3405 | 「伝説の力」 | 雷伝 | 10/28 21:6:22 | 2212cfrrxuPbCz7YA |
前回のスレbR372 終わるまでのレスは禁止です。 〜あらすじ〜 平和な世界に現れた闇魔王なかまるを倒そうと各村から6名の強者が集まった。 やさしき王様、大臣の作戦を聞いた6人― だが、その作戦を聞いている者がいた… |
雷伝 | 10/28 21:7:3 | 2212cfrrxuPbCz7YA||454 | ||
「伝説の力」第1部―1話”作戦準備” 「では早速作戦の準備だ」大臣の声に続く 「まず2手に分けなきゃね。」 話し合いの結果、 「アルル、唯、亜依」「セインズ、ウィル、ジャスティン」 この2つの部隊ができた。 まずアルル達の攻撃方法は亜依とアルルが攻撃し後方から唯が呪文を唱える戦法。 次にセインズ達はウィルが敵を惑わし、ジャスティンが援護し二人が敵の隙を つくったらそこにセインズが攻撃する戦法。 |
雷伝 | 10/28 21:7:11 | 2212cfrrxuPbCz7YA||137 | ||
こうして準備が整った。作戦開始は1週間後の早朝に行われる事になった。 ニワトリの鳴き声が合図だ。 そして2つの部隊はそれぞれの方へと城を出た。狙うは闇魔王なかまる― |
雷伝 | 10/28 21:8:7 | 2212cfrrxuPbCz7YA||355 | ||
「伝説の力」第1部―2話”報告” 「なかまる様、報告がライン副隊長からあるとのことですが・・・」 「報告? まあ、とりあえず通せ」 「はい」 側近のガブリエルは足早に扉まで行き、ゆっくりと扉を開けた。 「こちらへどうぞ」 「ああ」 |
雷伝 | 10/28 21:8:25 | 2212cfrrxuPbCz7YA||774 | ||
「で、報告とはなんだ?」 「はい。今、国付近の村を襲うついでに偵察に行って仕入れた情報ですが 国王が各属性の者たちを集めて、1週間後の早朝に北と南側から回り込んで 攻めて来るらしいのです。」 「なに・・・ ふむ、村に襲っている魔獣を集め、北と南に配置しろ。」 「はい」 |
雷伝 | 10/28 21:8:44 | 2212cfrrxuPbCz7YA||787 | ||
ラインは報告したあと、魔獣たちに指示を出しに魔王の間から出た。 「あとガブリエル、お前は獣形態になるために体力を温存しておけ。」 「わかりました!」 ラインが出て数分後、ガブリエルも扉から出て行った。 「俺も一応、2形態目の準備でもするか・・・」 そして、なかまる、ライン、ガブリエルの会議は終わった。 |
雷伝 | 10/28 21:9:29 | 2212cfrrxuPbCz7YA||846 | ||
「伝説の力」第1部―3話”作戦開始 セインズ隊” 「ついに作戦開始だな。俺もドキドキしてきたぜ」 「うん♪」 「作戦開始の前に聞きたいんだが・・・いいか?」 「なに?」 「セインズの属性は闇だな?」 「え!何でわかったの?」 「気を使うものなら気の波動で属性はわかる。で、攻撃方法を教えてくれ」 |
雷伝 | 10/28 21:9:36 | 2212cfrrxuPbCz7YA||389 | ||
「攻撃方法か・・・ すぐにわかるよ♪」 「なに?」 「おい!セインズ、ウィル!敵が見えるぞ」 「わかってるって。僕1人で十分だからここで待ってて」 「俺も行…」 |
雷伝 | 10/28 21:10:3 | 2212cfrrxuPbCz7YA||138 | ||
「まて、ここはセインズにまかせよう」 ジャスティンの声を静止するようにウィルが言った。 ウィルは楽しみだった。敵にいち早く気づいたセインズの実力が どれほどのものか知りたかったからだ。 「仕方ないな。次は俺だからな」 「じゃあ僕、行って来るね」 「ん?」 ウィルは見逃さなかった。セインズの気の流れが滑らかなものから、激しくなるのを。 |
雷伝 | 10/28 21:10:36 | 2212cfrrxuPbCz7YA||261 | ||
「ガルゥゥゥゥ」 「お前が魔獣か。相手にもならんな」 その言葉遣いはいつものセインズとは違っていた。 「グガァァァ」 その声と同時に魔獣は走り出した。だがセインズの姿は走り出すと同時に・・・消えた。 「剣を使うまでもない。」 そう言った後、セインズは印を結び始めた。 |
雷伝 | 10/28 21:10:55 | 2212cfrrxuPbCz7YA||569 | ||
「魔界族の力、とくとみよ! 点 結 黒 無!」 セインズの 「点」の声で魔獣の周りに黒い点が生まれ、 「結」の声で点が結ばれ四角形ができた。 「黒」の声で四角形が黒くなり、 「無」の声で消えた。文字どうり四角形が一瞬で消え、魔獣の姿も消えたのだ。 「ふん。弱いな」 |
雷伝 | 10/28 21:11:19 | 2212cfrrxuPbCz7YA||562 | ||
「やっほ〜 倒してきたよ〜ん」 「お前まさか・・・魔界族か?」 「うん♪」 「俺・・・お前の事見直したぜ」 「ありがと」 「魔界族は滅びたはずだ。なぜまだ生きているのだ」 「その話はあんまりしたくなかったんだけど・・・話した方がいいよね?」 「ああ」 「俺も聞きたいな」 |
雷伝 | 10/28 21:12:12 | 2212cfrrxuPbCz7YA||137 | ||
セインズは話し始めた。 「まず、なぜ生きているかというと僕は滅びた日はここ、人間界に来てたんだ。 そして帰ってくると滅びていたんだ・・・ 魔界がもうなくなってたんだよ。滅ぼしたのはなかまるのせいさ。 魔獣たちは僕の 父・・・魔界族の王を裏切ったんだよ。 いつも皆に優しくしてくれたのに、なかまるが強い力を与えると魔獣に 言ったとたんに魔獣は父を裏切った。力の欲しさに父や村の皆を殺したんだよ! だから僕は人間界で情報を仕入れていたら、なかまるがこの世界に来た。 だから僕は魔獣やなかまるが憎いんだ! 僕は絶対に父の仇をとる。 そのために魔界で修行をして、ここにまた来たのさ」 |
雷伝 | 10/28 21:12:41 | 2212cfrrxuPbCz7YA||924 | ||
「そうか・・・そんなことがあったのか・・・」 「俺も同じだ。家族はもう殺された。だから村の皆だけは守りたい、 そのために来たんだ」 「俺もなかまるが憎い。セインズ、ジャスティン! 共になかまるを倒そう」 「おう!」 「うん」 こうしてセインズ達の団結力は高まった。 その時! |
雷伝 | 10/28 21:12:50 | 2212cfrrxuPbCz7YA||300 | ||
「コッケコッコ〜」 「今の声聞こえたよね?」 「ああ」 「当然だぜ」 「じゃあ・・・」 「作戦開始だ!!」 |
雷伝 | 10/28 21:13:51 | 2212cfrrxuPbCz7YA||143 | ||
今日はこれでおしまいです^^ 感想、意見がありましたら言ってください。 |
☆セインズ☆ | 10/29 19:6:35 | 6035cfDfBCV6t0mxg||678 | ||
うわぁ・・・俺すごっw |
やさしき王様 | 11/1 20:9:5 | 2191cfhD4I0OmxaB.||240 | ||
国王イイ! |
そそたけ | 11/4 17:41:51 | 2031cf3bsMkaB7C7.||726 | ||
俺、いつ戦うんかなぁ |
特殊文字 by.チビファンタジー |