3640 | 自分がキライ。〜3章〜 | 儡 | 11/30 19:58:45 | 2201cfy2i3yDs1FKg |
自分がキライ。も3章まで来ちゃいました。もし良かったら前作も…(笑) 2章→ http://chibifantasy.com/bbs/t12-3595.html |
儡 | 11/30 20:1:35 | 2201cfy2i3yDs1FKg||751 | ||
自分がキライ。第3章。 本当は自分がキライだったことに気がつく、めい。 新しく芽生えた思いと、人間関係が複雑になりながら―自分を見つけていく。めい。 |
儡 | 11/30 20:31:0 | 2201cfy2i3yDs1FKg||672 | ||
朝― 「めいーっ!大☆大☆大ニュースー!」寝坊で送れてきた宮乃が、息を切らせながら叫んだ。 「はよーっ!んで、何ぃ!?」とめい。 「有川のコトーッ!!!」宮乃がにやけた。 「もぅいぃよ。」めいはあきれた顔で言う。 |
有芽 | 12/1 19:20:48 | 2182cfD2WKtSEYqq6||150 | ||
うぉう!w(ナニ 早く続き見たい・・・w 有川のコトが気になります・・ww |
儡 | 12/6 20:40:51 | 2201cfVkdh0DMwatU||53 | ||
スイマセン、勉強でいそがしくて更新おくれましたー。 |
儡 | 12/6 20:50:1 | 2201cfVkdh0DMwatU||324 | ||
「ごめんなさぁ〜いっ」と、宮乃がにやけながら言う。 「まぁ、いいけどさぁ内容は?」めいは、(謝れって言ってんじゃなくてさぁ〜。どうでもいいから早くしろよ)と思いながら、怒りマークをとばしていた。 「有川はー…っと…やっぱり言わない!今日中にめいも分かると思うよ!!!じゃ〜ね〜」と、気になる言葉を残して宮乃は消え去った。 |
儡 | 12/6 20:50:43 | 2201cfVkdh0DMwatU||898 | ||
6時間目。だるい。めいは、お弁当を食べ終わった後の5時間目と6時間目が、一番嫌いだ。理由は眠いから。でも、今日は眠くなかった。なぜなら、宮乃が朝言っていたことが、気になってしようがなかったから。(有川がなによ!?私に何の関係があるのよ〜っ!?)めいは、考える人のポーズをして考えてみる。(分からんっ!!!)やっぱり、バカなめいは分かっていない。 |
儡 | 12/6 20:51:5 | 2201cfVkdh0DMwatU||993 | ||
突然ー |
儡 | 12/6 20:57:49 | 2201cfVkdh0DMwatU||367 | ||
「これ、読め。」隣の席の田中が手紙を渡してきた。 「ん?」嫌な予感がした。やっと、さっきのことが分かった。 有川は仲の良い男子他2人と、同時にそれぞれの思いを寄せている人に手紙で告る。と最近言っていたのを聞いたのだ。それで、めいはすぐにその手紙がそれだと分かったのだ。とっさにめいは、 |
儡 | 12/6 21:0:49 | 2201cfVkdh0DMwatU||528 | ||
「イヤ。」といった。田中は困って、 「お願い!有川に怒られるっ!」といった。つまり、田中は香奈が好きだから、手紙を書いて隣の席の藤原に渡してもらう。そして、松永は好きな里烏に手紙を書き、田中に渡してもらう。そして、有川はめいに手紙を書いて田中に渡させたのだ。 「マジでお願いっ!」田中は言った。 「しようがないなぁ〜。」めいはえらそうに言う。心の中では(人の告白の手紙受け取らないなんて、何様のつもりだ。なんて思われそうだし。)とか思ってたり。 |
儡 | 12/6 21:4:42 | 2201cfVkdh0DMwatU||718 | ||
とりあえず、受け取ってよむめい。 俺は君のことが好きです。できれば返事ください。と書いてある。 (ーはじめてだ。告られるの。)と思いながら、先生の話し中でありながら田中としゃべる。 「返事、書いてやれよ。」田中が言う。 「分かったよ…。」めいは、面倒くさそうに言ったが、心のは、パニック状態だった。 「お前、こういうこと何回もあるだろ?」田中が、どうせーという言いぶりで言う。 |
儡 | 12/6 21:8:10 | 2201cfVkdh0DMwatU||648 | ||
ま、とりあえず家に帰ると、即返事。 (塾で一緒だから返事渡そう…。) 私は、有川のこと普通の友達だと思ってる。ま、これからもよろしくね。 って、書いてみた。(これで…いっか。)思ったままにかいてみた。 授業が終わってみんながいなくなってから、有川が残っていたので、手紙を渡した。 「ハイ。返事」 「ん、サンキュ。」やはり、有川は少しだけカッコツケだ。 |
儡 | 12/6 21:12:38 | 2201cfVkdh0DMwatU||832 | ||
次の日ー 今日は学校。なんか楽しみなようで嫌なような。 今日もー…いつも通りで終わった。でも微妙にいつも通りではないことに、めいは気がついた。それは、誰かが告白なんかをしたせいである。女子の中がまた |
儡 | 12/6 21:12:52 | 2201cfVkdh0DMwatU||972 | ||
うわさ うわさ うわさ |
儡 | 12/6 21:14:48 | 2201cfVkdh0DMwatU||528 | ||
里烏とかななんて、孤立し始めている。「男子ってムシンケー。」めいはつぶやく。 めいが告白されたことは、まだ数人しか知らないので、うわさもそこまで流れない。ので、気にされない。めいは、これがよかった。 が、しかし |
儡 | 12/6 21:17:9 | 2201cfVkdh0DMwatU||961 | ||
次の日ーになると、うわさが広がってきた。 「めいちゃんって、あの有川に告白されたんだってーっ。」とか、 「かわいくないし、男言葉使うのに、良くモテるね。」とか。 「両思いなんじゃない!?」なんて、誰かが言い始めるともう大変。 女子は皆パニクって、大騒ぎ。 |
儡 | 12/6 21:19:46 | 2201cfVkdh0DMwatU||104 | ||
その結果、めいは避けられ始めた。 このうわさを楽しみたい女子は、めいがいるとうわさ話ができないので、避けて話す。 だから、めいはー嫌。面倒くさいの嫌い。ウザい。だりぃ。あぁ〜、だんだん口が悪くなってくる。 |
儡 | 12/7 20:43:38 | 2221cfIlXc39HdkKM||599 | ||
ある日、めいは分かってしまった。 |
儡 | 12/7 20:45:50 | 2221cfIlXc39HdkKM||921 | ||
クラスの女子どもの流すうわさは、いつの間にか自分の悪口になっていたこと。 「ウザくねぇ?」とか、「調子に乗ってる」とか。 ま、たしかにウザい。有川のせいでここまで嫌な思いをするのなんて、ばかばかしい。 でも、仕方がないのだ。有川は悪くないのだから。 |
儡 | 12/7 20:47:0 | 2221cfIlXc39HdkKM||402 | ||
こうなったときは、また前のことを思い出す。強く立ち向かわなければいけないこと、こんなことで苦しんでいるなんて、弱虫すぎるってこと。 |
儡 | 12/7 20:48:34 | 2221cfIlXc39HdkKM||342 | ||
こんなことが何ヶ月も続いてイヤだったけど、めいは毎日休まず学校へ行った。 (こんなことでくたばってられっか!!!!!)一人になったせいか、すっかりいつの間にか言葉も悪くなっていた。でも、めいは前向きだった。 |
儡 | 12/7 20:51:0 | 2221cfIlXc39HdkKM||22 | ||
めいのクラスの担任は、何も気づかず、「男子と女子、仲良くしよう!」とか、「みんなには、仲良く幸せに卒業してほしいよ。」とか、思いつきをそのまま言ったような、なんていうか…適当。な言葉を繰り返しみんなに聞かせていた。が、誰もそんな適当に熱い言葉なんて相手にしない。 |
儡 | 12/7 20:51:43 | 2221cfIlXc39HdkKM||254 | ||
まぁ、その気持ちはめいにも分かる。というより、めいもその一人であった。 |
儡 | 12/7 20:53:47 | 2221cfIlXc39HdkKM||779 | ||
その日からしばらくしたー めいは、一人に慣れて、いつも一人で楽しくなんとかやっていた。というか、一人が落ち着くようになったし、一人以外何もなかった。 そして、気がつくと有川が前にいた。 |
儡 | 12/7 20:54:41 | 2221cfIlXc39HdkKM||353 | ||
そして言った。 「ごめん」 |
儡 | 12/7 20:58:47 | 2221cfIlXc39HdkKM||203 | ||
「はッ?」めいは驚いた。自分がどれだけすごい顔をしているかに気がつかないほど。 「俺のせいで、谷本が嫌われたんだろ?」谷本とはめいのことで有川が謝ってきたのだ。 「…。」めいは無言のまま。 「本当にわりィ。ごめん。こんな俺を許してくれッ。」有川が真顔で言った。有川が真顔で謝るなんて、女子を泣かせてもこの態度はとらないほど。 「ううん、いいの。私は。有川のせいで嫌われてるんじゃないよ。」めいは、べつに謝られなくても良いと思ってたし、どちらかというと仕方がないことだと思っていたり。 |
儡 | 12/7 20:59:36 | 2221cfIlXc39HdkKM||513 | ||
ま、自分はウザい女ですからねー |
儡 | 12/7 21:1:25 | 2221cfIlXc39HdkKM||241 | ||
めいは言った。有川はすごい驚いていたけど。めいは知らない。 「気にしないでッ!」めいは満面の笑顔を作って言った。 有川は安心したような様子で、男子の群れの中に入っていった。 これでいいんだーっ。 |
儡 | 12/7 21:1:50 | 2221cfIlXc39HdkKM||841 | ||
めいは、ほんの少しだけ強くなれたように思えた。 |
儡 | 12/7 21:3:30 | 2221cfIlXc39HdkKM||137 | ||
何日かすると、めいのクラスの女子は、違う女子のうわさを流しだした。つまり、めいは一人から解放された。そのかわりその嫌われ始めた女子の悪口を言うはめになった。 ハズー…。 |
儡 | 12/7 21:5:46 | 2221cfIlXc39HdkKM||454 | ||
でも、めいは言わない。 学習してるからねッ! ーendー |
儡 | 12/7 21:7:17 | 2221cfIlXc39HdkKM||543 | ||
終わりました〜…。 今回は実話をもとにして作ってみましたー。ぶっちゃけ、私がめいです(大笑)マジです。名前を変えてやってみましたよ(笑)どうでしょうか?感想いただけたら、うれしいです。 |
メロディ | 12/23 20:50:54 | 2211cfMt4SALxIEhw||712 | ||
なんか恋愛小説なんだけど 正しい、素晴らしいことを教えてる 小説ってカンジですねっ☆ おもしろかったです |
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