浮気するやつなんか別れる」
「いいよ!あたしだって別れてやる」
「じゃあ出て行ってよ」

あんなこというつもりじゃなかったのに・・・

遥☆10/15 15:3:32206cfYcp8VcwHoeY||378
その晩考えて勿忘草を花束にして樹に持っていくことにした

「あれ?樹がいない。 すいませーん、美都樹はどこですか?」
「美都さんは今日退院でさっき親御さんが迎えに来ましたよ」
「え――!」

しょうがないので道をとぼとぼ歩き出した

「ワンワンワンッ」
「い。。。いぬぅ!」

「ワンワンワンワンっワンっ」
「ぎゃああ。来ないでよ!」
ぽちゃん
「あ!勿忘草・・・」

勿忘草の花束が川に落ちてしまった
その時・・・
ワンッ


遥☆10/15 15:9:332206cfYcp8VcwHoeY||189
ざばん
川に転落してしまった・・・
「うぐぐぐぐ・・・」
「・・・か」
誰?
川から差し込んだ光で見えた人物は・・・
「い・・つ うぐ」
「アンリッ」

「はぁ。。。ごめん。あんなこといって」
「俺こそ。でも記憶が戻った」
「はい、勿忘草。濡れちゃったけど」
「勿忘草・・・。アンリに渡したかった」
「え?」
「花言葉。私を忘れないで・真心の愛。ずっとアンリが忘れないように・・・」
「樹・・・」
「ありがとう。大好き・・・アンリ」
ずぶ濡れのまま樹が抱きついてきた
「樹・・・あたしも。」

 



遥☆10/15 15:17:42206cfYcp8VcwHoeY||173
☆END☆

ちょー適当っす。許してね。
これからは読みきりで書きます。よろしくです。

さてさて次回予告です。

アネモネの恋

主人公はアンリの妹
双子ちゃんのエナ・エマのエナが主人公。

☆中舘恵那中学1年生 私の好きになる人はいつもお姉ちゃんの紗那かアンリか
双子の妹のエマを好きになるの! 転入生の諏訪隆介くんも・・・
恵那の淡い恋物語。

遥☆10/15 15:28:52206cfYcp8VcwHoeY||977
桜草の初恋
双子のエナ・エマのエマが主人公

☆美人で成績優秀って言われるけど恋には臆病の中舘エマ。
 エマの初恋の相手は双子の姉のエナが好きみたい・・・?!
 この恋は実るの?!

チューリップの失恋
中舘姉妹の長女・紗那が主人公

☆T高校イチの美人といわれている遊び人・紗那。
 紗那のボロいお守りを拾ってくれて好きになっちゃって――?!


って感じの計画です♪
花言葉の恋ですが皆さんも花言葉調べるといいかも♪
 


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