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4283グランデュール・サーガ―光と闇の血ミラル2/2 21:19:382182cf/fohsN2Sgpw
 〜あらすじ〜
王女シルヴィアは死者の国で生まれた孤児だった。それを今の王と王妃が引き取った。
彼女は元気に成長し、後に治める国を見て回るたびに出ることになった。
彼女は旅に出たばかりの頃出生の秘密を聞く。彼女は死神の娘であり死神になる運命である。
その運命と戦うために、シルヴィアとその仲間は死者の国へ向かう!

シルヴィアたちは死神の手下と戦いながら死者の大地を死者の国へと向かっていた。
シルヴィアはエルシナに必ず戻るといい、死者の門をくぐった。

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「第十六章 漆黒の闇の地」

門をあけ、死者の国へ入っていくシルヴィア。戦いながらそれを見守る仲間。
闇。死者の国は暗かった。シルヴィアが生まれた時よりもはるかに。
「待ちかねたぞ、シルヴィアミラス」それはまさに輝く草原で聞いた声。
「それならなぜ邪魔ばかり?せっかく仲間になったばかりの命まで奪って!」

ミラル2/2 21:20:302182cf/fohsN2Sgpw||545
「そう怒るでない。そなたは我が娘ではないか」
「娘ですって!」シルヴィアは闇に向かって怒鳴った。「冗談じゃない」
「そうか?」くっくっくっ、と不気味な笑い声が響いた。
「まあ仕方あるまい。お前は私のせいで人生を狂わされたとでも言いたいのかな?」
シルヴィアはそのとおり、と言わんばかりに頷いた。

ミラル2/2 21:20:592182cf/fohsN2Sgpw||523
「こっちのこと、あんたには見えてるんでしょう?」
「お前のことを見ているのは私ばかりではない」少し間をおくと続けた。
「何百と言う闇の生き物、死者や悪魔がお前を見ている」
「なぜ今までのように私を襲わせないの?」
「わからないか?今は私が自ら手を下せる」ぞっとする声で言った。

ミラル2/2 21:21:472182cf/fohsN2Sgpw||44
「つまり……殺すってこと?」
「いかにも。お前の中にある血の力もここでは役に立たぬ!」
「私の力であなたを倒すことも出来ない」囁くように彼女は言う。
「かまわない。自らの意志で自らの運命から外れる」シルヴィアはきっぱり言った。
「自らがその血に支配されるよりは命を落とすか」その言葉には微かな驚きがこめられていた。

ミラル2/2 21:22:232182cf/fohsN2Sgpw||302
「シルヴィアミラス。そなたが望むなら、今ここで消えるがいい!」声が轟いた。
シルヴィアは目をとじた。一拍置いて体に衝撃が走る。
あたりが暗くなる。死者の国よりもさらに。闇に向かって落ちていく。
深く、深く――

                         ―――To be continued.

ミラル2/2 21:23:472182cf/fohsN2Sgpw||958
ちょっと短かったですね^^;;
20話で最終会になる予定です。

エルロイド2/2 21:26:02191cfMyXd1swMxuA||567
こんばんわ〜
20話か〜もうすぐですね
最後まで
頑張ってください


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