4262 | 呪われた館 | σ(´∀`)σ | 1/30 15:50:36 | 6034cfemDoLbza7BA |
久しぶりに作りました!長編っス。 是非読んでくだせい 登場人物:テニー>気が弱いが心の優しい男の子 ライ >気が強くてリーダー的存在の男の子 ルル >いつも冷静でときには怖がりな女の子 ジール>ルルには負けない冷静さと不思議な力で物事が判断できる男の子 呪われた館 何年前だっただろうか。フィルートル大佐一家が、何物かによって殺害された。 その犯人は未だに逮捕されていない。 現在、その館には誰も住んではいないはずなのだが、館に灯りがともっている所を見た人は数多くいる。真相を探ろうとして、館に入った者もいるが一生戻ってはこなかった。 |
σ(´∀`)σ | 1/30 15:51:19 | 6034cfemDoLbza7BA||690 | ||
第1章『仲間と予感』 「おはよう!!」 そう言って部屋に入ってきたのは、気の強いライだった。 「おはよう!」 ライに続いて入ってきたのが、不思議な力を持つジールだ。 「何回言えば分かるんだよ〜。勝手に僕の部屋に入るなよ!」 そう言ったのが、気が弱いが心の優しいテニーだ。 「何々?朝だって言うのに騒がしいわね。」 そういいながら、ルルもテニーの部屋に入ってきた。 「よう、ルル。」 「何があったのよ。ライ。」 「それがよぉ。こいつが不気味な予感がするっていってさぁ。」 ジールを指差しながら、ライがいった。 |
σ(´∀`)σ | 1/30 15:52:35 | 6034cfemDoLbza7BA||699 | ||
ここはリーパー学校の寮。学校から家が遠い生徒が、ここに泊まって学校に通うのだ。 「何よ。予感って…。何だか不気味ね。」 「それがね。何か、すごい事件が起きそうな予感がするんだ。それも、あの館でね。」 「あの館って…まさか。」 「フィルトール大佐のぉ」 テニーの心細い言葉に続いて、ライとルルが口をそろえて言った。 「そう、あの事件が起きた大佐の館で、また事件が起きようとしている。」 ジールが落ち着いた様子で答えた。 |
σ(´∀`)σ | 1/30 15:53:26 | 6034cfemDoLbza7BA||179 | ||
「この事は誰にも言わないようにしようぜ。」 「でっでも、早く警察に言わないと…」 「まだ本当かどうか分からないし、どうせ子供の言う事は信じてもらえないじゃない。」 「ライとルルの言うとうりだよ、テニー。他の人に言うと、犠牲者が増えるだけ。」 「そうよ。あの館は呪われているんだから。」 ((カーン、カーン、カーン 「あっやっべぇ〜鐘がなっちまった。」 ライの言葉を合図にしたかのように、皆は部屋を出て急いで学校へ向かった。 「せっ先生。すみませ〜ん。」 4人の中で1番足が速いルルが教室に入って先生に言った。 次にテニー、ジール、そしてライが教室に入った。 |
σ(´∀`)σ | 1/30 15:55:32 | 6034cfemDoLbza7BA||64 | ||
「いったい何をやっていたんだ。遅刻をするような理由があったのか?」 「こっこいつが寝坊して。」 ライが、ルルを指差してそう言った。 「ほう。ルルが寝坊ねぇ。お珍しい事。」 「私寝坊してません。ラっライですよ。ライが寝坊を…」 ジールとテニーは二人で寝坊の役を譲り合っている所を見て噴出していた。これが目に入ったセラム先生は 「こらぁ〜四人共廊下にたってろぉ〜」 と、怒鳴りつけた。 その先生の顔を見たジールとテニーはもっと噴出したくなるのをこらえながらそそくさに廊下に出た。 |
σ(´∀`)σ | 1/30 15:55:53 | 6034cfemDoLbza7BA||656 | ||
「はぁ〜。こうなったのはお前らのせいだぞ。」 ため息をつきながらライが言った。 「どっどうして僕たちのせいに?」 「だってそうだろ?お前らが笑わなければ…」 テニーの言葉に続いてライが、ライの言葉を遮るようにして、ジールが言った。 「これは皆のせいだよ。誰かのせいにしようとするライのせいでも、つい笑ってしまった 僕たちのせいでも、ルルのせいでもあるんだ。」 この言葉を区切りにこの喧嘩は終わった。 そして、今日1日の授業も終わった。明日からは、秋の休みに入る。 |
σ(´∀`)σ | 1/30 15:57:4 | 6034cfemDoLbza7BA||8 | ||
第2章『第2の事件』 それぞれの部屋に入って30分がたとうとしていた、その頃。 いきなりテニーの部屋に3人がかけ込んで来た。 「はぁ。はぁ。とうとう…事件が起きたわ…」 やっぱり、先に言ったのはルルだった。 「お前はたまにしかテレビを見ないから、わざわざ教えに来てやったんだぜ。」 そう言ったのは、1番足が遅いライだった。 「そんな…。なっなんでこんなこと…。」 すると、ジールが怒った口調で言った。 「くっそぉ…。こんな事になるんだったら警察に言っておくんだった。」 「とっとにかく、テレビ見ましょう。ねっ?ジールも。」 |
σ(´∀`)σ | 1/30 15:57:57 | 6034cfemDoLbza7BA||779 | ||
「そっそうだぞ。自分で言ってたじゃネーか。警察に言うと犠牲者が増えるだけだって。」 ルルとライが、ジールに優しく言った。優しくというか、何処かおびえた様子もある。 テレビを見てみると、アナウンサーが 「犠牲者のほとんどが警察官で、100人を超えているようです。」 と言っている。どうやらあの館を不審に思った回りの住民が警察に通報してこんなにも 犠牲者が出たらしい。これからもどんどん警察官を導入するらしい。 テレビを見ていた4人は揃ってため息をついた。 「やっぱり、誰かが通報したのね…」 ルルが悲しい表情を見せてそうつぶやいた。 |
σ(´∀`)σ | 1/30 15:58:19 | 6034cfemDoLbza7BA||566 | ||
「でもどうして通報しちゃいけないんだ?」 ライは元気出せといっているかのように、大きな声で皆に聞いた。 その質問にまっさきに答えたのが、ジールだった。 「聞いた事ないのか?あの館には誰も住んでいないのに、あかりがともっているっていう 話…。それで、誰が館にいるのか調べに行った人はみんな帰ってこなかったんだ。 それを心配した人が通報したんじゃないのかな。」 「そうなんだぁ…」 また3人は声を合わせて言った。すると、誰かがこういった。 |
σ(´∀`)σ | 1/30 15:59:11 | 6034cfemDoLbza7BA||732 | ||
「ねっねぇ。僕らでその真相をさっ探りに行かないか?」 そう言ったのは、ひっこみじあんのテニーだった。周りのみんなはテニーをじっと見つめている。そして、ライがテニーの肩をたたいてこう言った。 「ただの気の弱い奴だと思ってたけど、今日はなんだか違うなぁ。かっこよく見えるぜ。」 「実はね、私もそれを考えてたの。でも、言いだせなくて…」 ルルの言葉につづいて、またライがこう付け足した。 「さぁ。お前だけだぞ、ジール。もう、3人も賛成してるんだ。お前だって賛成だよな?」 「僕は反対だ。子供には無理な事だ。なにも、僕達じゃなくていいじゃないか。」 |
σ(´∀`)σ | 1/30 15:59:37 | 6034cfemDoLbza7BA||118 | ||
「さてはジール。恐いのね。ほら見なさい。気の弱い、いや、今は気の強いテニーだって、 女の私だって言ってるのよ。ジールは男なんだから…」 と、ルルはジールの心を見抜いたかのような様子で言った。 「違うんだ。昨日実は、この事件の事と、何か危ない事をしようとしている何人かの中の誰かが危険な目にあうって予感がしたんだ。」 「危ない事をしようとしている何人かってまさか…私達の事じゃない?」 ルルは何か恐ろしい物でも見たかのような顔をしてそう言った。 |
σ(´∀`)σ | 1/30 16:0:24 | 6034cfemDoLbza7BA||306 | ||
「はっ早く言ってよ…」 「ジールってよっぽど臆病なんだな。ルルとテニーはさっき賛成したんだからもちろん 行くよな?」 「えっ…」 困ったような顔をして二人は顔を見合わせた。 「じゃあ、出発だ。ジールはここに残ってろよ。」 「だったら…だったら行くよ。心配だし…。行く途中で何か予感がするかもしれないしさ」 |
σ(´∀`)σ | 1/30 16:2:14 | 6034cfemDoLbza7BA||821 | ||
ここで終りにしときます。 てか、名前は無理矢理つけました((アセ^^; フィルトールなんているかぁ? ま、細かい所は気にしないで読んでくだせい★ |
σ(´∀`)σ | 1/30 16:3:10 | 6034cfemDoLbza7BA||969 | ||
あと、ここまでの感想まってます♪ って、こんな内容じゃ感想なんてないか。ははは。 |
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