340 | 小説「チビファンタジー 〜誠の冒険〜4章続き」 | 綴 | 5/23 10:8:22 | 2191cfirs61isyGGI |
1章〜2章→http://chibifantasy.com/bbs/t12-85.html 3章→http://chibifantasy.com/bbs/t12-169.html 4章→http://chibifantasy.com/bbs/t12-270.html 見てみたい人はコピペしてください。 次に四章の続きを書きます。 |
綴 | 5/23 10:22:59 | 2191cfirs61isyGGI||464 | ||
それはグミのような水色のぽよぽよした物体だった。 有芽「これはモンスターの中の最弱モンスターぽよ。さっ早く倒す倒す。」 ぽよは無表情な顔で俺をジッと睨みつけた。ちょっと倒すのが可哀想になった。 誠「御免!!」 俺はブリキの剣でぽよを斬った。いや、叩いた。 ぽよ「ぷきゅっ。」 ぽよは逃げていった=倒した? 有芽「よっしゃあ!まずは一匹。」 誠「なあ…。あれで倒したって言うのか?」 有芽「そう。あれが倒したって言うの。それとも滅多切りにしないと気がすまない?」 誠「いや、ならいいです。」 想像すると気持ち悪くなって来た…。 |
綴 | 5/23 10:32:13 | 2191cfirs61isyGGI||156 | ||
有芽「こうやってモンスターを倒して行って強くなっていくのよ。」 誠「へぇ〜。あ、そういえば町でモンスターが後ろにくっついて歩いてる人を見たけど あれ何?」 有芽「あれはモンスターが時々仲間になりたいってゆう目で見てくるの、 仲間にできるモンスターは2体。2体以上仲間にするのは無理なの。 それでも仲間にしたい時には取り替えるのよ。あんたもそのうち仲間ができるわよ。」 誠「仲間にして欲しい目で見てくるモンスター…ドラクエ?」 有芽「は?」 誠「いや、なんでもない。」 |
綴 | 5/23 10:47:0 | 2191cfirs61isyGGI||682 | ||
そうか…モンスターの仲間かぁ、やっぱりRPGの世界みたいだ。 誠「そうだ。モンスターって喋れんの?」 有芽「人語を喋るモンスターもいるわよ、特別変異で。 でもほとんどはヒューマンタイプしか喋れないの。特に頭のいいモンスターとか。」 誠「ヒューマンタイプ?」 有芽「人間にそっくりなモンスター、主に賊系などね。」 誠「お前は仲間作らないのか?」 有芽「今は家に預けてあるの。かわいいわよ〜あたしの爆弾うさぎとうさぎ戦士v」 うさぎなのになんか強そうな名前で…。 誠「ふ〜ん…ん?」 さっきのぽよが落としたのだろうか、指輪が落ちていた。 |
綴 | 5/23 10:56:34 | 2191cfirs61isyGGI||215 | ||
誠「おいなんか指輪落ちてたぞ。」 俺は指輪を有芽に見せた。 有芽「ああぁー!!」 誠「なっなんだよいきなり!」 有芽がいきなり叫んだ。そんなに指輪が珍しいのか? 有芽「そっそれは氷の指輪!どこでそんなレアアイテムを?!」 誠「いや…ぽよが落としてったと思うけど…。」 有芽「オッホン!それは水使いには凄い必要なものだからあたしによこしなさい! それにあんたじゃあ装備できないから宝の持ち腐れってヤツ、だから寄こしなさいv。」 誠「それほど言うなら…ほい。」 俺は有芽に氷の指輪を渡した。 |
綴 | 5/23 11:14:16 | 2191cfirs61isyGGI||768 | ||
有芽「やったぁ〜![]() 有芽は物凄く喜んでいた。 有芽「ではさっそく装備装備〜vでもぽよがこんなレア物落とすなんておかしいわね… でもまあいっかv」 有芽は自分の指に指輪を通した。するとなぜか指輪が黒く色を変え、 どす黒い煙が有芽を包んだ。 有芽「やっ何これ?!氷の指輪じゃない!」 誠「おいどうしたんだよ!!」 有芽「きゃああぁぁ――!!!」 誠「有芽!!」 |
綴 | 5/23 11:29:1 | 2191cfirs61isyGGI||672 | ||
俺は有芽を助けようと手を伸ばした。 誠「うわぁ!」 俺は跳ね飛ばされた。 起き上がると有芽を覆っていた煙は消え去っていた。 誠「大丈夫か!」 有芽は気を失っていた。それにしても何だったんだあれは…。 ???「ミッションクリア」 後ろの方から声が聞こえた。 振り向くとそこには全身をローブで覆った怪しげな奴が静かに立っていた…。 |
有芽 | 5/24 17:58:12 | 2182cfD2WKtSEYqq6||195 | ||
ローブ・・・誰だ?!気になる〜 実は私、氷の指輪持ってるんですよwww ↑マダ装備できないのに持ってる |
綴 | 5/25 20:2:53 | 2191cfirs61isyGGI||110 | ||
誠「なっ何だお前!」 気配もなく現れた怪しい奴に俺は少しびびった。 ???「気にするな、貴様には用は無い。有るのはこの女だけだ。」 機械的に平坦な声でそいつは言った。 誠「有芽に何をした!」 ???「その女は中々強い。あの御方の妨げになるのでな、 その女に呪いを施しただけだ。」 誠「呪い?!」 ???「そうだ。さっき倒したぽよは私の下僕でな、呪いをかけた氷の指輪を運ばせたのだ。」 |
綴 | 5/25 20:18:30 | 2191cfirs61isyGGI||644 | ||
???「その呪いは強力でな、指輪をはめた者の強さを吸い取る呪いだ。もちろん指輪を外せば呪いは解ける。だが外せる者は呪いをかけた本人にしかできない。」 誠「じっじゃあ有芽は!」 ???「そうだ、今の有芽の強さはお前と同じくらいだろう。せいぜい呪いをかけた者に解いて貰うことだ。」 誠「?お前がかけたんじゃないのか。」 ???「私には無理だからな。呪いをかけた者は白い塔にいる。解いて欲しくばそこに行け。」 誠「?!!」 気づくとそいつは一瞬で俺の後ろにいた。 風を切る音が鳴り、首に衝撃が走り、俺は意識を失った…。 |
綴 | 5/25 20:22:17 | 2191cfirs61isyGGI||879 | ||
???「その者の名はフォウ、覚えているといい。」 フォウ…。俺は消え行く意識の中、有芽にかけた呪いの張本人の名を聞いた。 |
綴 | 5/25 20:30:24 | 2191cfirs61isyGGI||270 | ||
4章がやっと終了です、長かった…(゜・゜;) やっとフォウさん出ました!これからどうなることやら…。 いつも嬉しい感想をありがとうございます有芽さん。 そしてここまで読んでくださっている人。(いないと思うけど…) 本当にありがとうございます!! 感想やご意見をくれると嬉しいです。 |
有芽 | 5/26 17:56:31 | 2182cfD2WKtSEYqq6||789 | ||
うぉう?! 早く白の塔にいってくれ〜っ! と思う有芽ッス。 私・・・強いのか?!とおもいつつ、 いつも、面白い小説に出演させて頂いて、ありがとうございます(人´∀`).☆.。.:*・° |
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