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37913748の続き「ケルオスの冒険第2章〜異界の息吹〜」ナイトNIGHT12/20 20:20:272203cfkp4R63q3uXs
2人は館の目の前に立った・・。
ケルオス:ここが、レヴァスの居る館だ・・。
ゼロス:不気味だな・・でも、入るぞ。
2人は重い扉を開けた・・その先にいたのは・・
アクレス:君たちはもう此処まで来てしまったのか。
ケルオス:!!アクレス!
アクレス:君たちはまだ分からないのか?ヴァルトルスのやっていることは、破壊ではなく、粛正だ。
ケル&ゼロ:粛正・・?
アクレス:人間というのは、実に自分勝手な生き物・・。その存在は、大量に地球に寄生している。
ケルオス:何だと・・。

ナイトNIGHT12/20 20:29:32203cfkp4R63q3uXs||683
アクレス:ヴァルトルスはその毒虫共を消しているだけだ。
ケルオス:好き勝手なこと言いやがって・・。
アクレス:君にも、ヴァルトルスが正しい思う日は来るだろう・・。
ケルオス:待て!
ゼロス:誰なんだ・・?彼奴は・・?
ケルオス:・・アクレス。レヴァス四天王の1人だそうだ。
ゼロス:・・取り敢えず、この館にレヴァスがいるのは間違いない。倒しちまおうぜ。
ケルオス:そうだな・・。
2人は、闇に包まれた館を進んでいった・・。
ケルオス:(・・?この気配は・・緑マントの男か?)

ナイトNIGHT5/27 22:38:452203cfkp4R63q3uXs||780
ケルオス:何だ・・・この館・・。闇で・・何も見えねぇぞ・・?
ゼロス:・・羽音が聞こえるな。どうやら、敵が居るみたいだぞ。
ケルオス:こんなところにか・・?俺達は視界が効かないんだから、敵も・・
ヒュウウウウウッ!!
ケルオス:グワァ!!
ゼロス:ケ、ケルオス!大丈夫か?1つの影が、お前の肩を弾いて行ったみたいだったが・・。
ケルオス:あぁ・・大丈・・夫だ。
ここは暗闇だ。ケルオスの肩からは血が流れていたが、ゼロスには見えなかった。
ケルオス:ウグ・・グッ。
ゼロス:・・大丈夫なのか?かなり苦し・・
ヒュウウウウウッ!!

ナイトNIGHT5/27 22:48:492203cfkp4R63q3uXs||459
ゼロス:グフッ・・!
ケルオス:な・・何とかならな・・いのか?
???:・・貴公の力はそんなものではない筈だ・・。
ケルオス:!!
ケルオスの手にあった剣が、突然に闇を打ち払った!
コウモリのような敵が空を自由に飛び回っていた・・。
ケルオス:う・・うわっ!
ケルオスの剣が、光を放ち、コウモリの体を貫いた!
ガーゴイル:ギ・・ググギ・・。
ゼロス:・・その剣、一体何なんだ?
ケルオス:分からん・・。
ゼロス:取り敢えず、先に進むか・・。あの扉を開ければ良さそうだな。
ケルオス:機密扉か・・?何があるんだ・・?

ナイトNIGHT5/28 9:43:422203cfkp4R63q3uXs||69
ケルオス:・・こ、これは・・!
ゼロス:・・うわ・・。
二人の目の前にあったのは、血を垂らしている兵士の死体・・
そして、それを貫くように刺さっている、大きな刀であった・・。
???:・・ここまで来たんだ。
ケルオス:お・・お前はっ!
ケルオスは見覚えのある男を目の前に叫んだ。
???:よく、こんなところまで来たね・・。ヴァルトルスに相当な恨みがあるようだ。
ケルオス:当たり前だ!彼奴は俺の肉親を・・!
???:フン・・君はヴァルトルスが何なのか分かっているのかい?
ケルオス:何だと・・?
???:アクレスも君に言ったみたいだけど・・ヴァルトルスは、この世界の創造主なんだよ。

ナイトNIGHT5/28 9:51:62203cfkp4R63q3uXs||741
ケルオス:あんな・・地球を破壊するようなヤツが、お前には神と呼べるのか!?
???:神と呼べるんだよ。今は理解出来ないのかもしれないけど・・。
ケルオス:当然だ!平気で地球を破壊するようなヤツ・・微塵も神と思えない!
???:普通の人ならば、それが懸命だろうけど・・。
謎の男は、目の前に転がっている兵士の死体に視線を落とした。
???:この兵士はね、世界の創造主を討とうとしたから、こんな風になっちゃったんだよ。
ケルオス:・・!
???:フフ・・でも、君なら大丈夫さ。この兵士に力と理解力が無かっただけで。
ケルオス:何が言いたい?
???:君なら、いつかはヴァルトルスの考えを理解出来るんじゃないか、と思ってさ。

ナイトNIGHT5/28 9:56:122203cfkp4R63q3uXs||651
ケルオス:彼奴は・・俺の肉親を殺したんだぞ!理解出来る筈がない!
???:そうか。それなら、今は間違いと思わない方がいい。後々は分かってくる筈だから。
謎の男は、自分の背後の扉に目を向けた。
???:・・この向こうに、君の言う「破壊神」が居る筈だ。
ケルオス:な・・何っ!!
???:・・今は討とうと思うんだよね。止めはしないよ。
ケルオス:待てっ!
次の瞬間、目の前から、男は消えていた・・。
ゼロス:・・何なんだ?今の緑マント野郎は。
ケルオス:俺にも分からない・・。でも、この先にレヴァスが居るらしいな。
ゼロス:・・今はやるべきことにのみ、目を向けるか。行くぞ!
ケルオス:おう!

ナイトNIGHT5/28 10:1:422203cfkp4R63q3uXs||476
その扉の向こうには、果てのない闇が広がっていた・・。
???:ウゥ・・。
ケルオス:こ・・これがレヴァス?憎悪の塊みたいだ・・。
???:今、ヴァルトルスは、エターナリングワールドへの扉を開いている。
ケルオス:・・アクレス!
アクレス:お前には・・確かな力がある。その力を見込んで、頼みがある。
ケルオス:な・・何だと!
アクレス:レヴァス四天王の一員となってくれ。お前の有能さを見込んでの頼みだ。
ケルオス:・・俺の力は、お前の望んでいる使い方をしようとは思わねぇ。
アクレス:・・どうあっても、ヴァルトルスを倒そうと言うのか・・愚かだ。
ケルオス:黙れ!
???:破壊・・消去・・回帰・・

ナイトNIGHT5/28 10:11:272203cfkp4R63q3uXs||446
アクレス:・・ヴァルトルスはエターナリングワールドに行った。
ケルオス:何だと・・!
アクレス:そこでは、ヴァルトルスは完全に復活するのさ。・・何もかも。
ケルオス:そのエターナリングワールドは何処にあるんだ!
アクレス:お前に行かせはしない。ここで私が食い止める。
ケルオス:何かよく分からねぇが・・レヴァスを倒す為だ!アクレス!死んで貰う!
アクレス:お前に出来る筈が無い・・。
ケルオス:なっ・・!
ズバァ!
ケルオス:かはっ・・・!
アクレス:私が・・お前如きに、負ける筈が無いのだよ。
ケルオス:なんて力だ・・!体が・・!

ナイトNIGHT5/28 12:20:422203cfkp4R63q3uXs||651
ゼロス:くそ・・喰らえ!
アクレス:・・これで攻撃したつもりか?攻撃というのは・・
アクレスの右手に、黒々とした闇が集結する・・。
ドッ!!
ゼロス:・・・ガッ!!
ゼロスには、一瞬何が起こったのか分からなかった・・。
突然身体が爆発した、そうとしか思えなかった。
アクレス:・・こういうことを言うのだよ。お前の弱々しい打撃など、効かぬ・・。
ケルオス:グググ・・動かねぇ・・。体が・・。
二人とも、地面に倒れ込んでしまっていた・・。
アクレス:呆気ない奴等だ・・。此処まで来たのも、紛れだったのだろうな・・。
再び、アクレスの右手に闇が集結した・・。
アクレス:とどめだ・・。

ナイトNIGHT5/28 12:28:352203cfkp4R63q3uXs||918
---ケルオスがアクレスを見つける時、屋敷の逆側では・・
???:そうなのか・・。俺と一緒の時だけでなく、ゼロスは今もレヴァスと・・。
???:そうです・・。ケルオスという、青年と共に、二人でレヴァスを討とうとしているのです。
???:ゼロスの傍らに、青年が居るのは見たが・・。
???:ガラディン、貴方は何をする為、異界へ?
ガラディン:あぁ・・俺もエターナリングワールドへ行く為に此処にきたんだが・・
???:見つからない・・そういう訳ですね。
ガラディン:そうなんだよ・・。彼処で、レヴァスが復活したと聞いたんだが・・。
???:確かに、この屋敷の何処かに、エターナリングワールドへの入り口があるようですが・・。

ナイトNIGHT5/28 12:51:422203cfkp4R63q3uXs||650
ガラディン:最初のT字通路から間違ったのかな?此処は祭壇だからな・・。
???:こんな屋敷に、私が来れるような祭壇を作って・・何をする気なのでしょう?
ガラディン:さあな・・。俺では見当もつかないな。
???:貴方はエターナリングワールドへ行く為、此処に来たのですね?
ガラディン:まぁ、そうだけど・・。
???:エターナリングワールドでも、私とは話せるでしょうから、入り口を探しては・・?
ガラディン:確かに・・それが賢明かもしれないな。
ガラディンは首だけを後ろに一瞬向けた。
ガラディン:それじゃ・・逆方向に行ってみるよ。
???:よい結果があることを祈ります・・。

ナイトNIGHT5/28 12:58:252203cfkp4R63q3uXs||93
ガラディン:何だか、嫌な胸騒ぎがするな・・。屋敷の敵は一掃した筈なのに・・。
???:とどめだ・・。
???:くっ・・・。
ガラディン:・・この部屋には、兵士の死体しか無いが・・向こうの部屋に誰かいるらしい。
ガラディンはその扉を開けた。
ガラディン:うわっ!?
シュパァァァァァァッ!
ガラディンはその部屋が見れなかった。瞬く間にエターナリングワールドへ吸い寄せられた。
アクレス:ウグッ!!何だ・・今の流星は・・。私の体を・・弾いた・・?
ケルオス:い・・今だ。喰らえ・・アクレス!
ズバァッ!!

ナイトNIGHT5/28 18:34:492203cfkp4R63q3uXs||39
アクレス:グ・・この私が・・お前みた・・いな死に損ない・・に・・。
ケルオス:俺は・・レヴァスを殺・・さねばならないんだ・・。
アクレス:ウググ・・・グォォォォォォッ!!
???:アクレス・・しくじったのか・・・。
ケルオス:・・!誰だ!?
???:・・・フッ。
空間に一瞬出てきた男は、エターナリングワールドに入っていった・・。
ゼロス:今のは・・何だ?
ケルオス:あの感じは緑マ・・ントの男・・だろうな。
ゼロス:そうか・・。それより、さっき・・の流星は何・・だったんだろ・・うな。
ケルオス:・・分からないな。

ナイトNIGHT5/28 23:4:402203cfkp4R63q3uXs||488
二人の傷口は徐々に塞がっていき、楽に話せるようになった。
ゼロス:この異界でも、1回感じたような感覚がしたよ・・。
ケルオス:そうか・・。俺も少しだけ会ったことがある気がするよ。
ケルオスはエターナリングワールドへの入り口に目を向けた。
ケルオス:・・楽になって来たことだし、そろそろ行くか?
ゼロス:そうだな・・。此処でじっとしていても始まらんしな。
二人は立ち上がり、エターナリングワールドへの入り口を見た。
ケルオス:・・永遠に続く闇みたいだ。
ゼロス:この向こうに・・流星も、レヴァス・・ヴァルトルスも行ったんだよな。
ケルオス:あぁ・・。
ゼロス:・・どうした?
ケルオス:いや・・胸騒ぎがしてさ。

ナイトNIGHT5/28 23:14:232203cfkp4R63q3uXs||390
???:・・クッ。
ケルオス:・・?
ゼロス:今一瞬、入り口が震えたような・・。
ケルオス:・・空耳か?何か、声が聞こえたような・・。
ゼロス:・・何だか、大きな力を感じたぞ。一瞬、緑色の影も見えたし・・。
ケルオス:・・緑色?まさか、・・彼奴がエターナリングワールドに?
ゼロス:悩んでいても始まらないぞ。俺達は、ヴァルトルスを討たねばならないんだからな。
ケルオス:・・そうだよな。俺は彼奴を・・絶対に倒すんだ!
そうして二人はエターナリングワールドに入っていった。
そこで全ての謎が明らかになる!

ナイトNIGHT5/28 23:23:542203cfkp4R63q3uXs||575
???:・・ヴァルトルス。これで大丈夫なのか?
???:フン・・アクレスハヤラレタガ・・ヘヴンス、クスィーガサンジンギヲモッテクルダロウ。
???:それで、お前は復活するという訳だな。
???:サヨウダ・・。サンジンギサエアレバ、ワタシハヨミガエルノダ・・。
???:そうなのか・・。
???:ソレヨリ、キサマモレヴァスシテンノウダロウ・・。オーフェン。
オーフェン:・・フッ。じゃ、クスィーの手伝いにでも行って来るか。
???:・・ヘヴンスノモトヘイケ。
オーフェン:何故だ?
???:アイツニハ、クラウソラスヲウバウ、シメイヲアタエテイルカラダ。

ナイトNIGHT5/28 23:38:352203cfkp4R63q3uXs||184
オーフェン:クラウソラスだと!?クスィーに頼めよ。そういう仕事は・・。
???:クスィーハヤミノナカデ、モンスターヲフヤシテイルトコロダ。
オーフェン:・・確かに、クラウソラスでは、彼奴だけでは荷が重いな。
???:タノンダゾ・・。
オーフェン:問題ないぜ。彼奴は何処にいるんだ?
???:フレアスノムラノ、ゴクヒベヤダ。
オーフェン:彼処にいる奴等の始末を、ヘヴンスだけに任せるのは無理だろ。
???:ダカラ、キサマニタノムノダ。
オーフェン:だったら、先に行かせるか・・?じゃ、行くぞ。
???:ゼッタイニハクダツシテコイ・・・。
オーフェン:私が行って、誤りなどあるか?
???:フン。ソノヨユウガウラメニデナイテイドニナ。

ナイトNIGHT5/28 23:45:152203cfkp4R63q3uXs||448
---フレアスの村・極秘部屋
レイ:貴様・・クラウソラスを奪う気か?
ヘヴンス:あぁ・・絶対に奪取してやる。
ホルク:絶対に奪わせはしない。貴様1人に奪われてなるものか・・。
ヘヴンス:群れねぇと何も出来ねぇ奴等には、負ける気がしねぇな・・。
レイ:だが・・・その傷では、我々に勝てる筈も無いだろう。
ヘヴンス:クッ・・。
シュパァァァァァァァァ・・
一瞬の緑色の衝撃波が、全てを切り裂いた・・。
レイ:グフッ・・何だ・・?
オーフェン:こんな奴等に苦戦していたのか?お前は。
ヘヴンス:・・オーフェン!何でお前が・・。

ナイトNIGHT5/28 23:49:32203cfkp4R63q3uXs||596
オーフェン:ヴァルトルスに頼まれた。それだけだ。
ヘヴンス:余計なことをしやがって・・。こんな奴等、俺だけでも・・。
オーフェン:・・私も、成功確率が高い方を選ぶ。
ヘヴンス:俺は群れるのが嫌いなんだよ。必要なのは、一人で生き延びられる力のみだ。
オーフェン:・・お前らしいな。それよりも、早くそれを取れよ・・。
ヘヴンス:言われなくても・・。
ヘヴンスは、祭壇から魔剣クラウソラスを引き抜いた。
ヘヴンス:・・取ったぞ。これで、三神器が全て手元に・・。
オーフェン:これで、世界破滅も近いぞ。
ヘヴンス:ヴァルトルス・・これで復活するんだな。そして、俺達の願いも成就するんだ。

ナイトNIGHT5/29 8:45:432203cfkp4R63q3uXs||876
---エターナリングワールド
???:ううん・・ここは・・エターナリングワールドか。何故こんなところに・・。
???:・・・何だお前は・・。
???:・・・!!ポッター!俺だ!
???:ポッター?・・誰だそれは。俺はクスィーだ。
???:何だと!お前はポッターじゃないか!
???:・・分からんヤツだ。気が狂っているんじゃないか?
???:ポッター・・どうしちまったんだよ!
???:俺はモンスターを養殖させているだけだ。
???:何故・・何故そんなことをしているんだ!
???:何の話だ。俺は俺の仕事をしているだけだ。
???:仕事だと?・・誰からそんなことを!

ナイトNIGHT5/29 8:51:292203cfkp4R63q3uXs||937
???:・・ヴァルトルスから、だ。
???:ヴァルトルス?
???:知らねぇのか・・。知らねぇのならば、その方が幸せかもしれねぇな。
???:まさか・・レヴァスのことか?
???:レヴァス?誰だ、一体・・。
???:・・ホントに何もかも覚えていないのかよ!?
???:お前の記憶がイカれてるだけだ。俺は正常だ・・。
???:クッ・・!モンスター養殖だなんて・・やっぱり、レヴァスの手先なんだな!?
???:・・ヴァルトルスの下にはいるが、レヴァスなど知らない・・。
???:今のお前と話していても、無駄にしかなりそうもない・・。必ず、俺を思い出させてやる!

ナイトNIGHT5/29 8:59:342203cfkp4R63q3uXs||618
???:・・死ね。お前など、くたばってしまえ。
???:何だと・・・カハッ!!
???:・・この程度なのか?お前は・・。
???:何・・だ・・これは・・?体・・が動・・かねぇ・・。
???:二度と俺に立ち向かえないようにしてやろう・・。・・カッ!!
???:ウ・・ウワァァァァァァァァァァァ!!
???:お前などと殺り合って、この俺が倒されるとでも思ったのか?
???:グ・・ア・・。
???:目障りだ。俺の目の前から消えろ。
???:止め・・・グァァァァ・・。
???:・・さらばだ、ガラディン。お前なんかとは会いたくも無かったよ。もう二度とな・・。

ナイトNIGHT5/29 9:10:542203cfkp4R63q3uXs||642
ガラディン:ポ・・ッター・・。何故・・何故なんだ・・。
男:だ、大丈夫か・・?
ガラディン:だ・・誰だ?
兵士:酷い傷じゃないか・・。あまり動くな。死んでしまうぞ。
ガラディン:ポッター・・を・・探し・・に行か・・ないと・・。
男:捜し人が居るのか・・?でも、この傷を治さないと、危険だ・・。俺の家に来い。
兵士:・・普通、こんな奇怪な傷は無い筈だが・・禁断の地にでも入ったのか・・?
ガラディン:禁断の・・地・・?何処・・だそれは・・。
男:とにかく、すぐに俺の家に!
兵士:あぁ!
ガラディン:此処は・・何処な・・んだ。何も・・分か・・らねぇ。

ナイトNIGHT5/29 10:23:112203cfkp4R63q3uXs||531
男:これで・・応急処置は大丈夫だろう。君、起きてるかい?
ガラディン:あ・・あぁ・・。ありがとう・・。
兵士:突然上から落ちてきて、俺、かなりビビったぜ。奇襲にでも遭ったかと思ったよ。
男:それにしても・・ポッターって誰だ?さっきまで、譫言のように連呼してたが。
ガラディン:俺の友達ですよ・・。でも、今はレヴァスの元に・・。
兵士:何だと!?レヴァス!?・・悪いことは言わない。彼奴には手を出すな。
ガラディン:何故だよ・・。ポッターは・・俺の・・
男:彼奴に会うと、タダじゃ済まねぇ・・。かつて、彼奴を封印したヤツもいるようだが・・。
ガラディン:(本当のことは言わないでおくか・・。)そうなのか・・。

ナイトNIGHT5/29 10:26:582203cfkp4R63q3uXs||348
兵士:其奴は三神器を探す旅をしていたらしいぜ。相当な強者だからこそ、出来たんだ。
ガラディン::・・・・。
兵士:だから、悪いことは言わない。止めるんだ。
ガラディン:・・悪いが、ポッターが向こうにずっと居るのが、耐え難いんだ・・。
兵士:しかしだな・・。
ガラディン:彼奴は俺の親友だったんだ。自分の身を焼いてでも、助けたいんだ!
男:・・分かった。君がそう言うのならば、俺は止めないよ。
ガラディン:治療してくれてありがとう。でも・・絶対に俺は行かなきゃ・・。
兵士:絶対に無理はするなよ・・。さっきも、かなり深手の傷だったからな・・。
ガラディン:・・分かりました。では・・。

ナイトNIGHT5/29 10:33:292203cfkp4R63q3uXs||4
ヴァルトルス:クスィー・・。ガラディンヲシッテイタノカ?
クスィー:あぁ。昔は親友だった。今じゃ、思い出すだけでも反吐が出る・・。
ヴァルトルス:イザトイウトキ・・オマエニ、アイツガウテルノカ?
クスィー:当然だ。さっきも、討ってやったよ。
ヴァルトルス:ナラバアンシンダ。ウテナイノナラバ、ハンギャクシャドウゼンダッタ。
クスィー:あんなヤツ、味方とも思いたくない。俺はアンタの下に居ての俺だと思ったのさ。
ヴァルトルス:タノモシイコトヲイイオル・・。
クスィー:ヘヴンスとオーフェンは、クラウソラスを奪いに行ってるのか?
ヴァルトルス:ソウダ・・。アノフタリナラ、ヤツラニヤラレルコトモナイダロウ。

ナイトNIGHT5/29 10:46:402203cfkp4R63q3uXs||420
クスィー:聖紋章と、深紅の杖はあるから、彼奴らが帰ってくれば、直ぐに復活できるな。
ヴァルトルス:トツゼンダト、タイリョクショウヒガハゲシクナルダロウ。
クスィー:ふーん・・。そうなのか・・。じゃ、ケルオス一行が来た時に?
ヴァルトルス:ソウダ・・。タイリョクショウヒヲサイショウゲンニトドメルタメニナ。
クスィー:それだと、永遠にヴァルトルス復活は無くなるかもな。
ヴァルトルス:ソレガモットモタスカルガナ・・。ジッシツテキニハ。
クスィー:フン・・俺ならあんな奴等、楽勝に殺せるよ。
ヴァルトルス:フン・・ソノトキハ、ゼッタイニニガスナ。
クスィー:ブラッドスラグ3体を作るよりも楽だよ。

ナイトNIGHT7/2 16:50:462203cfkp4R63q3uXs||240
ヴァルトルス:ソレヨリ・・キサマノコトヲケルオスハシッテイルノカ?
クスィー:そんな筈は無いと思うんだがな。ゼロスを関して知ることはあるだろうが。
ヴァルトルス:アクレスノヘヤノミドリノカゲ・・オマエダッタノダロウ?
クスィー:・・その前にオーフェンはこっちに来た筈だからな。
ヴァルトルス:・・シカシ、シッテイテモ、ソレハ「ポッター」デアルハズダ。
クスィー:・・俺がクスィーであることを知っている筈は無いのだが・・。
ヴァルトルス:フン・・ノコシテオクト、ヤッカイニナルノハマチガイナイ。ソウキュウニケセ。
クスィー:シケた任務だよ。ホントにブラッドスラグ3体よりも楽だ。

ナイトNIGHT7/2 17:1:442203cfkp4R63q3uXs||547
---エターナリングワールド・正確な場所不詳
???:この辺りに、多くの侵入者が入ってきたようだ。
???:命知らずですね。あのような青年がこんなところに・・それも異界経由で。
???:そこまで力を持っていると厄介だな。我々の領域をも脅かすかもしれん・・。
???:何言ってんだ?ラファエル。お前は俺達の中でも、トップの力を持つってのによ。
ラファエル:相も変わらず、向こう見ずだな。サディケルよ。
サディケル:放っておけよ。お前も神経質すぎだ。
???:私はサディケルの考え方を正論とは思いませんよ。
サディケル:ルシフェル・・お前までそんなことを言うのか。

ナイトNIGHT7/2 17:6:582203cfkp4R63q3uXs||191
ルシフェル:それはそうでしょう。あまりにも勝ち誇りすぎです。
サディケル:俺達は「永遠なる三大驚異」なんだぞ?敵う奴なんていねぇ。
ラファエル:繰り返すようだが、侵入者は全員ここへ来れたのだぞ。
サディケル:ハッ!それでも、あんな奴等、敵にならん!
ラファエル:・・お前の脳にも、そろそろ終焉が来るのではないか?
ルシフェル:仮にも、貴方は「終焉の教示者サディケル」なのですよ?
サディケル:何だと・・!
ラファエル:まぁ、何を言うも貴殿の勝手ではあるが、このような暴挙は見過ごさぬぞ?
サディケル:分かったよ・・・。つまんねぇ奴等だ。


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