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3944OBATAYAN大奥〜第最終章〜OBATYAN1/1 1:55:552192cfSsjm/.A8kSA
とうとうここまで来ました。では人物紹介・・・

春日早乙女  大奥総取締。上様の奉公の為ならどんな手も使う。
徳川隆浩   徳川三代将軍。最近ご公務で忙しい。
鳴門のお方  上様第一の御側室。またまた早乙女と火花を散らす事に・・・
お橋     鳴門の側近。短気でお調子者。相変わらず早乙女に敵意を抱く。
吉良     早乙女の部屋子。相変わらず早乙女に情報を伝える役。
佐野     大奥仲居頭。早乙女と共謀する事に・・・
アル・愛良  贈り物の余りを頂戴する困り者。
座知・香   側室。
胡桃     ???

鳳城亮1/1 9:43:102192cfAy57etojM3s||878
最近出てない〜〜(泣
それとタイトルだけ出して
書かないってよくないよ〜〜
規約違反の1000G払え〜〜〜〜(怒
じゃそういう事で

OBATYAN1/1 13:45:562192cfSsjm/.A8kSA||1000
お金が貯まったらね〜!今はそんな余裕無い!そういう事で!!(亮s
ではでは始まり始まり〜♪

OBATYAN1/1 18:25:262192cfSsjm/.A8kSA||301
〜最終章〜第一話〜
吉良「早乙女様!あの笛吹き、日光東照宮の旅路の途中で上様に斬りかかったそうです。」
早乙女「何!で上様は?」
吉良「はい、上様は肩を掠っただけでしたが笛吹きは槍で串刺しに。」
早乙女「上様が無事で何よりじゃ。笛吹き等どうなろうと構わん。」
吉良「全くです。」
早乙女「後はお世継ぎに力を入れるのみ。」
くり「次の日〜!!」
隆浩「鳴門、この花は綺麗じゃな。」
鳴門「ええ。」
くり「この頃上様と鳴門様の仲はとても良く、この事を早乙女様は良く思っていませんでした。」

OBATYAN1/1 21:30:482192cfSsjm/.A8kSA||952
早乙女「今日は上様の特別な意見で奥泊まりの日になりました。心得て置く様に。」
奥女中「はいっ!!」
くり「御膳の間〜!!」
佐野「はぁ、大奥もやっと落ち着いて来ましたな〜。」
愛良「全くです。前の殺伐とした風陰気から元の和やかな大奥に・・・」
アル「良い事ですわ。」
仲居「佐野様!早乙女様が用が有ると言って来られていまして・・・」
愛良・アル「早乙女様〜!?」
佐野「正座しなさい!速く!」
早乙女「佐野、話が有る。こちらへ・・・」
佐野「はい。」

OBATYAN1/1 21:45:432192cfSsjm/.A8kSA||685
早乙女「鳴門様のお膳はこれか?」
佐野「はい・・・」
くり「早乙女様は鳴門様の汁物の椀に、白い粉薬を振り掛けました。」
早乙女「今日から鳴門様の御膳の汁物の椀にこの「月流し」を入れるのじゃ。良いな?」
佐野「はい。分かりました。」
くり「次の日〜♪」
早乙女「上様、新しい御側室胡桃様です。」
胡桃「宜しくお願いします。」
隆浩「そう硬くならんでも良い。」
早乙女「今日は胡桃様初の奥泊まりに御座います。」
くり「早乙女様は新たな側室を送り込み、上様の気を紛らわそうとしたのでした。」

OBATYAN1/2 15:43:122192cfSsjm/.A8kSA||804
〜最終章〜第二話〜
くり「一週間後〜!」
胡桃の付き人「お腹が大きくなられた様で・・・」
胡桃「ええ、急にお子を授かった様で。」
胡桃の付き人「それはおめでたい事で!」
吉良「早乙女様!胡桃様がお子を授かったそうです!」
早乙女「それはめでたい!しかし早い様な?・・・」
吉良「別に構わないでは無いですか。めでたい事ですし・・・」
早乙女「そうじゃな。」
くり「更に一週間〜♪」
胡桃の付き人「今日は七夕の短冊を書くそうです。」
胡桃「ほう、面白そうじゃ。」

OBATYAN1/2 16:1:92192cfSsjm/.A8kSA||17
座知「胡桃様も来られたのか。」
胡桃「初めまして、胡桃と申します。」
座知「胡桃殿、大奥の作法を御教えしましょう。身分の高い方には御辞儀をし、道を譲るのです。」
胡桃「でしたら、私に道を御譲り下さい。」
座知「何ですって!!私の方が大奥勤めは長い・・・」
胡桃「私は武家の出です。貴方は魚屋でしょう。」
座知「・・・・」
胡桃「それでは・・・」
くり「いきなり喧嘩を売られた座知様は、苛立ち胡桃様を嫌いになられたのです。」

OBATYAN1/6 23:37:572192cfSsjm/.A8kSA||307
座知「(短冊を書いている。)」
付き人「何を書かれたのですか?」
座知「もちろん御子が健やかに育つ様にと・・・」
付き人「きっと叶いますよ。」
座知「そうじゃなぁ。」
胡桃「座知殿、短冊を書いたのですか。どれ、私も・・・」
くり「台に登って短冊を掛け様としましたが・・・」
ドスン!!
胡桃付き人「胡桃様!!大丈夫ですか?」
(通りかかった)佐野「もしや御子が流れたのでは・・・」
アル・愛良「まさかまさか!!」

OBATYAN1/6 23:43:562192cfSsjm/.A8kSA||742
座知「むむっ?この袋は何です?」
胡桃「そ、それは!返してください!」
佐野「これは水袋ではないか!!」
座知「そうか、これを使って御子がお腹に居るように見せかけたのか。」
胡桃「・・・・」
座知「図星ですね!!」
佐野「さ、春日様!!」
早乙女「何事じゃ!」
佐野「いや、実は・・・」
座知「胡桃様は水袋を使って御子が授かった様に見せていたのです。」
早乙女「つまり、本当は子を授かっていなかったと・・・」

OBATYAN1/7 0:7:392192cfSsjm/.A8kSA||864
早乙女「二人とも私の部屋へ来なさい。」
座知・胡桃「は、はい。」
くり「お昼〜♪」
早乙女「側室同士で争うとは言語道断!!謹慎処分に科します。」
座知・胡桃「分かりました・・・」
くり「夜〜♪」
早乙女「上様、鳴門様との奥泊まりを辞退して頂きたいのです。」
隆浩「何故じゃ?」
早乙女「鳴門様は公家の出。御世継ぎが生まれると、公家の勢力が高まり幕府に反抗する者が多く出て参ります。ここは一つ、徳川家安泰の為にも・・・」
隆浩「わしは鳴門と縁を切るつもりは無い!」

OBATYAN1/8 22:55:392192cfSsjm/.A8kSA||237
早乙女「そうで御座いますか。この早乙女、徳川の為を思うて申したまでです。お忘れ下さい。」
隆浩「・・・うむ。」
くり「隆浩様は早乙女様がすぐに諦めたのが気になりながら部屋を出て行きました。勿論、早乙女様にはあの、「月流し」が有ったのですがこの頃から早乙女様は病魔に蝕まれていたのです。」

OBATYAN1/9 0:52:302192cfSsjm/.A8kSA||427
〜最終章〜第三話〜
お橋「最近春日様の動きが治まって来ましたね。」
鳴門「そうね。最近は・・・ゴホッ、ゴホッ・・・」
お橋「鳴門様!大丈夫ですか?」
鳴門「大丈夫。少し吐き気がして・・・」
くり「この会話を早乙女様は聞いていました。」
早乙女「もしやつわりか?」
くり「早乙女様は急いで御膳所に行かれました。」
早乙女「佐野!鳴門様のお膳に月流しを入れて居るか!?」
佐野「・・・・」
早乙女「本当の事を言え!どうなのだ!?」

OBATYAN1/9 16:59:302192cfSsjm/.A8kSA||24
佐野「実は・・・鳴門様のお体に障ると思い、三日に一回にして居りました・・・申し訳御座いませんでした。」
早乙女「・・・その様な些細な事が、徳川家安泰の為に亡きピアノ様の時代からこつこつと積んで来た石ずきを、一気に崩すのじゃ!第一、この大奥総取締である春日の命令を勝手に覆すでない!今日から毎日同じ量の月流しを入れるのじゃ。良いな?」
佐野「はい。申し訳有りませんでした・・・」
くり「月流しとは、流産を促す薬で副作用として吐き気や、目まいを催す危険な薬でした。」

OBATYAN1/11 14:7:532192cfSsjm/.A8kSA||360
くり「またまた御膳所では・・・」
佐野「おぉ〜怖かった・・・」
アル「佐野様が要らぬ情を出すからです!もう我々まで滅入ってしまって・・・」
愛良「まぁまぁ、これでも食べて落ち着きなさい。」
佐野・アル「それは?」
愛良「カステリィーヤに御座います♪」
佐野「さっきの事が有ったばかりなのに・・・何処から盗んで来たのじゃ?これが早乙女様に触れたら・・・」
愛良「盗んだなんて人聞きが悪い!蔵に有ったのを少し頂戴しただけです!!」
佐野「それを盗んだと言うのじゃ!!さっさと食べてしまいなさい!」
アル「本に美味です!もう一度食べたいと思ってたのです!」
佐野「コラッ!アル!」

OBATYAN1/11 14:10:172192cfSsjm/.A8kSA||614
アル「すいません・・・」
くり「こうした平凡な風景も有る中、側室の中では御世継ぎ争いの幕が開けたのでした。」


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