4010 | 黎明〜序章「永遠の殺し屋たち」続 | 結亞 | 1/6 15:52:54 | 2102cfE8zWTUB/77I |
あともう少しで序章が終わりますぞ 終わりますぞ(何) と、言う事で、主な人物の紹介でもやっておきます 主人公(?) :火村 稚伊(ひのむら ちぃ) 主人公の親友 :水島 空 (みずしま そら) 稚伊のパートナー :咲坂 香祐(さきさか こうすけ) 親友のパートナー :鏡 伊織(かがみ いおり) ボス :歌狩 翠(かがり すい) ボスの良き友(?):山野 月里(やまの つきり) ですね。。 |
結亞 | 1/6 15:53:42 | 2102cfE8zWTUB/77I||220 | ||
「・・・何ですって?中学校の頃からじゃないの?」 信じられないと言うような顔をして、相手に詰め寄る。 「小学校の低学年からですよ。あの頃はまだ殺人技術を教えていたので、よく私に相談してくれました。でも今となっては、全部自分の中に溜め込んでいるようですね」 「なぜそれを早く私に言わなかった?」 目を細め、相手を見た。 |
結亞 | 1/6 15:54:8 | 2102cfE8zWTUB/77I||335 | ||
怒っていると若い男性は思った。横でそれを見ていたものの、姉さんの目つきが変わった途端に左手が異常な程に震えた。 「その時は当然あなたに言っているものだと思いましたが、本人があなたに言うなと申されたので」 「それで今まで言わなかったのね」 相手は静かに頷いた。女性はため息をつき、呼吸を整える。 「そう・・それで私にどうしろと?」 相手の顔を見定めるようにして言った。 |
結亞 | 1/6 15:55:17 | 2102cfE8zWTUB/77I||553 | ||
「あの4人を一緒の学校にしたらどうでしょう?そうすれば、稚伊も少しは楽になるのではないかと思いまして」 女性は少し考え、そうねと頷く。 「でもそれだったら心配だわ。伊織がいると暴れても不思議じゃないしね。 まぁ・・かと言って、私に止められるような子達じゃないけど。だけどあの子達全員同じ学校にするなら、私があの子達の担任を受け持つわ」 さらりと言い、2人の男性は理解するのに何秒かかかった。 |
結亞 | 1/6 15:56:8 | 2102cfE8zWTUB/77I||827 | ||
「・・え?」 「な、何言ってるんだよ、姉さん!」 2人の戸惑った反応を見て、女性はふっと鼻で笑う。 「駄目なわけないわよね?殺人技術教育者さん」 マジで言っている。 彼女が通称名で人を呼ぶ時は、確実にマジな時だと誰もが知っている。 「あなたにも責任はあるのよ?稚伊に高度な殺人技術を教えた事は・・。 それが今の結果よ。もちろん、良いわよね?」 |
結亞 | 1/6 15:57:44 | 2102cfE8zWTUB/77I||992 | ||
多分今の姉さんは、地位にものを言わせている状態だ。 いつもなら地位とかそんなものは、ウザイの一言で切り捨ててしまうけど、どうしてもと言う状態の時は、何が何でも位にものを言わせる。 「あなたも昔から変わりませんね。その性格だけは・・。 でも良い所ですよ。分かりました。早速手続きしておきます」 男性は苦笑して笑うと、携帯を取り出す。 「待って。その手続きはこいつにやらすわ」 女性は後ろにいる男性を指指す。 |
結亞 | 1/6 15:59:24 | 2102cfE8zWTUB/77I||451 | ||
「え?何で俺がやらなきゃいけないわけ?」 「あんたには、このごろ殺しの依頼メールが来てないだろ?」 「だからってやる理由が無いっしょ?だったら姉さんがやればいいでしょ!」 「私は面倒な事が嫌いなのよ。嫌なら私の代わりに、殺しのリストをまとめてこの建物全部の掃除をしてくれるかしら?」 男性は嫌そうな顔をすると、自分でやるよと渋々頷く。 |
結亞 | 1/6 16:0:13 | 2102cfE8zWTUB/77I||124 | ||
その横では2人の言い争いを見て、男性が面白そうに笑っていたが、それでは今日はお先に失礼しますねと言って、暗闇の中に消えた。 女性は無言で手をあげる。向こうもそれを返すようにして手をあげた。 気がつけば2人だけになった空間で、男性は疲れたように言った。 「もしかして、俺を残したのもこのため?」 あまり広いとは言えない所でも、何となくだが自分の声が響くような気がする。 |
結亞 | 1/6 16:1:36 | 2102cfE8zWTUB/77I||223 | ||
「まぁ、何かあればやらすつもりだったわ」 女性は得意気に笑ってみせたが、男性はただため息をつくしか無かった。 「そろそろ私達も帰りましょう?」 そう言いドア付近まで近寄っていくと、その向こう側で何かの物音がした。 女性が歩く足を止める。 辺りに殺気を張り巡らせながら、腰のポケットからナイフを取り出し、そのドアを見つめる。そのドアがギィィと軋む音をたてて、ゆっくりと開く。 |
結亞 | 1/6 16:2:22 | 2102cfE8zWTUB/77I||171 | ||
はいっ 今日ゎ、ここまでですっ! ・・見た感じ、読みにくいですね・・。 |
結亞 | 1/6 18:34:44 | 2102cfE8zWTUB/77I||121 | ||
また、次回もよろしくです |
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