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3882風吹くとき弥月12/27 23:49:02194cfHbfHKdEaBLw
皆様お久しぶりです^^約一ヶ月ぶりですw
久しすぎて忘れている方もいらっしゃると思います。
というか、知らない方もいらっしゃると思います。
そんな方は過去ログで探してください。
「風花のしゃべり方が少し変わっているぞ〜」
と思う方が続出するでしょうw

【あらすじ】
腹ペコになりながら、森の中、やっと村へついたのですが、
そこには人一人いませんでした。
そしてなぜかウィンとクレシアがケンカを始めようとしたそのとき、
風花が何かを発見。それは・・・

弥月12/27 23:49:592194cfHbfHKdEaBLw||813
「あ!!」
 そこへ意図的にか、偶然にか、風花が大声をあげる。

弥月12/27 23:50:242194cfHbfHKdEaBLw||402

   三部三話【ある村でA】


弥月12/27 23:53:262194cfHbfHKdEaBLw||868
 声につられ、その方向へと、三人は向く。
 そこには白いひげを生やした老人が一人と、ボディーガードのような男が
二人立っていた。
「な〜んか、村長っぽい人だね」
 風花がボソリと呟いた。
「人を見かけで判断したらいけねーぞ。あぁいうのが案外暴れん坊だったり──」
「その通り。わしがこの村の村長だ!」
 クレシアの言っていることを聞いているのかいないのか、『村長』と、
少し遠くにいる4人に聞こえるように、老人は名のった。
「当たりっ♪」
『何か俺、最近しっかりセリフいえてない気がするんですけど・・・』と落ち込んで
いるクレシアをよそに、風花はガッツポーズを作って喜ぶ。

弥月12/27 23:55:202194cfHbfHKdEaBLw||979
「しかも、地獄耳だな」
 ウィンは警戒態勢をとる。
 村長と名のった男と、風花達との間には6mほどの距離がある。にも関わらず、
風花が小声で言ったことを聞き取った。いくら周りが静かでも、さすがにこれは
無理だろう。
「そういえば、そうだな・・・」
 クレシアも同意する。
「地獄耳とは、村長に対して何たる無礼!」
 村長の右隣にいた男が叫ぶ。
カキーン!
 男は腰にさしていた剣を素早く抜くと、6mもの距離を一瞬で移動し、クレシアに剣を振りおろした。

弥月12/27 23:57:12194cfHbfHKdEaBLw||542
「うおぉ!?」
 クレシアは、自分への殺気を感じ、その剣を頭上ギリギリの所で止める。
「ちっ」
 男は舌打ちすると、ジャンプしてそこから少し離れた。
「お、おい!イキナリなにするんだよ!・・・確かに地獄耳って
言ったのは悪かったけどよ・・・最初に言ったのはあいつだぞ!?」
 そう言いながらクレシアは、ウィンを指差す。
「お前も同意したろう」
キーン!
 先ほどよりも強い音がなる。これもまた、男の攻撃をクレシアが
ギリギリで止めておきた音だ。

弥月12/27 23:57:482194cfHbfHKdEaBLw||597
「いや・・・えっとな・・・ほ、ほら、あれだよ!聴覚がとても良いっていう
ほめ言葉で、断じてけなしている訳ではないんだって!・・・・・ウィーン!
お前もなんとか言ってくれよー!」
 説得はするものの、やはり男の攻撃は止まらない。そこで、今さっきこの責任を押し付けようとした相手に、助けを求める。
「なんとか。」
 が、やはり助けてくれるはずもなかった。
キーーン!カーン!!
 そして、攻撃もやむはずなかった。

弥月12/27 23:58:522194cfHbfHKdEaBLw||299
「足、速いですね・・・」
 先ほどから戦っている男を見て、リンネが少し緊張した声で言う。
「あれは速いって言うか・・・瞬間移動?」
 風花も、また。
「・・・あっぶねぇって、あいつ。ギリギリで止めるのがやっとだ」
 クレシアが額に汗をうかべて言う。そのとき、少し・・・ほんの少しだけ、『敵』から気をそらしてしまった。
 しかし、そんな一瞬のスキも、男はみのがさない。またもやあの『瞬間移動』とも言える速さでクレシアに近づき、今度は止める隙もないぐらい、小さく剣を振る。
 
 その剣はクレシアへ──

弥月12/28 0:0:252194cfHbfHKdEaBLw||203
「それまで!!」
 ものすごい大声が響いた。それは村長の左隣に居た、もう一人の男の声だった。
「・・・」
 皆の沈黙
 剣は、クレシアの頭上ギリギリでピタリと止まっていた。
「この男を許せと・・・?」
 疑惑のまなざしで剣を持っている男が問いかける。
「そう言っている訳ではない。私もそいつらが言ったことは断じて許せん。
しかし、我々が今やるべきことは、それではないはずだ。こぜりあいはその後
でもいいだろう」
 その意味ありげな言葉を聞き、剣を振った男はクレシアに一礼すると、
元の場所へと戻った。

弥月12/28 0:2:352194cfHbfHKdEaBLw||622
「我々が今やるべきこと・・・?」
 ウィンは止めに入った男の言葉の意味を考える。
「連れのものが失礼しました。そのお礼といっては何ですが、食事でも・・・」
 ニコリと、先ほどのような大声を出した者とは思えないほど優しく笑う。
「飯・・・」「ご飯!」「お食事♪」「グゥー・・・」
ウィン、風花、リンネが同時に言い、最後の「グゥー・・・」は
クレシアのお腹の音だ。
「お前、腹で返事するなよ」
 ウィンがあきれたように言う。
「悪かったな。俺は腹がすいてるんだ」
 堂々と胸を張って言う。
「そんな立派なことでもないと思うけど・・・」
 風花がボソリと呟いた。

弥月12/28 0:4:382194cfHbfHKdEaBLw||160
(考え事は、飯の後にでもするか。そのほうが、まとまりやすそうだしな)
 
 ウィンは考え事より食事を優先したが、後でこのことを後悔する
ようなる。それは、食事の時でなく、食事の後で──
 

弥月12/28 0:12:212194cfHbfHKdEaBLw||213
あとがき と アンケート
今晩は^^書いている内に日付が変わりましたw

読んだ方、?緑感想・指摘・誤字脱字の報告をまってますw
そして一ヶ月でこれだけでごめんなさい。
そのかわり、次の回は早めに書きますw(多分w

あ、それと、感想待ってますと言っておいてなんですが、
『次の回はこうなるだろうな〜』とかいうものを書かないでください。
きっとそうなります

「アンケート」についてですが、それは
本文に『太字を使うかどうか』です。
良いと思う人は「良い」と書いてくださいw

それでは(。・ω・。)ノシ

弥月12/28 0:13:532194cfHbfHKdEaBLw||499
あ、失敗してますw

感想・指摘・誤字脱字の報告

李亞12/28 7:39:172182cfPPkTUCF2dqo||518
(*´д`*)ノ やっちゃぁんw 畜生、めっさ久しぶりや無いかv
やっぱσ(´д`*)、芸術にくると自信無くすわ・・orz
何でこんなに文才あるんだよやっちゃんのヴァカ!(ぁ

ちなみに、本文に太字ってかなりおkだとおもわれv
σ(´д`*)なんてバリバリ使ってるし(お前の事は聞いてねェよ)

弥月12/30 14:4:22194cfHbfHKdEaBLw||103
おわ、国王様からレス来てたわ・・・(気づくの遅っ
文才は国王のが有りますよ〜七不思議爆笑しましたからw
自信持ってください!腐っても李亞(使い方まったくもって違うよ弥月さん

太字、次回は使ってみましょうかな。。。


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