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3461風吹くとき弥月11/7 16:17:472194cfHbfHKdEaBLw
一部一話 http://chibifantasy.com/bbs/t12-3024.html
一部二話 http://chibifantasy.com/bbs/t12-3048.html
一部三話 http://chibifantasy.com/bbs/t12-3072.html
一部四話 http://chibifantasy.com/bbs/t12-3094.html

ニ部一話 http://chibifantasy.com/bbs/t12-3125.html
ニ部ニ話 http://chibifantasy.com/bbs/t12-3149.html
ニ部三話 http://chibifantasy.com/bbs/t12-3175.html
二部四話 http://chibifantasy.com/bbs/t12-3206.html
二部五話 http://chibifantasy.com/bbs/t12-3234.html

弥月11/7 16:17:552194cfHbfHKdEaBLw||771
二部六話 http://chibifantasy.com/bbs/t12-3272.html
二部七話 http://chibifantasy.com/bbs/t12-3387.html
二部八話 http://chibifantasy.com/bbs/t12-3427.html

弥月11/7 16:44:402194cfHbfHKdEaBLw||74
スレッド作っておいて用事ができてしまいました^^;
すみませんがすこし(いやかなり?)お待ちください。

弥月11/7 17:42:342194cfHbfHKdEaBLw||6
二部九話【次の戦いまで】

次の戦いは両方知らない人─というか二人が知っているこの大会出場者
はウィンとクレシアのみ─だったので見ず、二人はクレシアについて
聞きまわることにした。クレシアは最初に謎の声言ったとうり、この大会
の常連であり、しかも毎回と言っていいほど優勝しているそうだ。
そのクレシアとウィンがあたるのは、何と最後の決勝戦。これは
ドームのいたるところで売っているトーナメント表を見れば分かった。
ウィンは第十一戦ある中、次の七回戦に勝てば十回戦に、
また勝てば決勝戦へいける。
「ふ〜ん。あとニ回戦わないと決勝戦に行けないのか」

弥月11/7 17:44:112194cfHbfHKdEaBLw||527
「クレシアさんと戦えるのはその決勝戦ですね。聞きまわった所、
皆さんが皆、「優勝はクレシアだ!」みたいなことを言っていましたが
・・・かなり期待されてますね。ウィンさん大丈夫でしょうか・・・」
「う〜ん・・・先のことを悩んでもしかたない!なるようになるよ」
グゥゥ〜〜
風花が言い終わるのを合図にしたように、二人のお腹がなった。
「・・・とりあえず、今はご飯を・・・七回戦まで時間ありそうだし」
今の時間は十二時を少しすぎたぐらいだ。
「え、でもウィンさんは?」
ウィンは大会関係でいろいろあるらしく、このドームに入って別れてから、
一度も会っていない。

弥月11/7 17:44:382194cfHbfHKdEaBLw||944
「勝手に話をちゃっちゃと進めてしまった人のことは知りません!」
風花はキッパリと言った。
「お?そこにいるのはこの前の子達か?」
そんな風花の目の前に現れたのは、ナンパ野郎でこの大会の常連である
ウツェ=クレシアだ。
「「子」ですかい」
「ん?あぁ、悪かった悪かった」
ハハッと笑いながら言うと、今度は思いっきり風花に向けて、
「チビちゃん」と言う。確かにクレシアより風花は頭一個分ほど背が
小さい。

弥月11/7 17:45:342194cfHbfHKdEaBLw||989
「・・・何か用ですか?ナ、ン、パ、や、ろ、う!」
「ナンパ野郎」という言葉に力をいれて風花が言う。
「オイオイ、そう毎回毎回、ナンパしているわけじゃねぇぞ。あの日
はたまたま・・・・」
ここでクレシアはリンネの方を向く
「そう、貴方のような美しい人に出会い──」
「リンネ〜そろそろ食べに行くよ〜?」
そのまま熱説に語りそうなクレシアを無視し、風花がリンネを呼んだ。
「え、あ、でも、お金・・・ないですよ?」
「そ〜だったネ・・・」
「んじゃ食べ行くか?俺様のおごりで」
「本当?!」「本当ですか?!」

弥月11/7 17:46:422194cfHbfHKdEaBLw||413
胸を張って言うクレシアに、二人が同時にいう。
「おぉ、まだオレが出る試合まで時間あるしな」
「そういえば、かなりの人数に期待されてるみたいだけど、本当に強いの?いままで戦った人が弱いとかじゃなくて?」
風花はものすごく疑っている。
「強いのなんのって。五分、十分あれば決勝戦だって楽勝」
「いや、普通決勝戦はどれぐらい時間がかかるか分からないから、
強いかどうか分からないって」
「・・・そういや、俺も知らねぇ」
「なにそれ!」
「知らんものは知らん!」
「クスクスクス・・・」

弥月11/7 17:47:472194cfHbfHKdEaBLw||547
風花とクレシアの言い争いを見ていたリンネが、突然笑い出した。
「リンネ?」
「あ、ごめんなさい。二人が兄妹のようで・・・」
ごめんなさい、と言っているそばから、リンネは笑っている。
「「兄妹〜?・・・こんな奴と」」
二人が同時に言うので、リンネはさらに笑う。
「ばかにしている訳ではないんですよ?なんというか、ほほえましくて」
リンネがあまりにも楽しそうに笑うので、風花もクレシアもつられて笑う。
「しょうがないな。おごられてあげるよ」
「何だと?」
「・・・兄妹だな」
「わっ?!」「うお?!」
「あ、ウィンさん。どうしたんですか?」

弥月11/7 17:48:102194cfHbfHKdEaBLw||879
いきなり現れたウィンに、ただ一人驚かず、リンネが聞く。
「昼の休憩時間だそうだ。飯を食べようと思ったのだが・・・金がない」
「あ、それなら大丈夫!クレシアがおごってくれるって!」
オイ!っとそこで、クレシアがどなる。
「何勝手に決めてるんだ!確かにおごるとお前らには言ったが男は
自腹で・・・・」
「よ〜し、行こう!」
他にも言いたそうなクレシアを、またもや風花は無視し、スタスタ
と近くのレストランへ行く。

影で、小さくウィンが笑ったことは、誰も知らない。

弥月11/7 17:49:212194cfHbfHKdEaBLw||868
感想、指摘、などなど待ってます^^

ウィン初めて笑ったなぁ・・・w

雷木11/7 17:51:302118cf.CAQIaOP4OQ||58
あ〜〜、俺と違っていつもおもろいっすねwOIZ
あと、パクリのほうがよいっていったから、不評だっておもったんですよ^^:
とにかく名前だしたのごめんなさいOIZ (指摘かいてヨw

リアナ11/8 19:55:212191cfrXaJYkQuwOo||779
おもしろかった〜!今回も楽しく読ませていただきました。
クレシアっていい人って感じがしますなぁ・・(感じかよ!!!!
ウィンそういえば・・笑ったことなかったんだぁ!!って今先ほど気づきましたよ。

ではでは、次回も読ませていただきます。(期待


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