424 | 現(うつつ)を待ちて 1章 | 浅漬け | 5/25 21:7:51 | 2211cfwdGUp7imX5Q |
お待たせしました!(誰も待ってねェw 新しい作品です。前の小説「私の光」からほとんど たっていませんが(爆 とりあえずファンタジーものです。 読んでくださると幸いです;;でわスタート! |
ikki | 5/25 21:9:12 | 2022cft1iSxrGf75k||388 | ||
待ってましたよ![]() |
浅漬け | 5/25 21:13:37 | 2211cfwdGUp7imX5Q||164 | ||
いくら待っても来ない手紙の返事。 ポストを開けてはため息をついてばかり。 やっぱし・・忘れちゃったのかな。アタシの事なんて。 透琉(とおる)・・・。 まっ。こんな事考えててもしょうがない。とりあえずウチに入ろう。 「ただいまー」 返事が返って来ない いつもの「ただいま。」 親は仕事仕事でろくに構ってくれやしない。 ・・・だからよけい手紙を待っちゃうんだよね。・・・って何一人で考えてるんだろう。 部屋に入って宿題しなきゃ・・・・。あぁ、つまんない。 |
浅漬け | 5/25 21:17:14 | 2211cfwdGUp7imX5Q||620 | ||
そう思って扉を開けた。 「おぉ、やっと来たか蘭良(らんら)」 ・・・はい? 誰?この人。何私の部屋にイキナリは入ってんの。 「何をボッとしておるのじゃ。さっさと入ってこぬか。」 「・・・さようなら」 そう言って私は思いっきりドアを閉めた。 夢よ夢・・。コレは夢なんだ・・・。しっかりしろ自分。白昼夢なんか見てんじゃねーぞ。 そしてもう1回ドアを開けた。 ・・やっぱしいた。 |
浅漬け | 5/25 21:22:54 | 2211cfwdGUp7imX5Q||442 | ||
「何イキナリ扉を閉めておるのじゃ。我はそなたを待っていたのだぞ。」 ・・・だからアンタ誰よ。 「・・あのさぁ。いきなり人の部屋に入ってて、アンタ何様なの?そして誰なのよ。」 「おぉ、自己紹介が遅れたな。わしはソナタ。お前の精霊じゃ。」 ・・・は!?誰アンタ!!ソナタ?映画ヲタクですか?! 「あ・・アタシの精霊って・・・!!!何でココにいるのよ!」 「おぬしが待っておっらからじゃ。」 「はぁ?待つって・・・何を待ってるって言うのよ!」 「・・・透琉。じゃろう?」 ・・・!何で知ってんの!?透琉の事・・・! 「何で透琉の事知ってるのよ!」 |
浅漬け | 5/25 21:23:18 | 2211cfwdGUp7imX5Q||758 | ||
ikki様、有難うございます〜w 一生懸命書くのでヨロシクですw |
はお | 5/25 21:26:53 | 2182cfqk.xXH7VF2c||135 | ||
やったぁ新しいのが始まった〜 |
浅漬け | 5/25 21:28:38 | 2211cfwdGUp7imX5Q||866 | ||
「人間とは不思議なモノでのう。誰かを長いこと待っていると 精霊というモノが見えるようになるのじゃ。精霊というものは主の気持ちが分かるでのう。 おぬしの気持ちなど見え見えじゃ。」 ・・・何コイツ・・・!!イキナリ人の部屋に入って自分は精霊です!って・・! しかもそれでアタシの気持ちが分かるって!?冗談じゃない! どっかのストーカーでしょ!?それでアタシのこと、よく知った気になってる! それだけの話だわ! 「アンタバカじゃないの!?この世に精霊なんているわけないじゃない!」 「証拠ならあるぞ。ホレ。」 ・・きゃっ!!コイツ今・・・手の中から水を出した・・! |
浅漬け | 5/25 21:29:33 | 2211cfwdGUp7imX5Q||767 | ||
はお様、有難うございます!前作は如何だったでしょうか?;; コチラも楽しんでいただけると幸いです;; |
浅漬け | 5/25 22:1:38 | 2211cfwdGUp7imX5Q||767 | ||
「どうじゃ?コレで良かろう。」 ・・・認めざるを得ないわ。 「分かったわよ・・・。で?何の用よ!」 そいつは・・ソナタだっけ?ソナタはニコッと笑いながら私にこういった。 「今日はお主に異世界を見せに来た。」 ・・・何言ってんの。この人。異世界って・・何? しかも今日って・・・まぁいい。 「・・異世界って何よ。」 「今案内してやるぞ。ソレッ!」 一瞬のことだった。目の前に光が走って 体が浮き上がった。 「ひゃっ・・・・!!」 |
ベリ子 | 5/25 22:2:49 | 2031cfmsEA.FDLOL6||593 | ||
浅漬けさん読みました〜^^やっぱ浅漬けさんの書くものは何だか重みがあって私は大ファンですなw |
浅漬け | 5/25 22:19:23 | 2211cfwdGUp7imX5Q||627 | ||
・・・ココが異世界・・・。 とにかく綺麗としか言いようがない場所だった。 一歩歩けば水で周りを囲む人や、見たこともない綺麗な甘い香りを放つ花、 光が溢れた街に、どう見ても妖精みたいな、小さな羽をはやした 可愛い街の住人、雪で遊ぶ氷のベールをまとった人。何もかもが綺麗だった。 「どうじゃ?ココが我らの住む異世界。スモール・リサイデントじゃ。」 ただただくいいるように私は見つめた。あんまりにも綺麗だから。しかし我に返った。 ・・・意味が分からない。 |
浅漬け | 5/25 22:20:25 | 2211cfwdGUp7imX5Q||217 | ||
べり子様。有難うございます〜w大ファン・・・! ちょっとプレッシャーを感じますな。(爆 でも有難うございます! そろそろ寝ますので(明日朝練;; 1章の続きはまた明日です!でわw |
zoro | 5/26 16:4:46 | 2022cfogFGixdfhwk||223 | ||
これからずっと見ます 面白そうだから |
浅漬け | 5/26 16:39:19 | 2211cfwdGUp7imX5Q||116 | ||
わーw嬉しいですwでわ続きスタート! 何でこいつは私をこんな場所に連れてきたのよ!! 第一精霊っていったい何なわけ!?ワケわかんないし! 「お主をココに連れてきたのは透琉の今を見せる為じゃぞ。」 ・・・しまった。コイツ人の心読みやがるんだ・・・。 「じゃっ、じゃぁ精霊って何よ!ワケわかんない!」 「・・・わしの姿を見てお前はどう思った。」 「え?・・・」 ・・・気付かなかった。ソナタって・・人間じゃない。それは当たり前だけど・・ 人間とは思えないくらい・・・綺麗。 |
浅漬け | 5/26 16:44:45 | 2211cfwdGUp7imX5Q||149 | ||
いや、人間の格好してるけど・・・ 銀色の長いサラサラとした髪、澄んだ瞳、 そして手足は長く、唇は潤んでいる。人間とは思えないくらい 綺麗だ。・・・って何考えてんのよ!コイツは女で・・あれ? そういえばコイツって・・・女?男?最近の男は女みたいに綺麗な奴多いしなぁ・・ 「わしは女じゃよ。失礼な。」 ・・また人の心読みやがった・・・コイツ・・・。 「はいはい すいませんね。なんかアンタ・・言うのはしゃくだけど。 かなり綺麗で人間とは明らかに思えない顔立ちしてるわよね。髪だって銀色だし。」 「・・やはりそう答えるか。わしはな。元々は人間だったんだ。」 !!?? |
浅漬け | 5/26 16:49:38 | 2211cfwdGUp7imX5Q||681 | ||
「精霊ってのはな・・・死に神とほとんど一緒なんじゃよ。死と見つめ合うばかりのな。 でも死ぬ前にほんの少しでも強い気持ち・・執念とかじゃなくてな。 を残すと精霊になるんだ。そして誰かの人間に取り憑く。言い方は悪いけどな。 気付く奴はごくわずかだが・・・誰にだって精霊はついておるのじゃ。 そしてその人間が誰かを強い気持ちで待っていたりするとわしらが見えるようになる。 そしてついた人間の待ち人に会わせてやるとわしらは天世(てんよ)に行けるんじゃ。 ココでいう天国だ。まぁ要するに神様が与えてくれた最後のチャンスを持っている 奴のことだ。分かったか?」 ・・・わかんねーよ。 |
浅漬け | 5/26 16:52:34 | 2211cfwdGUp7imX5Q||319 | ||
「じゃぁ・・・どうやって人間を選ぶの?そうだとしたら何で私を選んだの?」 「・・・お前の”想い”がわしと似ていたからだ。」 ・・・へ?何ソレ。 「わしだって昔は人間だったんじゃよ。恋ぐらいするわい。 ・・遠距離恋愛でなぁ・・・。会いたくて会いたくて・・・。無理にでも会いに行ったら 事故でおさらばじゃ。あん時は悔しかったのう。」 ・・ソナタの目の色が凄く悲しみに染まっている。 そんなに会いたかったんだね・・・。ソナタ・・・。 「・・んで?私と透琉がちゃんと会えば、アンタは・・・天世?に行けるんでしょ。」 「いや、この話にはまだ続きがあってな。」 |
浅漬け | 5/26 16:54:50 | 2211cfwdGUp7imX5Q||393 | ||
「へ??」 「会った奴らが幸せにならんと願いは成就されないのじゃ。」 ・・はぁぁぁぁ!? 「・・んで・・・取りあえず異世界に連れてきて私に透琉を見せて 私に取り憑こうとご機嫌取りをする為に・・・ってワケ??」 「そういうことじゃな。」 ・・・はぁぁ・・・思わずため息が出ちゃう。 なんて厚かましいのかしら・・・。 「まぁいいわ。でも透琉には会わせないで!・・何かが狂う気がする。」 「そうか?・・だったらいいんだが。」 「えぇ。早く戻してちょうだい。」 「そうか。ソレッ!」 |
浅漬け | 5/26 16:56:13 | 2211cfwdGUp7imX5Q||353 | ||
わっ・・・! また・・足が地面から離れて、気付くと自分の部屋にいた。 そして今日、私の新しい冒険が始まる事になる。 このじゃま精霊とともに。 「なんか言ったか?」 「いえ・・何にも。」 ココで1章は終わりです! 2章ものんびり書いていきますのでドウゾヨロシクですwでわ! |
パワポケZ | 5/28 18:26:17 | 2206cfpbisRttmn8w||506 | ||
おぉ〜続きが早く読みたいですなぁ>< |
ピゅナ | 5/28 19:14:10 | 2221cfhAEpjfXo3yw||137 | ||
レスありがとうございましたw 異世界に入り込んだところが凄く魅力的ですw(*´ω`*) 表現のしかたが凄く綺麗だなぁと感じました ![]() 題名も古文ぽくって、浅漬けさんは素敵な表現力をお持ちな方だなと思いました^^ 次回も楽しみにしてます♪ |
浅漬け | 5/29 18:12:55 | 2211cfwdGUp7imX5Q||991 | ||
いえいえ〜♪ヘボ小説の続き、気になさってくださって有難うございますですw >パワポケZ様 いえいえ・・・かなり修正したいところがてんこもりですので(日本語違う! また完成したら完全版を出すことになりそうです・・・;;(汗 でも誉めてくださって有難うございますw励みになります!>ピゅナ様 |
特殊文字 by.チビファンタジー |