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4258詩:世界の産声ルール1/29 23:20:332111cfhEJPYiGtT3c
ゆらり ゆらり
幻の向こうで揺れる景色
けれど見えない 手をのばす
また幻

冷たい心地良さが 温かみにかわる
触れることの出来ない 冷たい幻と
目に痛いほど焼きつく 暖かい炎と
狭間の渦から僕は産まれた
いつからか 幻に飲み込まれ
手をのばせど 幻はつかめず
叫んで千切って 泣いてわめいて
僕はここにいる

両の腕をのばし目を瞑り耳をすますと
奥の闇の中に ノイズともみまがう
血脈のリズムを刻むのは

僕じゃない
あなたの 魂の唸り

僕達は対だった

さあ また一つに
幻と幻が まっとうな世界に変わる


君の血脈の音が
僕達はまた一つに


まっとうな世界の産声が聞こえた

ルール1/29 23:21:232111cfhEJPYiGtT3c||328
前に作ったものを手直ししてみました。
感想、常に待ってます☆


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