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3363「正義の聖魔騎士」第7章!!おぐ10/25 10:10:172101cf1jaDXKkUBCo
久しぶりです^^
今回は・・・どぉなるでしょう?

ではでは、お楽しみください・・・

おぐ10/25 10:11:332101cf1jaDXKkUBCo||177
第7章

皆の心が一つになり、自然と軽やかな足取りになった一同。

「あとは一本道です。もうすぐつきますよ。」

いよいよか。ついに王に・・・

「うっしゃあー!!」
「なっ何!?泉!?」
「へへっ何か叫びたくなっちゃって・・・

ビュオッ

おぐ10/25 10:12:92101cf1jaDXKkUBCo||651
なに!?すごい風!!私がまだ喋ってるって言うのに・・・
突然の風に、驚く皆。

「・・・誰?」

私たちの前には、なにやら派手な服装の、白銀の髪の男が立っていた。
その男は辺りをキョロキョロ見回して、何やらブツブツ言い出した。
「ふむ・・・。確かにこの辺りに強い力を感じるが・・・。」

何なのだろうか。突然人の前に立っちゃって、立ちはだかっちゃって、ブツブツとなんか呟いちゃって。しかもフワフワ漂うマントの金具が太陽に反射して目に痛いんですけど。痛いんですけど。

おぐ10/25 10:12:352101cf1jaDXKkUBCo||895
意を決して、私はそいつに声をかけてみる。
「あのっ!」
そいつは驚いたようにこちらを見た。
「おぬし、何者・・・」
「はぃ?」
「今、すばらしく強い気を一瞬感じた。今おぬしが声をあげた時だ。」
「そりゃどうも。っていうか、どいてくれません?私達、あなたが立っている向こう側にいかなくてはならないの。」
すまない・・・っと言って、そいつはそこをどいた。

おぐ10/25 10:13:92101cf1jaDXKkUBCo||234
私達がまた歩き出そうとした時・・・
「待てっ!」
「?何か?」

「おぬし、何者なんだ?この先は王城だ。王に会いに行くのか?一体何者だ。」
ふぅー。
「あんた、常識を知らないの?人の個人情報を聞き出すときには、まず自分から言うものよ?」
「ああ、すまない。自己紹介が遅れたな。まぁ、知っていると思っていたんでな。俺の名前はグライド・デッド。魔族の剣士をやっているんだが・・・」

おぐ10/25 10:13:592101cf1jaDXKkUBCo||305
「ああ!」
その紹介にラインが声を上げた。
「知っていますよ。魔族の貴族の方ですね?強いと有名な。」

ふぅ〜ん。
「私は泉。」
「イズミ?あまり聞かない名前だな。」
「この方は、伝説の聖魔騎士様なのです。」
お決まりのラインの台詞。
「だからか。この、熱意と誠意に満ちた力は聖魔騎士の物だったか。」

おぐ10/25 10:14:242101cf1jaDXKkUBCo||309
一人で納得するグライド。
「それじゃあ俺の事は知らないだろうな。俺は、結構腕のたつ剣士でな。王を殺しに行くならば、戦力になるぞ?」
その言葉に私は声にはどすを、目には睨みをきかせていった。

「その言葉、聞き捨てならない。私たちは、王の敵だけど、王を殺そうとなんてしてない。魔族とか言うから、優れた技術とか持ってて頭が良いのかと思ってたら、案外馬鹿なのね。」
「何?」

「ストーップ!」

おぐ10/25 10:14:452101cf1jaDXKkUBCo||276
ミルキャニーが声を上げた。
「もうっ!泉?そんなカッカしないで。グライド君?あなた、人を殺したりとか、いろいろ経験してる方でしょうけど、私たちには必要ございませんわ。」
「お話し願おう。何があった?さっきから、さっきに近い強い気を私に向けているその女に。少しばかり興味があるな。」

おぐ10/25 10:16:62101cf1jaDXKkUBCo||592
何よっ!その口調はっ!力の強さを持つと、こうなるの?人を見下したような・・・!
「あんた、知らない?王が戦争を起こしてる事。」
「?知っているさ。」
「私たちは、それを王にやめさせるの。」
「何故だ?」
「困っている人が、たくさんいるからよ!戦争を好むものなんて、王ぐらいだわ。人々は、迷惑しているの。だから、私が行って、戦争なんてやめさせる。」

「ほぉ。そんな事、できるのかねぇ。」
「何?できるわ。いや、やってみせる。」

おぐ10/25 10:16:402101cf1jaDXKkUBCo||712
嫌だ。この人の口調、嫌だ。
「・・・ふむ。良し。」
急に、グライドの口調が少し軽くなった。
「何?」
「私も同行しよう。俺は強い者が好きなんだ。俺も腕には自信が有るしな。」
カラッとそいつは笑った。
「だから、強さでは解決する気はないの!」
なんだろう。すごく話しやすくなった。

「けど、もしむこうが襲って来たら?」
「それは・・・」
「な?そういうときに俺は飛んでいってやれる。とにかく、俺を味方につけとけ。」

おぐ10/25 10:17:32101cf1jaDXKkUBCo||432
「泉!」
悩んでいる私に、ギットが言った。
「いらねぇよ。泉はこの、サナイ族が守る。魔族など、必要ない。」
どうしよう。
『良いんじゃない?』
今度はクリヌンティとミルキャニーが声をそろえていった。

「確かに。戦力はあった方がいい。たとえ、ギットがいても、向こうには人数がいる。流石に一人では無理です。」

おぐ10/25 10:17:282101cf1jaDXKkUBCo||58
「んじゃ、決定だな。」
グライドがパッと言った。
「ギット。ありがとね。信じてるから、いざという時はヨロシク!」
「・・・おぅ!」


ガサッ
「!?」

おぐ10/25 10:19:352101cf1jaDXKkUBCo||38
第7章終了です。

微妙な終わり方ですいません^^;第8章をお楽しみに!!

んじゃあ、ここから下は感想コウナーにします!
どんな感想でも、待ってます♪

華奈10/25 20:13:72102cfXbQ7HfLWz7g||161
こんちわ〜w
面白かったぁ〜!!
最後、すごいとこで終わってる〜!
めっちゃ続きが気になる。
次回も楽しみにしております^^


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