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3333無題…小説?時間ある人〜読んでくれたら…うれしいです厭魅10/22 18:25:352195cf3WjU5lyC2Is
時は明治。
ここは、人里から離れた深い森のなか。
政府はここにある建物を「神郷院」と呼んだ。
表向きには病院とされているが、裏では陰陽術、魔術、超能力などの特殊な力を持つ者の隠れ家となっている。

厭魅10/22 18:32:452195cf3WjU5lyC2Is||554
???「まったく、いつもながら…かったるい仕事だぜ。」
俺は「神郷院」から出て、裏庭へと向かう。壁に寄りかかり、特製の煙草に火をつける。
???「自分専用に刺激の強いものを作ったが…もう、身体が慣れちまったか。」
俺が吸っている煙草は普通の人間が吸ったら中毒を起こすような強烈なものだが、俺が吸うぶんにはコレがちょうどいい。

厭魅10/22 18:39:322195cf3WjU5lyC2Is||209
???「「神郷院」か…」
俺は振り向き後ろにある建物を見ながら、つぶやいた。
感傷に浸っていると、草むらから足音が聞こえてくる。
神郷院の人「おい!草壁! 仕事をサボるなよ!」
俺は無視して、煙草を吸う。
神郷院の人「草壁 明!聞こえてるんだろ!仕事しろよな!」
草壁「ふぅ…わかった。後から行く」

厭魅10/22 18:46:572195cf3WjU5lyC2Is||336
次の仕事は、最悪なものだ。人体実験で不要や失敗したものを廃棄するもの。
時には、まだ「生きている」というのもある。
草壁「だいたい、あんな仕事は一人でも出来るだろ…」
俺はグチをこぼしながら、「神郷院」に戻る。
ここの入り口には、特殊な力で鍵がかかっている。入る時には、毎回特殊な力を解除する必要がある。
草壁「めんどくさいな、毎回やらなきゃいけなくなると……」

厭魅10/22 18:51:312195cf3WjU5lyC2Is||159
俺は親指の噛み、血で簡単な魔法陣をドアに描く。
ドアを開け「神郷院」に入ると、そこは薄暗く、肌寒い。
ここの造りが、日の光を入れないようにしているからだろうが……
俺は早足で今日の仕事場に行った。

厭魅10/22 19:3:312195cf3WjU5lyC2Is||349

夕食を済まし、図書室に向かう廊下で白銀の髪の男を見かけ、声をかけようとした時
草壁「!」
背後から魔力の波動を感じ、すぐに魔法陣を描く。常人では動きが見えないぐらいの速さで指を振るい、続いて高速詠唱をする。
草壁「………識!焔!」
俺の手に炎が集まり、それを放つ。ドカァン!と轟音が響く。
草壁「貴様か?今のは…」
目の前にいる白銀の髪の男に向かって言った。

厭魅10/24 14:45:402195cf3WjU5lyC2Is||501
白銀の髪の男「さすが…名高い陰陽家の一族だな。」
男はニヤっと口をゆがめる。
草壁「何が言いたい」
白銀の髪の男「不意打ちとはいえ、傷ひとつ付けられないとは。」
男の言葉に俺は殺意を感じ、戦闘態勢をとる。


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