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3513◆殺戮◆氷河11/14 18:2:312191cf8mOdKwHh9rU
◆監獄◆の続き・・。

前小説掲載済み。
http://plaza.rakuten.co.jp/express999/

ドキューン!銃声の鳴り響く音がする。

目の前を見れば、セイバの無残な死体が。頭を一発で打ち抜いてしまった様だ。

ほんの威嚇のつもりだったのに・・。

ふと、アナウンスの音が流れた。

氷河11/14 18:3:82191cf8mOdKwHh9rU||247
「ザ・・ザザ・・ザー。おめでとう。ギレス・シベリオフ君。コレで君はここから出られる。」
アナウンスの声に、喜んで良いのか分からなかった。ただ、聞き入っていた。

「君に武器をプレゼントする。いろいろある。食料もだ。そういえば、君は記憶が無い。と言っていたね。」

オレは・・。記憶について知りたかった。

「一体・・何が起きているんだ!」

「現在、地球上では人口が多すぎる。そのために空気が少なくなり、山に登れば空気が無いも同然になった。そのために空気を減らす為にある法律が作られた。」

その法律を聞いた瞬間・・俺は耳を疑った・・。

氷河11/14 18:3:122191cf8mOdKwHh9rU||504
「国家公認の・・殺人許可だ。この法律は正式名称を「人口削減法」と呼ばれている。だが、民間の間では、「政府の反乱」と呼ばれている。生き残るの男女2名。そこからま

た子孫を増やしていくのさ・・」

オレはそんな法律・・聞いたことも無かった。記憶が無いのだから。

「そんな・・酷すぎる!国家は何を考えているんだ!」

「全員が死ぬより誰かが生き残る方が!得策なんだ。しょうがないのだよ・・。」

最早言葉が出なかった。こんな法律の為に、人が死んでいる・・。

キィ・・看守が入ってきた。

氷河11/14 18:3:582191cf8mOdKwHh9rU||477
「ホラ。武器と食料、そして睡眠薬だ。安楽死したい時に使え・・。」

そういうと、看守は俺の脚に絡み付いていた鎖を解いた。

「御前も気の毒に。こんな法律に巻き込まれて・・」

そういうと、看守は出て行った。そして・・。部屋を出た。

氷河11/14 18:4:52191cf8mOdKwHh9rU||33

ドォォオン!ライフルの音・・。

看守の死体・・。自殺したようだ・・。ライフルには弾が残っていた。

メモを見つけた。「俺からの餞別だ。取ってってくれ。後々役に立つ。弾はテーブルの上においてある。生き抜いてくれよ・・」

テーブルの上には、弾のほかに、ライターが有った。

「とっておこう。役に立つかもしれない・・」

ソトへ出てみると・・。

普通だった。いたって綺麗な緑が続いていた。

すると・・
「こっちだ!隠れろ!」

氷河11/14 18:5:102191cf8mOdKwHh9rU||985
声がした。俺は声の主の言われるがまま茂みに隠れた。

「俺の名前はゴーマ・チルドレンだ。御前は?」

俺の名・・さっきアナウンスで流れていた。

「ギレス・・。ギレス・シベリオフだ・・。」

「さっきまで御前はスナイパーに狙われていた。ヘタをすれば死んでいたな。」

呆然としてた・・ただ・・ずっと・・

「・・俺についてこい。少なくとも死ぬことはないだろ・・。」

俺は、ゴーマを信じた。俺はゴーマについていくことにした。

--続く---3章へ・・。まだまだ殺戮は終わらない。それが歴史だから。

氷河11/14 18:5:312191cf8mOdKwHh9rU||913
どでしょ。感想・誤字報告等お待ちしております。

安生かずま11/18 21:39:562101cf8pCl3etlrQs||935
おっ
初めて、見させていただきました^^
途中からでしたけど、面白いですね^^
次回も書くの頑張ってください^^

氷河11/19 22:9:292191cfO7XS9B4WHYU||649
|ω・`)えっと、

http://plaza.rakuten.co.jp/express999/

ここを見ていただければ、前作も見れます♪

感想ありがとうございます〜!


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