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4255センチメンタル?李亞1/29 21:9:392182cfPPkTUCF2dqo
長編を書く時間が無いのでずっと前に書いた短編をうpいたします。

こちらにある小説は、俗に言う『バトルロワイアル』を自分流に再現してみよう、という短編小説です。
生と死の重さがまだ解らない方は(私も完全には解ってませんが)読むのを止めましょう。

また、こちらにある小説はグロイ、という種類に分類されます。
流血です、痛いです、人が死にます、ショボイ性的描写ありです。
そういった物が苦手な方も、読むのをやめましょう。

まだ15にもならないガキが書いているので15禁ではなく12禁です。

途中でのレスはお控えください。
一気に書く気が失せます。

※この作品は営利目的での展示はしておりません

李亞1/29 21:10:442182cfPPkTUCF2dqo||723
             


             
― セ ン チ メ ン タ ル ? ―

               
          

李亞1/29 21:11:122182cfPPkTUCF2dqo||145


「・・・・何してんだよ?」


オレの目の前に血だらけで横たわっている女―成島 理佳―に声をかけた。


この島に着てから3日、まともに人と話そうとしたのは初めてかもしれない。

まあ、どうせ、残り人数も少ない・・・と言うより、都合よくオレと成島だけ。
さっき――大体30分位前か?――同じクラスだった木之下に会ったが、
いつもの気の弱い根暗男のアイツは居なく、オレを見た途端ナイフで襲い掛かってきた。


―――で、返り討ちした訳だ。


目の前にいるコイツは虫の息。襲われることも無いだろう。

李亞1/29 21:11:422182cfPPkTUCF2dqo||621

昨日、死に掛けてた川口って女子に別の意味で襲われそうになったけどな。
最後に抱いて、とか言ってたか?
まあ、ヤッてる途中に死なれても夢見悪いし、川口には大人しく死んでもらった。


ロクに話したコトも無いが、確かコイツはそんなキャラじゃなかったはず。

李亞1/29 21:12:32182cfPPkTUCF2dqo||136


「あー・・・西、野君・・?」


いや、お前・・・口の端から血ィ垂らしながら笑うなって。
こんな状況でも正直ひくぞ。


「見てよ・・コレ・・・・・さっき・・木之下・・・・君に・・・やられ、ちゃってさァ・・・」


胸の辺りを指差す成島。だが、血で傷口なんて見えない。


「あぁ、そうか」


近くの木の根元に腰を下ろしながら呟いた。

李亞1/29 21:12:292182cfPPkTUCF2dqo||75
「冷、たいなァ・・・・可・・・愛い・・女の・・・子が・・・死に掛けて・・・るってのに・・」
「お前は口調からして死にそうじゃねェよ」


胡坐を掻き、頬杖をついて成島を凝視した。

李亞1/29 21:12:532182cfPPkTUCF2dqo||501

          
             

血が滲んで段々と紅くなっていくブラウス

血溜りに広がる、長い黒髪

ボロボロのスカートから伸びる白い脚

規則正しく上下している、血が伝う喉元

白い肌が紅い血で彩られている胸元
           


        

李亞1/29 21:13:182182cfPPkTUCF2dqo||549
             

ハードSMに興味は無いハズだが、成島のその姿に、無意味に欲情した。

        

李亞1/29 21:13:372182cfPPkTUCF2dqo||530
「な・・に・・・・見て、んのさ・・・」
「別に」


ふと、思った。


「お前さァ・・・」
「・・ん・・?」
「乗ってたのか?」


少なくとも、ココにこうして生きてるってことは、その意志があったんだろう。
解りきってる事だ、と思いながらも、成島に問う。


「・・うん・・・・」

李亞1/29 21:14:182182cfPPkTUCF2dqo||214


ほらな?


「なんで?」


別に、他人に干渉する趣味なんて持ってないけど、


「えっと・・・」


コイツのことが妙に気になった。


言いかけて、軽く咳こんだ成島を労わるでもなく、次の言葉を待つ。


「好きな、人・・・いた・・・・・の・・」
「・・ヘェ」

李亞1/29 21:14:312182cfPPkTUCF2dqo||128


虚無感 脱力感

何故かは知らないが、そんなモノが思想の中を支配した。


「でも・・・その人・・・・別の、人と・・・・付き、合ってて・・」


ありがちな失恋話。けど、何故か真剣に耳を傾けていた。


「迷、惑・・・・だと思う、けど・・・・・」


成島の目からは涙がでていて、それは血と混ざり合って地面に吸い込まれた。


「会いた、かっ・・・た・・・・・」

李亞1/29 21:15:172182cfPPkTUCF2dqo||441

             
             

             
ガ ラ ガ ラ ガ ラ

        

                     

何かが崩れた。
        

              

            

               

李亞1/29 21:15:382182cfPPkTUCF2dqo||485
「生き、たい・・」


それを無意識に隠そうとするオレは、手を伸ばして成島の頭を撫でた。


「・・・頑張ったな」


オレに似合わない台詞1のレッテルを貼ってもいい位の台詞。
何でそんな台詞が出てきたのかは解らない。


「・・・・・すっきり・・・し・・・た」


最初と同じように笑う成島。
気づいたら、オレは成島のことを思いっきり抱きしめてた。

李亞1/29 21:15:592182cfPPkTUCF2dqo||863
「・・・西野・・君・・・・・ど・・したの・・?」
「・・・・・・オレが聞きてェよ」


まあ、アレだ・・・・・本能で動くってコトの意味を始めて知った。


「・・に・・・し、野君・・あった・・・かい、ね・・・」
「お前の血だろ」
「・・・ふ、つー・・そ・・いう・・・・・こと、言う―――」

李亞1/29 21:16:362182cfPPkTUCF2dqo||801
          


                

成島の言葉を遮るように唇を重ねた。


                


             

李亞1/29 21:16:562182cfPPkTUCF2dqo||550
鉄の味がする。正直、『甘いキス』とかには到底及ばないような酷いキスだった。
だが、そんな事も気にならない。


成島の口の中に舌をいれて、絡めて、唾液を混ぜた。


目を開けると、オレを驚きの目で凝視している成島と目が合う。


「・・ん、んっ・・・」


胸を叩かれたので、唇を離す。紅が混じった唾液が伸びた。
程なくして、それは地面に落ちた。

李亞1/29 21:17:242182cfPPkTUCF2dqo||736
「・・・びっ・・・く、り・・・・した・・」
「寿命でも縮まったか?」
「そ・・んなの・・・もう・・ない・・・・・って・・・・」


成島は、呼吸が荒くなって、ブラウスも半分以上血で染まってて、目は焦点があってなかった。
・・・いや、目はオレの所為もあるか。


「キツイか?」
「・・・しょ、じき・・・・・・も・・だ、め・・・・・ぽ・・い・・」


主語はないが、十分に伝わった様だ。


「もっ・・・かい、キス・・・して・・?」


無言で頷いた。

李亞1/29 21:17:512182cfPPkTUCF2dqo||868


オレは趣味でも変わったのか?グロなんかで勃つ男じゃなかったろ。


李亞1/29 21:18:482182cfPPkTUCF2dqo||667

          

舌をいれる。

          

大体、何で好きでもない女とキスなんかして―――

            

口内をかき回す。
           


―――好きでもない・・・?

           

舌を絡める。

          

や、違うだろ。

           

李亞1/29 21:19:152182cfPPkTUCF2dqo||690
成島みて欲情したのも、
成島に好きなやつが居るって聞いたときの感情も、
オレにしちゃあかなりクサイ台詞が出たのも、
抱きしめたのも、
キスしたのも、

今、こうしてキスしてるのも・・・

好きだからだろ?

李亞1/29 21:19:392182cfPPkTUCF2dqo||723
「んっ・・・」


成島は眉を顰めたかと思うと、目を閉じた。
同時に、オレの首に回していた左手からも、
オレの左手を握ってた右手からも力が抜ける。
口内にある舌も、動かなくなった。

李亞1/29 21:20:102182cfPPkTUCF2dqo||786


                      


         
死 ん だ ?

                


                  

李亞1/29 21:20:242182cfPPkTUCF2dqo||421
それを認識すると同時に、涙が出てきた。

李亞1/29 21:20:472182cfPPkTUCF2dqo||547
分校に来い、っつー放送が掛かってしばらく経ってからも、
オレはその場を離れずにずっと成島の手を握ってた。

李亞1/29 21:23:132182cfPPkTUCF2dqo||987
〈終〉

               

----------キリトリセン----------

終わった・・・___○_
それにしても、タイトルが疑問系ってどうなんだろうか。
内容がセンチメンタルって言葉にあってるのかどうかも解らない。
しかも苦手な恋愛描写(?)にキスシーン・・・
苦手なものは書くべきじゃないよ昔の自分。修正したのに文章グチャグチャです。

ベベル1/30 0:2:272201cfAwP182ryRr.||66
(*・ェ・*)ノ~☆コンバンワ♪

いや・・・こぉいうBRだったら読みたいなぁ(本音
別にエチイ描写が多いからとかぢゃなくて内容がしっかりしてる気がするし
文に意味が込められてる気がします。
色々なBRが描かれているみたいですけど、あなたのBRは読みやすく感じました♪
今忙しいみたいだけど無理はしないでね?副総隊長さん(*´∇`*)

李亞1/30 16:32:12182cfPPkTUCF2dqo||909
ベベたん感想ありですた。
うーん、エチイのはアレです。
入れないと文章が繋がらなくなったりとか、
入れないと終われない状況になったりとかしたのでやむを得ず入れちゃいました。
ずっと前の活字なので正直何か考えがあって書いたのか覚えてませんorz
私的には文章がひっちゃかめっちゃかで台詞のみのBRの方がまだマシだと感じるんですがね・・orzorz

むん、まずは明日にあるアテストを突破してみます。
無理なんかしてませんよ、オレァ勉強中も色々小説のネタ考えてる大馬鹿野郎です。

雷木1/30 21:49:592118cf.CAQIaOP4OQ||923
こんちゃー

うーん。やっぱり李亞の小説読むと引き込まれてしまう。
文と文の間に間があって読みやすいし
内容もすごく面白い。
やっぱり成島好きだったんだね。ほんのちょっとエチィだったけど
すごく面白かったです。
はやくBR書いて〜w

ベベル1/31 0:13:472201cfiggB.qB2sPo||631
(・(エ)・o[森]ひっちゃかめっちゃかってどこでも使う言葉なのかなぁ・・・

雷木1/31 10:58:452118cf.CAQIaOP4OQ||444
ぁー森のべべしゃん(何
「ひっちゃかめっちゃか」福井地方ではあんまり使われてないです

デス=ソウル1/31 17:34:192195cfrmgbT2rib5M||295
Yo!!リアリン久し振りww(リアリン言うなょ
まさかリアリンがこんな小説書くとは思わなかった、、、
でも、けっこう面白いかもww
まぁ、頑張ってw(ぁ〜


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