3920 | グランデュール・サーガ―光と闇の血 | ミラル | 12/30 13:44:52 | 2182cfxiRkJUrYRLY |
〜あらすじ〜 この物語の始まりは、現王がエルフの血の入った女と共にこの血を旅していた頃のこと。 死者の国にて預かった孤児シルヴィアミラスを彼らは王女として育てることに決めた。 そして、時は過ぎ、そのときの赤ん坊は立派な王女として育った。 彼女は、将来治めることになるこの国のことを学ぶために旅に出る。 見事赤い花を手に入れ、輝く草原へ向かったシルヴィアだが、そこには怪しい影があった。 |
ミラル | 12/30 13:46:44 | 2182cfxiRkJUrYRLY||292 | ||
「第三章 出生の秘密」 「あら……貴女が<あの子>なの?」 ゲムル川をさかのぼって歩いている時、突然誰かに声をかけられた。 「おい、あんた誰なんだ?」セルゲイとトキシアは声を合わせてそう言い、 フィールは、シルヴィアを守ろうと、サッと彼女の前に出た。 「いい仲間たちがいることね。……シルヴィアミラス?」謎の女はそう言った。 「な、なぜあなたは私の名前を知っているの?!」 女はふっと笑った「貴女はこっちの方じゃ有名なのよ。分かるでしょう?」 |
ミラル | 12/30 13:47:42 | 2182cfxiRkJUrYRLY||109 | ||
「それよりあなたは一体誰なの?」フィールは女を睨みながら言った。 「あら……まだ言ってなかったわね?私の名前はメイベルよ」 「なぜ、私が……有名なの?」シルヴィアはまだ話が読めていなかった。 「あら、これ以上隠したって意味ないわよ?もう分かってるんだから」 「教えなさいよ!」彼女はメイベルの言い方嫌いだったので早々と爆発してしまった。 「あ……」その急な爆発にメイベルは面食らってしまった。 だがすぐに気を取り直してもとの笑みを浮かべた。 |
ミラル | 12/30 13:48:22 | 2182cfxiRkJUrYRLY||810 | ||
「本当に知らないって言うの?王は貴女に話さなかったのかしら。 それとも、彼女が話す前に……?」メイベルは少し困惑しているようだった。 「一体なんだって言うんだ!」セルゲイも痺れを切らしていった。 「そうね……このことを聞いてあんたが喜ぶとは思えないわよ?それでもいいの?」 「シルヴィア?」トキシアは彼女の顔色をうかがった。 シルヴィアは頷いた。そんなに勿体をつけられたら聞かないわけには行かなかった。 |
ミラル | 12/30 13:48:56 | 2182cfxiRkJUrYRLY||105 | ||
メイベルは感心したように頷いた「いい度胸してるじゃない。いいわ教えてあげましょう。 あんたは王の子じゃない。それは知ってるでしょう?」 シルヴィアは頷いた。そんなことは知っている。自分は養女だと聞いていたのだ。 彼女はよろしい、と頷いた。「王があなたにどこまで話したかは知らないけど」 彼女はそこで1度切って深呼吸して続けた。 |
ミラル | 12/30 13:49:56 | 2182cfxiRkJUrYRLY||332 | ||
「あなたはここで生まれたんじゃない。生ある者の立ち入りを厳しく制限する場所――死者の国よ」 「何だって!」とセルゲイ 「嘘だろ……」とトキシア 「信じられない」とフィール シルヴィアは声も出なかった。 死者の国だなんて。あそこは行くだけでも大変なのに。そこで生まれただなんて…… だが、メイベルの話は終わってはいなかった。「それだけじゃないのよ……」 |
ミラル | 12/30 13:51:10 | 2182cfxiRkJUrYRLY||78 | ||
「これは王も知らなかったんだろうね。知っていれば貴女を後継ぎにはしなかっただろう」 そこで切ると、シルヴィアの方をちらりと見て続けた。 「貴女には絶えられないかもしれないけれど、約束したからには教えてあげよう。 貴女の父親は、人間じゃない……エルフでもなければこの国のモンスターでもないのよ。貴女の父親は、死者の国に住むといわれる悪魔の親玉さ……死神だよ!」 シルヴィアは声も出なかった。 ―――To be continued. |
ミラル | 12/30 13:52:47 | 2182cfxiRkJUrYRLY||388 | ||
本日はここまで〜 でも、ここに載せてみて思ったんですが、 死者の国で生まれたことはそんな大した衝撃じゃなかったかも^^; まあとにかく、シルヴィアは死神の娘でしたということです。 |
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