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3840秘密の書総集編&オマケ小説(次の章のプロローグ?グー者12/25 10:49:112184cfOQZY3lBJXXY
年末なので総集編をお送りしたいと思います^^
これを見れば今年の全ての秘密の書は書かれています^^(ただし番外編はありません
なお、クリスマス小説は芸術3772にありますのでよかったらそっちも読んでください^^

ではごゆっくりとご観覧くださいませ・・・なお、章末にはコメントも書き込んで置きます^^

グー者12/25 10:50:372184cfOQZY3lBJXXY||203
秘密の書

グー者12/25 10:51:512184cfOQZY3lBJXXY||611
ある島に住む・・・二人の少年がいました・・・名はロランとクレイ・・・彼らは兄弟で・・・とても仲のよい・・・親友のようでした・・・あの日二人は禁断の洞窟へ進んでいきました・・・・・さあ・・・冒険の始まりです・・・・

グー者12/25 10:52:72184cfOQZY3lBJXXY||535
ねえねえ、この洞窟・・・どこまで続くの、兄ちゃん。・・・クレイが聞いても答えません。
あ、兄ちゃんなにかひかってるよ。クレイは光を指さして言いました。
本だ・・・。ロランがつぶやき、本を手にした瞬間・・・
グァラーンという声をして竜が現れました。逃げろ・・・とロランは叫びましたが、竜はクレイをおそいました・・・・・

グー者12/25 10:52:222184cfOQZY3lBJXXY||84
しかし、竜は突然たおれてしまいました。そこには、長い剣を持った男がいました。
ありがと・・・クレイは小さな声でいいました。
この洞窟は危険だ。きをつけろよ。・・・と言い残して男はきえていった。

やがて、二人はを持ち家へ帰っていきました。
やったな・・・クレイ。
うん・・・クレイが笑うと本が光りました。
え・・・兄ちゃん・・・兄ちゃん
地図だ・・・この・・・この海の向こうが光ってる・・・ロランがつぶやく。
その時・・・空の彼方が・・・あやしく・・・光を放っていた・・・・

グー者12/25 10:55:552184cfOQZY3lBJXXY||60
海の彼方へ

グー者12/25 10:56:142184cfOQZY3lBJXXY||119
秘密の書を手にしたロランとクレイは、旅への準備をすることにした。
「夜、この家を出よう。父さんと母さんにばれたらやばいからな。」と、ロラン。
「そうだね、兄ちゃん。」クレイも合意した。

そして、時が過ぎ、夜が更けた1時ごろ、作戦が開始された。
二人の少年達が窓から飛び降りた。木に少しばかり当たったが気にはしなかった。

二人は見事作戦を成功させた・・・かのようにみてたその時、ロランとクレイのあたまに岩のような拳が落ちた。・・・そこには、大きな男がいた。

グー者12/25 10:56:452184cfOQZY3lBJXXY||139
一軒の家だけ・・・明かりがついている。
「旅に出たいんだ。お願いだよ父さん。」とロランが言う。
「なぜだ。なぜ旅に出たいと言う。」男が問う。すると、ロランは、
「それが・・・宿命だから。」そういった。
「昔の私のような・・・目をしているな・・・ロラン。」男は優しく笑い言った。
「いけ、ロラン、クレイ。好きに旅をして、好きに生きろ。絶対に・・・無理はするな。がんばれ。」と旅をすることを進めた。「それと、海を行くのなら船がいるだろう。港にある私の船を使いなさい。・・・じゃあな。」と言って再び寝た。

そして、二人は、ついに、外の世界へ歩き出した。これから一体なにがあるのやら・・・・

グー者12/25 11:4:402184cfsKCfXvVYL/I||594
「この高原を越えれば港だ。いくぞ。クレイ。」「うん。家は、港から近かったんだね。」
二人は、地図を見ながら歩いていると、クレイはなにかを見つけた。
「これ何・・・わああ。」クレイが触るとそれは動きだした。ロランが叫ぶ。
「魔物だ!逃げろ!」魔物はクレイの首を狙った。ゼリーのような魔物は首をしめた。
「兄ちゃん・・・助けて・・・」クレイの意識がうすれていく・・・その時、
「だーーーー!」ロランがようやく魔物を首からふりほどいた。
「大丈夫か?」「うん。」二人が話す後ろから、またなにかが襲う。
「逃げるぞ。」「うん。」二人は走りだした。港へ向かって・・・

グー者12/25 11:5:92184cfsKCfXvVYL/I||805
「兄ちゃん!あれも魔物?」クレイはなぜか楽しそうに聞く。
「ああ。そうだ。」ロランはかなり辛そうだ。「兄ちゃんあれ!」クレイの前には町がある。
港だ。二人は魔物の猛追をのがれ、港へ到着した。

夜なので船はだせなかった。二人は、宿屋にとまることにした。しかし、500ウォンしかない二人には、宿代100ウォンを失うのは大変なコストだった。

次の日、二人は食料を買うことにした。旅の必需品だ。果物、野菜、そして魚。
残金200ウォンになった二人は、最後な武具を買うことにした。200ウォン全てを使い銅の剣を二本買った。二人は、父の船「マリン号」へ乗った。

グー者12/25 11:5:282184cfsKCfXvVYL/I||191
クレイがロランに、「僕達で動かせるかな?」と聞く。するとロランが、
「当たり前だ。15歳と・・・10歳だぞ。」といい、錨をはずす。機械がやるから簡単なことだ。がたがた・・・突然足音が近づく。「だれだ?」ロランが問う。男が言う。
「ああ・・・失礼!」男は、二人を殴った。二人はその場で倒れ、気を失った。
二人が目を覚ますとロープで縛られていた。どうやら海賊に捕まったようだ。しかし・・・
二人の力ではロープは切れない。剣にも手は届かない。そんな時に彼女が現れた。
ロープを魔法で切り、二人に言った。「あいつはあたしにまかせて。」と・・・

グー者12/25 11:5:532184cfsKCfXvVYL/I||194
「シィーナ!」二人が叫んだ。シィーナは、海賊をロープに縛り、船を動かした。

その後・・・三人は一度港へもどり、海賊の身柄を預けた。そして、三人は海軍から1300ウォン頂いた。クレイはシィーナに「なんで船の中にいたの?」と聞いた。
「あなた達と・・・冒険したかったから・・・モーリアさんから聞いたの・・・よろしく。でも、あたしが一番年上なんだから言うこときいてね。」「うん。よろしくね。シィーナ。」クレイもロランも歓迎した。三人は、海へ出た・・・大いなる海へ・・・・

〜つづく〜

グー者12/25 11:6:182184cfsKCfXvVYL/I||16
光への地平線

グー者12/25 11:6:342184cfsKCfXvVYL/I||604
三人は、機械じかけの船、マリン号に乗り、旅を続けていた。
「父さんがシィーナに旅の事を言うとは・・・変わってるな・・・」クレイはぼやいた。
「あんた達二人じゃ不安だったんじゃない?」「む・・・」クレイは少しすねた。
「なあ・・・あっちから何かくるぞ!」見張りをしていたロランがなにかを知らせる。
「大変だ!人食い魚だ!」ロランは、父、モーリアの航海日誌を見て叫んだ。
「魔物・・・集団で襲う・・・」「みんな!戦うわよ!」シィーナは武器を選んでいる。
「今日は・・・ハープよ!」「ハープ?」

グー者12/25 11:6:472184cfsKCfXvVYL/I||571
二人も剣を持った。「あたしは魔法で戦うわ!」シィーナはハープで音を奏でて呪文を唱えた!「いくわよ・・・ファイアーラ!!」ハープの音が豪炎へと姿を変える。そして魔物達はたちまち焦げる。「すごい・・・」ロランとクレイはずっと見とれている。
「あんた達も戦って!従姉弟でしょ?才能はあるはずでしょ?」シィーナに命令されると二人は船に入り込んだ人食い魚を切っていった・・・

ようやく全ての魚をたおした時はロランとクレイはボロボロだった。
「ふう・・・戦いって楽しいね。」クレイは今作れる最高の笑顔で笑った
「・・・そうか?」ロランも言い返す。「ラート!!」シィーナが二人を回復させ、ことは終わった・・・

グー者12/25 11:7:32184cfsKCfXvVYL/I||372
次の日・・・三人はなにかを決めていた・・・シィーナの声が聞こえる・・・
「洗濯はあたしがするから、二人は食事を作って。じゃあ作業開始!」
三人は一斉に動き出した。シィーナはテキパキと洗濯をしている。
ロランは、慣れた手つきで目玉焼きを焼いている。一方、クレイは慣れない手つきでパンを焼き、お皿に野菜を盛る。洗濯を終えるころには、朝食はできていた。三人は、黙々と食べ、あっと言う間にたいらげた。

そして、時間が経ち、海へ出て三日目・・・ついに島が見えたのだ!
「やった!」クレイが喜ぶ。・・・しかし、船が激しく揺れる・・・すると
海に大きな影が現れた・・・

グー者12/25 11:7:582184cfsKCfXvVYL/I||413
「これは何?兄ちゃん、シィーナ?」クレイは二人に聞く・・・ロランは怯えながら言った。
「海龍だ・・・逃げろー!」船を動かすが龍は追ってくる・・・そして、ついに・・・
「ガウウウウウン!」襲いかかった!三人は死を覚悟したその時・・・
「はあ!クロスブレイク!!」海龍は真っ二つに斬られた!斬ったのは洞窟であった男だったのだ・・・「また会ったな。気をつけろよ。」男はそう言い残し、また消えていった・・・

三人は苦難を乗り越えて、エスカ島に到着した・・・

〜つづく〜

グー者12/25 11:8:372184cfsKCfXvVYL/I||303
いざ、封印の塔へ

グー者12/25 11:9:452184cfsKCfXvVYL/I||495
三人はついに、光を放っていた島、エスカ島に到着した。
「あたしが船倉庫へ船いれるから、二人とも下りてここで待ってて。」シィーナがそういうと、二人は最低限の荷物を持ち、船を下りた。

この場所も港町のようだが、あまり人がいない。二人は辺りを見回していると、
「何やっちょる!あぶねーでげすぞ!」突如おじさんが現れ、家の中へ連れて行かれた。
「おめーら死にてーのか?」「え・・・どういう事?」クレイはおじさんに聞いた。
「それはな・・・」おじさんが語ろうとした瞬間・・・あたりにものすごい超音波のような鳴き声が響いた・・・・「クラァァァァァァ!!」

グー者12/25 11:10:22184cfsKCfXvVYL/I||978
「あいつだ・・・キルドラゴンだ・・」おじさんは、怯えながらも言った。「塔に住んでる魔物で、十年前に現れおった。町に現れると、女を塔へ連れて行くばい。」
「塔ってどこにあるの?」クレイは、キルドラゴンを見ながら聞いた。
「今現れた船庫の後ろんだ。」「船庫・・・船倉庫!」「シィーナが危ない!」二人は、船倉庫へ走った。

行った時には、すでにドラゴンとシィーナはいなかった・・・「行こう・・・塔へ。」
ロランがそういうとクレイも首を縦に振り、「うん。」と小さく言った。「おめーら。おらからのプレゼントだ。」おじさんは二人に皮の盾を渡した。「ありがとう。おじさん。」
そして・・・塔へ向かった・・・

グー者12/25 11:10:292184cfsKCfXvVYL/I||355
二人は塔の入り口で立ち止まった。
「いいか、クレイ。この先どんな罠があるか解からない・・・準備はいいか?」
「うん、いいよ。」「よし、いくぞ!」ロランとクレイは扉を開いた。
「よく来たな。」なにかが話し掛ける。「だれだ!」クレイが言い返す。
「剣士ダーズ!キルドラゴン様の命により、お前達を消す!」ダーズは二人を襲った!
二人は同時に攻撃するが、ダーズは剣をもう一本取り出し、斬りつけた!しかし、二人も盾を使い守りきる。「はあはあ・・」「クレイ・・・休んでろ!」ロランは、一人で立ち向かった。しかし、刻一刻と限界へと近づく・・・
「はぁはぁ・・」「これで終わりだーー!」ダーズが襲いかかった!

グー者12/25 11:10:482184cfsKCfXvVYL/I||805
ダーズが襲いかかったその時、「やれやれ、ガキも襲うのか?同志ダーズ!」
「む、この声は・・・」ダーズは手を止める。扉がしまり、静まりかえる・・・
「お前・・・ザークか?」ダーズが問う。「ああ・・・こいつらは知り合いでね。さあ、お前には消えてもらうとするか!」ザークは黒い剣を出し、戦闘態勢へ入った。しかし、
「くっ、キルドラゴン様に報告だ!」と言いダーズは逃げた・・・
「あそこか・・・ん?」「俺達も連れてってくれ。」ロランは、ザークに頼んだ。すると、
「いいだろう。邪魔はするなよ。」と言ってくれた。そして、二人は、奥の間へ入っていった・・・

そして、扉をゆっくりと開いた。

グー者12/25 11:13:106121cf/f7DVy3QGjU||4
翼竜への挑戦

グー者12/25 11:13:346121cf/f7DVy3QGjU||844
ロランとザークが広間に入ると、ダーズの姿はもうなかった。
「階段だ・・・昇ろう。」二人は階段を昇っていく・・・クレイは疲れのあまり眠ってしまった・・・そこへだれか入って来た・・・一人ではない・・クレイは立ち上がり剣を抜いた。
「だれだ!」クレイは問う。三人の中の一人が言う。「勇者だ。」

二人は塔の頂上へ到達した。そこには、倒れたシィーナがいた。「シィーナ!」
ロランが駆け寄ろうとした・・・しかし!「そこまでだ!」
キルドラゴンとダーズが現れた・・

グー者12/25 11:13:526121cf/f7DVy3QGjU||654
「ザーク・・・三人でいた時と変わらないなあ。」「なんだと!」
ダーズは挑発するとザークは剣を抜く。「バカ正直で・・・自分を犠牲にしてまでがんばるなんて。」ザークは襲いかかった!剣と剣が当たり戦いが始まった!
ザークが剣を振ればダーズが同じ方向に振り、ダーズが剣を振れば、ザークもまた同じ方向へ振り、受け止める。その繰り返しだった・・・そしてロランはシィーナを助けにドラゴンのふところへ飛び込んだ!「どこに行った・・・小僧!」ドラゴンは探すが見つけられない。
そしてロランはシィーナをかかえて階段へ進んだ。しかし・・・
「見つけたぞ!」ドラゴンにばれて捕まった・・・

グー者12/25 11:14:66121cf/f7DVy3QGjU||607
「くく・・・」ロランは、もがくがビクともしない。「シィーナ!起きろ!そして逃げろ!」
シィーナは声を聞くと目覚め、「ロラン!今助けるわ!」そしてコンパクトハープを出し、
「ファイアーラ!」音は豪炎と化し、ドラゴンを襲った!しかし!
「それが炎か?」全く効かなかった。「そんな・・・」シィーナは驚愕した。そして、
「喰らえ!フレアブレス!」もえさかる火炎がシィーナを襲った!シィーナは倒れ、ハープは焦げて、灰となり、消えた。「お前も消えろ。」ドラゴンはロランも投げ飛ばし、ロランは壁に当たり倒れた。

「最後はお前だザーク・・・見てろ。」ダーズは竜騎士へと姿を変えていった・・・

グー者12/25 11:14:486121cf/f7DVy3QGjU||147
「これが闇の力だ・・・フフフ。」ダーズは不気味に笑った「くそ・・・!」ザークはまた立ち向かおうとした・・・だが、「待て・・・ザーク。」「ん?その声は・・・」
「なんで・・・」ダーズとザークは驚き、目を疑った。
「死んだはず・・・いや殺したはずだ。・・・なぜ?」ダーズは問う。
「伝説を信じたからだ。」謎の男は言う。
「ええーい!だまれ!」キルドラゴンは突然謎の男を襲った!「いやな奴は消す!」
ドラゴンは牙を使い襲ったが、「天空斬!」男は剣を抜くと同時に斬った!牙が抜け落ち、
ドラゴンは苦しそうにうめいた。「貴様何者だ?」ドラゴンは男に聞いた。すると、
「名は匠、人はこう呼ぶ・・・勇者とな!」

グー者12/25 11:15:176121cf/f7DVy3QGjU||875
ドラゴンは倒れ、匠は剣を戻した。「強くなったな、匠。」
「俺はもう人じゃない鳥人なんだ。鳥になった。」「そうか。でもダチだろ。」
「ああ・・・二人も強くなったな・・・あれ?ダーズ?」「逃げたか。」
「あ!匠さん!」だれか現れた。「エルマ!キョーコ!」「あ!この人達ボロボロね!ラートリー!」みんなの傷が消えた!
「俺たちはダーズを追う・・・じゃあな。流樹!」そういうと肩に小さな竜が乗り、
「エクーラ!」呪文を唱え、消えた・・・そして、ザークも落ちていた牙を拾い、消えた。ロランのポケットからなにか落ちた。「黒い・・・石?」
ロラン達は黒い石を持ち、町へ帰った・・・・

第一章〜終わり〜

グー者12/25 11:17:206121cf/f7DVy3QGjU||210
主に一章のテーマは「旅立ち」である。
戦いが主ではないのはこの章ぐらいであろう。
しかし、ダーズとの戦いも盛り上がる場所の一つである。

グー者12/25 11:17:496121cf/f7DVy3QGjU||299
第二章

グー者12/25 11:18:216121cf/f7DVy3QGjU||639
黒き石を祭壇へ

グー者12/25 11:18:346121cf/f7DVy3QGjU||710
謎の黒い石を手にした三人は一路、港町に戻り、あの時会ったおじさんの所に訪れた。
「やあ、おじさん!竜を倒してきたよ!」クレイが明るく答える。
「ああ・・・女達も帰ったきたべ・・・ようやった!こいちゃーお礼だ。持ってけ。」
するとおじさんは、リモコンのような物をくれた。「これは?」ロランが聞く。
「それは物体縮小拡大装置いうらしい。つまり大きさを変える機械だべ。」
「本当にもらっていいんですか?」シィーナが聞く。「いいべ。いいべ。」
と言い、機械をくれた。「ねえ・・・この石って知ってる?」
クレイは黒い石をおじさんに見せた。「これは・・・」

グー者12/25 11:18:496121cf/f7DVy3QGjU||916
「これは・・・魔法石だべ・・・」おじさんは語り始めた・・・
「ある三人の賢者が作った不思議な石だ・・・直接会った方がええ。」
「どこにいるの?」クレイが問う。「地図持ってるべか?」おじさんが聞く。
「これでもいいんなら・・・」と言い、ロランが洞窟で見つけた本を出した。
「これは・・・秘密の書!伝説の本だべ!どこから持ってきたべ?」おじさんが聞く。
するとロランが、「父さんが・・・持ってたんだ。」と言った。
「そうか・・・この・・・神殿のマークの場所が祭壇だ。」「そうですか・・・どうも。」
と礼を言い、町を去った・・・町は活気を取り戻していった・・・

グー者12/25 11:19:76121cf/f7DVy3QGjU||68
三人は草原を歩いていた・・・「本当にこんな場所にあるの?」シィーナが聞く。
「絶対ある!・・・だろう。」ロランは不安そうに答えた。
「二人とも心が小さいですねー。」クレイがそう言うとロランが、
「うるせえ!お前は弟だぞ・・・ってうわ!」ロランは穴に落ちた!
「いてて・・・ここが・・・祭壇?」「地下祭壇だったんだのね。」
三人は中へ入っていった・・・

中では三人の賢者が待っていた・・・
「よくきた三人の聖なる救世主。」「我らの石を手に入れる・・・」
「神の子よ・・・」

〜つづく〜

グー者12/25 11:19:506121cf/f7DVy3QGjU||29
魔法石の主

グー者12/25 11:20:46121cf/f7DVy3QGjU||136
ロラン達が祭壇に入ると三つの扉があった。黒い扉と白い扉・・・
そして、竜と魔法石のマークの扉があった。「どこにいるの?」
クレイが賢者達に問い掛ける。すると、「これだよ・・・」賢者の声だ。
真ん中の部屋から聞こえた・・・
竜と魔法石の間だ・・・三人は部屋に恐る恐る入った・・・・

中では三人の賢者が待っていた。
「私はアルル。赤の魔法石を集めてる。」「私はアスカよ。青の魔法石を集めてるわ!」
「あたしはミリ。緑の魔法石を求めているの・・・」クレイは驚愕した。
「賢者って・・・女だったのか・・・」

グー者12/25 11:20:226121cf/f7DVy3QGjU||958
クレイは賢者達にボコボコにされた。「あなた達は魔法石か竜の牙を持っていますか?
「牙?魔法石ならありますよ。」シィーナが答えた。「赤?」「青?「緑?」
賢者達が聞きました。シィーナは素直に言った。「黒よ。」
「黒・・・と言うことは私達の石じゃないわ・・・」アルルが答えた。
「え?じゃあ誰の?」クレイが聞いた。「闇の者の・・・だれかです。」
アスカが答えた。そして、ミリが、
「大丈夫。それを私達に貸して。三つの品と交換してあげる。」
「三つの品?」

グー者12/25 11:20:396121cf/f7DVy3QGjU||819
「そうよ・・・この台座に置かせてもらうわ。」
ミリが黒い魔法石を置くと中心に空いてた穴から宝箱が現れた。
クレイが箱を開けると、三つの物があった。
一つ目は杖だった。二つ目は卵だった。そして三つ目は本だった。
ロランは、箱についていたメモを読んだ。
「鉄の杖スプレガロッド。大地の鳥と天空の鳥の卵。秘密の書。」
「秘密の書!?」

グー者12/25 11:21:226121cf/f7DVy3QGjU||134
再び光が放たれる

グー者12/25 11:21:366121cf/f7DVy3QGjU||31
三つの品の中に秘密の書があった。
「これはたしかに秘密の書です。別名、石導の書です。」
アルルが丁寧に答えてくれた。するとシィーナが、
「それ持ってるのよ・・・私達」と言い秘密の書を見せた。
「ええ・・・これは正しく秘密の書。どこでこれを?」
とアスカが聞くとクレイが、
「家の近くの洞窟で・・・剣士さんに助けてくれたんだ!」
「剣士?」

グー者12/25 11:21:486121cf/f7DVy3QGjU||138
アスカが疑問をぶつけた。
「そうだよ!黒い剣士さん!知ってるの?」
「ああ・・・ザークね・・・牙を集めてくれてるの。」
「え?・・・牙だけ?」クレイが聞くとミリが答えた。
「そう。彼は15個の牙を集めてるの。でもあなた達は魔法石だけでいいわ。」
「その魔法石はいくつあんの?」またクレイが聞く。
「15個よ。15の牙と15の魔法石があるの。」とアルルが答えた。
「まあ、未知の石もあるけどね。」とアスカが言い足した。するとミリが、
「もういいでしょ。儀式を始めましょう。」とイライラしながら言った。

グー者12/25 11:22:36121cf/f7DVy3QGjU||30
「儀式?なにのですか?」ロランが聞いた。
「石戻しの儀式よ。神に返すのよ。」
と言いアルルが石の入れた台座の前に立ち、
「デウズ・パオラ・ストーン!」と唱えた。
すると、石が完全に台座の穴にはまり、秘密の書が光りだした!
「わあああ!」
クレイが驚き本を落とす。でも光りつづけた・・・そして、
「終わったわ・・・」アルルが荒い息で言った。

グー者12/25 11:22:266121cf/f7DVy3QGjU||68
「きっと違う場所に光が出たはずよ。」
ミリがそう言うとみんなは秘密の書を見た。すると、
「これは・・・」アスカは驚愕した。
「大地の山じゃないのよ・・・」ミリを同じく驚いた。
「大地の山なの・・・無理よ、あそこは。」
アルルがそういうとだれかが現れた。「だれだ!」ロランが聞く。
「キリークだ!」

グー者12/25 11:23:226121cf/f7DVy3QGjU||855
五人衆のキリーク

グー者12/25 11:23:436121cf/f7DVy3QGjU||637
謎の男、キリークが現れた・・・
「謎じゃないぞ!この作者!募集しただろうが!」
男が叫んだ。「募集?何のこと?」
アルルには意味が分からなかった・・・「まあいい・・・三つの品を渡せ!」
男が叫ぶと辺りが静まり返った・・・「だれが渡すか!」
アスカがそういうと三人は杖を構えた。そしてアルルが・・・
「ファイアーガ!」呪文をキリークに唱えた!
「私より強い呪文だわ!」シィーナはただ見とれていた・・・

グー者12/25 11:24:496121cf/f7DVy3QGjU||262
「やった!」クレイが喜ぶ・・・しかし、
「いい呪文だ・・・賢者はさすがに強い・・・」
炎の中で声がする・・・やがて炎が消えると影が残っていた・・・
「影がくれ?まさかこいつは・・・」ミリは驚愕していた。
「そうだ・・・影の五人衆の将!キリークだ!」
そういいながらキリークは影の中から現れた。
「今度はこっちの番だ!賢者ども!」するとキリークは弓を構え、
「この弓はもう・・・小僧の心臓に狙いを定めた!」
「え?・・・クレイの心臓か?」ロランがつぶやいた・

グー者12/25 11:25:166121cf/f7DVy3QGjU||182
「そのガキの事が大事なら・・・三つの品を渡せ!」
キリークは取り引きをするように問い掛けた・・・
「渡しましょう・・・戦っても勝てる相手じゃないですし・・・」
「じゃあまず秘密の書を貰おうか・・・」
キリークがそういうと秘密の書を渡した。すると弓の位置が心臓から右手に変わった・・・
「次は卵だ・・・最強の卵だしな。」と言った。
卵はクレイが持っていた。「渡せ・・・クレイ。」
ロランが命令するがクレイは卵を渡さない・・・
「そうか・・・交渉決裂だ!」矢は放たれた・・・

グー者12/25 11:25:336121cf/f7DVy3QGjU||731
「避けろ!クレイ!」しかし、ロランが叫んだ時にはもう遅かった。
矢はクレイの右肩に命中していた。「うぅ・・・兄ちゃん・・・」
「右腕が麻痺してる。毒矢だわ。」アスカが矢を見て言う。
「秘密の書を返せ!」ミリが叫ぶ。「だれが返すか・・・アチチ!」
キリークを炎が襲う!キリークが本を投げると、
「この本はあたい流樹がもらうよ!」
といい竜の子ども流樹は秘密の書を奪い、逃げて行った・・・
「くそぅ・・・」キリークは諦めた・・・

グー者12/25 11:25:586121cf/f7DVy3QGjU||611
「くそ・・・今回は許そうじゃないか・・・大地の山で大地の鳥を捕まえてやる!さらばだ!」
キリークは影の中に消えた・・・
「救われたわ・・」アルルは完全に疲れていた・・・(儀式の後に呪文を使ったので
「流樹っていう竜のおかげだわ。」アスカも流樹も事を口ぐさむ。
「急いで大地の山へ行って!手遅れになる前に!」
ミリが叫ぶ。ロラン達はクレイを抱え、町に戻ろうとする。その時、
「僕を連れてってください!」とだれかが言った。
「あんたは?」ロランが聞くと答える。「祭壇の霊・・・シャーグです。」

グー者12/25 11:26:226121cf/f7DVy3QGjU||782
「シャーグ・・・どこにいたの?」アルルが問い掛ける。
「今はそんな場合ではありません。仲間にしてください。ロランさん。」
「なんでだよ?」ロランが聞く。「瞬間移動呪文エクーラを使えるからです。」
「港までワープさせてくれるのね!」シィーナが言った。
「そうです。行きましょう!クレイさんの命を救えるのは大地の鳥だけですから。」
シャーグはそういい、「エクーラ!」と唱え、港へ飛んだ・・・

グー者12/25 11:28:06121cf/f7DVy3QGjU||359
ここで二章は完結となる。
ここも戦いは少ないがアルルを筆頭をする三賢者の登場が主をなっている。

グー者12/25 11:28:466121cf/f7DVy3QGjU||810
第三章

グー者12/25 11:28:546121cf/f7DVy3QGjU||668
新たなる旅へ

グー者12/25 11:29:86121cf/f7DVy3QGjU||826
ロランとシィーナはクレイを助けるため海を渡って二日目・・・
「まだなの?」シィーナが亡霊(?)のシャーグに聞く。
「あと一日は必要です。大地の山に着くのは明日になると思います。」
と細かく話した。するとロランが、
「あれはなんだ!?」ロランの指の指す先には大きな鳥がいた・・・
「鳥なの?」シィーナは空を見て驚く。
「天空の鳥・・・スタイナー様です・・・神々しい・・・」
シャーグも見取れている。そして夜は更けていった・・・

グー者12/25 11:29:226121cf/f7DVy3QGjU||984
次の日、火山が見えた・・・島だ!みなは船を岸に着け、上陸した・・・
「あの大きさを変える機械を使いましょう。これね・・・えい!」
シィーナが物体縮小拡大装置を使うと船はみるみる小さくなった。
「さあ、行きましょう。」シィーナがそう言うとロランがクレイを抱え、
町を探すため歩き出した・・・

草も生えていない所を四人は歩いていた・・・するとだれかがこっちに来る・・・
「旅の方かな?」正体はおじいさんだった・・・

グー者12/25 11:29:376121cf/f7DVy3QGjU||986
おじいさんは山のふもとの村まで案内してくれた・・・
「ここはマグバ島で最もエスファニック山に最も近い村クァーム村だよ。」
とおじいさんが説明してくれた。しかしシィーナが違いに思いついた。
「あの山は大地の山じゃないの?」と聞いた。
「大地の山?はい別名大地の山ですよ。」と答えてくれた。
「よかったわ・・・合っていたのね。違う島に着いたのかと思ったわ。」
シィーナは安心した。すると大きく地面が揺れた・・・
「地震よ!キャ!」みんなは耐えた・・・すると地震はおさまった・・・
「祭りじゃ・・・祭りの合図じゃ!」おじいさんは大声で言った・・・

グー者12/25 11:29:546121cf/f7DVy3QGjU||557
おじいさんが叫ぶと家から人々が出てきた・・・「村長!祭りですね!」
「村長やっとですね!」「村長バンザイ!」と口々に言う。
「村長だったの・・・ですか?」シィーナはかしこまって言った。
「そうです。では私の家で話しましょう。着いて来て下さい。」
と村長が言うとロラン達は人込みをかき分け、村長の家に入っていった・・・
中には色々な物があった。シィーナは村長に聞いた。
「祭りとはなんなんですか?」すると村長が答えた。
「大地の鳥リク様の復活祭をするのです!」

グー者12/25 11:30:186121cf/f7DVy3QGjU||147
影の集結

グー者12/25 11:30:296121cf/f7DVy3QGjU||487
祭りとは大地の鳥の復活祭だった・・・
「復活祭って大地の鳥はまだ封印されているのですか?」
とロランが村長に問い掛ける。
「はい。昔に大魔王に封印されたそうなのです。その封印を解く祭りなんです。」
「いつやるの?」「明日の朝です。」シィーナが聞くと村長は手早く答えた。
「明日か・・・クレイ大丈夫かしら・・・」シィーナは心配そうに言った。
そして、時が過ぎていった・・・

グー者12/25 11:30:426121cf/f7DVy3QGjU||433
夜になると村はにぎわっていた・・・「うちのやきそばは世界一だよー!」
「山の鉱石!安いよー!」色々な屋台も開かれていた。
しかし、朗報が入った・・・「大変だ!」
村人の一人が言う。「山から岩が落石して、中に入れん!」
そういうとみな落胆し、屋台をかたずけ始める者もいた。
「私達は行くわよ!ロラン!クレイを持って!」「お、おう。」
シィーナ達は大地の山へ向かった・・・

グー者12/25 11:36:406121cf/f7DVy3QGjU||282
山へ向かうとたしかに岩で入り口が封鎖されていた・・・
「どうにか退かせないかしら・・・」シィーナ達は力いっぱい押してみた。
しかし動かなかった!「もう一回だ!」もう一度押そうとしたが・・・
「やはり来たか・・・賢者の使いめ・・・」
男の声がした・・・聞き覚えのある声だった・・・
「まさか・・あんたは?」ロランは知っていながらも聞いた。
「そうだ・・・影の五人衆隊長キリークだ!しかもそれだけじゃない!」
「紅宇琉!」「ピノ!」「ボウ!」「フワ!」
「全員集合って事か・・・」

グー者12/25 11:40:456121cf/f7DVy3QGjU||692
死闘へ

グー者12/25 11:41:16121cf/f7DVy3QGjU||506
ロラン達は武器を構えた・・・
しかしロラン達は圧倒的に不利な状況下にいた・・・
まず三対五という圧倒的な人数差・・・
さらに逃げ場のないという危険な事・・・
「どうしようもないわね・・・」シィーナ達はあきらめて武器を置いた。
すると、影の五人衆の女が、「私は影の魔術師こと紅宇琉!この呪文で一発だ!

グー者12/25 11:41:176121cf/f7DVy3QGjU||82
すると空に稲妻がほとばしり、「ビリーガ!」電撃がシィーナ達を襲った!
しかし電撃は何かに跳ね返り、影の五人衆を襲った!
しかし影の五人衆も影隠れで避ける。隊長のキリークが言った。
「こいつ・・・見覚えがあるぞ・・・たしか・・・」
隊員のボウが言った。「アイツは勇者匠です!そうですよ!」
と言うと影の五人衆達は怯え始めた・・・
「ダーズ様が消したのでは?」「ゾンビなのかも?」「ひいい!」
「だまれ!うろたえるな!」キリークが怒鳴ると静まり返った・・・
「匠を倒せば有名人になれるに違いなし!いくぞ!」五人衆が襲いかかった・・・

グー者12/25 11:44:596121cf/f7DVy3QGjU||572
勝利への確信

グー者12/25 11:45:146121cf/f7DVy3QGjU||596
影の五人衆は匠に襲いかかった!しかし今度は横から炎が五人衆を襲った!
が再び影がくれで回避した。リーダーのキリークにはあの炎に覚えがあった・・・
「あの時のチビ竜か!」キリークはとっさに影の中から飛び出した!
すると匠が剣を持ち、キリークの方へ走り出した!

グー者12/25 11:45:466121cf/f7DVy3QGjU||897
キリークはあわてて影の中に逃げた!
しかし匠はロラン達の場所まで走り、大岩を斬った!そして匠が、
「走れ!その少年を大地の鳥、リク様の所へ連れて行くんだ!ここは俺達が喰い止める!」
そう言われるとロラン達は山を登ろうとした。しかし、
「させるか!ガキ共が!」ピノは大地を砕き割り、入り口は再び塞がれた・・・

グー者12/25 11:46:06121cf/f7DVy3QGjU||244
「さっきのも貴様の仕業か・・・チッ!」匠はピノの強靭な体を見て言った。
「そういうことだ!勇者匠!」ピノは誇らしげに言い返した。
「反撃開始だ!フワ!行け!」キリークが指示すると一人の男が前に出た。
「俺は元剣士!マシンブレイドを見せてやる!」
フワがそういうと巨大な機械的な剣を出した。その剣は邪念に満ちていた。
「いくぞ勇者!闇の真髄を見せてやる!」「いいだろう!」
二人は激しく戦い始めた・・・剣は強く弾き合った・・・

グー者12/25 11:46:296121cf/f7DVy3QGjU||223
匠はひそかに感じていた。なぜこんな強い奴が魔王軍にいるのかと・・・
不思議で仕方なかった。そんなことを考えていると、
「隙あり!」剣が弾き飛ばされた!「勇者さん!」ロランが叫ぶ。
「終わりだ!勇者匠!」フワは剣を振り下ろした!
だがフワの剣も雷の呪文で弾き飛ばされた・・・
「だれだ!」フワが問う。すると「キョーコよ!」「エルマだぜ!」
「お前ら!」匠は安心した。勝利への確信が生まれたから・・・

グー者12/25 11:47:156121cf/f7DVy3QGjU||713
形勢逆転

グー者12/25 11:47:286121cf/f7DVy3QGjU||294
キョーコとエルマが助けにきた。
「遅いぞ、お前達。」匠は剣を拾いながら言った。
怒っているように感じられたが、顔は微笑んでいた。
「さあ、形勢逆転だ。」匠は剣を構えた。
「相手が悪かったな。」エルマも剣を構える。
「冗談はそこまでよ!ビリー・・・」紅宇琉が呪文を唱える。
その一瞬の間にキョーコは杖を出した。
「ガ!」「ビリーガ!」同時に同じ呪文を唱えた!

グー者12/25 11:47:386121cf/f7DVy3QGjU||827
二つの雷は消えたように思えた。しかし、
「きゃ!」紅宇琉に雷が襲った!しかし直撃はしなかった・・・
「同じ呪文なのにこんなに威力が違うとは・・・」
キリークも恐れを生している・・・そして
「次は岩ね!エアローア!」
キョーコが風の呪文を唱えると岩はたちまち転がり入り口が開けた。すると、
「もう一度塞いでやる!」ピノが前に出た。しかし、
「あちち!」ピノに炎が襲った。それは流樹の炎だった・・・

グー者12/25 11:47:586121cf/f7DVy3QGjU||245
「このチビ竜め!くらえ!」
キリークは矢を構え、放った!しかし流樹は素早い動きで避けた。
「ぬう・・・くらえくらえ!」キリークが幾ら打っても当たらなかった・・・
「へへ〜ん!隊長とやらもその程度かい!」流樹はキリークを挑発した。
「ぬぬぬ・・・全員かかれ!」キリークの指示とともに影の五人衆は襲いかかった!
「行け!」匠がそう言うと今度こそロラン達は山を登って行った・・・

グー者12/25 11:48:146121cf/f7DVy3QGjU||260
「急ぎましょ、勇者さん達のためにも!」シィーナは喝をいれた。
「うん。」ロランがうなずくと足を急がせた。シャーグはあることを思った。
「あそこに光が!きっとあそこが頂上では?」
「きっとそうだ!急ごう!」ロラン達は走った。しかし足を止めた・・・
「どうしてここへきた?」「フフフ・・・」
キリークがロランの影の中から現れた・・・

グー者12/25 11:48:526121cf/f7DVy3QGjU||904
燃えた剣と砕けた剣

グー者12/25 11:49:56121cf/f7DVy3QGjU||804
山の下では戦いが続いていた・・・「そろそろ終わらせよう!キョーコ!」
エルマはそう言い、剣を空に向けた。「分かったわ!ファイアーラ!」
キョーコはエルマに炎の呪文を飛ばした!
「仲間割れか!見苦しい!」ピノが笑いながら言う。しかし、炎はエルマの剣に集中した!
「何ィ!?魔法が剣にまとわりついてる!これは・・・?」ピノの表情が一転した。
「エナジーソード・・・世界に二つとしてない剣の一つだ・・・いくぞ!」
エルマが剣を一振りすると豪炎がほとばしった!影の五人衆達は影も無く消えた・・・
「逃げたか・・・」エルマの言葉は虚しく聞こえた・・・

グー者12/25 11:49:196121cf/f7DVy3QGjU||221
「あれ?匠は?」流樹は辺りを見渡し言った。「どこに行ったの?」
キョーコも問う。「俺は知らないよ。あのロランとかいう人を追っかけたんじゃん?」
エルマがそういうと皆納得した・・・「てことは・・・上にキリークが・・・」
キョーコは重大な事にやっと気がついた・・・

グー者12/25 11:49:436121cf/f7DVy3QGjU||574
頂上の前でロラン達は立ち往生していた・・・「これも影の能力か・・・」
ロランは死んだような声で言った。「そう・・・影写しだ。」
キリークがそういうとまた影に消えた。「どこだ!」ロランが叫ぶとキリークが、
「ここだ!」岩陰から現れた・・・そう影写しだ・・・
「俺様は実力もある・・・弓だけじゃないんだぞ!」キリークは影の中から剣を出した!
「くっ!すごいパワーだ・・・」ロランには世界が揺れているように感じられた。
「ファントム・オブ・オメガ・・・別名、影の救済者だ!」

グー者12/25 11:49:596121cf/f7DVy3QGjU||366
キリークの黒い剣はとてつもないオーラを放っていた・・・
近くにあった小石がはじきロラン達の足に当たった・・・ロランは剣を抜いた。
「無理よ!勇者さん達の助けを待ちましょ!」シィーナが叫ぶ。
「待っててもしばらくは来ないよ・・・クレイの剣を貸して!」
ロランがそう言うとシィーナはクレイの腰の剣を抜きロランに渡した。
「シィーナは頂上へ行って!ここは俺が食い止める!」ロランは剣を二本持った。
シィーナはクレイを抱え頂上へ登って行った・・・キリークは止めなかった・・・
「俺様だって男だ・・・堂々と勝負しようじゃないか。」「おう。」二人は走りかかった!

グー者12/25 11:50:236121cf/f7DVy3QGjU||814
「だーーー!」「はーーー!」二人の剣が当たり合い、戦いが始まった。
しかしキリークの剣がロランの剣に当たるとロランの剣がキシキシといった・・・
「くっ!腕が・・・」ロランに剣の痛みが周っていた・・・「フフフ・・・いくぞ!」
再びキリークは襲いかかった!ロランは二本の剣で受け止めた!しかし、
「無駄だ!」ロランが持っていた剣は砕け散った!「しまった!」
ロランは挫折した・・・砕けた破片が肩に当たった・・・ロランはその場で倒れた。
「フフフ・・・これで・・・終わりだ!」キリークは最後の一振りを放った・・・

グー者12/25 11:50:506121cf/f7DVy3QGjU||637
ついに復活へ

グー者12/25 11:51:36121cf/f7DVy3QGjU||269
キリークはロランに最後の一振りを放った・・・
ロランは痛みで立ち上がれなかった・・・そして死を悟った。・・・その時
「待て!キリーク!」男の声だ・・・ロランには聞いた事のない声だった。
「だれだ!?・・・あぁ・・・」キリークは怒っていたが次第に怯えていった。
「ボゥ・・・じゃなくてファントム様。」「今はボウでいい・・・」
ファントム・・・ロランはたしかにファントムと聞いた・・・
そしてロランは・・・気を失った・・・

グー者12/25 11:51:226121cf/f7DVy3QGjU||79
ロランは目覚めると匠がいた。「大丈夫か?えっと・・・ロラン。
「ええ。なんとか。」「よかった・・・キリークは?」
「多分逃げました。」「そうか・・・」
二人が話していると山の頂上が光が吹き出した!すると匠が、
「ついに復活か!流樹!」「まかせて!」
流樹は頂上へ急いでいった・・・・

一方シィーナとシャーグは・・・
「これじゃ復活できないわ!」「この厚い殻は一体?」

グー者12/25 11:51:356121cf/f7DVy3QGjU||84
流樹が着くとシィーナはさっそく聞いた。
「チビ竜さ・・・じゃなくて流樹・・・さん。」
「何マゴマゴしてんの!あたいは流樹でいいよ!」流樹は反発した。
「じゃあ流樹、この大地の鳥に取り巻く殻は何?」
「伝説に聞いた大地のベールね。これを破るには子の鳴き声しかないけど・・・」
流樹の言った子の鳴き声にシィーナはある事をひらめいた。
「それよ!卵を孵化させれば!」

グー者12/25 11:51:506121cf/f7DVy3QGjU||700
「持ってるの?大地の鳥の卵を!?」流樹は少し興奮していた。
「ええ。クレイのバックに・・・あれ?」「どうしたの?」
シィーナの顔は驚愕の顔だった・・・「か・・・殻しかない。」
「もう孵化したって事?」「どれなの?」「名前を呼びましょう。」
シャーグの提案にみな顔を揃えた。「生まれたばかりの子どもに?」
流樹が聞いた。「適当な名前でも赤ちゃんは寄ってくるじゃないんですか?」
シャーグがそういうとシィーナが名前を考えたかのように「リース!!!」
と叫ぶと小さな虹色の鳥が地上に降り立った。

グー者12/25 11:52:366121cf/f7DVy3QGjU||937
聖鳥降臨

グー者12/25 11:58:266121cf/f7DVy3QGjU||344
天空からリースが現れた・・・その姿は美しき物であった。
虹色の翼、そしてその神々しさ・・・シィーナとシャーグは見惚れていた。
竜の流樹が言った。「だ、大事なこと忘れてない?(汗」
そしてシィーナ達は正気を取り戻した。
「えっと、このリースの鳴き声が必要なのよね・・・」
「でもどうすれば・・・」皆立ち尽くしているとシィーナが、
「いいこと思いついたわ!」ガシッ!
シィーナはリークを捕まえ、思いっきり殴った!

グー者12/25 11:58:566121cf/f7DVy3QGjU||856
「な、なにやってんの!聖鳥よ!ギャグ小説じゃないんだから!(汗」
流樹は訳の分からない事を言った。
そしてリークは泣き出した!「うえ〜〜〜〜ん!痛いよう〜〜〜(涙」
「しゃべったわ!生まれたばかりなのに!」シィーナの度肝を抜いた。
「てかリークって女!?しかも鳴き声じゃなくて泣き声だし!」
流樹はまた訳の分からない事を言った。
そして大地の鳥を包んでいた殻が光り始めた!
「復活です・・・」シャーグが一言呟いた・・・そして、
「クラアアアアーーーン!」聖鳥降臨した・・・

グー者12/25 11:59:206121cf/f7DVy3QGjU||576
薄暗かった空は明るく光り、荒れていた大地からは花々が咲いた。
そして大地の鳥リクは飛び去った。するとなにかが落ちた。
「これは・・・魔法石だわ!白い魔法石だわ!」シィーナが叫んだ。
そう、また赤でも、青でも緑でもなかったからだ。
「これはあたい達が祭壇へ持っていくわ。あんたらはクレイって子の看病sてあげなよ。」
流樹は魔法石を持って飛び去った。匠達も消えた・・・そして町に帰り、長い一日は終わった。

次の日、クレイはついに目覚めた・・・「大丈夫か?」ロランが問いかける。
「うん、しかもなんだかすごい力が手に入ったような気がするんだ。」
クレイは不思議そうに言った。

グー者12/25 11:59:416121cf/f7DVy3QGjU||300
クレイはロラン達を連れ町の外れへ行った。そこには木があった。
「で、どうするんだ?」ロランが問いた。「えい!」
クレイは木を叩いた!木は倒れた!
(なに!?ギャグ小説か!)
どこからともなく聞こえた声はロラン達には聞こえなかった。
みな驚愕していた・・・すると秘密の書が輝いた!「匠さん達が魔法石を渡したんだわ!」
そしてまたロラン、クレイ、シィーナ、シャーグは歩き出した・・・

〜三章終わり〜

グー者12/25 12:1:176121cf/f7DVy3QGjU||324
三章は二章の倍以上の物となった。
主は当然五人衆のと死闘だ。しかしこの戦いで大きくそして強くなったのもまた事実である。

グー者12/25 12:2:76121cf/f7DVy3QGjU||12
第四章

グー者12/25 12:2:216121cf/f7DVy3QGjU||68
冒険の終わり・・・?

グー者12/25 12:5:516121cf/f7DVy3QGjU||642
ロラン達一行は次なる魔法石を求め、父モリアの愛船マリン号に乗り航海を続けていた。
しかし今日は晴れ時々・・・嵐・・・
揺れるマリン号の中でシィーナが叫ぶ。
「さっきまで晴れてたのになんなの?この天気の変わり方は!」
ロラン&クレイ「知るか。」ドカッ!ロランとクレイはシィーナに思いっきり殴られた。
シィーナ「なんて無関心な奴らなのお!まったく・・・」
シャーグ「みなさん、なんだかすごく音が大きくなってません?」

ザザザザ・・・ゴオオオオ・・ブオオオオ!!風だ・・・風の音がマリン号に近づき、やがて止まった。
シィーナ「甲板に行ってみましょ!」ロラン達は甲板へ行った。

グー者12/25 12:6:46121cf/f7DVy3QGjU||259
甲板に上がると悪魔が立っていた。
ロラン「だれだ!てか帰れ!」
デビル「我が名はデビル!四天王の一人だ!この船は俺がいただく!」
クレイ「四天王?・・・て何?兄ちゃん?」
ロラン「知らん!(キッパリ」
デビル「では教えてやろう・・・」
デビルは漆黒の羽をゆっくりと動かし、真空の風を起こしロラン達を襲った!
シィーナ「くっ!刃物のような痛みだわ!みんな気をつけて!」
ロラン「分かってる!けど武器がないから耐えるのでやっとだ!」
ロランは盾で切り裂く真空を体から守っていた。するとクレイがデビルに向かって走りだした!

グー者12/25 12:6:216121cf/f7DVy3QGjU||376
ロラン「クレイやめろ!どうやって戦うんだ!」
デビル「素手でなにができる・・・無力な人の子よ。」
クレイ「だーー!」クレイの右腕がきらめき、デビルの腹に当たった!たちまち両者吹き飛んだ!
シィーナ「クレイ!大丈夫・・・ラート!」
シィーナはすぐさまクレイに回復呪文を唱えた。デビルの腹にちいさな拳の跡が残っていた。
デビル「ぐっ!こんな強いガキがいたとは・・・不覚!」

グー者12/25 12:6:516121cf/f7DVy3QGjU||461
デビルはクレイの顔をじっと見た。そして小さくつぶやいた。
デビル「覚えたぞ・・・お前の顔を・・・」
クレイ「?」
デビル「さらばだ!サイクロン・アトミック!」
シィーナ「くっ・・わああ!」
シィーナは船の中に飛ばされた!ロランもクレイもつづいて中に飛んだ!
デビル「デス・サイクロン!」
デビルが激しく羽を動かすと巨大な黒い渦がマリン号を吹き飛ばした!マリン号は遠くまで消えた・・・

グー者12/25 12:7:86121cf/f7DVy3QGjU||139
ロラン達が起きると島に着いていた。しかしどこだか分からない・・・シィーナは船長室にあったレーダーを見に行った。
ロラン「クレイってめちゃくちゃ強かったんだな。」
クレイ「え?そうでもないよ。」
ロラン「そうか?(汗」
シィーナ「ぎゃーーーーー!」
シィーナが叫んだのを聞いてロラン達はあわてて船長室へ行った。
ロラン「どうした?」
シィーナ「エンジンが壊れてる!船が壊れちゃったの!」
ロラン&クレイ「ええ〜〜!」

グー者12/25 12:9:276121cf/f7DVy3QGjU||864
未来都市到着

グー者12/25 12:9:466121cf/f7DVy3QGjU||59
ロラン達を乗せたマリン号は停止した。
シィーナ「きっと落ちた時のショックでプログラムが全部消えちゃったんだわ!この船はみんな機会で動いていたから・・・」
クレイ「しかたないよ。町を探してみよう。」
シャーグ「目の前にありますが・・・」
クレイ「・・・(汗」
ロラン「まぁいい、行ってみよう。」
ロラン達はマリン号を離れ、町へ向かった。

グー者12/25 12:10:276121cf/f7DVy3QGjU||640
ロラン達の着いた場所は他の世界とはかけ離れた未来の世界だった・・・
空飛ぶ車、ロボットもいた。
クレイはある店であることに気がついた。
クレイ「兄ちゃん!シィーナ!あれ!」
シィーナ「どうしたの?・・・これは。」
ロラン「物体縮小拡大装置だ!」

グー者12/25 12:10:466121cf/f7DVy3QGjU||859
店のおやじ「ん?このボロがほしいのか?別にこれならタダでもいいが。」
シィーナ「古い・・・物なんですか?」
おやじ「ああ。もっと最新型のが出回っているからな。」
ロラン「あの、この近くに武器屋はありますか?」
おやじ「町の外れにあるが武器が必要なのか?」
ロラン「オレ・・・じゃなくて僕達冒険者なんです。」
クレイ「うん。魔法石っていうのを集めてるんだ!」
おやじの顔が突然青ざめた。

グー者12/25 12:11:216121cf/f7DVy3QGjU||301
おやじ「そ、そうか。じゃ武器屋へ行くといい。」
ロラン「はい。じゃ・・・」
おやじ「おう!じゃあな!・・・デビル様に報告しなければ!」
ロラン達は武器屋に向かった。

人込みを掻き分け着いた武器屋は薄暗い家だった。
クレイ「本当に店やってんのかな?」
???「誰です?」
ロラン「誰かいる?」

クレイは少し怯えていた。顔が見えない。でも声には覚えがあった。
シィーナ「もしかして・・・アルルさん?」
ロラン「オレもそう思う。」
クレイ「あー!賢者さんだね!」
シャーグ「あわわわ・・・(怖」

グー者12/25 12:11:476121cf/f7DVy3QGjU||463
すると家の奥から現れた。やはり正体はアルルだった。
ロラン「やっぱり!」
シィーナ「アルルさん!お久しぶり♪」
シャーグ「ぎゃああ!」
アルル「ご主人様に久々に会って「ぎゃああ」はないんじゃない?シャーグ?」
シャーグ「は、はい。(汗」
アルル「あなた達がほしかったのは剣ですね。鋼の剣です。」
ロランとクレイは鋼の剣を手に入れた。
クレイ「重い・・・」
シィーナ「でもなんでアルルさんだけここに?しかもなぜここに?」
アルル「いいでしょう・・・お教えします・・・・次回に。」

グー者12/25 12:12:156121cf/f7DVy3QGjU||874
見せ掛けの平和都市

グー者12/25 12:12:346121cf/f7DVy3QGjU||733
アルルが突然現れた。そしてこの都市について話をしてくれるようだ。しかし奴の話はクソ長いので俺が簡単に教えよう!
ここは未来都市ボロッドシティを中心としたデグザム島だ。ここは平和と言われて場所だったが本当は四天王デビルの支配下だったのだ!
そいでアルルは予言によってロラン達がここに来る事を知り武器屋で待つ事にしたということ。
なぜならこの新米戦士団じゃデビルに勝てないと思ったから・・・以上でお話終了!
そして10分後(長!
アルル「以上でお話は終了です。」
ロラン「は・・はぁ。」

グー者12/25 12:12:506121cf/f7DVy3QGjU||753
アルル「賢者は予言と透視は朝飯前ですから・・・そういえば、店の前に人がたくさんいるのも分かります。」
ロラン「そういう事は早く言って!!」
シィーナ「てことはここから出られないの?」
アルル「いええ。裏口からなら出られます。二人しかいませんので。」
ロラン「でも人間を倒すなんて・・・」
アルル「裏口にいるのは魔物です。」

グー者12/25 12:13:126121cf/f7DVy3QGjU||816
アルルは奇妙な事を言った。前は大勢の人間・・・しかし裏口には魔物が二人・・いや二匹いると言った。
ロラン「魔物がいるって!?てことはここに俺達がいるって事はもうみんなにバレているって事!?」
アルル「はい。しかも人間達は洗脳されていてデビルを倒すまで洗脳は解けません。」
クレイ「でもどうやって外の魔物を倒すの?」
アルル「作戦を授けます・・・ゴニョゴニョ・・・」
そして15分後(これまた長!!
シィーナ「わ、分かりました。」
アルル「ではさっそく行きますよ・・・それっ!」
ロラン達は裏口の扉をぶち壊した!そして作戦が始まった・・・つづく

グー者12/25 12:13:566121cf/f7DVy3QGjU||118
作戦開始

グー者12/25 12:14:146121cf/f7DVy3QGjU||695
ロラン達の脱出作戦が開始された。ロランは扉を蹴り飛ばし、アルルが前に出てファイアーラで先制攻撃を繰り出した!
二匹の魔物は気がつく間も無く炎が襲った!しかし魔物達は漆黒の羽を振り回し炎を払い除けた。
???「キキッ!貴様ら何者だぁ?」
???2「武器屋の宝が目的か?キキ!」
ロランとアルルは耳を疑った。こんなどこにでもあるボロい武器屋に宝と言える物があるなんて・・・
ロラン「宝ってなんだ?」
???「キキ・・・伝説の剣さ!」
???2「あたしはエイミー。こいつはギル。あたしらはここの宝を守る番人なのさ!キキッ。」
ロラン「剣・・・?」

グー者12/25 12:14:306121cf/f7DVy3QGjU||984
ロランはもしや・・と思った。ためしに聞いて見た。
ロラン「まさかとは思うがこの剣か?」
ギル「キ?・・・それは!」
エイミー「キキー!ギル!取り返すわよ!」
二匹の魔物は羽をばたつかせ、爪で襲いかかった!
ギルはロランを襲った!ロランは慌てて剣を抜いた。剣は一筋の光を放った。そして戦いが始まった!
ロランの剣がギルの爪と当たる度に爪はボロボロになっていった・・・
ロラン「この剣軽い!」
ギル「くっ!腹立たしいぞ、貴様!」
ロラン「へへっ。」
ロランは鼻で笑った。

グー者12/25 12:14:496121cf/f7DVy3QGjU||824
女(?)の魔物のエイミーはアルルに飛びかかったがアルルは再びファイアーラで追い払った!
しかしエイミーは強引に炎を払い、爪で切りかかった!アルルはうまく避けたように見えたが頬にかすったようで頬から血が流れた。
シィーナ「アルルさん!」
アルル「シィーナさん!作戦を遂行して!クレイ君と一緒に逃げて!あとあのゴミ以下シャーグも!」
シャーグ「ゴミは余計だろ。(小声で)」
エイミー「んっ?弱そうね・・キキッ!」
エイミーは方向を変え、シィーナ達へ襲いかかった!
しかしアルルは痛みを堪えてファイアーラの中級魔法メザラーガをエイミーを向け放った!

グー者12/25 12:15:96121cf/f7DVy3QGjU||831
さすがにどんな強い魔物でも直撃したのでは対処法がない!
エイミーはうずくまり倒れた。
ギル「エイミー!大丈夫か!?」
ロラン「隙あり!」
ロランは剣を振り、ギルの背中を狙った!ギルの羽を掠り、傷を負った。
アルル「あの高いビルです!あのビルにデビルがいます!」
シャーグ「あ、ダジャレだ。ビルにデビル・・・ププッ。」
アルル「シャーグ後で殺す!」
シャーグ「ギャアアアーー!」
ロラン「よし!みんないくぞ!走れ!」
ロラン達は走った・・・疾風の如く・・・

グー者12/25 12:15:406121cf/f7DVy3QGjU||692
ついに対決へ!

グー者12/25 12:15:566121cf/f7DVy3QGjU||139
ロラン達は魔物や大勢の人間の猛追を跳ね除け、ついに目的地、デモンズビルへ到着した。
ロラン「いくぞ・・・みんな。」
シィーナ「OK.」
クレイ「兄ちゃん・・・僕、がんばるよ!」
ロラン「よし!その意気だ!」
ロランは扉をゆっくり開いた・・・中は適温でどこまでも広くひろがる部屋だった。その奥にはデビルが巨大な椅子に座っていた。

グー者12/25 12:16:166121cf/f7DVy3QGjU||527
デビル「諸君らの無謀な挑戦を称えてやろう。なんせ一度俺と戦ってまだ懲りてないんだからな。」
シィーナ「当たり前よ!あたしらはこの町を平和にする気でここに来たのよ!」
シャーグ「別にそういう訳じゃなかったんだけど・・・」
ロラン「でも負けない!こっちにはアルルさんもいるんだ!」
ロランは剣を抜き、デビルの方へ走ろうとした!しかしアルルは杖を出しロランを止めた。
ロラン「・・・?どうして?」
アルル「音が聞こえないのですか?」
ロラン「えっ・・・あ。」
グゴゴゴゴ・・・音は次第に近づいてくる!
デビル「くっくっく・・・いでよ三大竜と一角、バーストドラゴンよ!」

グー者12/25 12:16:446121cf/f7DVy3QGjU||375
大きな揺れと共に人間の十倍はあるであろう機械竜が現れた!
クレイ「くっ!負けないぞぉ!」
クレイは跳びながら剣を抜き、機械竜を斬った!
クレイ「やった!兄ちゃん僕やっ・・・」
ロラン「クレイ避けろ!」
クレイ「えっ!?わああ!」
バーストドラゴンは空中にいるクレイにパンチをお見舞いし、クレイを吹き飛ばした!

グー者12/25 12:17:206121cf/f7DVy3QGjU||618
すぐさまシィーナがラートの回復呪文を唱えたので無事だったが不意打ちには驚かされた。
ロラン「みんな!俺が一人でデビルを倒す!みんなはあのデカブツを頼む!」
シィーナ「わかったわ!」
クレイ「兄ちゃん頼むよ・・・」
アルル「ドラゴンを倒し次第助けに行きます!」
そしてかつて例のない四天王との戦いが始まった・・・
アルルはメザラーガをドラゴンの顔面に放った!しかしドラゴンは何事も無かったかのように立ち尽くしていた。
その隙にロランはドラゴンを通り過ぎ、デビルに襲いかかった!デビルは後ろに回転しながら旋回すると壁と蹴り、頭突きをした!

グー者12/25 12:17:366121cf/f7DVy3QGjU||328
ロランはちょっとよろめいたが剣をしっかりと握り締め、デビルを黒い羽の先端を斬った・・・
デビルは倒れた。もちろんこの程度で倒せる敵じゃない事はロランもよく知っていた。ロランは少し間を空けた。
デビル「遊びはこれまでだ!ドラゴンよ!」
ドラゴンはロランの方に向きを変えた。
デビル「バーストキャノンだ!」
ドラゴンの口から巨大な粒子砲がロランに放たれた!

〜つづく〜

グー者12/25 12:18:46121cf/f7DVy3QGjU||941
三つの牙

グー者12/25 12:18:216121cf/f7DVy3QGjU||788
ロランをバースト・ドラゴンの巨大な口から放たれた「バーストキャノン」が襲った。
半径10m以上はあるであろうメガ粒子砲だ。ロランは気づく間もなく粒子砲に包まれた。
シィーナ「ロラーン!!」
シィーナの叫びの声が周りの壁に跳ね返り、声が二重三重となった。
そしてその後、ロランとは違う声がした。
???「あーぁ・・・神聖なおいらみたいな鳥を市販の・・・しかも安物の鳥籠に入れて、勝手に町に行くなんて・・・なめてんの?」
そこには無傷のロランと、虹色の翼でパタパタと飛ぶ小さな鳥がいた・・・

グー者12/25 12:19:366121cf/f7DVy3QGjU||574
クレイ「リースだ!」
シャーグ「あの伝説に語られる大地の鳥と天空の鳥の間に生まれたという虹色の鳥ですか・・・」
リース「おいらの羽にはビームとかの物は跳ね返す能力があるのさ!だからそのなんとかドラゴンのビームみたいのも効かないのさ。」
アルル「なるほど・・・ん?」
アルルは大きな牙を見つけた。おそらくバースト・ドラゴンの牙であろう。
アルル「これが残り三つの内の一つの牙・・・三大竜のバースト・ドラゴンの牙・・・あと二つ揃えば!」

グー者12/25 12:19:536121cf/f7DVy3QGjU||327
シィーナ「これであのバーストキャノンは封じたわ!」
ロラン「どうだ!デビル!」
しかしデビルは微笑し、椅子の後ろから長剣を出し、
デビル「ふん・・・なめるな小僧の分際で!」
ロラン「な・・・それはこっちのセリフだ!」
ロランは再び剣を抜き、デビルに斬りかかった!!

グー者12/25 12:20:286121cf/f7DVy3QGjU||131
兄弟剣と賢者の負傷

グー者12/25 12:20:436121cf/f7DVy3QGjU||903
ロランは再び襲いかかった・・・
ロラン「お前は絶対に断つ!」
デビル「できるかな?この兄弟剣相手にして・・・」
ロランは襲いとどまった・・・そして問う。
ロラン「兄弟剣って俺の剣とお前の持ってる長剣の事か?」
デビル「そうだ。俺の剣は蛇剣、イシルトリガー。名工、リーガが作った自由に伸縮する宝剣・・・そしてお前の剣は奇跡を呼び起こすと言われ語られるファンタジートリガーだ!!」
ロラン「す、すごい剣だったのか・・・!」
デビル「しかも選ばれた者しか使いこなせないとも言われている・・・しかしこちらも兄弟剣!実力は劣らん・・・」
ロラン「闇なんかに負けない!!」
デビル「クックック・・・こい!」

グー者12/25 12:20:576121cf/f7DVy3QGjU||843
ロランは剣を少し横に傾け、デビルに斬りかかった!
しかしデビルも負けずと蛇剣をロランに向け放つ。
ロランは慌てて避けるが、蛇剣はどこまでも追ってくる・・・時よりバーストキャノンが放たれるがリークが跳ね返す。
ロランは皮の盾で蛇剣を受け止めた!しかし皮の盾には穴が開き、もう使い物にならなかった。
ロラン「くっ!・・・強い!」
デビル「ほぅ・・・対した野郎だ・・・あおの一撃をやり過ごすとは・・・」

グー者12/25 12:21:126121cf/f7DVy3QGjU||417
アルル「チャンス!メザラーガ!!」
ふいにデビルを狙い、アルルがメザラーガを放った!!
デビル「アルルよ・・・貴様はもっと理工な奴だと思っていたが・・・思い違っていたようだ・・・」
デビルは炎の玉が当たる寸前に蛇剣を延ばし、メザラーガを貫き、アルルを斬った!!
ロラン「アルルさーーん!!」
アルルは呼んでも起き上がらなかった・・・
ロラン「デビルーー!!絶対許さない!!」
ロランは怒りのまま襲いかかった!

グー者12/25 12:23:146121cf/f7DVy3QGjU||841
最悪のフィナーレへ

グー者12/25 12:23:286121cf/f7DVy3QGjU||203
アルルは蛇剣イシル・トリガーに斬られた。
シィーナがラートの回復呪文を唱えると意識を取り戻した。
そのころロランは、すでにデビルに襲いかかっていた。
シィーナ「アルルさん大丈夫?」
アルル「ええ・・・少し油断していたから狙ったのですが・・・こっちが油断していたようです。」
ロランはデビルの攻撃を全て跳ね返していた・・・

グー者12/25 12:23:506121cf/f7DVy3QGjU||597
デビル「くっ!なんて底力だ・・・!」
ロラン「もうお前だけは・・・許さない!!」
キン!・・・という音がしてデビルの蛇剣は手から落ちた・・・
デビル「くっ・・・クックック・・・そろそろ潮時だ・・・」
デビルはなにかのスイッチを押した。するとバースト・ドラゴンは膨張し始めた!

グー者12/25 12:24:46121cf/f7DVy3QGjU||31
リーク「ヤバイかも・・・」
デビル「フィナーレだ・・・クックック。」
ロラン「どういう事だ!?」
デビル「ドアを調べてみな。」
アルル「まさか・・・」
シャーグ「た、た、大変ですみなさん!」
ガチャガチャ!ドアは固く閉ざされていた・・・どうやら魔法によって閉められているようだ・・・

グー者12/25 12:24:206121cf/f7DVy3QGjU||452
クレイ「え・・・てことは・・・」
デビル「道連れだ・・・勇者の種にこんな奴がいるとは・・・よくやった!だが生かしはせん!!」
ロラン「くっ・・・くそーー!!」
その時、裏の扉が開いた・・・そしてだれかが現れた。
???「おいおいあせるなよ・・・俺がいる!」
シィーナ「この声は・・・!」
デビル「むっ!」
アルル「ザーク!」

グー者12/25 12:24:386121cf/f7DVy3QGjU||101
デビルは知っていた・・・そうザークの存在を。そしてなぜ闇の装備をしているのかも・・・
デビル「カイザーヘルムとカイザーアーマー・・・サタンシールド・・・そしてリーガの5つの武器のうちの1つ・・・シャドー・トリガー・・・なかなかいい装備ではないか、勇者団の一人ザーク!!」
クレイ「勇者団?」
ザーク「昔の話さ・・・お前ら、裏の扉から逃げろ。こいつはかならず俺が倒す!!」
ロラン「え・・・?」
ザーク「急げ!」
ロラン「は、はい!」

グー者12/25 12:24:526121cf/f7DVy3QGjU||753
ロラン達は後ろを見ず走った。クレイは落ちていたイシル・トリガーを拾い外まで持っていった。
ザーク「あのチビの方のガキは頭がいいようだな。」
デビル「ああ・・・俺はもう剣じゃ攻撃できないからな。」
アルル「そして私達二人を超えることもできない。」
ザーク「アルル!?」
デビル「ほぅ・・・たしかに勇者団二人は超えられんなぁ・・・」

グー者12/25 12:25:166121cf/f7DVy3QGjU||2
奇跡を待とう、いつまでも

グー者12/25 12:25:366121cf/f7DVy3QGjU||896
ザークとアルルは世界を救う勇者団だった・・・そしてデビルはまだニヤニアと笑っていた。
アルル「頭でもおかしくなったか・・・?」
デビル「勇者団・・・貴様らは結局何もできなかった・・・そして解散した・・・違うか?」
デビルはザーク問う。ザークは答えを言わない。
デビル「クックック・・・やはりか!貴様ら五人は何もできずに解散した・・・いや、闇に力をもたらした・・・そうだろ!!」
ザーク「だまれ!」
ザークは剣を抜きデビルの首元に当てた。

グー者12/25 12:25:586121cf/f7DVy3QGjU||610
ザーク「次にそのことを口にしたら貴様の首を切り裂くぞ!」
デビル「お前は相変わらずバカだ・・・もう俺達は死ぬんだ・・・もう遅いぜ。」
ザーク「くっ・・・!」
デビル「アルル、ザーク、ダーズ、匠、そしてリーダーのモーリアそしてまず・・・」
ザーク「だまれーー!」
ザークは叫んだと同時に剣を振り下ろした!そしてデビルの首はとび、死んだ。
ザーク「過去なんてどうでもいい!大切なのは今だ!」
デビル「ぐっ・・・残りは20秒・・・もう間に合・・・わん。」

グー者12/25 12:26:226121cf/f7DVy3QGjU||606
アルル達は祈った・・・奇跡のあることを・・・そして外でも・・・
クレイ「兄ちゃん!何やってんだよぉ〜!」
ロラン「祈るんだ・・・奇跡を。」
シャーグ「こうなったらもう神頼みですよ。」
シィーナ「そうね・・・」
クレイ「分かったよ・・・」
祈った・・・そしてもう残り10秒になったいた・・・

グー者12/25 12:26:396121cf/f7DVy3QGjU||94
ザーク「祭壇の賢者には?」
アルル「大丈夫。彼らに手紙は託しました・・・そしてあの牙も。」
9・・・8・・・
ロラン「神様ー!」
シィーナ「アルルさん達を助けて!」
7・・・6・・・
ザーク「ドラゴンの牙・・・使命もロラン達に受け継がれたという訳か・・・」
アルル「ええ・・・」
5・・・4・・・

グー者12/25 12:26:546121cf/f7DVy3QGjU||285
シャーグ「ご主人様を・・・」
クレイ「勇者さんを助けて!」
3・・・
アルル「あれは・・・?」
ザーク「まさか・・・」
2・・・
シィーナ「ねぇ!今、鳥がビルの中に!」
ロラン「えっ・・・!?」
1・・・
???「待たせた・・・いくぞ!」
アルル「ありがとう・・・!」
0・・・!

グー者12/25 12:27:76121cf/f7DVy3QGjU||944
ドカンという大きな音がして爆発した。草木はとび、地面が少し抉れた・・・
ロラン「アルルさーん!ザーク!!」
シィーナ「うそ・・・でしょ!?」
シャーグは首を横に振った・・・そして泣き崩れた。みな・・・みな泣いていた。
ロラン達は泣いたまま宿屋に泊まった・・・泣き声は町中に響いた・・・そしてデビル大戦は終結した・・・

〜つづく〜

グー者12/25 12:29:36121cf/f7DVy3QGjU||890
四章もまた三章と同じくらいの長編をなっている。
デビルの戦いで多くの物を失ったがまたここでも強く成長した。しかしこの悲しみは次への喜びへと変わっていくのであった。

グー者12/25 12:30:356121cf/f7DVy3QGjU||276
以上で今年の秘密の書は終了です^^いかがでしたか?
長く感じるも短く感じるもあなた次第です。
ではこの後オマケ小説です^^

グー者12/25 12:48:366121cf/f7DVy3QGjU||315
ここは帝王ザルドークの住む地・・・・闇の世界。
キリーク「これから四天王様に集まっていただいたのは他ならぬデビル様死亡の件です。」
ルシファー「あのデビルが負けたか・・・相手はだれだ?」
キリーク「おそらく勇者かと・・・」
ファントム「だが四天王で最も弱かったのはデビルだ。」
ダーズ「奴は風使い。魔王でもない奴だったしな。」
キリーク「まったくそのとおりでした。」

グー者12/25 12:51:426121cf/f7DVy3QGjU||628
ファントム「私がやろうではないか。」
キリーク「で、ではまさか・・・」
ファントム「ディフィス島にいくぞ。」
キリーク「ははっ!」
キリークはファントムと共に影に消えていった・・・
ダーズ「クックック・・・面白くなった来たな。」
ルシファー「ああ・・・」
闇が大きく動き出したのであった・・・

               END

グー者12/25 12:52:296121cf/f7DVy3QGjU||88
以上プロローグ終了です^^
では総集編の方と平行して感想待ってます^^

落雷12/26 22:50:572221cf.8.zvCoaNHs||267
めっちゃ長かった

落雷12/26 22:51:572221cf.8.zvCoaNHs||491
全部読むのに20分ぐらいかかったよ(^^;)

グー者12/27 8:5:572184cfsrotgEIaGLE||743
全部読んだのですか?・・・・すごw(汗;
カキコありです^^

taro12/27 22:56:302221cfYzuIrqb4Lo6||141
よくやった。それだけです。ところで、次回の作品は・・・


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