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4049黎明〜序章「永遠の殺し屋たち」終結亞1/9 15:4:382182cfhW/oKGNgHss
 これでやっと序章は終わるんですけども。。
何か支持率がびみょー・・なんで、この先も一応考えてるんですけど、このままダラダラやってるのもなんだし、序章で終わらしちゃぉーかなーとか考えてます
 まぁ、何か言う事でもあればどうぞ

結亞1/9 15:5:72182cfhW/oKGNgHss||590
 そこには1人の少女がたっていた。
「・・何だ、お前か」
 正体が分かると、顔から緊張が消え、笑みが戻る。
ナイフを腰のポケットにしまい、ため息をつく。
「何だとは何よ。そんな殺気出さなくても良いでしょー?つうかね、この建物の中に敵とか入ってくるわけがないんだから」
 1人の少女が電球を両手いっぱいに抱えて、楽しそうに話す。

結亞1/9 15:5:342182cfhW/oKGNgHss||1000
「甘いね〜。この組織の中にもスパイがいるかもしれないのよ〜。そういう所はまだまだだね〜稚伊は」
 相手の髪をくしゃくしゃと撫でて言う。そしてビーズに血がついている事に気が付く。
「あんたまさか、それで電気屋に行ったの!?」
「当たり前よ!いちいち家に帰っていたら面倒じゃない。それに大丈夫だよ。ビーズは目立たないから。ってかね、この組織の中に裏切る行為の奴がいたら、私がぶん殴ってやるわよ」
 少女は得意気に言い、いかにも幸せそうに笑う。

結亞1/9 15:5:532182cfhW/oKGNgHss||436
「と言うわけで、お遣いはしてきたから、お小遣い上乗りよろしくね」
 女性は忘れていたという感じの顔を見せる。
「忘れてないよね?嫌なら翠がたまには行けばいいのよー・・。ま、そう言う事だし、皆を向こうで待たせているからそろそろ帰るね」
 稚伊は荷物を男性に渡して、皆のいる所に走っていった。
「ねぇ・・月里」
 少女達の去り際に翠は、小さく呟く。

結亞1/9 15:6:292182cfhW/oKGNgHss||966
「何?」
「私があの子達を孤児院から連れ出した事は間違っていたのかしらね」
 月里は翠を見た。
「そんな事はないと思うよ。君はあの子達をただ救いたかった。それだけだろ?殺し屋に入れる気は無かったのだからいいじゃないか」
「そうだけど・・。でも、もしあの子達を私が連れてこなければ、今頃は違う人生を歩んでいたかもしれないのよ?」

結亞1/9 15:7:02182cfhW/oKGNgHss||354
「だけど、君は孤児院にいたから彼女達の気持ちが分かったのだろう?それに彼女達だって、君に連れてこられて良かったと言っているし、殺し屋になれと言われた時だって、君もやっていると言ったら、すぐに頷いたじゃないか」
「それは私への同情かしら?それとも、仕方がなかったからかしら?」
「翠・・」
 月里は翠が喋るのを止めようとするが、翠はそれでも喋り続けた。

結亞1/9 15:7:342182cfhW/oKGNgHss||934
「卑劣な所は昔から変わってないよね。この組織も・・。ま、ボスがボスだからしょうがないか・・」
 鼻で笑う彼女に、僕は何も言えない。
でも口だけは動いた。声は出てこなかったけど・・。
「・・何?何か言いたいなら、ちゃんと言いな」
 彼女は意地悪だ。
彼女は読唇術というのができる。
まぁ簡単に言ってしまえば、口パクでも何を言っているのかが分かるのだ。

結亞1/9 15:8:122182cfhW/oKGNgHss||233
「ほら、いいなって」
 彼女は僕を急かす。
「いや、その・・。それは違うと思うぞ」
 僕はやっとの思いで言う。
「違う?何故?」
「何故って・・。彼女達は君の前では嘘をつかない。
 と言うと答えは簡単だ。彼女達は自分の意思で殺し屋になったんだ。だから君が責める事じゃない。嫌になったら、そのうち辞めたいと言いにくるはずだ。あの子等は、君を一番信用している。
 なのに、君が信用しなくてどうする気だい?」
 

結亞1/9 15:8:422182cfhW/oKGNgHss||662
 僕が言い終わると、彼女は急に僕の方に振り向いた。
本当にイキナリだったから、かなりビビった。
「な、何?」
 僕は少し逃げ腰になりつつも、彼女に聞く。殺し屋でありながら、殺し屋に逃げ腰なんて少し情けないけど、この際しょうがない。
「そうよ・・。そうよね・・。
 私が信じてあげなくてどうするのよね」
 彼女はふぅーとため息をつくと、僕の背中をポンポンと叩く。

結亞1/9 15:9:442182cfhW/oKGNgHss||366
「ありがと、月里。私バカだから、やっぱあんたがいないと駄目だわ」
「ほ、ほんと・・?」
「しつこいぞ、月里!
 それにお前がいないと一緒に酒を飲む奴がいないしな!」
 彼女は当たり前のように言う。
・・・そうだ。こいつはこんな奴だったのを忘れていた。
僕はもう何も言う気になれない。
「・・どーかしたか?」
 彼女は僕がいつも無言になると、決まって心配そうに僕を見る。

結亞1/9 15:10:72182cfhW/oKGNgHss||520
そして僕も決まったように、何でもないよと言う。
そんな彼女は決まって僕を不信そうに見るが、やっぱり次の言葉も決まっていて、
「よぉーし!月里!いっちょ、酒でも飲みに行くか!」
 そう元気よく言う。
「たく・・。しゃぁねぇなー・・。
まぁ今回は俺のおごりで行ってやるよ」
 あいつは俺の一言で更に明るくなる。
「おーし!行くぞコノヤロー」
 翠は何でもない事で悩む。

結亞1/9 15:10:252182cfhW/oKGNgHss||314
女の子だからしょうがないかもしれない。
俺とあいつは、育った環境が似ているようで、まったく違う。
違うからこそ、守らなきゃいけない。
俺にはそう思える。
 だから、こうやって歯車の回る世界で傍にいるのだと思う。

結亞1/9 15:11:52182cfhW/oKGNgHss||26
 ハイ 序章はこれで終わりでね
何かあれば、どうぞ
 なければ、まぁ終わりにすると思うんで

落雷1/9 22:57:356041cfbwFsOC42zMQ||212
新しい小説いつ始まるんでしょうか

結亞1/9 23:50:82182cfhW/oKGNgHss||648
 えっとですね、この小説が終わるか、それともこの小説を続けた場合に行き詰まった時に始めたいと思っています


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