4187 | グランデュール・サーガ―光と闇の血 | ミラル | 1/22 10:57:44 | 2182cfGogp4Y4Obcs |
〜あらすじ〜 王女シルヴィアは死者の国で生まれた孤児だった。それを今の王と王妃が引き取った。 彼女は元気に成長し、後に治める国を見て回るたびに出ることになった。 彼女は旅に出たばかりの頃出生の秘密を聞く。彼女は死神の娘であり死神になる運命である。 その運命と戦うために、シルヴィアとその仲間は死者の国へ向かう! 彼らは半獣の村へ、フォルクをアロンを突き進んだ。 そこで、ウルフに襲われている一人の半獣を助けた。名前はアイラ。 |
ミラル | 1/22 10:58:50 | 2182cfGogp4Y4Obcs||650 | ||
「第十二章 新たな仲間」 「お礼ならエルシナに言って」シルヴィアは言った。 「私はシルヴィア、城下町から来ました。この3匹は私の仲間。 赤いのがトキシア、青いのがセルゲイ、それから緑がフィール。」色で説明してみちゃった。 「本当にありがとう」アイラはエルシナを見て言った。「お礼にお茶、飲んでかない?」 |
ミラル | 1/22 10:59:38 | 2182cfGogp4Y4Obcs||13 | ||
2日ぶっ通しで、草原に森に進んできたので、彼らはありがたくお茶を頂くことにした。 半獣の村、アイラの家。 「エルフがこんなところまで来るなんて珍しいですね」お茶を入れながら言う。 「死者の国に近いから、あまりこっちの方にはこないのに」彼女はエルシナを見た。 シルヴィアは、エルシナと顔を見合わせる。シルヴィアが頷くとエルシナも頷いた。 「何か、訳ありみたいね……いいわ、いわなくても」その様子を見てアイラは言った。 |
ミラル | 1/22 11:0:25 | 2182cfGogp4Y4Obcs||93 | ||
「ご説明しましょう。私たちは確かにわけあって旅をしています」ゆっくりと話し始めた。 「目的地は死者の国です。シルヴィアは死神の元へ向かっているのです」 「な……なんですって!」アイラは悲鳴のような声をあげた。「何だってそんな事」 「私は死神の娘なの」シルヴィアが言った。アイラは恐怖で凍りついた。 「光の血は闇の血にいずれ殺され私も死神になってしまうかもしれない。 でもそれは私が自らの意思で死神と対峙することで避けられる。だから行くの」 「死神に会うって……そんなことをしたら死んでしまう!」アイラはさけんだ。 |
ミラル | 1/22 11:0:41 | 2182cfGogp4Y4Obcs||692 | ||
「死神になるよりは死ぬ方がまし」エルシナは小さな声で言った。 「そんな……」アイラは力なく呟く。命の恩人が死んでしまうかもしれないなんて。 「いっしょに連れて行って」長い沈黙の後彼女は言った。「運命を共にさせて」 「死者の大地より先についていくことは出来ません」エルシナは言う。 「それでもいい!おねがいだから!」アイラはきっぱり言った。 |
ミラル | 1/22 11:1:18 | 2182cfGogp4Y4Obcs||659 | ||
「あなたを危険にさらすことなんて、出来ない」シルヴィアはぼそりと言った。 しかしアイラは諦めなかった。「危険な目に会ったってかまわないわ」 シルヴィアはためらったが、首を縦に振った。 ―――To be continued. |
エルロイド | 1/22 13:34:15 | 2191cfMyXd1swMxuA||597 | ||
こんにちわ^^ アイラが仲間になりましたかw 頼もしき仲間ですね 俺は、トキシアが好きです(^−^) 次回の活躍に期待してます では(*^^)/~~ |
ミラル | 1/23 14:51:11 | 6121cfFpWAgV4XZZE||28 | ||
応援ありがとうありがとう^^ トキシアですか。結構他にいる仲間よりも出番が多いかもしれないですね。 |
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