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4376グランデュール・サーガ―光と闇の血―最終回ミラル2/19 8:43:316121cfXjTe2lBi5x2
 〜あらすじ〜
王女シルヴィアは死者の国で生まれた孤児だった。それを今の王と王妃が引き取った。
彼女は元気に成長し、後に治める国を見て回るたびに出ることになった。
彼女は旅に出たばかりの頃出生の秘密を聞く。彼女は死神の娘であり死神になる運命である。
その運命と戦うために、シルヴィアは死者の国へ向かった。

死者の国で、死と再生を果たしたシルヴィアは死んだと思われていた母に出会う。

――――――――――――――――――ここにこの物語は完結する!――――――――

ミラル2/19 8:44:326121cfXjTe2lBi5x2||897
?終「終章 終りなき始まり」?終太

彼らはまたしても息を呑んだ。
彼女の耳は、ほんの少しとがっている。エルフの血が入っている証拠だ。
それに加えて、かなり薄いが光の環が頭の上に浮かんでいる。
そして、飛べるほどではないが小さな羽根が――

「そう、わたくしは人の血だけでなく、エルフの血に加え天使の血を持っているのです」
シルヴィアの母、ミルザムは言った。

ミラル2/19 8:45:06121cfXjTe2lBi5x2||380
「それはあなたも同じです。闇と打ち消しあい、外見には表れなかったようですが、
あなたの中には間違いなく力があります。死と、再生。
その効果で、闇と光はあなたの中で混ざり合い、新たな力を生んでいます」
「そして、お前は強い絆で結ばれた半獣の友を持っている」父、死神も言った。
アイラは頷いた。「私たちの出会いは意味のあるものだったのね」
「今のあなたなら、闇の世界と光の世界の橋渡しをすることが出来るのですよ」

ミラル2/19 8:45:316121cfXjTe2lBi5x2||741
「長は……」エルシナが口を開いた。「我が母はこのことを知っていたのですね?」
「すべてでは無いだろうが。年長のエルフは秘められた真実を見通すと言うからな」
「シルヴィアミラス・グランデュール。我が娘にしてグランデュールの王女よ。
これは始まりに過ぎない。お前はこの国を永遠に治めることになるでしょう」
「我が血を受け継ぎ、再生を成し遂げた者。そなたが望むまいとそなたは永遠の命を持つ」
「いいえ。彼女が生き続けることが運命なのだとしても、そうなるかは誰にも分かりませんわ」

ミラル2/19 8:46:06121cfXjTe2lBi5x2||975
「お前の言うとおりだな、ミルザム。シルヴィアミラス・グランデュールよ、
私はこの地を跳ねられことは出来ぬ、だがそなたの母と共に城に戻るが良い。
全てを王と、国民に伝えるのだ」
「闇の側として私が参りましょう」メイベルは言った。
「半獣の側として私がいきます」アイラも言う。
「そして僕達もね!」フィールも、仲間たちと頷きあいながら言った。
「それでは、皆で参りましょう」

ミラル2/19 8:47:306121cfXjTe2lBi5x2||183
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
こうして王女様はお帰りになられました。すべての仲間と共に。
王と王妃はすべてのことをお聞きになり、全てを理解したのです。
今も、シルヴィアミラス様は仲間と共にこの地を治めていることでしょう。

これは、王室付きの記録係、エアリアが関わった方々からお聞きした事を元に、
ここに記したものです。

                         2月19日
                            エアリア

――――――――――――――――――――――――――The end... For now――――――――

ミラル2/19 16:26:06121cfj7/MkZtqfUU||891
「おわり……今のところは」という終わり方にしたので、
またこの世界の新しい話を書くことになるかもしれません
また、この世界観や、キャラクターを使ってお花しか居てくれる人大歓迎(^◇^)

それから、新しいお話を書いてみたのでまたいつか載せますね。
「ムゲンの世界(仮題)」を、よろしく^^

エルロイド2/22 22:22:322191cfMyXd1swMxuA||533
こんばんわ〜
感想遅れました(汗
おぉ・・・なんと
ハッピーエンドw(当たり前?
ムゲンの世界ですかぁ
面白そうですね^^
これからもよろしくですw


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