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3853自称勇者の大冒険第一章〜白銀の巨竜〜はぐりん12/26 16:2:162192cfa51A0ax.TKU
一章の3話です
一話http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-3730.html
二話http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-3751.html
とても長いので・・・ご注意を

はぐりん12/26 16:9:12192cfa51A0ax.TKU||944
トムが町を出て西へと向かっていった
「もうすぐ目的地に着きますよ。」フラスルが言った
「もうすぐって言われても・・・・」トムは今にも倒れそうだった
しばらく歩き続けると。人らしき姿が見えた
近づいて見るとそこには一人の老人が座っていた。
「坊や・・・こっちへ来てはならん・・」
「どうして?」トムが聞いた
「死んでしまうからだよ」
老人は不気味にわらった

はぐりん12/26 16:12:522192cfa51A0ax.TKU||750
「死ぬ?どうして死んでしまうの?」
地面が少し揺れた
「それはここが・・・・」
「ここが?」トムはちっとも怖くはなかった
「危ない!!」フラスルが言った
ゴゴゴゴゴゴ・・・地面から大きな竜が姿を現した

はぐりん12/26 16:20:252192cfa51A0ax.TKU||229
竜のうろこは白銀で
とてもキレイであった
「我はこの地の主グレンマ!!この死の大地になんのようだ」
「何の用もない」トムは言った
「そうか・・・残念なことに貴様はもう死の大地に足を踏み入れた」
「死んでもらおう」
「逃げるわよ」フラスルが言った
「足が・・・動かない・・・」トムは低い声で言った
トムの足は地面と同化し始めていた。


はぐりん12/26 16:25:242192cfa51A0ax.TKU||75
「貴様はこの地のエサとして消えていくのだ」
「いやだ〜」必死でトムは叫んだ
トムはガルガントを出そうとしたが、もう手も動かなくなっていた
「さぁ大地よ喰らえ久しぶりの飯だ」
ゴゴゴゴゴゴ
「だから来るなといったのに」
老人はつぶやいた

はぐりん12/26 16:30:172192cfa51A0ax.TKU||821
「散れバケモノ」
炎をまとった槍がグレンマを貫いた。
「動ける!!」トムはガルガントを手に取った
「貴様は何者だ?」グレンマは言った。
「俺の名はジョニー」
そう、そこに立っていたのはこの前見たあのジョニーだった。

はぐりん12/26 16:33:152192cfa51A0ax.TKU||966
「切り裂けガルガン」
グレンマは哀れにも八つ裂きにされた。
グレンマは消えた・・・
「よっしゃ」
「ありがとうジョニー」
「いや、町のときの御礼にすぎない」

はぐりん12/26 16:37:62192cfa51A0ax.TKU||798
「ほんとに死にたいようだな」
老人が小声でいった
「え?」
「お前たちなんぞ、虫とおんなじ様なもの・・・」
「おじさん?どうしたんの?」
「どうもしないよ・・・」
老人は言った
「早く行ったほうがいいぞ」
老人は小声で言った
「行こう!!」
トムたちは西に向かって走り始めた

はぐりん12/26 16:40:452192cfa51A0ax.TKU||620
しばらく走ると
さっきの場所が光り輝いていた
「なんだろう?」トムは見つめた
「気にするなどうでもいいだろう?」
ジョニーが言った
こうして西へ走り続けた。
〜〜〜END〜〜〜

はぐりん12/26 16:42:512192cfa51A0ax.TKU||189
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