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3641OBATYAN大奥〜第二章〜OBATYAN11/30 20:7:272192cfSsjm/.A8kSA
登場人物

春日早乙女  大奥総取締り。おばから名を改めた。

徳川隆浩   徳川三代将軍。隆千代から名を改めた。

ナルトのお方 尼寺から来た御側室。

吉良     早乙女の部屋子。悪知恵が良く働く。

チャン    清の国から来た、護衛隊長。

スタイナー  インドの蛇商人。大金に弱い。

封神亮之新  徳川暗殺を目論む外様大名。

OBATYAN11/30 22:31:572192cfSsjm/.A8kSA||868
〜第二章〜第一話〜
???「ほう。遂に将軍に成ったか・・・私の仕事も動き出すな。忙しくなる。」
???「はい。亮之新様。インドの蛇使いを五万両程で買い取りました。」
亮之新「伝説の大蛇エイジスクはあの男が飼っているに違いない。」
???「ええきっとそうです。」
亮之新「明後日だな。スタイナーが来るのは。」
???「はい。予定では。」
亮之新「では水戸。あいつを丁重にもてなせ。良いな?」
水戸「はい。かしこまりました・・・」
亮之新「これで第一段階が済んだ。ムフフフフフ・・」
水戸「はい。ヌハハハハ・・・」

OBATYAN12/2 16:29:572192cfSsjm/.A8kSA||951
くり「その頃、ラフィ与様のお部屋では・・・」

OBATYAN12/2 16:33:402192cfSsjm/.A8kSA||687
ラフィ与「何が、将軍じゃ!!元は志優松がなるものを・・・許せん!」
部屋子「まったくです。」
ラフィ与「まったくです、まったくですと念仏のように唱えておっても何も変わらん
何か無いものか・・・」

OBATYAN12/4 21:14:142192cfSsjm/.A8kSA||748
女中「実はラフィ与様、一つ噂を・・・」
ラフィ与「フムフム、そうか。よし宴の時に・・・」
くり「宴〜〜〜〜〜〜〜」
ラフィ与「のう、早乙女。隆千代は、男狂いと言うでわ無いか!」
女中「ソワソワソワソワ・・・」
早乙女「そんな・・・・」
ラフィ与「確かな筋からの噂じゃ。これでは世継ぎは生まれんな・・・」
早乙女「嘘です!!」
ラフィ与「残念だな・・・」

OBATYAN12/5 23:12:432192cfSsjm/.A8kSA||889
くり「早乙女様のお部屋では・・・・」
早乙女「嘘じゃ・・・嘘じゃ嘘じゃ!!男狂いなど嘘に決まっている。直接聞いて見るか・・・」
くり「次の日〜〜」
早乙女「上様、城内に良からぬ噂が出回っておりますな・・」
隆浩「何じゃ?」
早乙女「上様が男狂いと・・・」
隆浩「わしは女が嫌いじゃ!!女は醜い争いをする。だから嫌いじゃ。」
早乙女「そんな・・・」
隆浩「じゃあな早乙女。」

OBATYAN12/5 23:18:522192cfSsjm/.A8kSA||34
〜第二章〜第二話〜
くり「今日は嵐〜何か嫌な予感・・・」
ゴロゴロ〜ン!
早乙女「すごい嵐と雷じゃ。門を閉めよ!」
女中「はは!」
がーーーンガチャン
???「ヒエ〜〜ン!!シャ〜〜!!」
見張り「んん?!・・・ば、化け物じゃ!!大きい蛇のようじゃ!」
武士「なに!!」
見張り「応援を・・・ウワ〜」
ブス!!

OBATYAN12/7 20:4:402192cftt9uzAGI6FM||164
見張り「グハ〜殺られ・・・た・・・ドスン」
弓隊長「弓兵構え!!用意!!・・・放て!!」
ヒュンヒュンヒュンヒュンヒュンヒュン!!!
グサグサグサグサ!!
???「ヒエ〜ン!!モヮ〜!!」
弓兵「何!!火を吐いたぞ!!やぐらが燃えた!避難を!!ウワ〜・・・ドスン」
くり「西の丸から排出された弓隊、槍隊、鉄砲隊はほとんどが一夜のうちに大蛇の
鋭い爪と炎の息に潰されましたが、何とか本丸の前で大蛇を追い返しました・・・」

OBATYAN12/7 20:20:552192cftt9uzAGI6FM||593
〜第二章〜第二話〜
くり「ここはオバ城、集いの間〜朝の寄り合い〜」
隆浩「昨日の大蛇騒ぎじゃが、本当ならばもっと被害は少なくすんだはずなのだ!
第一やぐらの見張りの者は?!」
見張り「私です。」
隆浩「なぜあのような大きな物に気付かなかったのじゃ?!そなたのせいで被害が増えたのだぞ!!」
見張り「・・・実は大変御恥ずかしい事なのですが・・眠っておりまして・・」
隆浩「何!!あの騒ぎの中で眠っていられたのか・・・」
見張り「申し訳御座いません!!」
隆浩「この非国民めが!!今すぐ死刑じゃ!家族の者もひっ捕らえよ!!」
武士「はは〜」

OBATYAN12/7 20:44:372192cftt9uzAGI6FM||552
亮之新「ほう。見張りの言太が処刑されたか・・」
水戸「はい。家族も牢屋暮らしを宣告されたと・・」
亮之新「ま、わしには関係無い事じゃ。しかし居眠りで死刑とは・・・はっはっはっは!隆浩も気が立っている様じゃな。」
水戸「はい。」
亮之新「眠り薬は少し高かったが、戦力を減らすには大事な事だったからな。それを考えれば安いもんじゃ。」
水戸「各地で兵を募る為にお触書が回っているようです。」
亮之新「そうか。速い内に次を投入するか・・・」
水戸「はい。スタイナーに命令してきます。」
くり「果たして徳川暗殺の計画は成功するのでしょうか・・・」

OBATYAN12/7 21:45:582192cftt9uzAGI6FM||279
早乙女「どうやら上様を暗殺しようとしている輩が城内に居るようです。」
隆浩「だれじゃ?」
早乙女「解かりません。しかし裏切り者は、あの見張りだけではないようです。」
隆浩「と言うと?」
早乙女「女中の話によるとあの見張りはいつかは上様の護衛隊に入りたいと言っていたようです。そのような者が上様を裏切るような事をするはずが有りません。第一、
上様に恨みも無いようですし、殺して特も有りません。犯人は言太に眠り薬を入れたと考えられます。そして、上様が居なくなれば利益になる者が怪しいと思われます。」
隆浩「なるほど。そなたの言う事も解かるな。よしまず御家人から調べるか。」

OBATYAN12/8 18:27:22192cftt9uzAGI6FM||490
〜第二章〜第三話〜
くり「調査しても御家人には上様が居なくなって得をする者は居らず、次に譜代大名
を調査し始めました。」
水戸「今日は以前の事を踏まえて、スタイナー本人を呼んで作戦を練ってもらおうと思いまして・・・」
亮之新「よろしい。連れて参れ。」
水戸「スタイナー!!」
スタイナー「はい。」
亮之新「エイジスクだけでは江戸城を落とすのは難しい。ほかに怪獣が居るはずだ。どうなのだ!!」
スタイナー「いえ・・・。これ以上は・・・」

OBATYAN12/8 18:57:582192cftt9uzAGI6FM||98
亮之新「嘘を言うな!!ならば伝説の合成獣が後二匹居ると言って居たではないか!
金ならいくらでも出す。どうだ!」
スタイナー「居ない事も有りませんが・・グリフォンと言うフクロウの様な合成獣と
ファントムと言うクモの様な合成獣が居りますが・・一体5万両でどうですか?」
亮之新「・・む、むははは。よろしい。買い取ろう。」
スタイナー「ありがとうございます。明日お届けします。」
水戸「た、大変です。隆浩が外様大名の調査に取り掛かったと・・」
亮之新「大丈夫だ。隆浩はわしを信頼している。しばらくは大丈夫だ。」
亮之新「しかしゆっくりしている暇は無い。明日合成獣が届いたらすぐに出撃じゃ!」

OBATYAN12/8 20:4:472192cftt9uzAGI6FM||498
くり「翌日〜」
見張り「むむ!なんだあれは!つぎは大蛇とフクロウ、クモだ!!」
護衛「何!!今すぐ隊長にお知らせしろ!」
護衛「解かった!」
エイジスク「グワーン!ギャハン!」
ファントム「ヒエ〜エ!ガ〜ガン!」
グリフォン「ムワ〜!フエ〜イ!」
???「弓隊、鉄砲隊、投槍隊、投石隊、構エルアルヨ!ヨーイ・・・放テ!」
ヒュンヒュンヒュン・・ズドンズドンズドン・・サッサッサッサ・・ビュンビュンビュンビュン・・・・
エイジスク・ファントム・グリフォン「ヒエ〜!グヮ〜!フワ〜!」

OBATYAN12/8 20:19:262192cftt9uzAGI6FM||894
???「イケナイ!西の丸ヲ突破サレタ!志優松様トラフィ与様ガ危ナイ!
護衛「どうしましょう。チャン様。」
チャン「槍隊、戟隊、刀隊ヲ派遣サセロ!!」
護衛「はい。」
志優松「外が騒がしいな、母上?」
ラフィ与「あら本当。何があったのだろ・・」
護衛「大変です!化け物がこちらに向かって進んできます。お逃げくださ・・グハ〜
エイジスク「グヮ〜!!」
志優松「母上、お逃げください!私が倒します。」
ラフィ与「いいえ。あなたを置いてはいけないわ。私も残ります。」
エイジスク「モヮ〜!!」

OBATYAN12/8 20:26:432192cftt9uzAGI6FM||981
護衛「んん!なぜあなた方が・・お逃げ下さい。ウワ〜城が燃える!大変だ!ウワ!」
ブス!!
志優松「ええい!化け物!私が倒してやろう!来い!」
エイジスク「ムワ〜!ウエイ!」
カキン!!
志優松「私と刃を交えるとはやるな!とう!」
エイジスク「ヒヤ!」
くり「激しいし戦いがしばらく続いた後、遂に・・」
志優松「ヌハ〜やら・・・れた・・」
ドスン!

OBATYAN12/8 20:35:242192cftt9uzAGI6FM||379
ラフィ与「よくも・・・よくも私の息子を・・・許さん!!殺してやる〜」
くり「ラフィ与様は志優松様の刀を取り、大蛇に突き立てました。」
ラフィ与「どうだ・・・」
エイジスク「ム・・・・ヒエ〜〜〜〜〜ン。!」
ドシーン!!
ラフィ与「ハァハァ、倒せた・・これで仇を討ち取っ・・・」
サクッ!
ラフィ与「う、ウハ!お前に殺されるなら本望じゃ・・・」
ドス!
くり「この後本丸に押し入られる前になんとか突き返しましたが、被害は前の騒ぎの
倍以上でした・・・」

OBATYAN12/9 18:4:452192cftt9uzAGI6FM||803
〜第二章〜第四話〜
くり「ここはオバ城のお墓〜今日は寂しいお葬式」
お坊さん「ブツブツブツブツ・・・(お経を唱えている。)」
早乙女「上様。ラフィ与様は果敢に死んで逝かれたのです。それを私は尊敬しています。さあ、行きましょう。」
隆浩「ああ・・・」
くり「早乙女様はああ言った物の、これでもう最大の敵が居なくなったのでぬくぬく
と過ごせると思われました。」
早乙女「そうじゃ。またあの化け物が来ないとも限らん。何か良い手は無いもの・・」
部屋子「大変です。化け物を送り込んだ犯人は外様大名の封神亮之新だと・・何せ上様の親友なので上様は世継ぎが生まれずに死んだ場合奴を新たな将軍にすると・・」

OBATYAN12/9 18:26:572192cftt9uzAGI6FM||121
早乙女「そうか。」
部屋子「上様に知らせましょうか?まだ私しか知らない情報です。」
早乙女「真か?」
部屋子「はい。」
早乙女「そうか。ならば誰にも言うな。絶対じゃぞ。」
部屋子「はい・・・」
早乙女「そなたは・・・確か吉良だったか?」
吉良「はい。そうです。」
早乙女「よし。そなたは明日朝一番に女中として亮之新の所へ行くのじゃ。良いな?」
吉良「はい。」
早乙女「そしてあの化け物に毒を飲ませ殺すのじゃ。毒は医者からもらう。あの化け物も今日届いた清の国の劇薬には勝てまい。出所を聞かれれば上様の計らいでやって来たと言うのだぞ。」
吉良「はい。」
早乙女「よろしい。出て行け。」

OBATYAN12/9 19:8:452192cftt9uzAGI6FM||282
くり「亮之新の城〜」
吉良「上様のご命令でこちらに来た女中の吉良です。よろしくお願いします。」
亮之新「そうか。ならば早速掃除をしてくれ。」
吉良「はい。」

くり「真夜中〜」
吉良「小屋小屋。小屋はどこだ。・・・在った!」
エイジスク・ファントム・グリフォン「ズ〜ズ〜ズ〜。」
吉良「よいしょ。これで明日になればおだ仏だわ。」
くり「翌日〜」
水戸「大変です!!合成獣が皆死んでしまいました。」
亮之新「何!!」

ラフィーナ12/10 16:36:262192cfi8WwW0ie4p2||71
ラフィ与ご臨終〜^^
まぁいいけど・・・・・・
じゃあふぁいとねぇ♪

OBATYAN12/11 8:35:82192cfSsjm/.A8kSA||246
〜第二章〜第五話〜
水戸「あの女中が毒を盛ったと思われます。」
亮之新「このわしがうかつだった・・・・」
護衛「た、大変です!江戸城より兵が攻めてきます!」
亮之新「こちらはわしと水戸を合わせて52人・・・対する向こうは?」
護衛「はい。今攻めて来た奴等だけでも150人は居た思われます。」
スタイナー「亮之新様。合成獣が戦えるほど回復しました。」
亮之新「良し!合成獣が居れば百人力。一気に押し返す!!」

兵「な、また化け物じゃ〜気を抜くな〜!!」



OBATYAN12/11 10:43:462192cfSsjm/.A8kSA||129
兵「強い!強過ぎる!このままじゃ死んじまう!」
???「こいつらは私に任せて下さい!!テイ!」
エイジスク「ヒエ〜ン!」
兵「何!化け物を一太刀で倒すとは・・・まさかあなたは伝説の聖騎士、さのさんですか?」
さの「そーだよ。隆浩さんに呼ばれてん。」

OBATYAN12/11 22:13:552192cfSsjm/.A8kSA||183
兵「それにしても強いな〜。その刀は?」
さの「これは火山のふもとで磨がれた聖なる刃です。人には余り力を発揮できませんが、化け物には効果的なので私は化け物殺しとして雇われています。」
隆浩「おう、さの。もう来ていたか。」
さの「はい。化け物は全て退治しました。」
隆浩「そうか。良し!邪魔者は消え去った。後は主を倒すのみ!!」
くり「亮之新本陣〜!!」
護衛「亮之新様。合成獣はさのと言う聖騎士に破られました。さらに兵も30人やられました。」
亮之新「そうか・・・しかし望みは捨てん!!戦い続けるぞ!」
兵隊「ウォ〜〜!!」

OBATYAN12/12 15:15:212192cfSsjm/.A8kSA||448
隆浩「衝車で門を打ち破れ!!そこから進軍するのだ!!」
兵「はい。」
護衛「大変です!門が打ち破られ、兵も殆どやられました。逃げましょう、さぁ!」
亮之新「いや、逃げてもどうせ追い着かれる。それよりキリシタン狩りで失った仲間
の仇をここで斬る!」
護衛「私もキリシタンです。仲間の仇を貴方と供に斬ります!」
亮之新「良し!残りの者を全部ここに集め、最後の反撃に出る。名誉有る死を求めて戦うのだ!!」
兵「はい!!」
水戸「これで全部です。」
亮之新「良し。開門!!奇襲に出る!進め、進め〜!」
兵「ウォ〜〜〜!!」

OBATYAN12/12 23:21:452192cfSsjm/.A8kSA||369
兵「上様、奴ら奇襲に出たようです。」
隆浩「そうか。ならば迎え撃て!」
兵「ははぁ〜。」
くり「亮之新軍はさすがに隆浩軍の多さに圧倒され、あえ無く敗対、そして亮之新と水戸は城へ追い詰められたのでした・・・」
護衛「これ以上門は持ちません。何とかして逃げましょう。」
亮之新「いや。ここで果てると言ったであろう。戦うのだ。」
水戸「そんな・・・」
ド〜ン、ド〜ン!ガシャン!
護衛「門が破られました!!」
チャン「残リヲ全部撃ツアルヨ!!」
兵「ワァ〜!!」

OBATYAN12/12 23:48:162192cfSsjm/.A8kSA||105
〜第二章〜第六話〜
隆浩「もう良い!!残りは全て出て行け!!」
兵「はい。」
くり「亮之新以外全て斬られ、隆浩様は亮之新と二人きりになられ、最後の対峙に臨んだのでした。」
隆浩「なぜわしを憎むのだ?」
亮之新「お前はキリスト教を禁止し、全てのキリシタンを殺したからだ!!私はそれをおかしいと思い、反抗したのだ。」
隆浩「お前は私の親友でキリストには反対だった筈だ。いつからキリシタンになったんだ?」
亮之新「オバの都に来て考え変わった。キリシタンは仲間をかばい、命を大切にする。わしはそこが好きだ。だからかばった。」

ラフィーナ12/13 17:6:52192cfi8WwW0ie4p2||242
オバにアドバイス。。
新スレッド建てた方がいいよ;;
こんな前のスレッド誰も見ない・・・・・。

OBATYAN12/13 17:39:152192cfSsjm/.A8kSA||269
二章はここで・・・

OBATYAN12/13 17:44:562192cfSsjm/.A8kSA||62
隆浩「そうか・・・ならば切り捨てるのみ!!」
くり「激しい死闘が続き、ついに亮之新は切り捨てられたのでした・・・」
亮之新「グハ〜・・・強いな、隆浩・・・」
隆浩「お前もな。」
亮之新「ふっ。あばよ。」
隆浩「ああ。」
グタ・・・
くり「こうして長く続いた化け物騒動は幕を閉じ、再び幕府の力が強まったのでした。」

OBATYAN12/13 17:45:162192cfSsjm/.A8kSA||391
第二章終わり


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